2013年6月10日

6月10日 浅田真央・舞 チャリティスケート教室

6月1日(土)に宮城県仙台市「アイスリンク仙台」で行われた、浅田真央さん・舞さんによるチャリティスケート教室の模様をお伝えします。


浅田真央さんと舞さんの姉妹が、「Support Our Kids Project」の活動に協力。東日本大震災で被災した、福島県いわき市と宮城県石巻市の小学生、およそ70名が招待され、行われました。

浅田真央さんによる、スパイラルやジャンプなどのデモンストレーションのあと、子どもたちがスケートシューズを履いてリンクに。真央さん、舞さんによるスケート教室が行われました。

◆生徒たちの感想
女の子「スケートは難しいのがわかったのと、夢をあきらめなかった二人を見て、わたしも保育士になる夢を持っているので、わたしも夢をあきらめないようにしたいと思います。」
男の子「5歳からスケートを始めて、長い間スケートを続けることは大変なことなのに、ずっと続けていることにびっくりしました。なので、僕もいま自分が夢中になっていることを、いろいろチャレンジしてみて、自分の前に立ちふさがるハードルを乗り越えている二人みたいになりたいなと思っています。」

◆宮城県石巻市 釜小学校の土井正弘校長
うちの釜小学校も雄勝小学校も、被災の甚大な学校。釜小学校は児童25人の犠牲者が出て、生き残った子供も親や兄弟や親せきを亡くした子が多い。毎日子供たちを元気づけるのがわたし校長の仕事だと思っている。それでわたしは「復興教育」を掲げているが、浅田真央さん、舞さんとのふれあいの機会を持たせてやりたいなと思っていた。
とにかく子供たちを元気づけてやりたいのが一番。大変よろこんで滑ってました。

◆浅田真央さん感想
結構みんな初めてすべる子たちが多かったので、最初は大丈夫かな、ケガとかしないかなと心配だったんですけど、最後はみんなでリレーとかして、ケガなく終われて、みんな楽しかったと言ってくれたので、よかったと思います。
今日来た子供たちもみんな悲しい想いとかつらい思いをしたと思うけど、こうして明るく楽しくすべることができて、わたし自身すごく元気をもらいましたし、スケートの楽しさを感じることができたので、すごくよかったなと思っています。
まだまだみんな小学生で小さいので、これからもなにか一つでも夢をもって毎日頑張ってくれたらいいなと。今日の出来事もよい想い出として今後また自分もがんばろうと思ってもらえたら。



浅田真央・舞姉妹によるチャリティースケートショー

2013年6月7日

6月7日 銀座復興バー


今朝は、東京・銀座にオープンした一軒のバーをご紹介します。
宮城県・石巻の町づくり団体「ISHINOMAKI2.0」が地元と県外のボランティアの交流の目的で、石巻に作ったお店『復興RAR』。これを、東京・銀座に期間限定でオープンするという試みです。

場所は銀座八丁目。5月31日から今月29日までオープンしています。この企画の発起人、茂手木厚志さんに伺いました。

◆コンセプトは「つながる」
元々は外資系のアパレル関係の人間たちで東北支援会というのを発足。被災地の人を招いて交流してもらう。被災地の今を伝えるべく発足。その中で宮城・石巻2.0と知り合うきっかけがあり、話を聞く中でもっと被災地と東京の交流ができないかと考えた。東京の真ん中・銀座に、復興や震災の今を発信する場所が欲しいと思い、復興BARを銀座に持っていこうということで石巻2.0松村代表に相談した。


茂手木さん自身、石巻の元祖・復興BARでお酒を飲み、復興を目指す人たちに触れ、ボランティアとしてこの企画を提案しています。そしてこの銀座復興バー、カウンターに立つのは被災地で復興を目指す様々な人たちです。

◆日替わりマスターがおもてなし!
石巻の復興BARには1日マスターというのがある。月に1度定期的にやっている。それにヒントを得て銀座では毎日の日替わりマスターというのがある。そうすれば30日間に30人の考え方の違うマスターが店を開ける。それぞれ考え方が違う。水産会社、酒蔵、変わったところでは石巻のラジオ体操を啓蒙する
活動をする方もマスターになる。みなさんが熱い思いでしゃべっているというのが正直な感想。真剣に悩み、将来的なビジョンを語り合っている。テーブルの上には石巻から直送の魚、クジラの缶詰などが並んでいる。銀座の一角だが宮城の飲み屋さんで将来を語り合うような雰囲気が感じられる。300人は超えている。この分で行くと開催は1か月だが1500人くらいの集客がある。それ以上の被災地とのつながりが持ってもらえることに感謝している。





◆お客さんの声
・東京からは距離があるので、こういうことをやると石巻を感じられるきっかけになるのかなと思った。
・まだ行ったことはないです。きっかけがあればぜひ行ってみたい。今日も石巻出身の人と知り合いになれたので良い機会だったかなと思っています。
・メニューも色々あって、今日はサバの味噌煮と牛タンつくねとクジラを頼みました。
・そこに住んでいる人たちと料理を通して少しでも身近に感じられれば、そこに行ってみたいなという気持ちになりますね。


復興BAR銀座の場所は、『銀座 蕎麦の花』(東京都中央区銀座8-11-9 STB11ビル 1F) 。お店が閉店する午後6時から10時まで。売り上げは、被災地からやってきたそれぞれのマスターや被災地支援に還元されるということです。

ちなみにこの週末の日替わりマスターは、福島県二本松市の酒蔵『人気酒造(にんきしゅぞう)』。総理主催の晩さん会でも出された日本酒を作った酒蔵。美味しい日本酒や地元の特産品が楽しめるということです。


『復興バー銀座』

来週は、フィギュアスケートの浅田真央選手が、仙台で行ったチャリティスケート教室の模様をお届けします。
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パーソナリティ 鈴村健一

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