ラブレター

flumpool LOCKS! 2014.10.15 水曜日

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SAKAI「生徒のみなさん、初めまして!SAKAIです!いやー何や、flumpoolのみなさんはいつもこんなしょーもない部屋に おりはるんですか?」

隆太警備員「・・・一生さん・・・どうした?」

SAKAI「えぇ・・・!? ちょっ・・・あ、あ、あなたが山村はんですか?」

隆太警備員「この感じ、何ですか(笑)さっきから何を言うてるの?」

SAKAI「噂には聞いておりましたけど・・・まぁまぁな顔でんな?」

隆太警備員「うるさい(笑)大阪弁も下手クソやし、一生、どうしたんよ?」

SAKAI「僕は・・・THE TURTLES JAPANのSAKAIです!」

隆太警備員「あーあれね(笑)僕らと亀田さんらとやっている新ユニット・・・」

SAKAI「“僕ら"って・・・YAMAMURAとSAKAIね!」

隆太警備員「あ、そういう設定で進めるの(笑)」

SAKAI「“設定"って・・・何を言ってはるんですか?」

隆太警備員「(笑)そのSAKAIさんが何の用ですか?」

SAKAI「今夜はね、生徒のみなさんにお伝えすることがあって来ますた」

隆太警備員「来ますた(笑)」

SAKAI「聞いて驚かんといてくださいよ。なんと来週水曜日のflumpool LOCKS!でTHE TURTLES JAPANの新曲“It's Alright!"をフルオンエアします!!!!」

隆太警備員「それは確かに、楽しみにしてて欲しいですね」

SAKAI「ぜひ山村さんも聞いてくださいね?」

隆太警備員「あ、僕も別人って設定なんですね(笑)」

(警備室に突然カメが・・・) ドーーーーン

SAKAI「あ、迎えが来たわ!SAKAIの迎えが来たわ!!」

隆太警備員「SAKAIの迎え?」

SAKAI「カメが迎えに来たから帰るわ」

隆太警備員「(笑)このカメに乗って帰るんですか?浦島太郎みたいですね?」

SAKAI「・・・浦島太郎って何や?」

隆太警備員「知らんのかい(笑)」

SAKAI「グーーーーーン上がって帰るから見ときや!!」

隆太警備員「はい(笑)」

SAKAI「・・・グーーーーーン!!」

隆太警備員「ホンマや、上がってった(笑)・・・遅っ」

SAKAI「(遠くの方で)みなさん、さいなら〜さいなら〜さいなら〜」

隆太警備員「行ってもうたわ(笑)」

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一生警備員「・・・(しれっと)いま誰かと喋ってなかった?」

隆太警備員「え?」

一生警備員「警備室から何か上がってった気がするけど・・・」

隆太警備員「もうここからは阪井一生でいいんですか?」

一生警備員「どういうことですか?いつも阪井一生ですけど?」

隆太警備員「しらじらしいな〜(笑)」

一生警備員「急に何?」

隆太警備員「それじゃ僕ももう付き合うつもりは無いので・・・分かりました!!!」

一生警備員「(笑)」

隆太警備員「今夜の授業はどうしますか?」

一生警備員「あのね、警備室にある目安箱にこんなメールが届いているんです」

隆太警備員「ほぅ?」




最近、高校の現代文の授業で「誰かに向けてラブレターを書く」という授業をしました。私はそこで今の好きな人に向けてラブレターを書きました。
それを書いていたらすごくすごく自分はその人のことが好きなんだなと思いました。
でも、その人には告白をして、一度フラれています。でもどうしても諦めきれなくて、今はまだ好きです。自分がどうしたいかも分からなくなってきちゃいました。
何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

