2017年4月19日

4月19日 南阿蘇村「まるでん」増田一正(3)


南阿蘇村の玄関口、阿蘇大橋のすぐ目の前でレストランを営んでいたのがごはん処「まるでん」オーナー 増田一正さん。
地震で自宅とお店は全壊。一度は阿蘇を離れることも視野に入れましたが、アウトドアガイドの仲間の支援で、地元の小学校で木登り体験(ツリーイングイベント)をしたことがきっかけとなり「もう一度この地で暮らそう。阿蘇で頑張ろう」とその想いを奮い立たせました。

◆「自然を活かすのも人の想いがあってこそ」
2年前にアウトドアクラブ南阿蘇knotと言って、同世代の若いガイドを集めて一緒に頑張ろうやって、チームを作ったんです。10人ぐらいいるんですけど。例えば阿蘇五岳の中で烏帽子岳って山があるんですけど、私たちメンバーの中にガイドしながらペンションしている子がいて、夜ご飯食べた後に烏帽子岳に連れていって星空や月を見てもらったりしてて、うまく一つの観光の面白味を伝えられる事業になりつつあるなと、去年は「4月に入ったらもう少し広めるために進めていこうかね」って話をしていた矢先の地震だったんです。今烏帽子岳って例をあげたんですけど、ナイトハイクは南外輪山の一部の大矢岳で再開しています。今まで通りお客さん来てくれるかわからないんですけど、きっと来てくれると思います。やっぱり素晴らしい自然いっぱいあるんですけど、でも自然を活かすのもそこに携わる人だと思うんですよね。人の想いがなければどんなにすごくいい自然、森、木、谷、水があったとしてもそこに携わる人の想いがなかったらその自然も活かされないと思う。このカルデラの地域の中なんですけど、いろんな先代の方たちの想いが詰まっているところだと思う。例えば野焼きにしても焼くことによって草原が維持されてそこに暮らす人たちの営みができて、アウトドアもこの南阿蘇の地域の想いをガイドだけじゃなく、宿泊施設だったり飲食店だったり農業だったり、そこに暮らす人々がつながっていかないとその自然も壊されてしまうし魅力も伝わらないと思う。でもそれがずーっとこの地域に代々伝わってきていると改めて分かって、地震があったからその大事さわかるようにしてくれたんかなと思いますね、今ここに残っていると。



増田さんのもう1つの活動、「アウトドアクラブ南阿蘇knot」では現在、ツリーイングの拠点として南阿蘇村・久木野地区のキャンプ場をリニューアル中。7月にオープン予定です。近くには温泉や、宿泊施設もあるので、キャンプ場だけでなく南阿蘇に長く滞在してくれるような観光の拠点にしたい、と話してくれました。夏は川や田んぼに蛍が舞うそうですよ!

アウトドアクラブ南阿蘇knot 公式サイトFacebook

パーソナリティ:中西哲生・高橋万里恵

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