LIVE REPORT

放送日時:2018年6月23日[土]
ゲスト:ヒグチアイ

Information

平成元年生まれ。シンガーソングライター。
生まれは香川、育ちは長野、大学進学のため上京し、東京在住。
2歳のころからクラシックピアノを習い、その後ヴァイオリン・合唱・声楽・ドラム・ギターなどを経験、様々な音楽に触れる。
18歳より鍵盤弾き語りをメインとして活動を開始。

メロディアスな高速ピアノリフに乗せた、まっすぐに伸びるアルトヴォイス。
ピアノと一体になった小さな身体から振り絞られる熱情が、時にたおやかな美しさを、時に心かきむしられる焦燥を、時に喪失の中の光を描く。
独特の視点で綴る歌詞世界は、ありふれた日常の風景を短編小説のようにドラマチックに昇華させる。
6月20日に2ND FULL ALBUM「日々凛々」をリリース。

日々凛々[初回限定盤]
日々凛々[初回限定盤]
¥2,778+税

日々凛々[通常盤]
日々凛々[通常盤]
¥2,407+税

■LIVE
「HIGUCHIAI band one-man live 2018」

■2018年7月16日(月祝) 大阪 心斎橋 Music Club JANUS
open 17:15/start 18:00

■2018年7月21日(土) 東京 下北沢 GARDEN
open 17:15/start 18:00

※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「ヒグチアイ-Official Web Site-」
http://higuchiai.com/

ヒグチアイ 写真

LIVEレポート

ライブの様子

今週ライブパーティーを開いてくださったのは
番組初登場のヒグチアイさん!

深いグリーンのノースリーブに黒のサテンパンツ。
艶のある黒髪と肌。
しっとりとした雰囲気に包まれて
ライブがスタートです。

今週リリースされたばかりの「日々凛 々」からも
たっぷりと歌っていただきました。
ヒグチさんのキーボードとドラム、ベースの編成です。


流れるような旋律。
美しいヒグチさんのキーボードの音色で
ライブパート1がスタート。
「ココロジェリーフィッシュ」。
ヒグチさんのムーディーなアルトボイスがかっこいい。
後半はドラムとギターが一体となって勢いが増していきます。
躍動感と繊細さ。
そのバランスが美しいヒグチさんの世界。

そしてさらにキーボードがドラマチックにリズミカルに変わると
「黒い影」へ。
打楽器のように鍵盤を弾いたり、撫でるように弾いたり。
芯のある歌声。歌う姿にも歌詞にも 一本の太い芯が通っていて
秘めた強さを感じました。
最後は立ち上がって弾きながら大きく右手をあげてフィニッシュ。


一言挨拶があった後に「永遠」を披露。
独特のリズムにリアルな歌詞。
自分の中の過去と向き合わせてくれる時間でした。
しまいこんでいた気持ち。蓋をそっと開けてくれて
隠さなくても大丈夫と言ってくれているような
そんな安心感で満たされました。

時に深く、
時に鋭い光のようにシャープなヒグチさんの演奏と歌声。

ライブの様子

ライブパート2では
その深みのある声で
東京事変の「群青日和」とチューリップの「青春の影」をカバー。
語尾を抜きながら歌う瞬間も
ブレスの音までも色っぽい。
語りかけるようなヒグチさんの歌い方、
作り出す雰囲気に引き込まれていきました。

そしてヒグチさんのニューアルバムから「玉ねぎ」。
キーボードはオルゴール音で柔らかく。
大切な人の心の移り変わり。切ない胸の内が
ヒグチさんの少し震える声と演奏で表現されました。


ライブパート3は
リアルな歌詞が溢れる「わたしはわたしのためのわたしでありたい」
印象的な最初の問いかけに心がぐっと掴まれる。
考えたり、悩んだり、自分のカッコ悪い部分や見せたくない部分を
ヒグチさんの歌詞の世界が代弁してくれる。
心に浸透していくヒグチさんの言葉。
聞き終わるとフッと心が強くなれます。

ラストは「備忘録」
目を瞑って鍵盤に顔を近づけて演奏。
後半に向かうと体を大きく揺らして。
押し寄せてくるような歌声。

キーボードの音色にも歌声にも全てにヒグチさんの感情が乗っていく。
力強さと繊細さ。
人の心の弱い部分を歌詞に落としこむヒグチさんは
自分と向き合う強い人だと思いました。

美しくて強くてかっこ いい。

大人なライブをありがとうございました。

ライブの様子

Set List

  • 1.ココロジェリーフィッシュ
  • 2.黒い影
  • 3.永遠
  • 4.群青日和
  • 5.青春の影
  • 6.玉ねぎ
  • 7.わたしはわたしのためのわたしでありたい
  • 8.備忘録
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る