LIVE REPORT

放送日時:2016年6月4日[土]
ゲスト:サニーデイ・サービス

Information

曽我部恵一(vo.gt)・田中貴(ba)・丸山晴茂(dr)による3人組ロックバンド。
1994年メジャーデビュー。1995年に1stアルバム『若者たち』をリリース。「街」という地平を舞台に、そこに佇む恋人たちや若者たちの物語を透明なメロディで鮮やかに描き出し、90年代の“渋谷系”ムーブメントのなかでも、異彩を放つ唯一無比のバンドとして、街に生きる若者たちに支持されてきた。7枚のアルバムと14枚のシングルを世に送り出し、2000年に惜しまれつつも解散。
そして2008年に再結成を果たして以降、アルバム『本日は晴天なり』『Sunny』をリリース。かつてのようにマイペースながらも精力的な活動を展開している。2016年夏に通算10枚目のアルバムが発売予定。

“アルバム『東京』の発売20周年を記念したメモリアル・ボックス『東京
アルバム『東京』の発売20周年を記念したメモリアル・ボックス『東京 20th anniversary BOX』
¥11,000+税

「サニーデイ・サービス - ROSE RECORDS」
http://rose-records.jp/artists/sunnydayservice/

サニーデイ・サービス 写真

LIVEレポート

ライブの様子

カジュアルな大人感が最高にかっこいいお二人。
MCの時のラフな雰囲気と
歌い始めた瞬間世界が一瞬で変わる歌声。
そのギャップに終始魅了されていました。
ライブパーティーを開いてくださったのはサニーデイ・サービスのみなさん。
サポートドラマーに北山ゆう子さんを迎えてライブパーティースタートです。


ライブパート1

「baby blue」


お客さんが奥までびっしり埋まったスタジオ。
曽我部さんの歌声で、そのスタジオがふわっと軽くなるような不思議な空間に。
夢の中にいるようなまどろんだ時間です。
「baby blue〜〜!」と歌うと同時にジャーーーンと響くギターがかっこいい。
田中さんも目をつむってベースを弾く。
MCの時とは雰囲気がガラッと変わるお二人の姿が素敵でした。


「恋におちたら」


頭にこだまするように残る曽我部さんの歌声。頭の中で反響し続けるんです。
恋をしたときの感覚や可愛い歌詞にキュンとしながら。
「君をむかえにいくよ〜」と歌う曽我部さんの笑顔が最高に優しかったです。
ギターの弾き方も手の動きが大きくなってお客さんも一緒に盛り上がりました。


「あじさい」


もう少しで東京も梅雨入り。
雨の季節に憂鬱になりそうな気持ちを取り払ってくれるような時間。
声が少しかすれているのが心に染みて・・・・
ギターソロでは曽我部さんがドラムに近づき、向き合いながら体を動かし演奏。
それに続いて田中さんもベースでこたえるように、
体を波打たせるように動かして弾いて・・・スタジオの熱がぐんと高くなりました。

ライブの様子

ライブパート2

「苺畑でつかまえて」


体がふわっと浮かぶような不思議な感覚。曽我部さんの歌声の魅力がぐっとつまった一曲です。
ギターの1つ1つの音が弾む足音のような軽やかさ。
曽我部さんの歌声も、女の子が走って駆け抜けるような優しさを感じました。
個人的にこの曲がとても好きで、心がまっさらになるようでとても心地良かったです。


「MAN ON THE EARTH」


大江千里さんのカバー。
ドラムの音と一緒に自然とリズムをとりたくなる開放感。
お客さんも一緒に体を動かしながら聞いていました。
「I LOVE YOU〜」「ランランランラン」と曽我部さんと北山さんが歌うハーもニーが
とにかく心地いい。 歌いながらほとんど目をつむって歌った曽我部さん。
言葉を大切に歌っているのを感じました。


ライブパート3

「白い恋人」


曲が始まった瞬間、お客さんの表情がぱっと明るくなりました。
この曲を待っていたのかな?と思いながら聞いていましたが、
曽我部さんの顔からはすでに汗が流れて、田中さんは首からも汗が見えました。
サビの部分で少し顔を上に上げて、見上げるように声を伸ばしていく曽我部さん。
男らしい強くて優しい歌声に包まれて。


「青春狂走曲」


曽我部さんと田中さんのテンポの良いハーモニーが笑顔になれる一曲。
時間があっという間に過ぎ去っていくような
青春時代の毎日をめいっぱいに生きるあの感覚がよみがえってくるように
思い返しながら、懐かしさを感じながら聞きました。
間奏部分でスタジオの中心で3人が体をめいっぱい動かして演奏する姿も
この曲の勢いそのままに最高にかっこよかったです。


「NOW」


少しの間から一斉に音と歌声が響いていく。爽快で軽快で、一緒に歌いたくなりました。
「ランランララララ」と最後に歌う曽我部さんと田中さんの全力さが全身に伝わってきました。
「あ〜まだまだ終わらないでほしい」と思いながら
スタジオのみなさんと一緒に歌って。
大きな歓声と拍手に包まれましたよー。

どの曲にも残る優しい後味。
どの曲にも残る不思議なふわっとした優しさ。
まっすぐ届く優しさではなく、包み込んでくるような優しさがサニーデイ・サービスの魅力だと感じました。
肩の力が抜けたかっこよさがクセになります。

8月のニューアルバム、楽しみにしています。

最高のライブをありがとうございました。

ライブの様子

Set List

  • 1.baby blue
  • 2.恋におちたら
  • 3.あじさい
  • 4.苺畑でつかまえて
  • 5.MAN ON THE EARTH
  • 6.白い恋人
  • 7.青春狂走曲
  • 8.NOW
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