小泉監督による小論文対策講座!
2016.02.11
広瀬すず
今月の登校最終日!SCHOOL OF LOCK!の女子クラス!GIRLS LOCKS!
2週目担当! そして!とにかく文字を書くのが大好き!
漢字ノートは宝物!の新聞部・部長!広瀬すずちゃんです。
すず「新聞部では、朝日新聞にバックアップをしてもらいながら、生徒の皆さんと一緒に毎月“新聞”を発行しているのですが、今夜は、新聞部に映画『ちはやふる』の小泉監督が来てくれています!月曜日は映画『ちはやふる』のお話をしたんですが、今夜は、現在受験シーズン待っ只中ということで、小論文対策講座を開いていただきたいと思います。」
すず「監督は脚本も書いてるんですもんね!小論文って書いたことってありますか?」
小泉「いわゆる小論文は、高3で書いたのが最後かもしれないです。」
すず「何から始めればいいんですかね。」
小泉「多分小論文って正解を出す必要はなくて“こうである”とか、“こうじゃない”っていうことさえ言えればいいと思うので、最初はまず仮説を立てて、“多分こういうことなんじゃないだろうか”っていう文からはじまり、“なぜなら”っていう検証パートになって、そして最後はそれを考察するパートになって結果、“仮説があってました”“間違ってました”ってなると思うんです。科学の実験と一緒ですよね。仮説を立てて、実験して、考察して。」
すず「あっー確かに。そう!って思っちゃった!!」
小泉「でしょ?でしょ。」
すず「台本書くときもそうなんですか?」
小泉「台本書くときはむちゃくちゃです。(笑)」
すず「むちゃくちゃって(笑)何か気をつけてるってことってあるんですか?」
小泉「いろいろあるんですけどそうですね・・・予定調和にならないようにしたいなとは思ってます。」
すず「作ってて、神的なシーン出来ちゃった!っていうのはあるんですか?」
小泉「年に何回か…はありますね。」
すず「えっ!!『ちはやふる』でもありましたか!?」
小泉「『ちはやふる』もありますよ。」
すず「えっ!?どこですか!!?」
小泉「それは・・・えっ、あのどこまでいっていいかわかんないけど・・・運命線のとこですね。あの、うーん運命線の・・・これどこまで言っていいかわかんないね(笑)」
すず「でも私はわかります。すごい!すごいですね監督!!!!!すごいね!すごい監督!!」
小泉「何か今すごい要素あった?」
すず「だってカルタは深いっていうことも話しで言ってて、それが連動してたりするから。だからすごい!すごいですよ!すごいよ監督!!」
小泉「あっーそれは確かに年に一回のチケット使っちゃったかもしれないです。」
すず「すごい!!」
小泉「でもそれも初めから分かってて書いてるわけじゃなくて、こういうことなんじゃないかなーって書き始めて、いやいやそうじゃない・・・あーそうじゃない・・・って書いていきつくんですよね。小論文じゃないけど仮説を立ててあれこれ検証して、戻ってやり直して。そして結果みたいなのに近いですね。」
すず「すごいこれ聞いてから映画見るのみんなちょー贅沢!やばいって思っちゃう!」
小泉「意外とわかんなくても動かしてみるっていうか、やり始めてると見えてくるものもあるんでそれもコツかもしれないですね。書き直しはいくらでもできるじゃないですか、だから分かんなくてもいいからとりあえず書き始めてみるのがいいかもしれない。脚本もそうやって書いてるので。」
すず「なるほど!私今すごい楽しい!!では最後に受験に挑む生徒の皆さんにメッセージをお願いしてもいいですか?」
小泉「これから受験に挑むみなさん。勉強すごく辛いと思うんですけど、辛いのはこの瞬間だけなのでここを通り抜ければきっとその先は素晴らしい未来が待っているはずなので、ここを踏ん張りどころだと思って。映画でもやっぱ辛いところがあって、最後解放されて豊かな気持ちになるっていう流れがあるかと思うので、今それがその踏ん張りどころだと思うので。」
すず「その流れ、ちょーちはやふるですね!」
小泉「受験も青春なんで間違いなく。だから精一杯やって素敵な未来を掴んでください。」
・・・今夜の小論文対策講座の内容は、
SCHOOL OF LOCK! TIMESでも掲載しているので、
是非、参考にしてみてください!
ちなみに、朝日新聞で掲載されている天声人語は文章を書くのに、
お手本になるのはもちろん、
これまで多くの大学入試でも問題として採用されているので、
是非チェックしてみてください!
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