EXIST!

SCHOOL OF LOCK!


(チャイム…ガラガラ…)

洋平先生「はい、進路室へようこそ!今日は10月18日(火)ということでね![Alexandros]のNEWアルバム『EXIST!』の発売まで1ヶ月を切りました!この前、作り上げたと思ってたら…もう発売!その分、出来立てホヤホヤ&ほっかほっかの状態を生徒のみなさんにお届けする事が出来ます!作り手としては結構嬉しいなと思います。この『EXIST!』なんですけど“一言で言うと?”ってよく訊かれるんですけど…一言じゃ言えないよ!(笑)今回6枚目のアルバムなんですけど、ファンの中には、昔からのファンの方がそれなりにいらっしゃるわけですよ。“なんかこの前のアルバムと違うね。”とか言われる訳ですよ。前作の『ALXD』もそうだったし、前々作の『Me No Do Karate.』もそうだったし。でもウチらはそれを繰り返してるから、もうそろそろ“[Alexandros]らしいっていうのが無いんじゃないか?このバンドは!”っていうのにね、そろそろ気づいて欲しいなっていうのがあるんですよね。所謂、最初から路線とかそういうのが無いんだから、そこを知って欲しいなっていう思いがあって。で!『EXIST!』なんですが…ここに来てまたよく分からない事をやってるんですね。ハッキリ言って『EXIST!』は1枚を通してどういうリアクションを頂けるのか。[Alexandros]の曲を作った者としては【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】が楽しみですね!“こういう感じなんですね!”って。なんの前情報も無しで聴いて欲しいなというのはありますが…ただ今日だけは、このアレキサンドLOCKS!を聴いている生徒のみなさんに、ちょっとだけ!「EXIST!」の内容をチラ見させようかなと思っています!」

SCHOOL OF LOCK!




■ I can't wait anymore!!!
EXIST!の詳細見ましたよ〜《*≧∀≦》
ほんとに楽しみすぎて待ちきられへんわ〜(//∇//)
今月は短いようで長く感じます(笑)
EXIST!目指して中間試験頑張りまーす!!!
おーさか生まれのねこ
女性/16歳/大阪府




洋平先生「ありがとうございます!そうね、これ“I can't wait anymore!!!”って書いてくれているけど、英語を勉強している途中なのかな?
‘EXIST!’っていうタイトルなんだけど、日本語では“イ”から始まってて。僕は“イ”と“エ”の間くらいで発音しているんですけど、日本語だと“イグジスト”なのかな。みんな発音する時はどういう感じで言ってるんでしょうね?“『EXIST!』カッコイイよね”って言う時、”EXIST!”だけ英語っぽくとか(笑)書き込みありがとうございます!さて授業に移りましょうかね。」


(カッカッカッ…カッカッ…)


洋平先生「はい!ズバリ!さっきから言っていますけど…EXIST!

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「この『EXIST!』なんですけど、アマチュア時代に…まだDr.聡泰くんもいなかった時代。大阪と名古屋をツアーで回っていて、CDもデモテープくらいの時、2002年とか2003年くらいだったと思うんですけど、作っていたデモテープのタイトルが実は『EXIST!』なんです。その単語が好きで “いつか使いたいな!”ってずっと思っていて、それで今のタイミングだなって……。ちょっと前置きが長くなりましたが6枚目のアルバム『EXIST!』。今日は収録されている楽曲をどこよりも早く!私、川上洋平が解説していきたいなと思います!でも、あくまでも“雰囲気”は言わない。“この曲を作っている時にこんな事が起こったよ。”そういうことだったらネタバレにならないんじゃないかな。」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「早速1曲目いきましょうか!「ムーンソング」。これは夏に作っていたんですけど、なんかね、自分が疲れた時に歌いたくなる曲を作ろうと思って作っていました。でもこれは“到底、人様の耳に入れる曲じゃねえな!”って思って、一旦、寝かせたんですよね。それで、レコーディングがラストスパートに差し掛かった時に出来たんです。これサビがいつの間にか出来ていたっていう感じで、“え、こんなのでいいのかな?”って完成しちゃった感覚だったんです。それでメンバーも”いいじゃん”って言ってくれて。割と自分の中で“イケるんじゃないか”と。最初はもっとフワッとアコギとピアノだけぐらいの曲にしようって思っていたんですけど、それがどんどんビートが入っていったら、ライブでやりたくなる曲になったんですよね。”自分が疲れた時に聴きたい曲”から”ライブでやりたい曲”になっていったんです。だからこの曲を1曲目に持ってきた理由もおそらく聴いてもらったら分かると思うので楽しみにしていてください。」

