KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

Be Free！

そんな想いがラジオからも伝わってきた KIRIN BEER“Good Luck” LIVE
それは、等身大で自然体、ありのままの飾らない大黒摩季さんがそこに居たからこそ生まれた空間でした。

本番、3分前。
エアリーなロングヘアーに、虹色のチューブトップ、鮮やかなピンクのミュールで登場した瞬間から、スタジオイリスの空気は開放的に。
まるで、密閉された扉が次々と開いていくように、私たちの心まで解き放ってくれました。
それは、私たちの前で大黒さんが「すっぴん」でいてくれるから。
だから、私たちも「すっぴん」になれる。
そんな風通しのいい、お互いの扉を開き合うような空間がスタジオイリスにはありました。
そして迷い無く伸びていく大黒摩季さんの歌声は、開かれた扉を通じてラジオの向こうにも届いたはずです。

さて、今回のライブは、ギター、ベース、キーボード＆ピアノという編成。
思い出の詰まった懐かしい曲から新曲まで、スペシャルな選曲で沸かせてくれました。

「じゃ、みなさん準備はいいですか。楽しんでいきましょう！」と、
「DA KA RA ～ チョット」でスタート。

最初からエンジン全開！
スタジオも盛り上がる盛り上がる！

続いては「まだ夏の光は残ってるからね。」と、「夏が来る」

そして、８月２５日にリリースされるNEW ALBUM「すっぴん」について、

「２年半ぶりになってしまったけれど、その甲斐あって納得のいく作品になっています。
自分にとってみれば、毎回更新するべく頑張ってきているんですけど、今回はぐーんと更新したぐらい良い出来です。
特に同世代のみなさん、若い子たちには昭和の良いところも教えたいので、是非聴いて下さい。」

と、タイトル曲「すっぴん」を披露。
座っていた椅子から立ち上がって、オーディエンスに語りかけるように歌う大黒さん。
柔らかい表情がとても印象的でした。

と、ここで、大黒さんが話し始めたのは、プロフィンドサーファーの飯島夏樹さんについて。
夏にツアーを回る大黒さんと、同じ時期に大会に出場していた飯島さん。
互いに面識はありながらも実際に会うことなく、飯島さんは他界してしまったそうです。
その訃報を聞いて、津波のような思いが大黒さんを駆け巡ったこと。
その思いから生まれた曲「HEAVEN'S WAVES」を流しながら、ビーチに散骨をしたこと。
飯島さん原作のドラマ「Life 天国で君に逢えたら」の主題歌は、大黒さんに書いて欲しいと奥様の寛子さんから依頼されたことなど、
１つ１つ気持ちと言葉を確かめるようにして話してくれました。

静かにマイクを握り、時々天を仰ぎながら、主題歌「最後のラブレター」を歌う大黒さん。
この曲は、雨だったのに夕日が燃えたり、暴風だったのに止んだりと奇跡を呼ぶ曲なのだそうです。

「ラジオを聴いてくれているみなさんの周りで、小さな奇跡がキラキラと起きてくれたらいいな。」

そんな大黒さんの想いは、スタジオイリスにいるオーディエンスの涙となっていました。

ライブ中、CM中、

「歌っていいよ！」　「ありがとう！」　「いいね～。」　「ピースだったね。」

と、スタジオの雰囲気を常に明るくしてくれた大黒さん。

ライブのラストは、オールスタンディングとなり、「ら・ら・ら」の大合唱で幕を閉じました。

あっという間に駆け抜けたライブでしたが、大黒さんの歌声、想いはしっかりと充満していた　KIRIN BEER“Good Luck” LIVE
エンディングでの乾杯では、バンドメンバーやオーディエンスと笑顔を交わし合い、とっても良い顔をされていました！

現在「Maki Ohguro LIVE2010 “大人解放クラブ BLACK CAT STAGE∞2」ホールツアー中。
また、8月25日には、２年半振りとなるニューアルバム「すっぴん」をリリースします。
その後は、「大黒摩季＆kazumi Dream Live」を北海道ツアーとして回られるそうです。

大黒摩季さん、お忙しい中、本当にステキなライブをありがとうございました！

その他、ライブの裏話＆感想などはこちらにも掲載しています。是非ご覧下さいね。
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