2013年3月20日

3月20日 福島県伊達郡国見町・国見バーガーで復興を 商工会青年部 山崎敦さん

今朝も引き続き、福島県の最北端、伊達郡国見町から復興への歩み、お伝えします。

お話を伺ったのは、国見町商工会青年部の山崎敦さん。震度6強のゆれに見舞われた国見町は、商店街も大きな被害を受けました。山崎さんをはじめ、商工会青年部のメンバーは商店街の復興をめざし、地元名物を使ったB級グルメのPRなどを始めています。


◆国見バーガーで商店街を元気に
地震で商店街のほうも大打撃を受けて取り壊されたところもある。
震災前からの後継者不足もありシャッター街もあり商店街は寂れた上体。震災後はそれが加速している。

少しでも元気づけたいということで、国見バーガーというのを作り、商工会でキッチンカーをリースして、
色んなお祭りに参加して、国見を広めている。
去年3月25日に、国見町おもしろ再発見という食を中心にしたイベントを開催。
国見の名物を一つ増やそうということで地元名物・さくま商店のサバの味噌煮を利用して国見バーガーを開発した。パンの中にサバの味噌煮が入っている。トマト、レタス、玉ねぎをのせてあっさりした感じで出している。その商店で前から販売していてすごく美味しいということで県北地方では昔から有名だった。

所さんのダーツの旅で国見町が紹介され、そこでサバの味噌煮が紹介されて全国的に有名に。北海道や沖縄からも問い合わせがあり、そこでさらに有名になったので、メインに考えていこうということで開発した。意外とクセが無くサラダ的なものも中に入っているので思ったより美味しい。みんな、「ごはん・ごはん」と言うが、そこはあえて意外性を狙ってパンを使ってみました。



国見バーガーは現在、イベント開催時のみの販売で、まさに今、お店での常時販売も計画中。また国見町は果樹園もあり、特に桃がとても美味しくオススメだと山崎さん。 今後は、果樹園や商店街を巡る、復興支援ツアーも検討したいと話しています。

◆若いアイデアで復興を
まだまだ風評被害もあり完全復興とはいかないが、大打撃を受けた商店街を少しでも賑やかにできればと思っている。なかなか難しいが、若いアイデアで、青年部一丸となって頑張って復興の手伝いをしていきたい。ぜひ国見町に立ち寄ってみて下さい。


パーソナリティ 鈴村健一

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