ネガティブ思考になってしまうという受験生に逆電！

2017.02.17

応援部(旧)

今週のToppa差し入れ受験生を発表していきます！

弘前大学　をめざす　北海道　RN きゅー
成瀬高校　をめざす　東京都　RN B組のくれない
茨城県立医療大学　をめざす　静岡県　RN takawimps
学芸大学附属高校　をめざす　神奈川県　RN 勇猛精進
神戸大学　をめざす　愛知県　RN かなん

とーやま校長「おめでとーーーーーーーーーー!!!」

あしざわ顧問「がんばれぃ!!!!」

我が校とロッテがコラボして受験生に贈る『勇気のお菓子』!!
T・O・P・P・A…Toppa！　が現在発売中!!!

是非、試験会場に持っていって、
Toppaせんぱいの言葉から勇気をもらってくれ！

そして、SCHOOL OF LOCK!応援部！は、全国の頑張る受験生を応援する、
『受験生応援・スペシャルステージ』真っ最中です！

今宵も、応援部掲示板に書き込まれた受験生に逆電！
不安な君の背中を、精一杯、押していきたいと思います！

■ この先どうなるのか
滑り止めにしていた大学の合格とれませんでした。
センターも思うようにとれず、なんだか失敗続きです
まだ私立の発表と入試、国立二次がありますが、どこも滑り止めよりレベルの高いとこだらけ
浪人できないので、ふと今後の人生について考えてしまいました。
勉強していますが思うように手がつきません。
なにかお言葉頂きたいです

カイザーりゅーせい
男性/18歳/千葉県
2017-02-10 22:02

あしざわ顧問「……もしもし！」

カイザーりゅーせい　千葉県　18才　男性　高校3年生

カイザーりゅーせい「もしもし！」

あしざわ顧問「カイザーりゅーせい！　書き込み読ませてもらったけど、なかなかしんどそうだなぁ」

カイザーりゅーせい「そうですね…」

RN カイザーりゅーせいは現在、滑り止めで受けた大学には補欠合格という形なのだとか。

あしざわ顧問「この後はどうなってるの？」

カイザーりゅーせい「私立が一通り終わったので、それの結果待ちです。2月25日に前期の国立があります」

あしざわ顧問「だけど、今ちょっと集中できていないんだ？　今、一番自分の中でモヤモヤしている部分はどこ？」

カイザーりゅーせい「今まで、思い描いていた通りの人生を歩んできていて、今回も“大学生になる”っていう未来を思い描いていたんですけど、滑り止めっていう最後の受け皿みたいなものが無くなっちゃって、今後の自分がどうなるのかって考えてしまいます」

あしざわ顧問「じゃあ、カイザーりゅーせいは今まではいい感じでステップアップしてきたんだな？」

カイザーりゅーせい「そうですね。壁はたまにあったりしたんですけど、結果的には良い感じでした」

とーやま校長「イメージした通りに来たけど、今初めてイメージとは違うところに来てしまって、どう進んだらいいのか…って感じなんだ？」

カイザーりゅーせい「そうですね」

あしざわ顧問「浪人できないって書いてあったけど、それはどうして？」

カイザーりゅーせい「親には“浪人できない”って言われていたし、自分も浪人したくないんです。親は、自分がどこかしらの大学に行けると思っているんで、浪人した時の事を考えてないんですよ。
俺もこの状況に立たされて、初めて“どうしよう”って考えていて。まだ諦めたわけじゃないんですけど、万が一ってことを考えた時に“働くことになるのかなぁ”って考えてしまいます」

