* 放 送 後 記 *

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コポゥ!の講師 ゲスの極み乙女。先生
コポゥ!つまりは言葉にならない感情。
この感情について考えていく授業です。

─高級ホテルのバー

川谷「ご注文は?」

いこか「マティーニと、あと…?」

課長「あまり強くないやつ、お願いします。」

川谷「かしこまりました。」

いこか「もう、連絡しないでくれ。」

課長「それって… 終わりってこと? 私たち。」

いこか「そう思うなら、そうじゃない?」

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課長「ずっと、愛してくれてた。」

いこか「花だって、水を注ぎすぎると、枯れてしまうんだよ。このままじゃ、2人とも、ダメになってしまう。」

課長「そんなことない。」

いこか「そんなことある。」

課長「パッパラー。」

いこか「何それ。」

課長「わからない。」

川谷「マティーニと、ベリーニです。」

いこか「じゃあ、乾杯しよっか?」

課長「そんな気持ちになれない。」

課長「パッパラー。」

いこか「だから、なんだよそれ。きもちわりーな。」

課長「何を言われても、あなたのこと、嫌いになれない。」

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課長「パッパラー。これが今の、私の気持ち。」

いこか「ありがとう、今まで。」

課長「うっ…うー。」

いこか「やめろよ。みっともない。じゃあな。」

課長「パッパラー。」

川谷「お客様。そろそろ、閉店の時間なんですが……。」

課長「はい、あっ! すみません、こんな時間まで…。」

川谷「いえ、いいんですよ。水、もう一杯お持ちしますか?」

課長「いえ、もう結構です。」

川谷「じゃあ… 何か、リクエストはありますか?」

課長「えっ?」

川谷「もう、他にお客様もいらっしゃいませんし、何か、聞きたい曲がございましたら、うちのピアニストが、お客様のためだけに演奏させていただきます。」

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川谷「差し出がましい提案でしたね、失礼しまし…」

課長「いえ…! お願いします。」

課長「曲は、なんでも大丈夫です。今の私に、ふさわしい曲をお願いします。」

川谷「かしこまりました。…ちゃんMARIさん?」

M ユレルカレル / ゲスの極み乙女。

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─ゲスの極み乙女。インタビュー

レポーター「それじゃあ、本日のインタビュー、よろしくお願いします!」

全員「よろしくお願いしまーす。」

レポーター「まずは、ちゃんMARI先生!」

MARI「はい。」

レポーター「今回両A面シングル『オトナチック/無垢な季節』をリリースされましたが、ご自身のキーボードの聞かせどころを教えてください。」

MARI「たくさんあるんですけど『無垢な季節』の出だしのピアノのイントロの所とか。あと2Aでちょっと難しい事をやったりしてるのでその辺を聞いて欲しいですね。あとは、O.I.Aのピアノソロも聞き所なのでぜひ聞いて欲しいです。」

レポーター「あそこすごかったですね!」

MARI「あっ!ありがとうございます!」

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レポーター「ありがとうございます。じゃあ、続いて、休日課長先生!あのーちゃんMARI先生と同じ質問になっちゃうんですけど、今回のベース単体での聞かせ所を教えてください。」

課長「そうですね、一つ一つのフレーズを愛してますから、一つを選ぶって言うのはなかなか難しいんですけれども、『無垢な季節』のベースソロはリーダーの川谷に“ドドン”とやってくれって言われて、あれこれ考えてレコーディングでも苦戦して、そして出来たのがこのフレーズで。親指一本で…なかなか言葉で説明するのは難しいんですけど、はじいて弾いてて。」

レポーター「あれライブで1回拝見させてもらって、親指で弾いてるんだって思ってものすごくかっこいいなって思いました。」

課長「ありがとうございます。ぜひそこを皆さんに体感してほしいな。」

レポーター「はい!ちゃんとリスナーのみなさんに伝わるように文にしますので!」

課長「お願いします。」

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レポーター「そして、ほな・いこか先生!こちらも同じ質問になってしまうんですけど、今回のドラムがLUDWIGからSlingerlandというブランドに変わったと。」

いこか「はいはい!そうです。よくご存知で!」

レポーター「僕はそこがたいへん気になっておりまして。」

いこか「あら。」

レポーター「ドラムセットを変えたことによってなにが?」

いこか「あっー今回の曲から変わったわけではないんですけど。」

レポーター「あっ!失礼しました。」

いこか「いやいや!!とんでもないです。でもドラムセットが増えるって言う事は曲によって雰囲気を変えれるってことなんで、今回のはLUDWIGで録ってるんですけど、でもまだ発表はされてないと思うんですけど、他に録った曲はSlingerlandで録った曲もあるんでそれは楽しみにしてもらえたらなって思います。」

