* 放 送 後 記 *

社会の声


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…タンタンタンタン
冷たい空気の中では、足音がよく響きます。

尾崎「クリープLOCKS!掲示板に届いた書き込みを紹介します」



タイトル:学校の歌う曲
昨日、学校で好きな歌をリクエストして良いってなったので、優、燦々を入れました!
クラスに5人以上はクリープハイプさんの事が知ってて、優、燦々をいれたら歌う事になりました!!
声が高いけど頑張ります!
ことさん。
女/12/大阪府




尾崎「もうタイトルも文章もかわいいですね。所々危うい感じとか、12歳の女の子が一生懸命書いてくた文章がとても愛おしいですね。

この音源どうにかして聞きたいですね。ここでOA出来たら嬉しいし…。
12歳の子達が"小さな幸せも見つけられないから"って歌いだすということですよね?

もうね…『校庭に行きなさい!幸せが溢れてると思うから!』(笑)
ことさん、ぜひ聞かせて下さい。よろしくお願いします。」


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尾崎「SCHOOL OF LOCK!の階段の踊り場から送るクリープLOCKS!クリープハイプ 尾崎世界観です。担当科目は「社会」!自分の周り、半径3mの社会を考える授業です。
一人で、この踊り場から授業するのは3週間ぶりですね。先週、先々週は高橋優くんと喋っていましたが本当に来てもらえて良かったと思っています。歌も評判が良かったようで安心しています。年末はあとフェスをやって終りになるけど、今年いい気分で終りたいので頑張ります!」

…2014年のクリープLOCKS!も今日を入れてあと2回。
さっそく授業をはじめて行きたいと思います。

尾崎「今夜のクリープLOCKS!は、久々に“社会の声"の授業を行いたいと思います」


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…教室で、電車の中で、自分の部屋で。フと頭によぎった言葉。
誰かに伝えたいけど、誰に伝えていいのかわからない思い。
君の半径3メートルの社会で感じた事、思った事を、
自分を取り囲む“社会の音"と一緒に、録音して送ってもらっています。

尾崎「では早速久々に生徒のみんなから届いた"社会の声"を聴いていきたいと思います。」


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尾崎「広島県 17歳。ラジオネーム:クリまっちゃから届いた『社会の声』」




尾崎「うーん。“両思い"…いいですよね。ないからな、本当にうらやましい!高校生の時も男子校だったからなかったし。でもワンマンライブをやると両思いだなと思いますね。最近イベントが多くて、ライブしてると興味ない人も見ているというか…。この気持ちに似てるのかもしれないですね。でもそういう片想いの所で勝負していくのも大事だと思うので頑張ります。」


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尾崎「それでは続いて。長野県・16歳、ラジオネーム:レイ・ヒフミ から届いた『社会の声』」




尾崎「一緒に届いたメッセージを紹介します」



今朝登校途中につまずいて転んで、めっちゃ血が出て痛くって、ベースも少し傷ついて、
そーいえば今日の占い最下位だったなぁ…珍しく当たってるなぁ…と思いながら登校坂を登って、学校の教室で録音しました。



尾崎「これ『転んだんだよね!』って最初に伝えてくれた相手が、この“社会の声"なのが嬉しいですね。
この間僕も家の前で滑って、同じようにすごい痛かったな…。今でも左肘がすごい痛くて…転んだ時に笑ってくれたりする人がいるっていうのはすごくいいなって思います。そのあと『こけたんだよね!』って伝えたんだけど、『そうですか』って温度差がすごくて(笑) だれかが隣で見て笑ってくているっていうのは大事ですよね。」


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尾崎「続いて…。石川県・18歳ラジオネーム:いざりあ から届いた「社会の声」」




尾崎「うん。息切れしてる感じがすごくイイですね。もうすぐにでも言えると思うし、なんか言わないと叶わないと思うし。練習で出来ない事は本番で出来ないってよく言われるし、それを言わなければ叶う事もないと思うので。“夢があるということを誰かに伝える“ってことが『練習』だとしたら“夢に向かってなにかをすること"が『本番』なのかなって思います。

でも確かに、恥ずかしかったな…。バンドやってて、『将来それ(バンド)でやっていきいたいの?』って言われた時に『はい』って言ったり『いや…』って言ったり、その人によって決めてたかな…。いろいろ言われたけど、全部変わりますからね。結果が出たらひっくり変えるので、頑張って欲しいなと、言えるようになればいいなと思います。」


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尾崎「続いて…。兵庫県・17歳ラジオネーム:りさえもん から届いた「社会の声」」




尾崎「高校3年の夏休みのときに周りが就職とか進学が決まってて、今さらもう遅いよって言われながら、焦って学校に行って就職先を紹介してもらったんだけど…なんとなく本が好きだから本を作ってる工場にしようかなと思って、面接の日程を決めていったときも、『すごい入りたいんです!』って面接では言ったんだけど、心の中では『バンドやりたいな…』って思ってて。

で、(会社に)入れるようなったときも『3月まで時間が出来たな、これでまたバンドできるな』って思っただけで、3月になったらまた辛くなるのに先のことを考えてなくて。客観的に見てなんでこんなに必死に面接でしゃべってたんだろう…っていうのを思ったな…。

周りにせかされてしまう。っていうのもあるけど、逆に考えたら嫌でも先に進んでいくってうのは必要だと思うし、その中で無理矢理だけど押し出されて見えるのもあると思うし…まず進んでみて、それで嫌だったら戻る事も出来ると思うので。

でも中身がスカスカで嫌だなって思う事は、それに気づかない人もいると思うし、でもここに送ってくれる生徒のみんなは基本的に気づけてるから、本当いつもすごいなって思ってます。うん。」


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M 転校生 / クリープハイプ

尾崎「今日は、久々に"社会の声"の授業をやりましたが、久しぶりすぎて…たまに会う従兄弟にちょっと緊張して距離が出てしまうような感じで照れてしまいました。また(社会の声との)距離を縮めていきたいなと思います。

ここ何ヶ月何してたの?って感じで(笑)」


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…“クリープLOCKS!"では、掲示板とメールで、メッセージを待っています。「社会の声」も[ →コチラ ]から送ってください。
それではまた来週。この踊り場で会いましょう。


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