4/6 「 RYO-Z先生 マンガの授業 」

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「コスプレするなら、ILMARI先生は何ですか?」
「俺がコスプレするならね、楽なヤツ。・・・ジェロニモ!」
「ぶわっはっはっは。ジェロニモ (笑) 」
「ジェロニモにするわ、キン肉マンの (笑) 」
「いいですねぇー」
「カツラとハチマキみたいなヤツ付けて。あと裸でしょ?」
「(くるりの) 岸田にもやってもらいたいね (笑) 」
「できそうじゃん! (笑) でも体系が違うか・・・」
「キッシーもキン肉マンが大好き。フリークだから」
「髪型は近いけど (笑) 。RYO-Zくんは何やる?」
「俺ね・・・わかんないと思うんだけど、島耕作!」
「わかんないじゃん (笑) 」
「いい背広を着たい!」
「それでコスプレ・パーティに出てたら笑うね」
「初芝 (電器産業株式会社) のバッジ付けたいわ (笑) 」

この日のSCHOOL OF LOCK!の「生放送教室」では、生徒&職員たちによるコスプレ祭りが開催され、RIP SLYMEの2人もコスプレするなら何がいい?そんな話になりまして。ILMARI先生はキン肉マンのジェロニモ。RYO-Z先生は島耕作、と、お二方ともかなりマニアックなコスプレを希望。っていうか、島耕作はホントに分かんないんじゃないですか?普通のスーツ姿のRYO-Z先生って事でしょ!? (笑)

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そんなコスプレに盛り上がる生放送教室に影響されたRYO-Z先生。今回は久々、遊びの講師による『マンガ』の授業を開催です!

単行本の帯にコメントを寄稿するくらいのマンガ好き!更には、マンガのことを "Tune (チューン= "曲" の意味) と呼んでしまう程・・・マンガと曲を同レベルで扱ってしまうくらいのマンガ好き!それが、我らが遊びの講師、RIP SLYMEのRYO-Z先生です。

RYO-Z先生セレクトによる、オススメ・チューン (オススメのマンガのことね) を時間の限り、紹介してもらいましょう!ILMARI先生のレコメンドもいっしょにどうぞ!!

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ペット
著者:三宅乱丈

「これはね、SFもの。超能力とかそういうのが好きな人にオススメ。記憶を操作する能力者たちの話で、組織から雇われて闇の世界の仕事をしていくワケですけど。この能力者たちは人の記憶をいじれるワケ。ある対象者の、命の恩人を自分とかに変えちゃうんですよ。アメリカのドラマ『HERO』とかね、ああいうのが好きな人は一撃でハマると思う。ただしこれは、もう新品は売ってないんですよ。だから中古で探すしかないんだけど、ビッグ・チューンなので買った人はみんな手放さないんだ (笑) 。だから中古で探すのも大変かもしれないけど、ぜひ手にとってほしい!全5巻で小学館から出てます」

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ソラニン
著者:浅野いにお

「ILMARI先生もオススメのソラニン。バンドの話なんだけど、切ないんだ!いい年の主人公がバンドをやっていくんだけど、音楽が好きな人だったら絶対グッときてしまう。バンドの話のマンガで『BECK』もあるけど、あれとはまた違った感じでね。挫折や孤独とか、そういうところがちゃんと描かれていて、深みのある人間ドラマです。ちょっと恋愛っていう感じもあっていいです。小学館から全2巻です。2巻だからサラっと読めるし」

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「ソラニン、音楽目指してるひとはオススメです」

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著者:石塚 真一

「山登りってのはホント過酷なんですよ。疲れるとか大変とかじゃなくて、事故とか滑落とかさ。でも読むと登りたくなるの。もう一歩前へ! (笑) RIP SLYMEも「STAIRS」のミュージックビデオで山登りしたけど、できればあの撮影の前にこの作品に出会っておきたかった (笑) 。すごい厳しい山の怖さ半分と、ものすごく素晴らしい山の世界半分を同時に見せつける感じ。無惨なシーンもあるわけよ、ほんと助かんないし。もう、主人公の島崎三歩に惚れるよ!興味ない人にぜひ読んでもらいたい!」

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「いやーっ・・・まだまだ足りない。いろいろあります!」

オススメ・チューンの話が止まらないRYO-Z先生。とにかくみんなに読んでもらいたい作品がまだまだあるようです。マンガ部の顧問 : 栗山千明先生の教室に行ってじっくりと語り合いたい!そんなことも言ってましたが、それは名案!今度はマニアック・フライデーの教室で、RYO-Z先生と栗山先生のマンガ授業・・・すごく聞いてみたいっす!

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「まえに、新幹線か何かに乗るときに、RYO-Zくんにオススメのマンガを教えてよって言ったら『寄生獣』を薦めてくれたよね」

「そうそうそう! (笑) あれホント羨ましいと思った。"ILMARIクン『寄生獣』読んだ事ないの!?" って。ホントにね、オレがビッグ・チューン (=名作マンガ) だと思ってる作品を、知らない!読んだ事がない!ってヤツが羨ましくて。"この感動を、いま新しく取り込めるんだ!" と思って (笑) 。『寄生獣』はね、最近ではヒストリエを書いてる岩明均さんの作品です。いまは完全版で5巻まで出ますから、読んだ事ない人はゼヒ!クラシックですよ、もう」

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そして、今回の授業にはこんなコメントも届いたぞ!

「スタジオ2次審査が、いま終わったところです。えっと・・・すごい緊張して、吐きそうだったんですけど、頑張って乗り切りました!ありがとうございました!閃光ライオット出られるように頑張ります!」

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よっ!! 拍手 さわやか!! (笑) 。聞いてもらったのは、以前、RIP LOCKS!のデモテープ・コーナー "RAP LOCKS!" でも紹介した中2の女子ラッパー2人組、Mm (ミリ) とPIZ (ピズ) による『FARDELYTS (ファーデライツ) 』のコメント!

中2とは思えないラップ・スキルで、このクラス中が一気にザワついたんだけど、そのときの模様は [ コチラです ]。2人はRIP SLYMEの事が大好きで、ILMARI先生がFARDELYTSのラップを聞いたときに「すごいRYO-Zくんっぽい!」って言ってたけど、RIP SLYMEの中でも特にRYO-Z先生の事が大好き。そんな彼女たちに「閃光ライオットに応募しなよ!」って言ったら、今回ホントに応募してくれました。

今年も8月8日に東京ビッグサイト屋上特設ステージで行われる『閃光ライオット』。賞金100万円、スタイル100%自由、10代なら誰でも参加OK!10代アーチストだけの "夏フェス" です。その閃光ライオットの出場をかけた「スタジオ二次審査」を全国各地で開催していたんだけど、名古屋会場にFARDELYTSが登場しました。

「どんな曲で応募したんだろうなぁ?」
「この時のスタジオ審査が初ライブだったんだって!」
「そりゃそうだよ、中2だもん (笑) 」
「人前でラップしたのも初めてだったらしいよ」
「スキルの高さに審査員もおののいた、と (笑) 」

今年の夏、東京ビッグサイトで彼女たちのラップを観ることができるかどうか!? 期待してます!『閃光ライオット2009』受験で忙しかった生徒のための特別コースは、4月10日 (金) まで応募を受け付けています!閃光ライオットのサイトをチェックしてください!


M-1. SPEED KING / RIP SLYME
M-2. BLOSSOM / RIP SLYME