Feel like part2





SCHOOL OF LOCK!


(チャイム…ざわざわ…)

磯部先生「こんばんは!進路室へようこそ!」

白井先生「ようこそ!」

聡泰先生「進路室へようこそ!」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「今、最新のミュージックビデオの撮影中ですけど、どうですか?」

聡泰先生「いやー、合間にこんな仕事が入ってくるとはね(笑)寝耳に水とはまさにこのこと」

白井先生「(笑)」

磯部先生「いつもの進路室とは声が違うと思ってらっしゃる生徒が多いと思うんですけど…」

聡泰先生「洋平はあんだけ歌が上手いんだから、声色を3つ使い分けるぐらい余裕でしょ?」

磯部先生「あ、いま喋ってる声は全部、洋平なんだよね(笑)」

聡泰先生「アイツ、スゲェんだから!だって大王だもん!」

磯部先生「(笑)では、今週もスタート!!!」


M Onion Killing Party / [Alexandros]


磯部先生「改めまして、こんばんは!アレキサンドロスLOCKS!略して“アレキサンドLOCKS!”進路室の大王こと[Alexandros]のBa.磯部寛之と…」

白井先生「Gt.白井眞輝と…」

聡泰先生「大王は3人もいらないと思います!Dr.庄村聡泰です!今、お聴き頂いているのは、まさかのForever Youngカップリング曲!“Onion Killing Party”です。作曲に私も1枚カマせて頂いています」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「そうなんですよ!さっき“DJ聡泰さん、何が良いですか?”って訊いたら、まさかの“Onion Killing Party”!!!」

聡泰先生「“Da la la la”と迷ったんですよ」

磯部先生「本当かよ?(笑)」

聡泰先生「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「先週に引き続き、まだMVの撮影中です!生徒のみなさんから募集しました【脳内写真展】<最優秀夏の思い出>を選定して即興で楽曲を作ろうという企画を洋平がやっていたらしんですよ」

白井先生&聡泰先生「ほうほう…」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「ただ、ギターのおジャコくんがメンテナンス中という…本当に嘘くさい理由で(笑)この企画が伸び伸びになっているらしいです」

聡泰先生「メンテナンス中って嘘ついて、本当はハワイにいるらしいですよ?」

磯部先生「えらいこっちゃ(笑)ただね、もう夏は終わってしまいましたけど、“必ずやります!”とウチの川上が申しておりますので…」

聡泰先生「来年かな?2017年かな?」

白井先生「(笑)」

磯部先生「この後、洋平のケツでも叩いておこうかなと思いますので、生徒のみなさん、もうちょっとだけ待っていてください。“必ずやります!”」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「さあ、本日の授業は、川上大王がちょっと忙しいので、代わりに俺らが受け持つ事になりました!っという事で、掲示板に書き込まれた悩みを紹介していきましょう!」


■ サトヤス先生が…!!
私の学校の世界史の先生がサトヤス先生に似ています。
Smile Again
女/16/愛媛県




白井先生「マジ?」

聡泰先生「…次、いこっか?」

磯部先生「(笑)似てるらしいよ?」

聡泰先生「俺、どっちかって言ったら、日本史の方が好きでしたけどね?だから僕ではないです!悩み事として、世界史の先生が聡泰に似てるなと思ってSmile Againしていたら、俺、めっちゃキレます!」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「(笑)じゃあ、次、いきますか」

聡泰先生「…本当にそれで終わりなんだね?」

磯部先生「だって、これしか書いてないもん」

聡泰先生「悩みでもなんでもないじゃん?むしろ、俺が悩んだわ」

白井先生「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!