あしざわ顧問「急に将来の事を想像している感じなんだね」

カイザーりゅーせい「そうです」

あしざわ顧問「自分の中で、どうしても考えちゃうって事ある？」

カイザーりゅーせい「センター試験で失敗した事とか、私立に落ちて、“あの時、こうしていれば良かった”って過去の事を振り返ってしまうことがあります」

あしざわ顧問「失敗した時のことばかりがフラッシュバックしちゃうんだな。ちなみに、本命の大学はどうして志望したの？」

カイザーりゅーせい「自分の家からも通える範囲っていうのと、自分の出身の高校からも行っている人が多いっていうのがあります」

あしざわ顧問「将来の夢とか、将来やりたい事とかってある？」

カイザーりゅーせい「起業したいなって思ってます」

とーやま校長「起業！」

カイザーりゅーせい「本当の将来の夢は、日本を旅しながらゆっくり読書をしたりして暮らしたいんですよ」

とーやま校長「いいねぇ～！　若くしてそうなりたいの？」

カイザーりゅーせい「そうなんですよ！　そのための資金繰りって感じで、起業してお金を稼ぎたいなって思ったんです」

とーやま校長「起業よりかは旅のほうが目的なんだ？」

カイザーりゅーせい「最終的には旅ですね！」

とーやま校長「旅している間に起業した会社が傾いちゃったりしたら大変だから、起業はせずに、1年間働いてお金を貯めて、旅をするとかでもいいんじゃない？」

カイザーりゅーせい「それもアリなんですけど、起業したい欲があるんです(笑)」

あしざわ顧問「すごいざっくりしてるな！(笑)　今、話を聞いているとやりたいことがあるけど、それがイメージ通りに行かないことにすごくストレスを感じてるよね？」

カイザーりゅーせい「それもあります」

あしざわ顧問「意外と、そういう所にヒントがあるような気がするんだ。受験って自分と向き合うことになるじゃん」

カイザーりゅーせい「はい」

あしざわ顧問「今までに無いくらい勉強したりして、自分を高めなきゃって思って戦うんだけど、結果がついて来ないこともたくさんあったんだよね。そういう時、めっちゃ凹むんだよ。だけど、そこで試されている気がしていて」

あしざわ顧問「例えば、どうしても大学に行きたいっていう夢がある奴は、それを力に変える事も出来るし、こうなりたいっていうパワーに変えられる部分があったりすると、強い自分になれたりするんだよね。
カイザーりゅーせいの話を聞いていると、足りてない自分の事ばかりを考えちゃってるじゃん。そこを乗り越えることによって、将来、カッコいい男になれると思うんだ！　カイザーりゅーせいは、カッコいい奴になりたいんだろ？」

カイザーりゅーせい「あるかもしれないです！」

あしざわ顧問「“将来はお金も稼ぐし、色んな所に旅をして、自由な時間も過ごしてやるぜ！”っていうような男になりたいんでしょ？」

カイザーりゅーせい「なりたいです！」

あしざわ顧問「そうだよな。お前は今、そういう男か？」

カイザーりゅーせい「全然違いますね…」

あしざわ顧問「そうでしょ？　お前がイメージしている自分になるには、努力をしないといけない部分があるんだよ。これに気づかされるのが受験っていう存在なんだよね。
自分が想像していたことと違うことなんて山ほどあるし、その事に凹むんだけど、やっぱり理想の自分になりたいって思った時に何をするかっていうと、そこから努力を始めるんだよ。
カイザーりゅーせいは、今ダメージを食らった状態で立ち止まってしまっているように思えるんだ。だけど、本番まではあと1週間しかない。こんな所でウダウダ言っている場合じゃないだろ？」

カイザーりゅーせい「はい。一生懸命勉強します!!」

あしざわ顧問「そうだよね！　俺はそれしかないと思うな。こうやって過ごしている時間も無駄ではないと思うし、足りてないって思うのなら、やるしかないんだよ！」

とーやま校長「ここでやれなかったら、もしも起業出来たとしても、4日で潰れます！」

あしざわ顧問「校長先生が良いことをいってくれた！　お前はそうじゃない男でありたいわけだろ？　俺はそうだと信じてる！　お前らしく、ドシンといってくれ!!」

カイザーりゅーせい「ありがとうございます!!」

あしざわ顧問「最後に、お前から声を聞きたいな。“やります！”っていう気持ちを言葉にして欲しい！」

とーやま校長「これは顧問とお前の約束だからな！」

カイザーりゅーせい「ハイ！」

あしざわ顧問「よし、いこう!!」

カイザーりゅーせい「過去を振り返らず、前だけを向いて、ひたすら今出来る勉強を頑張ります！」

あしざわ顧問「今後もその言葉を力に、突き進んでいけよ！　がんばれぃ!!! 」

カイザーりゅーせい「ありがとうございます！」

あしざわ顧問「なかなか自分の思い通りにならないのが受験。そして、壁にぶつかるのも受験だと思います。
ここで自分が試されるし、自分がどういう人なのか、どうしてその学校に行きたいのかっていう『原点』を今だからこそ考えてみるべきだと思います。
今、辛いっていう生徒は、もう一度自分が何者で、どうなりたいのか。もう一回考えてみて！　ここから頑張って乗り越えていこう!!!」

応援LOCKS!では、毎週、『全国の、頑張る受験生』5名に、TOPPA10個を差し入れしています!!!
欲しい！　という生徒は、必ず、志望校を書いて送ってください!!