a hundred!

SCHOOL OF LOCK!



(チャイム……ガラガラ……)


洋平先生「ようこそ進路室へ!さあ、前回も話しましたけど今回は記念すべき回でございます。何の記念なのかということを、先週の授業で当ててくださいと言いましたけど…覚えていますでしょうか?
何を隠そうこのアレキサンドLOCKS!今日で100回目の授業でございます!

洋平先生「いやー!100回ですよ?100回授業ですよ!よく頑張りましたね!生徒のみなさん!僕が頑張ったというより生徒のみなさんが頑張ったかなと思っております。僕と生徒が作ってきたこの100回の授業!進路室を今でも継続できているのは本当にありがたいですよね。100回目の授業の今日は、基本に戻って進路指導をしていこうと思います!」


M Adventure / [Alexandros]


洋平先生「この曲は、[Champagne]というバンド名から[Alexandros]に改名したときに、第1弾シングル『Adventure/Droshky!』ということで出しましたね。だから初心に帰るというか、そういうときに聴くと!歌うと!いい曲なのかなと思って100回目の今日に掛けさせていただきました!
100回記念の今日、黒板に書く言葉は一体何でしょう!何だろうね!?(笑)これはもう、完全にこれだね!今日は単語勉強…」


(カッカッカッ…カッカッ…)

SCHOOL OF LOCK!



洋平先生「…a hundred!

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生‘100’だね!
この単語ぐらいは進路室の生徒のみなさんだったら分かるでしょう。
英語の単位。‘Million’とか‘Billion’‘One Billion’って聞くと1億って思っちゃうじゃないですか?あれ違うんですよね。10億なんですよね。‘One Million’で100万。ってことは1万は…?みたいになっちゃうので、ちゃんと覚えておいた方が良いかも知れません。
そんな訳で先生らしいことを言ってみた後に…夏休みの振り返りをしますけど、受験生の方にとってこの夏休みは、休みなんかったんじゃないかと思いますね。勉強!勉強!でなんなら学校に通ってる時よりも勉強しなくちゃいけなくて、せかされていた時期なんじゃないかなと思います。
どうでしたか、みなさん?【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】を見てますけど、‘いやー、きつかったです’とか、もしくは‘これだけ勉強しました!’と成果を語ってくれる生徒もいましたけれど、実際はどうだったのか?と今日は先生が聞いていきたいと思います!
というのも!1人、気になる生徒がいまして…過去に1度紹介したことがあるんですが、Lakeという生徒。今年受験生で夏休み前に書き込んでくれた書き込みが…」



■夏が始まる
洋平先生こんばんは。
とうとう高3の夏が始まります。
学校の先生が夏休みは400時間勉強!とか言ってるので、やるしかないと思っているんですが…
封印出来てたハズのライブ行きたい欲が再燃しだしてしまいました。
頭ではライブに行けないことは分かってるんですが、本能でチケットを応募しちゃっていました…
洋平先生の欲の捨て方を教えてください!
Lake
男性/17/三重県




洋平先生「この生徒に対して僕は、‘いやいや、そんな欲は今は封印して、受験成功してそこから欲を爆発しろよ!’と言った訳ですけど、そんなLakeが今どんな感じに夏休み成長できたのか確認したいと思います!…もしもし!」

Lake「もしもし!」

洋平先生「アレキサンドLOCKS!の川上洋平です!」

Lake三重県18歳Lakeです!」

洋平先生‘Lake’って日本語でなんですか?」

Lake「えっと…です!」

洋平先生「素晴らしいですね!それはそうですよね!自分で意味分かっててRN付けてる訳ですからね(笑)僕の名前の名字を無理やり英語で訳すと何ですか?」

Lake「…river…up…(笑)」

洋平先生「OK!(笑)このくらいは大丈夫ですよね!(笑)書き込んでくれたときに‘400時間勉強’って書いてくれてたじゃないですか?これを見てすげぇーなと思ったんですよ」

Lake「でも、友達とかは400時間を普通に超えてて、中には500時間にいってるみたいで」

洋平先生「やっぱ400時間って当たり前なんだな!しかし500時間ってヤバいね!ちなみにLakeは400時間を目標って書いてくれたでしょ?実際何時間勉強したの?」

Lake390時間で終わっちゃいました。」

洋平先生「惜しい!あと10時間、何してたー!(笑)でも390時間は勉強したわけですから!時間じゃないからね?時間がどんだけ多くても中身が無かったら意味ないですからね」

Lake「はい」


洋平先生「どう?自分の中では、結構実りはあったかな?