洋平先生「続いて「Kaiju」。この「Kaiju」っていう曲は、“シン・ゴジラ”っていう映画が2016年、世間を賑わせたと思うんですけど(笑) この映画が“公開されます!”“制作されます!”っていう発表があったのは今年2月なんですよね。そのニュースを見た日に書きました(笑) “俺、主題歌作りてぇ〜!”って…。夢だったんですよね、ゴジラの主題歌を作るのが。 まあ絶対にそんな事は無理だって承知だったんですけど、そのニュースを受けてもう1分後にはこの曲のリフが…いや、もうアコギで弾いてましたね。それをボイスメモで録音してみんなに送って“これやろう!”って言って。次の日のスタジオとかで作ってほぼ形になってました。だから実は春ぐらいにはあったですよ。そしてアルバムの冒頭、もしくは2曲目に入れようって思ってて、この頃には、アルバムがどういう始まり方をするのかは、何となく頭に入っていたんです。」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「3曲目は「Girl A」。これはもうお馴染みかと思いますが。前にも言ったけど『ALXD』を発売した時にはもうあったんですよね。この『EXIST!』っていうアルバムは、前のアルバムを作り終えて”さあ休憩!”っていうのが無かったんですよ。もう地続きというか、そのまま作っていた感がしますね。その流れで4曲目「Claw」が出来たんですよね。」

洋平先生「4曲目は「Claw」“爪”っていうタイトルなんですけど、まあ“爪”っていう感じですね(笑) 今、副聴室の方から”苦労しました?“って声が聞こえてきたんですけど(笑) そうですね、苦労しましたね。どうしようか最後まで悩みましたからね…。あ、そうだそうだ!これ、ライブでちょっとやってるんだよ。ベリテンライブ2016とか夏終わりくらいのフェスで、実は「Girl A」のお尻にこの曲のリフをくっ付けているんですよ。だから”あっ!あの時の曲だ!”って思う人は多いかもしれないですね。覚えてるか分からないけど(笑) これもね、春くらいにはあったんだよね。「Kaiju」と同じ時期。だから「Kaiju」を聴いたら”なるほどー。そういうモードだったんだな。”って思う人がいるかもしれませんね。」

洋平先生「さあ5曲目「O2」。これこそ疲れた時に俺が聴きたいなって思う曲!これは北海道のJOIN ALIVE 2016っていうライブがあったんですけど、その移動中の飛行機の中で作った曲です。だから飛行機に乗っている時に聴いて欲しいかな…うん。仮タイトルが「AIR」っていうタイトルだったんですよね。まあ、飛行機に乗ってる時じゃなくて、地上で生活している時にも馴染むような曲にしたかったから、この「O2」というタイトルにしたんです。この曲、楽しみにしていて欲しいなと思います。」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「6曲目が「Feel like」。これは夏…ん…春か?春くらいに作った曲!夏フェスとかで披露していきました。歌詞が僕は好きですね。曲の雰囲気もいいですけどね。『EXIST!』の中で一番好きな曲かもなぁ…“言葉を使わないで歌いたい気分なんだよね。”とか“ステップを踏まないでダンスしたい気分なんだよね。”って言っているんですけど、まさにそういう事をやりたいなって常々思っていたので、そういう思いを落とし込めた曲。ちなみに「Feel like」のMVがもう公開されていますけど、【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】“オマケ映像の男性は誰ですか?”っていう質問が多かったんですけど…いやいや、わかるでしょ!!あれはGt.白井くんです!俺じゃないし。ファンなら分かって欲しいですね(笑)」

洋平先生「7曲目「Aoyama」。これは…あの…(笑)こんな事を言っていいのかわからないけど、東京の青山一丁目に僕らが所属しているユニバーサル・ミュージックがあるんですよ。あそこら辺の雰囲気がすごく好きで、何となく歩いている時にメロディーが浮かんだ曲。だからタイトルが「Aoyama」なのです(笑) 歌詞を読むと分かるんですけど、全然‘青山’感無い(笑) 割と辛辣な事を書いていたりしますので、そこら辺も楽しみにしていてください。“全然青山じゃねぇな”って(笑)」

洋平先生「…ここまでで全部で14曲あるからまだ半分。結構話すだけでも疲れてしまいましたけど、せっかくなのでね。お約束通り、どこよりも早くオンエアしたいと思います!さっき言いました[Alexandros]の『EXIST!』1曲目を飾る、この曲をお届けしたいと思います! [Alexandros]で「ムーンソング」。


M ムーンソング / [Alexandros]


洋平先生「…いかがだったでしょうか?NEWアルバム『EXIST!』のオープニングを飾ります「ムーンソング」でした!初オンエアっていうのは、いつも緊張と喜びが入り混じっております!もうこれで「ムーンソング」は生徒のみんなの曲になったと思います。嬉しいですね。今TOKYO FMの窓から見えるビルの光を見ながら聴いていたんですけど、やっぱり合いますね!タイトルがピッタリ!」

洋平先生「そして8曲目の「Nawe, Nawe」。これは映画「ターザン:REBORN」のエンディング曲という事で聴いた生徒さんもいると思うんですが…このターザンを演じるアレクサンダー・スカルスガルドという俳優さん。この人ね、めっちゃカッコ良くてマッチョなんですけども、とてもおちゃめ!ある映画の授賞式で上半身はスーツジャケットを着ているんですけど、下半身はパンツ一丁で靴下という出で立ちで授賞式に登場したんです。「ターザン:REBORN」を観終わった後に知ったんですけど、これから注目されるであろう俳優さんなので生徒のみなさんも注目してください!」