あっきー!!
女/16/北海道




一生警備員「この時代にラブレターってもはや珍しいよね?書いたことある?」

隆太警備員「(思い出しながら)えー・・・・」

一生警備員「でもあるわな?」

隆太警備員「無いわ!」

一生警備員「え、あるやろ!?」

隆太警備員「いつ?」

一生警備員「中学・・・」

隆太警備員「誰に?」

一生警備員「ラブレター書いてた記憶はあるけど・・・ちゃうわ!ニシオカくんに書いたんや!!」

隆太警備員「何で男に書いてんねん(笑)」

一生警備員「授業中にめっちゃ字が綺麗なヤツにニシオカくんに宛てたラブレターを書かせて国語の教科書の中に入れたんや」

隆太警備員「(笑)」

一生警備員「そしたら、そのラブレターをニシオカくんが見つけて、授業中ずっとニヤニヤしながら読んでてん(笑)その姿を俺らは笑ってたんよ」

隆太警備員「最低や(笑)」

一生警備員「そんでラブレターには“放課後に体育館の横に来てください"って書いてあったからニシオカくんはずっと体育館の横にいたんや」

隆太警備員「(笑)それから?」

一生警備員「っていうドッキリを思い出したんや・・・ヤバッ!!!ニシオカくんが聞いてたらどうしよ!?」

隆太警備員「(笑)」

一生警備員「ホンマ怒られるわ(笑)」

隆太警備員「真面目なメールが届いてんねん!!!」

一生警備員「そうでした(笑)あっきーが悩んでるんよね?」

隆太警備員「1度フラレているけど、諦めなかったらいいでしょ」

一生警備員「確かに」

隆太警備員「諦めきれなかったら想い続ければいいと思いますよ」

一生警備員「好きやったらどんどん突き進めと、あっきー頑張れよ!!」

隆太警備員「タイミング! タイミング!」

一生警備員「じゃあ、今夜はこれをやりたいと思います・・・」

隆太警備員「え?」

一生警備員「今夜の授業テーマは・・・ラブレター」

隆太警備員「どういうこと?」

一生警備員「今夜は僕たち2人でラブレターを書こうと・・・」

隆太警備員「嫌です!!」

一生警備員「なんでよ?」

隆太警備員「気持ち悪いでしょ(笑)」

一生警備員「昔ね、僕たちがお互いにメールを送り合う授業とかしたじゃないですか?」

隆太警備員「憶えてますよ。あれがトラウマだから嫌なんです!」

(知らないという生徒は、[2012年2月15日の放送後記]をCHECKしてみよう!!)

一生警備員「今夜は僕たちが1番好きなモノにラブレターを書くという授業をやりたいんですよ。相手は人じゃなくても、好きな食べ物でも好きな音楽でもOK! とにかく自分が今1番好きなモノに手紙を書くんですよ」