■ 決断
大学受験で一般受験と推薦で迷っていたのですが、最終的に推薦も受けることにしました!
少しでも受かる可能性があるならば挑戦したいと思ったからです。
この決断ができたのは、先生や母や友達が真剣に相談に乗ってくれたおかげです。
周りの人たちに良い報告ができるよう頑張りたいと思います!
洋平先生の人生の中での大きな決断のエピソードなどありましたら教えてください!
あっぷるサイダー
女/17/東京都




磯部先生「(笑)まぁ洋平宛になるよね?」

聡泰先生「そりゃそうだよ(笑)」

磯部先生「じゃあ今回は代表してまー君が人生の中での大きな決断のエピソードを答えます」

白井先生「大きな決断…は何でしょうね〜。そんな決断って言うほど、考えた事がなく…自然の流れに身を任せて、ここまで来た感じなんですよ」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「なるほどね」

聡泰先生「じゃあ、高校を選んだきっかけは?俺と洋平と同じ高校だったじゃん?」

白井先生「あ〜…」

聡泰先生「俺はけっこう受験する友達が多かったからとか、そういう理由だったんだけど」

白井先生「それに近いよ?友達がいっぱいいたし…でも“白井くんには厳しい学校”って先生に言われてた」

磯部先生「そうなんだ」

聡泰先生「ちなみに俺も!」

白井先生&磯部先生「(笑)」

白井先生「そんなに頭の良い方ではなかったんですが、受験の時にカンが冴えて冴えて!マジで受験勉強を全然しなくて…それで前日になって慌てふためいてて、んで“しょうがない!”と思って、マークシートを“これかな?これかな?”ってやって、次の日の新聞で答え合わせしたら、“あれ?これ受かったんじゃないかな?”って思ってたら、本当に受かってた!」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「人生ノリですね」

白井先生「ノリですね!」

磯部先生「それとカンで生き抜いてきた男、白井くん!」

聡泰先生「それ大きな決断ですよ?期日前に何もやってなくても、裸一貫でいきゃ大丈夫っていうね。覚悟を決めようって!(笑)」

白井先生「まぁ〜色々ツイてんだろうなって思います」


■ 恋愛
春にあった学校の行事で二つ上の高3の先輩をひとめぼれで好きになりました。
名前やクラスは知っているのですが、緊張して全然お話もできてません。
けれど先輩は三月には卒業してしまうので、それまでには話せるようになりたいです。
距離の縮め方、何かアドバイス欲しいです;;
しろくまねずみ
女/16/茨城県




磯部先生「お?これ、洋平先生って書いてないよ?」

白井先生「あ…」

磯部先生「誰がアドバイスしても大丈夫!」

聡泰先生「やっと来ましたね!」

白井先生「許可が下りましたね」

磯部先生「先輩との距離の縮め方でしょ?」

聡泰先生「そうねー距離の縮め方かー…」

白井先生「無かった?後輩の女の子から…」

聡泰先生「俺は部活があって、まー君が卒業した次の年に後輩がすげぇ入ってきてっていうのはあったけどな〜」

白井先生「そっからアプローチとかは?」

聡泰先生「凄く仲は良かったけどね。それこそセピア色なんだけどさ…。でも文化祭に向けての練習の時に後輩の女子たちが弁当を作ってきてくれた」

SCHOOL OF LOCK!


白井先生「おおぉー!」

磯部先生「楽しそう!」

聡泰先生「それを渡り廊下で、みんなで広げて食った」

白井先生「あの屋上っぽい所?」

聡泰先生「そう!」

磯部先生「(笑)俺すら分からないわ!」

聡泰先生「素晴らしくね?」

白井先生「素晴らしいよ!青春真っ只中って感じがする」

磯部先生「弁当をパカッって開けたら、海苔で‘好きです’とかは無かったの?」

聡泰先生「それはちょっと、あの〜磯部さんの出身の所ならあると思いますけど」

磯部先生「あれ?(笑)」

白井先生「(笑)」

磯部先生「でも、しろくまねずみさんは、まず話す事だと思うな〜」

聡泰先生「取り敢えず、人脈を何とか辿っていって、近い所までいく」

磯部先生「そうだね!これから文化祭とかある中で、学年違えど、クラス違えど、コミュニケーションを図れる機会があると思うから、そこで頑張って欲しいな。もしダメだったら、クリスマスに賭けよう!」

SCHOOL OF LOCK!


