LIVE REPORT

放送日時:2017年9月23日[土]
ゲスト:moumoon

Information

Vo,/Lyrics YUKAとGt,/Composer Masakiによるユニット。
moumoonとは、フランス語の『mou(やわらかい)』と、英語『moon(月)』をかけあわせて作った、‘やわらかい月’という意味の造語。

2人は約10年前の夏、ロックフェスで出会う。
出会いから数週間後、Masakiの作ったデモ音源を聴いたYUKAは深い感銘を受け、本格的に2人で活動をスタートさせる事を決意。
またMasakiも同じようにYUKAの歌声に可能性を感じ、共にデモ作りを開始。
ユニット結成に至る。

ほぼ全ての楽曲のサウンドクリエィティブ、アレンジメントを2人で手がけるセルフプロデュースアーティスト。
2人からは常に新たな驚きと新鮮さを垣間見ることができる。

幼少期にMasakiはピアノ、YUKAはバイオリンなどからクラシックを吸収して育つ。
現在はポップス、オルタナティヴロック、エレクトロニカ、フォーク、インディーロックと、様々なジャンルを縦横無尽に飛び回る雑食主義だが、
Masakiの作る繊細かつ大胆なメロディと、その音に色彩・情景を吹き込むYUKAの歌詞と歌声、それらが混ざり合うことでmoumoonの色となり、
月の満ち欠けにも似た様々な表情を見せる。

結成以降、各地のラジオのパワープレイや数多くのCM、ドラマに楽曲が起用された事などにより知名度を上げ、
2014年は自身最大規模ツアー(日本国内16箇所)を実施、各Fesへも出演等、活動を拡大中。
また近年は、そのサウンド・ライブクオリティが世界各国で評価され、海外でのライブも積極的に展開。
世界に通用する日本発のアーティストとして、海外でも独自のポジショニングを築く稀有な存在になりつつある。
毎月満月の夜にはFULLMOON LIVEと銘打った、アコースティックライブを生配信。
アコースティックサウンドにて2人の持つアレンジ能力、
クオリティを聴き・見ることが出来る。

2017年はデビュー10周年の節目とし、
3月22日にキャリア初となるベストアルバム『FULLMOON』を発表。
更にはアコースティックアレンジベスト、オリジナルアルバムも制作中。


“ニューアルバム『moumoon
『moumoon acoustic selection -ACOMOON-』
¥2,700円(税込)10月4日リリース


■LIVE
【FULLMOON LIVE SPECIAL 2017 ~中秋の名月~ @東京・AKASAKA BLITZ】
2017年10月8日(日) 東京・AKASAKA BLITZ
開場 17:15 / 開演 18:00

※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「moumoon OFFICIAL WEBSITE」
http://www.moumoon.com/

moumoon 写真

LIVEレポート

ライブの様子

秋分の日。9月も半ばを過ぎて、秋を肌で感じるようになりました。
この日の東京も空気がひんやり。
だいぶ涼しくなりました。
肌寒い日には、ぬくもりある歌声を・・・・・
ライブパーティーを開いてくださったのは
moumoonのお二人です。

満月の夜は必ずライブをされているというお二人。
満月の強く引き込むような光に似た歌声。

YUKAさんの歌声とMASAKIさんのギター。
アコースティックライブが作り出す美しく神秘的な雰囲気に
心が優しくな れる時間でした。

*ライブパート1

静まり返った会場の中にYUKAさんの歌声がふわっと舞い降りて。
花びらのように可憐な歌声で
『どこへも行かないよ』。
悲しいときにこの歌があれば、心の痛みが和らいでいくような気がしました。
ずっと寄り添っていてほしい歌声。
包み込むような柔らかさと温かさがとても優しい。

MASAKIさんの繊細な口笛で始まったのは
『Sunshine Girl』。
目をつむって右手で指をならすようにリズムをとりながら歌うYUKAさん。
心地よいリズムに、お客さんも一緒に口ずさんでいました。
お客さんを見ながらたまにニコッと微笑むYUKAさんが
とっても可愛くて、胸がドキドキ。

ライブの様子


*ライブパート2

「月夜にちなんだ名曲を2つ聞いて下さい」と、
一曲目はエレファントカシマシの『今宵の月のように』をカバー。
左足でリズムを取りながらギターを弾き始めたMASAKIさん。
YUKAさんの歌声に寄り添うような柔らかい音がとても素敵です。
男性の歌もYUKAさんが歌うと、言葉がまぁーるく柔らかい。

歌い終わってひと呼吸おいてから、お2人が顔を見合 わせて
『moonlight』。
YUKAさんが体を左右に揺らしながら歌い始めると
お客さんも一緒に体を揺らして。
三日月のような優しい光と、満月のように強い光。
YUKAさんの優しい歌声の中には2つの光があって、
引き込まれていくようでした。


*ライブパート3

少しづつ日が傾いて、ガラス張りの向こうの外の景色に
YUKAさんの歌声が溶け込むようなしっとりとした贅沢な時間。
『cocoon』で癒された後は、『Hello,shooting-star』。
タイトルを聞いて横のお客さん同士、顔を見合わせて
「おーー!いいね!」と喜んでいました。
透明感のあるYUKAさんの歌声に乗ってタンバリンが「シャンシャン・・・・」。
夜空に光る流れ星のようでとても綺麗。

最後は「もう振り向かないぞ!と強い決意を書きました。」と
『Never look back』を披露。
真っすぐ伸びてくるサウンドと歌声。
背中を押して、ゆっくり前を向く強さをくれる歌詞。
途中からはお客さんから手拍子も起きて、
お二人とも笑顔でフィニッシュ。


満月を見ると、吸い込まれるようでずーっと見入ってしまいますが、
お二人のライブはその感情と似ていました。
引き込まれて、ずーっと聞いていたくなるライブ。
お二人の世界観もとっても柔らかくて、
包み込んでくれるような温かさに心が優しくなりました。

最高のライブをありがとうございました!

ライブの様子

Set List

  • 1.どこへも行かないよ
  • 2.Sunshine Girl
  • 3.今宵の月のように
  • 4.moonlight
  • 5.cocoon
  • 6.Hello,shooting-star
  • 7.Never look back
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