LIVE REPORT

放送日時:2018年6月30日[土]
ゲスト:高田漣

Information

1973年、日本を代表するフォークシンガー・高田渡の長男として生まれる。
スティール・ギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として、YMO、細野晴臣、高橋幸宏、斉藤和義、森山直太朗、等のレコーディングやライヴに参加。
ソロ・アーティストとして今までに7枚のアルバムをリリース。また、映画、ドラマ、舞台、CM音楽も多数担当。
父・高田渡の没後10年を機にトリビュート・アルバム「コーヒーブルース~高田渡を歌う~」(2015)をリリース。
2017年10月には4年ぶりとなるオリジナル・アルバム「ナイトライダーズ・ブルース」をリリースし、第59回 日本レコード大賞 優秀アルバム賞を受賞。


ナイトライダーズ・ブルース
ナイトライダーズ・ブルース
2,778yen(w/o tax)


■LIVE
横浜ランドマークタワー25周年
ランドマークホール リニューアルオープニングライブ
『Such a Night』

2018.07.08 Sun @横浜 ランドマークホール
開場 / 開演
16:15 / 17:00


「FUJI ROCK FESTIVAL '18」

2018.07.27 Fri @新潟県湯沢町苗場スキー場
出演ステージ: Café de Paris


※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「TONE - 高田漣」
http://tone.jp/artists/takadaren/

高田漣 写真

LIVEレポート

ライブの様子

スタジオには
アコースティックギター、12弦ギター、バンジョー、マンドリン、ウクレレがずらり。
まるで楽器屋さんのように弦楽器が集結です。

今週ライブパーティーを開いてくださったのは
シンガーソングライターでマルチ弦楽器奏者の高田漣さんです。

伝説のフォークシンガーであるお父様の高田渡さんの影響を受けて
小さな頃から様々な弦楽器に触れていたそという高田さん。

それぞれ音が違い、
組み合わせによって世界がガラリと変わりました。

サポートの高木大輔さんとともにライブがスタート。

2人並んで椅子に腰掛け、ギターを抱えて。
繊細な音を一瞬でも聞き逃さないようにと
スタジオが一瞬にして静まると、
心温まるギターの音色が流れるように柔らかく響く。
「ナイトライダー」が始まりました。

そして高田さんのナチュラルでどこか懐かしさを感じる歌声。
心地よいテンポに身を委ねて、
2曲目はお父様の曲「Easy~失業手当」を披露。
やはり声が素敵です。
心温まる歌声にゆったりとした音色が心地よい。
心をすっぽりと包んでくれるような温かさ。
日常の悲しみや理不尽さも高田さんが歌うとすっと入ってくるんです。

日常の小さな出来事にこそ幸せがあるんだなと
心おだやかに聞い た「僕は一寸」。

ライブパート1が終わる時、
お客さんの何人かは涙を流していました。

ライブの様子

ライブパート2は
梅雨明けして日増しに暑くなる東京。
この時期にピッタリな「ハレノヒ」から。

弦楽器だけでもこんなに涼しげで夏らしい音色が作れるんですね。
お二人の作る世界観は、
夏の緑や、縁側。夏の日のゆったりとした時間の流れを感じます。
晴れ渡る青空に浮かぶふわっとした雲のように
体の力も心の緊張もほぐれていく。

そしてお父様の曲「コーヒーブルース」を一人で弾き語り。
歌詞の言葉が優しい。

お客さんたちが上半身を揺らしながら
楽しく歌った「びんぼう」。
「夢で逢えたら」ではウクレレとギターで。
組み合わせを変えるだけで世界が変わる。
ウクレレの響きがポロンと優しい。
包容力のある高田さんの歌声と一緒にお客さんも口ずさむ。


ライブパート3は

男心がユニークに描かれた「ハニートラップ」。
「思惑」と続き、
「文違い」では強く弦を弾いてワイルドな演奏で。

ラストは「自転車にのって」。
お客さんからも笑顔が広がりました。
テンポよく11曲も披露してくださった豪華なライブ。

身も心も軽やかになる高田さんの歌声と弦楽器の心地よさ。
夏の始まりにピッタリのライブをありがとうございました。

ライブの様子

Set List

  • 1.ナイトライダー
  • 2.Easy~失業手当
  • 3.僕は一寸
  • 4.ハレノヒ
  • 5.コーヒーブルース
  • 6.びんぼう
  • 7.夢で逢えたら
  • 8.ハニートラップ
  • 9.思惑
  • 10.文違い
  • 11.自転車にのって
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