LIVE REPORT

放送日時:2014年6月28日[土]
ゲスト:川嶋あい

Information

2003年、I WiSHのaiとしてメジャーデビュー。デビュー作「明日への扉」はフジテレビ系恋愛バラエティ番組「あいのり」の主題歌として一大ブームを巻き起こし、90万枚のセールスを記録。その後ソロ活動を開始し、映画「ワンピース」の主題歌となった「compass」や毎年卒業ソングランキング上位にランクインされる今や卒業ソングの定番となった「旅立ちの日に…」など、川嶋あいとしても数々のヒットを出している。去年デビュー10周年を迎え、原点回帰をテーマに積極的なライブ活動やリリースを行っている。

ニューアルバム『Shutter』<br />
【初回限定盤】完全撮り下ろしのフォトブックレット+はあちゅう書き下ろし小説を収録!!
ニューアルバム『Shutter』
【初回限定盤】完全撮り下ろしのフォトブックレット+はあちゅう書き下ろし小説を収録!!
¥3,780円(税込)

ニューアルバム『Shutter』【通常版】
ニューアルバム『Shutter』【通常版】
¥3,000円(税込)

■LIVE
『Ai Kawashima 「 My home town ~12 years~」』
8月20日(水) 渋谷公会堂

『Ai Kawashima Tour 2014 Listen to my heart』
9月12日(金)新潟LOTS
9月13日(土)仙台Rensa
10月16日(木)大阪BIGCAT
10月19日(日)福岡DRUM LOGOS
11月26日(水)名古屋Bottom Line

※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「川嶋あい OFFICIAL WEBSITE」
http://kawashimaai.com/

川嶋あい 写真

LIVEレポート

「天使は大人になっても天使だった。」

一年の折り返し地点で、そんな風に感じさせてくれる
ライブパーティを届けて下さったのは、川嶋あいさんです。
目の覚めるような真っ赤なワンピースに、真っ白なスニーカーを合わせた
大人可愛いスタイルで登場。

去年デビュー10周年を迎えられ、11年目の今年。
先日6月25日に新たな展開ともいえるアルバムをリリースされました。
ニューアルバム「Shutter」
この作品は、作家でブロガーのはあちゅうさんとのコラボレーション制作。
カリスマ恋愛ブロガーでもあるはあちゅうさんから、
色んな恋愛のシチュエーションや言葉を送ってもらって、
そこから曲を制作したとのこと。これまで自分だけでは作れなかったような曲も
出来ましたとお話下さいました。

今日のライブについて
「一瞬、一瞬を大切に濃厚に過ごしたいと思うので、
心を込めてお届け出来たらなと思います。」と期待の膨らむメッセージ。


ライブ・パート1。
まずは川嶋あいさんの弾き語り。
「頑張れという言葉ではなく、この言葉で書いてみた応援ソングを
皆さんに贈りたいと思います。」という曲紹介から
“大丈夫だよ”

キーボードの前に座り、鍵盤を弾きながら歌う姿、
そして、声はデビュー当時の頃と変わらないまさに「天使」という言葉が
ぴったりのピュアな響き、あたたかさ。

決して背中を押す応援ソングではなくて、
そばにいて、見守ってくれるよう。

「大丈夫だよ 無理はしないで」
ふーっと息をはく時間をくれる。
スタジオイリスに集まったファンの皆さん全員、
静かに聴き入っていました。

立ち上がって真ん中へと移動し、メンバー紹介を。
ギター:長澤孝志さん、バイオリン:丸山美里さん
キーボード:西池達也さんと共に続いての演奏。

漫画が大好きな川嶋あいさん。
その中でも、大好きな「ワンピース」の劇場版の主題歌になった
“compass”を。

遠く離れた仲間を想う気持ちと、
自分のこれから歩んでいく道への覚悟と決意を歌った歌。
「歌わせて下さい。」という言い方が川嶋あいさんならでは。

歌声とギターとバイオリン、キーボードが、
大事な人から手渡されたお守りのようにひとつになって胸に届く。
優しさの中に芯のある声。

続けて、明るいギターのイントロ。
ファンの皆さんの手拍子が加わり“見えない翼”
梅雨空からちらりと顔を覗かせた青空がどんどん広がっていくよう。
一人ひとりの目を見ながら歌う川嶋あいさんのその瞳がキラキラ輝いていました。
元気をもらえる曲、そして、友達にしたい曲。


ライブ・パート2は、ニューアルバム「Shutter」の中から。
今回のはあちゅうさんとのコラボについてのお話。
「様々な女性像が今回の楽曲の一つ一つに潜んでいて、
色んな表情や角度を感じて頂けるアルバムになったのでは」と。

まずは、地元福岡から、上京してきたときの気持ちを書いた曲。
“空はここにある”

夢と現実、期待と不安が入り混じったあの頃の感情。
「上京経験」のある方は、きっと皆さん共感したのでは。
私も、当時住んでいた家のベランダから見た空の光景が浮かんできました。

なんとも柔らかいギターとバイオリンのイントロ。
“好き”
はじめての恋のように純粋な歌。
心に芽生えたばかりの双葉のようなハートが思い浮かぶ。
なんとも甘くて、素直で、ときめく曲。
大人の女性であることを忘れてしまうくらい恋の初々しさに溢れた声。
愛しく思える歌でした。


ライブ・パート3。
最後は再びキーボードの前に座って、川嶋あいさん一人で弾き語り。
高校生の頃、路上ライブ1000回を目標に活動していたときから
何度も何度も歌っていた“旅立ちの日に”

卒業の歌として、歌い継がれる曲。
上半期の終わりというこのタイミングに聴くのは、
なんだか気持ちを一度落ち着けてくれる。

“空はここにある”よりももっと前の自分を思い出させてくれる。
今よりももっと強く夢を持っていた頃。
友達となんでもがむしゃらに取り組んでいた頃。
笑顔が絶えなかった頃。
思い浮かべるとくすぐったくもあり、でも、大切だった時間が蘇ってきました。

天使の歌声というのは、その声の魅力はもちろんのこと、
そこに込められている魂もなんだなぁと改めて感じさせてくれる歌の数々。
心が洗われるようなとってもハートフルなライブ、
川嶋あいさん、ありがとうございました!
ライブの様子

ライブの様子

Set List

  • 1.大丈夫だよ
  • 2.compass
  • 3.見えない翼
  • 4.空はここにある
  • 5.好き
  • 6.旅立ちの日に…
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る