洋平先生「続いて、9曲目「Buzz Off!」。これは前作『ALXD』で1分ちょっとくらいのデモ音源が入っていたかな。それを今回完成させて入れました!「Buzz Off!」は、全国ツアー「[Alexandros] TOUR 2015“ご馳走にありつかせて頂きます”」千葉・幕張メッセ国際展示場でもやったのかな?もう割と間奏とか“曲らしくなったよ”という、その成長具合に喜ぶんじゃないかな?たしか『ALXD』の時は”!”が付いていなかったんだよね?違いを見せるために「Buzz Off!」と”!”を付けました(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「10曲目「クソッタレの貴様らへ」。これは【 アレキサンドLOCKS!掲示板 】で1番楽しみにされているんじゃないかな?って思うくらい、生徒のみんなが気になっているみたい(笑) …これは説明しないほうがいいかな!本当に説明しないほうがいいと思う!これはアルバムのレコーディングをしながら作った曲だからね。普通、スタジオに入って割と曲が出来てからレコーディングに挑むじゃないですか?これはそうではなくて、
レコーディングブースに入って”さあどうしようか?”っていう、エンジニアさんも”いつでも録れますよ”って状態で作ったので、かなり生々しい音作りになっていると思うんですよね。なんてたって一発録りですから!ライブがどうなるのか…。」


洋平先生「11曲目は「Swan」。この曲をきっかけに女優の波瑠さんにお会いすることが出来たんです。でも他のメンバーがえらい緊張をしていて(笑)普段は1番口が上手い聡泰が一番口ベタになっていた印象的だったんですよね(笑)」

洋平先生「12曲目は「I want u to love me」。忘れかけている人もいるんじゃないかなって思うんですけど(笑) やっぱりメッチャ良い曲だなって改めて思いましたね。今回のアルバムの最後を締めくくってくれるんじゃないかな?良い感じに。残り2曲あるけどね。そういう曲に成り上りましたね。ライブでもフェスでも全然やってなかったら、ツアーではやりたい!って思っております!」

洋平先生「13曲目「今まで君が泣いた分取り戻そう」。これもね、春前くらいにはあった曲。デモとして録っておいたんです。そんな所に来年公開予定の「きょうのキラ君」っていう映画のお話を頂きました。いわゆるキュンキュンな映画で、”[Alexandros]と結びつかないじゃないか?”という人もいるんですけど、いやいや、お任せくださいよ!我々は何でもできますから(笑)「今まで君が泣いた分取り戻そう」っていうタイトルは、実は冒頭で歌っている歌詞。だからそれしかないかなと思うくらいハマっていたのでタイトルにしました。これは作っている時とか、レコーディングをしてマスタリングを聴いている時よりも、今聴いたらスゲエ好きになった曲!今のところFeel likeと同じくらい好きかもしれないですね!」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「14曲目、最後は「NEW WALL」。なんとなくアルバムのオープニング曲なのかなってずっと思っていたんですけど、「ムーンソング」が出来たら、“最後がいいな”って思えた曲です。そして!この14曲の中にいろんな秘密が隠されております。”えっ!?”っていう(笑)発売のその日に見つけてもらえらばなと思います。お楽しみにしておいてください!」

洋平先生「本日は、どこよりも早くNEWアルバム『EXIST!』に収録される楽曲について、駆け足で紹介してきましたが………、もう一曲オンエアしちゃおうかなと思っております!本日は特別!聴いたら1回記憶から忘れてほしいくらいですけど(笑)どれにしようか迷いました。でも「ムーンソング」も聴いて、これから流す曲も聴けば、アルバムがどんなことになるのか…。なんとなく想像出来ちゃうかもしれません。もしくはさらに分かんなくなっちゃうかもしれません(笑) では聴いてください。[Alexandros]で「Claw」。


M Claw / [Alexandros]


洋平先生「(「Claw」の途中まで聴いて)はい!今日はここまでです!(笑)聴いてもらいましたのは、NEWアルバム『EXIST!』からアルバムの4曲目に収録されます「Claw」でした!アルバム発売まで楽しみにしていてください!焦らしプレイです(笑)」

SCHOOL OF LOCK!


洋平先生「本日の授業は完全に自分たちの曲紹介で終わりましたけど、ただもう聴いて欲しいってだけかな?やっぱり説明出来ないものだったり、
絵とか映像に具現化出来ないモノを我々は形にしているわけで…それが音楽ですから。とにかく生徒のみなさんの耳に早く届けたいなと思っております。来週もNEWアルバム『EXIST!』から曲をオンエアしたいと思っているのですが…、何がオンエアされるかは…乞うご期待!全部オンエアしちゃうかもね…(笑)」

アレキサンドLOCKS! 放送後記

もっと見る

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

ページトップへ戻る