LIVE REPORT

放送日時:2013年7月27日[土]
ゲスト:ジュディ・オング

Information

台湾の歴史的人物、軍医であり政治家の翁俊明(父方)と台南の大地主・劉鵬(母方)を祖父に持つ。 父の仕事の関係で 3 歳で来日。 中華学校からアメリカンスクールに転校して間もなく「劇団ひまわり」に入団し、芸能界入り。 アジアで主演女優賞を受賞し、日本ではレコード大賞を受賞する。 女優、歌手として活躍する一方で、現在版画家としては、台湾台北市南港区の都市再開発プロジェクトの壁 画デザインを手がけている。
また、Health & Beauty を軸としたエイジレス提言を積極的に行い、多くの支持者を持つ。 ジュディ・オングは、元祖マルチリンガル・タレントである。

NEW ALBUM『LAST LOVE SONGS ~人には言えない恋がある~』
NEW ALBUM『LAST LOVE SONGS ~人には言えない恋がある~』
¥3,150 (TAX IN)

「Judy's World ジュディオング公式サイト」
http://www.judyongg.com/

ジュディ・オング 写真

LIVEレポート

夏真っ盛り!
今回KIRIN BEER Good Luck Liveにお迎えしたのは、
ジュディ・オングさんです。
黒の革のジャケットに、満天の星空のようにキラキラ輝くトップス、
そして、真っ赤なピンヒール!
クールで凛とした雰囲気ながらも、笑顔が温かくて、
楽しいお話で緊張した会場を和ませて下さいました。

オープニングトークでは、
ミリオンセラーの名曲“魅せられて”の秘話も。
あの曲と言えば…両手を広げるあの舞い!
なんとジュディ・オングさんご自身が考案したもので、
元々は、あの大きな袖にエーゲ海を映すスクリーンドレスと名付けていたものの、
映像が間に合わず、後ろからライトを当てるという演出に変わり、
それがトレードマークになったのだそうです。

今回は、70~80年代の悲恋・失恋ソングを集めた初のカバーアルバム
「LAST LOVE SONGS~人には言えない恋がある」を中心に、
アコースティックセットのライブを届けて下さいました。

「魅せられて」のあのフレーズでショーの幕開け。
エキゾチックなメロディに変わり“異邦人”。
ジュディオングさんが歌うとさらにそのエキゾチックな魅力が濃厚に。
ハッとするほどの美しさ。お姿もお声も、眩しい!

MCでは、17歳の時に初代キリンレモンイメージガールのさわやかさんを
されていたことを話してくださいました。

続いては、丸山圭子さんが20歳のときに歌った“どうぞこのまま”。
今日は、母世代の誰もがラジオの前で一緒に歌っていたことでしょう!
まるで私達に語りかけるように、歌詞もメロディも愛しそうに歌うジュディオングさん。
最後には投げキスも!
男性も、女性もその魅力にキュン!

そして、テレサテンさんの“つぐない”
ジュディオングさんの同郷であるテレサテンさんが15歳の時に
ジュディオングさんの“さようなら17歳”をカバーして、
地元に帰った時には、既にヒットしていたということがあり、
今回、カバーアルバムを作るにあたってどうしてもテレサテンさんの曲を
入れたかったというお話を聴かせて下さいました。

「なんか来てるような気がするの、テレサが。」と
ピアノ一本で、特別な想いを胸に歌って下さいました。
一点を見つめながら歌うジュディオングさん。
それは、まるでテレサテンさんへ向けて歌っているかのよう。
切なすぎる別れの歌ですが、どこかテレサテンさんへの愛が感じられるお声。
聴いていて、じわりと涙が溢れてきました。
そして、ジュディオングさんご自身も歌った後、
涙をふいていらっしゃる姿が印象的でした。

ライブ・パート2では、
語りかけるように“グッバイ・マイ・ラヴ”を。
間奏の英語の語りも、情感たっぷりに。
そして、続いての曲は“別離”。
この曲をジュディオングさんのカバーで聴きたいというお話から、
今回LAST LOVE SONGSというカバーアルバムを作ることになったのだとか。
そのお話をされた後に、目を閉じて、
スーッとその世界に入っていく姿は、まさに女優。
一曲、一曲その歌の女性を演じ、豊かな感性で、私達の心を魅了!

ライブ・パート3では、
ジュディオングさんの名曲の数々を。
“花嫁の耳かざり”
オリエンタルなメロディにのってエレガントな踊りも。
なんて贅沢なライブなんでしょう。

“愛のめぐり逢い”
太陽のようにはつらつとしていて、華やか、そして、優雅!
どこまでも伸びていく声が気持ち良く、
“幸せ”にどっぷりと浸る喜び。

最後には“魅せられて”を。
ジュディオングさんにとって「人生を変えてくれた曲」と。
もちろん、あの舞いも!
女性が憧れる美しさ、チャーミングさ、聡明さ、しなやかさ、
カッコよさ、包んでくれるような温かさ、そして、まっすぐな瞳、
全てを持っていらっしゃるジュディオングさん。
「女性がいつまでも女性であることを大切にして紅をひいて、
それを男性が素敵だと思うことが大事」というお言葉。
胸にしっかり留めておきたいと思います。

まさに“夢”のようなヒトトキ!
ジュディ・オングさん、本当にありがとうございました!
ライブの様子

Set List

  • 1.異邦人
  • 2.どうぞこのまま
  • 3.つぐない
  • 4.グッド・バイ・マイ・ラブ
  • 5.別離
  • 6.花嫁の耳かざり
  • 7.愛のめぐり逢い
  • 8.魅せられて
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