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レポーター「はい!すごく楽しみにしています!!」

いこか「ありがとうございます。」

レポーター「でもこないだライブでSligerlandを拝見しまして。」

いこか「そうですね今メインで使っているんで。」

レポーター「ものすごいカッコいいなって思って。でも今回の曲は違うんですね。すみません!」

いこか「いやいや全然。」

レポーター「こちらもリスナーのみなさんにきちんと伝わるように文にしますので。」

いこか「はい。よろしくお願いいたします。」

レポーター「じゃあ、最後に… 川谷絵音先生!」

川谷「はい!」

レポーター「今回の4曲入りシングルの全体の聞き所などを教えてください!」

川谷「今回は両A面ということで、本当は“オトナチック”単体でリード曲にするつもりだったんですけど、“無垢な季節”という曲がレコーディング直前に出来てしまって、『これいいよね!』ってなってたんですけど、まだ歌メロがまったく入ってなくて演奏だけで。で、レコーディングで初めてサビのメロディーを入れた時に、『ワッ!きた!!』ってなって。メンバーみんなでこれをカップリングするのはもったいない。ということになって、両A面にするつもりはなかったんですけどそうなりました。でも今回はカップリングの曲も、ものすごくよくて“灰になるまで”って曲はものすごくて。さっき課長が言ってた“無垢な季節”のベースソロを練習したりしてる時に、僕がテレビ見ながらギター弾いてたら出来ちゃった曲で。『これやろうよ!』って言って、その場のレコーディングスタジオで4人でパッて作りました。」

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レポーター「そうなんですね。」

川谷「これめっちゃいいじゃんって!今までのゲスの極み乙女。になかった90年代みたいな。かなり新鮮だし。でもカップリングだから聞かない人もいるかもしれないけど、ゲスの極み乙女。にはこんな曲があるんだよって知ってほしいなって思っているので、全部が自信のある曲だからCDをぜひ買って欲しいなって思います。」

レポーター「おっーありがとうございます!!僕もCDをいつも店着日にゲスの極み乙女。は買ってるんですけど。あのーいつもタワレコでゲスの極み乙女。を買いに行くと店員さんに『また来たんですね。』って『私の手から手に渡ってます。』って言われるんです。意味がよくわかんないんですけど、多分僕が絵音さんに顔が似てるからなのかなって。」

川谷「へえー。」

レポーター「多分絵音さんのファンだと思うんですけど。だから僕にも少しサービスがあるといいますか。」

川谷「そうなんだ。」

レポーター「毎回いい声で『手から手に渡ってます』って言ってくれるのが、女性版“渡部篤郎”みたいな感じでそれがうれしくて、あの、これを絵音さんに一番伝えたかったことなんで。」

川谷「そうなんだ。」

レポーター「あっはい。あの…ではインタビューの方は、これで終わりにさせていただきます!ありがとうございました!」

全員「ありがとうございました!」

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川谷「いや、いい質問ばっかりで、すごいよかったよ。」

レポーター「ありがとうございます。」

川谷「でもまあ、当たり前か。君、オレだもんね。」

レポーター「はい、まあ、一応……。」

川谷「また、定期的に来てよ。」

レポーター「はい! 皆さんさえよければ!」

川谷「ありがとう!じゃあ、生徒のみんなにも覚えてほしいから、最後にもう一回、君の名前、みんなに伝えてもらってもいいかな?」

レポーター「はい! 僕の名前は…!東京都 26歳 ラジオネーム ハイセンス太郎です!

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─居酒屋

MARI「ご注文は?」

課長「ビールと、あと…?」

いこか「ウーロンハイ、お願いします。」

MARI「 かしこまりましたー!」

いこか「あのさ、ちょっと言いにくいんだけど…もう、連絡しないでもらえる?」

課長「え? それって…?」

いこか「…ん、まあ、そういうこと。」

課長「ずっと、好きだって……。」

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いこか「んー。まあ、あの時はあの時じゃない?まあ、いいじゃん。お互い遊びだったんだし。」

課長「いや、でも、オレはそんなこと…。」

いこか「そんなことあるの。」

課長「でも、そんなの、ひどいじゃねえかよ!」

いこか「大きい声出さないでよ!」

課長「パラリラパラリラ!」

いこか「何それ!」

課長「わかんねえよ!」

MARI「 ビールとウーロンハイです!」

いこか「じゃあ、ほら。乾杯。」

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課長「そんな気持ちになれるかよ!パラリラパラリラ!」

いこか「どんな気持ちなのよそれ。」

課長「わかんねえよ!」

いこか「もういい。帰るね。」

課長「どうすんだよ、もう終電終わってるぞ。」

いこか「タクシーで帰るの。じゃあね!」

課長「パラリラパラリラ!」

MARI「お客様。そろそろ、閉店の時間なんですが……。」

課長「なんだようるせーな…!」

MARI「そう言われましても、規則ですので……。」

課長「あと、さっきからうるせえんだよそこのお前ら!お前だよお前!」

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川谷「なんすかいきなり。」

MARI「お客様!」

課長「偉そうにギターなんか持ちやがって!さっきから聞いてりゃ何が武道館だ!お前なんかには絶対無理だ!」

川谷「なんだよこのデブメガネ野郎…!」

課長「おう、言うじゃねえかなこのもやし野郎が…!じゃあ、武道館を目指すギタリストさんの、ギターとやらを弾いてみせてくれませんかここで…!ジャカジャーン! とよお!」

川谷「うっせえなこの野郎…!わかったよ、弾いてやるよ!ちゃんと聴いとけよ!?」

MARI「 いや、なんかすみません、ほんと。またぜひ…!あ、タクシー… ですか?いやあ、ちょっとこの辺、なかなか、通らないんですよねえ……。」

M アソビ / ゲスの極み乙女。

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ということで、
本日の空き教室でのアドレス読み
課長が、先週までの流れで絵音先生のフェイントを待ったために、
休日課長先生はマイナス
絵音先生は10点
とのことでした。
ちなみに30点満点です〜

では来週もどこかの教室で!!!
\コポゥ/

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