Lake「結構あったと思います!」

洋平先生「模試とかは夏休み中にあったの?」

Lake「模試はマークと記述が1回ずつあって…」

洋平先生「手応え的にはどうですか?」

Lake「まだ返ってきてないんですけど、前よりはだいぶ良いです!」

洋平先生「夏休み始まる前は、判定はどのくらいだったの?」

Lake「…ほとんどEでした」

洋平先生「ほとんどEか(笑)今回の模試はどのくらいいってると思う?」

Lake「Bで!」

洋平先生「B!謙虚ですね(笑)」

Lake「じゃあAで!」

洋平先生「おお!さすが!Aって言った生徒初めてですよ!」

Lake「マジですか!?」

洋平先生「みんな言うだけならタダなんだから、Aって言っとけばいいのにさ(笑)聞くと大体BとかCとかね(笑)でも!実際、欲が出てきてライヴのチケットを取ったりとか応募しちゃったりとかしたわけだけど、どうやって頑張れたの?だって390時間って凄いことじゃないですか?」

Lake「周りの友達が凄くガチというか、勉強しなきゃいけないという雰囲気だったので自然にモチベーションも高くなっていって…」

洋平先生「なるほどね!周りの友達から刺激を貰って、自分も頑張らなきゃいけないなってね。受験終わった後、友達に感謝しないとね!」

Lake「はい!」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「たぶん今聴いてる生徒の中には、‘390時間どころか…全然100時間もいってないっすー(汗)’という生徒がいっぱいいると思うんですよ(笑)」

Lake「はい(笑)」

洋平先生「そういう生徒に向けて頑張れ!的な、どうしたら頑張れるか、とか何かないですかね?」

Lake自己暗示かけるしかないですね」

洋平先生「自己暗示!そうだよね!やっぱりそれしかないよね!何かに頼るとかじゃないもんな。だから本当に偉いと思うよ!ちょっとLakeに聞いてみたいんだけど、見事合格して晴れて大学生になったら何をしたい?」

Lake「ライヴに行きたいです!!」

洋平先生「ライヴかぁ…ライヴは俺がミュージシャンだから気を使って良いことを言ってくれているのかなと思うわけなんだけど(笑)他に何かやってみたいことはないですか?トップ3は?」

Lake「思いっきり、ボール蹴りたいですね!」

洋平先生「おお!サッカー部?」

Lake「はい!」

洋平先生「スポーツがしたいと!じゃあ、次は?」

Lake「去年留学で海外に行ってたんですけど、もう1回行きたいです!」

洋平先生「なるほどね!留学で…しかしLake偉いね!爆発させたい欲が随分まとも!(笑)」

Lake「(笑)」

洋平先生「彼女とデートしたいです!とか合コン行きたいです!とかそういうことをもっと言っていいんだよ!?(笑)でもLakeはそういうことがしたいんじゃないんだ!」

Lake「彼女もいないんで…」

洋平先生「そんなの彼女作るために合コン行ってみたいです!とかさ(笑)合コンとか行ったことある?」

Lake「無いです!」

洋平先生「無いかー!すみません!僕と同じ基準にしてアレですけど、Lake!そこも大学生になったら楽しいことが待っていると思うからさ!その欲を爆発させるために!ってだけでも良いモチベーションに繋がると思う!先生、祈っています!」

Lake「ありがとうございます!」

洋平先生「ごめんね、くだらない話して(笑)」

Lake「(笑)」

洋平先生「最後に聞きたいんですけど、今年の夏休みは自己採点で100点満点中何点でしたか?

Lake70点です!」

洋平先生「なるほどね!じゃあ、もうちょっと頑張らないといけないね」

Lake「はい!」

洋平先生「分かりました。100点、120点満点で来年迎えられるように先生祈っていますので!ちなみに大学生になったらしたい事、第4位は彼女をつくりたいでしょ?(笑)」

Lake「はい!(笑)」

洋平先生「どうしても先生、恋をさせたいね(笑)ごめんね!(笑)ありがとう!」

Lake「はい!(笑)ありがとうございました!」


M Famous Day / [Alexandros]


SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「今日逆電して、夏休み前は‘400時間勉強頑張ります!でも欲が…’という風に心配していた生徒さんに逆電しましたけど、Lakeは惜しくも400時間には10時間届かず390時間でしたけど、話を聞くと‘時間ではなく中身が凄く濃いモノになりました!実りのあるモノになりました!’と、自己採点でもAと言っていいんじゃないかな?と自信をもって言っていただきましたので、ちょっと安心しました。周りの友達も500時間やってたというね!
さっきも聞いたけど、‘何でモチベーションをあげていたの?’と聞くと‘周りの友達がみんな必死だったので’という、やっぱりそういうのって素敵なことだと思いますね!
1人だけでやってるんじゃなくて、周りにも人がいて、しかも周りが自分よりも凄い出来てたり、進んでいたりすると、やっぱり焦るよね。でも、そういう切磋琢磨できる状況にいれるのは、実は凄く素晴らしい環境にいるってことだから、友達だけど、クラスメイトだけど、ライバルだと思ってモチベーションを上げてみるのもいいんじゃないかなと思います!」

洋平先生「今日の授業を聴いて、‘いやー凄いじゃん!全然390時間でも良いじゃん!俺なんて100時間もしてないよ。’という生徒!いただろ絶対?だって俺だったら絶対してないもん!(笑)俺、たぶん390時間って聴いた瞬間ラジオ消すからね!(笑)‘うわっもう聴きたくないっ’って(笑)
でも現実はこんな感じだよ、みんな!割と出来るヤツは出来る!でもさっきも言ったけど時間じゃないからね、中身だから!結果が全てです。だから結果を出してほしいなと思います!先生は本当に応援しています!


M starrrrrrr / [Alexandros]

アレキサンドLOCKS! 放送後記

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