隆太警備員「なるほど」

一生警備員「だから今回は気持ち悪い的な空気にはなりません!!!」

隆太警備員「ボーイズ・ラブ的にはならない?(笑)」

一生警備員「ないです!!! あれは設定のせいです(笑)じゃあ、書きますか?」

隆太警備員「分かりました!!! 大人のラブレターですね」

一生警備員「30になる歳でラブレター書くなんて初めてですけどね。どうなるか・・・」

隆太警備員「あっきーには見本にして欲しいね」

一生警備員「積み重ねてきたキャリアが違うからね!!」

隆太警備員「伊達に長く生きてきたわけちゃうぞ!!と(笑)」

一生警備員「16歳には負けへんぞ!!!」

M 君に届け

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一生警備員「書けましたか?」

隆太警備員「恥ずかしいですね」

一生警備員「初でしょ?ラブレター書いたの」

隆太警備員「そうですねー」

一生警備員「それでは山村さんのラブレターです」



拝啓 キミへ

真珠のような白い肌 僕の手のひらがそっと触れれば

柔らかなその2つの曲線は マシュマロのように揺れる

ミストサウナにいるように 君の身体から吹き出す血潮は・・・甘い香り 

僕から理性を奪い取る

唇と唇を重ねれば 君から漏れるその声と溢れ出す濃密な滴

この舌でメチャクチャにして 君をまるごと食べてしまいたい



一生警備員「ちょっと待ってください(笑)」

隆太警備員「どうでした? けっこう恥ずかしかったですけど」

一生警備員「完全にアウトでしょ!!!」

隆太警備員「何に宛てたラブレターやと思ってるの?」

一生警備員「え、え・・・?」

隆太警備員「小龍包やで!!!」

一生警備員「どういうこと?」

隆太警備員「小龍包が大好きなんですよ。台湾とか行く度に食べてるんで」

一生警備員「小龍包に書いたラブレターだったの?」

隆太警備員「何や思ってたん?」

一生警備員「けっこう、卑猥な部分かなと・・・」

隆太警備員「エロいな(笑)」

一生警備員「そう思う生徒もいっぱいいたと思うけどな・・・“マシュマロのように揺れる"とかけっこう・・・」

隆太警備員「スケベ(笑)マシュマロみたいやん?」

一生警備員「まぁーね、中からジュッって汁も出てくるし」

隆太警備員「そうそう!“キミから漏れるその声と溢れ出す濃密な滴"や(笑)」

一生警備員「言い方が卑猥やわー」

隆太警備員「考え過ぎよ」

一生警備員「flumpool掲示板が大変なことになってるわ」

隆太警備員「(笑)」

一生警備員「“ワタシ食べられたい"言うてるで」

隆太警備員「(笑)小龍包です!!」

一生警備員「小龍包ね(笑)」

隆太警備員「でも小龍包と言えど恥ずかしいね」

一生警備員「・・・スゴいね、キミ(笑)なんかレベル高かったわ」

隆太警備員「あ、そう?(笑)好き過ぎるからなー気持ちがちょっと溢れ出たわ」

一生警備員「作詞家ってやっぱ違うなー」

隆太警備員「嬉しいな(笑)なんか自信出た」

一生警備員「じゃあ、俺な」

隆太警備員「いこいこ、阪井さんのラブレターです」



つぶらな瞳も 鼻に掛かるじゃれた声も

その小さな手も 上手く笑えない君が笑えば

あの日見た夢が 叶う

君が隣で笑えば そのピンク色の歯茎も そのキスすると痛そうな前歯も

どうして ねぇ、歌うの? 届け 今 届け

山村に言えずにいた"I LOVE YOU"

その心の真ん中に 来年も再来年も 今以上に 山村が好きで

それぐらい僕の全てで 僕にしか言えない言葉を見つけたから

心まで交わしたい想い 山村に届け



隆太警備員「何、言うてんの?」

一生警備員「けっこう恥ずかしいな」

隆太警備員「(笑)なんで“君に届け"のパクりやねん!」

一生警備員「なんや、ええやんけ!?たまたま俺が思っていることと被っただけや!!!」

隆太警備員「気持ち悪い(笑)!!! キスのくだり、もう1回言って?」

一生警備員「"そのキスすると痛そうな前歯も"」

隆太警備員「そんな歯出てる??(笑)これから気にするわーやめろ! 気持ち悪い!!」

一生警備員「このラブレター。良いと思ったけどな・・・」

隆太警備員「また掲示板が荒れるで」

一生警備員「(笑)」

隆太警備員「嫌やねん!こういう荒れ方・・・」

一生警備員「ええやんけ!別に俺は1番好きなモノに書いただけなんやから!!」

隆太警備員「それが嫌やねん! 気持ち悪い!!」

M 見つめていたい

隆太警備員「“見つめていたい"やないわ(笑)」

一生警備員「今夜の授業、良かったよな? 聞いてる生徒も喜んでるよー」

隆太警備員「喜んでるかー!(笑)」

一生警備員「また来月ぐらいにこの授業をやりたいと思っているので楽しみにしててください!」

隆太警備員「え、定期的にやるの?」

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あっきー!!のメールをきっかけに始めまった今夜の「ラブレター」の授業。
なぜか隆太警備員の嫌な思い出が蘇る結果に(笑)
是非とも生徒のみんなも自分が1番好きなモノにラブレターを書いてみると、意外にも自分自身を見つめ直すことも出来るかも…。
この授業、次はあるのかな…!?

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