聡泰先生「そうね、クリスマス前までには何かしらの繋がりを作っておかないとね」

磯部先生「連絡先ぐらいはゲットしておいて、クリスマスで思い切って、“先輩!”って言ってね」

聡泰先生「先程のまー君の話によると、もしクリスマス前までに何も出来なかったら、裸一貫でぶっ込む!」

SCHOOL OF LOCK!


白井先生「(笑)」

磯部先生「どういう事?(笑)」

聡泰先生「大きい決断として」

磯部先生「なるほどね(笑)」

聡泰先生「いきなり手紙ですよ!」

磯部先生「いいね!それでいこう!しろくまねずみさん、頑張ってください!幸運をお祈りしております!」

聡泰先生「ね!」

白井先生「頑張ってください!」

磯部先生「ではここで!我々の新曲「Feel like」を初フルオンエアいたします!」

白井先生「イエイ!」

聡泰先生「ジャック感ハンパねー」

磯部先生「(笑)洋平がいない間に好き勝手、やっていきましょう!この曲どうですか?」

聡泰先生「一言で言うと、オシャーだね」

白井先生「?」

磯部先生「どういう事?」

聡泰先生「オシャレ!」

磯部先生「あっ、そういう事か!俺からすると、リズム隊として、音符を抜きながら、全編通してグルーヴ感を出した曲っていうのは、初めてなのかなって」

SCHOOL OF LOCK!


聡泰先生「そうなんだよね。しかも、そういうグルーヴの曲って大体ミディアムテンポになるじゃん?」

磯部先生「うんうん」

聡泰先生「でもスキッとした8ビートでそれをやったっていうのは、新たな試み」

磯部先生「そうなんですよね。だからそこは凄く[Alexandros]にとっても、我々リズム隊にとっても新鮮でしたね。まー君はどうですか?」

白井先生「密着に入ってるカメラマンにさっき言われたんですけど、“白井さん、始めの方ってあんま弾かないんですね?”って。だからギター的にはそういう事なんでしょうね。弾く所が少ない曲」

SCHOOL OF LOCK!


磯部先生「なるほどね」

聡泰先生「だから全部、引き算の美学で成り立っているっていう事ですよね」

白井先生「そうですね」

磯部先生「必要な所で出て来るっていうね」

白井先生「Aメロを弾かないって曲、割とあるじゃないですか?」

磯部先生&聡泰先生「うん」

白井先生「MVとかね…どうしたらいいのか…(笑)」

磯部先生&聡泰先生「(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


白井先生「カッコ良く言えば‘休符を弾く’なんだけど…」

磯部先生「でも、まー君の立ち姿がカッコイイって言う人多いじゃないですか?」

白井先生「マジですか?初めて聞きましたけど(笑)」

磯部先生「“spy”のMVとか評判良かったと思いますよ?」

白井先生「そうなんですか?それは良い事を聞きました」

磯部先生「なので自信を持って仁王立ちして頂ければと思います」

白井先生「自信を持って、何も弾かないです!」

磯部先生「(笑)それでは聴いて頂きましょう![Alexandros]で“Feel like”」

SCHOOL OF LOCK!



M Feel like / [Alexandros]


SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「聴いて頂いたのは、我々[Alexandros]の新曲“Feel like”ですが…なぜ、私じゃなくて他のメンバーがフルでオンエアしたのか?本当に疑問です!私が“フルオンエア”って言いたかったのに…乗っ取られた気分でございます!

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「生徒のみなさん!私が“アレキサンドLOCKS!”の主役でございます!そこんとこ忘れないでよろしくお願いします!!“フルオンエア”って言うのは嬉しいですからね。次の新曲は私がぜひ“フルオンエア”と言いたいと思いますので、その時まで楽しみに待っていてください(笑)」

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アレキサンドLOCKS! 放送後記

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