「サカナLOCKS!復活!近況報告&2022年の抱負を書初め!(w/ 岩寺基晴先生)」

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2022年1月14日(金)PM 10:00まで




音を学ぶ "音学(おんがく)" の授業、サカナLOCKS!。
AuDeeでの2ヶ月間の修行期間を経て、毎週金曜22:30〜のSCHOOL OF LOCK! FDRIDAYに戻ってきました!本年もよろしくお願いします。

2022年さいしょの授業は、サカナクションの山口一郎先生と岩寺基晴先生、二人での授業です。この2ヶ月間の近況報告と、1年の抱負を書初めしていきます。


山口「明けましておめでとうございます。サカナクションの山口一郎です。」

岩寺「明けましておめでとうございます。サカナクションの岩寺基晴です。」

山口「2ヶ月間の"修行"を経て、サカナLOCKS!がこの時間に帰ってきました。何やってたか知ってる?」

岩寺「噂には聞いてたけど……」

山口「聴けよ!!(笑)ちょっと、メンバー……サカナクションはそういうところがあるんだよな。リリースがない中で、サカナクションのためにSNSであったりレギュラー番組であったり……頑張ってやってきてるのに!メンバーは上の空?」

岩寺「いやいやいや、大丈夫。ちゃんとネットニュースで追っかけてますんで。」

山口「このサカナLOCKS!も、2ヶ月間修行としてAuDeeの方で続けていたんですよ。生配信で、性別の問題とか、いろんな話をして鍛えられましたよ。そして今、サカナLOCKS!がこの時間に帰ってきたの。今日はその一発目にいきなり出鼻をくじかれるようなことを言われたけど(笑)。」

岩寺「本当に申し訳ない(笑)。」

(♪「ドラゴンボール」の修行っぽい音楽が流れてくる)

山口「でも、今回は来てくれたわけだから!そういう修行を経て……(孫悟空の口調で)……オラ、帰ってきたぞ!

岩寺「おかえり!」

山口「クリリンさーん!

岩寺「……………。」

山口「……特に出てこなかった(笑)。今、孫悟飯だったね(笑)。」

岩寺「そこまでは分かった(笑)。」

山口「その修行を経て帰ってきたということで、今日からサカナLOCKS!をお届けしていきたいと思います。」

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山口「それでは、授業を始めますから席に着いてください。Twitterを開いている生徒はTwitterを一度閉じなさい。Instagramを開いている生徒は、サカナLOCKS!のインスタアカウント(@sakanalocks_official)をフォローしなさい。授業が始まりますよ。」

山口「2ヶ月間修行していたその間に、なんと我々、新曲配信とアリーナツアーが始まっちゃってました。」

岩寺「アリーナツアーやってますね。」

山口「この大事な時期に修行に行ってた(笑)。ドラゴンボールで言ったら、ナメック星に先に行っちゃって、クリリンとかブルマがやばい時に悟空はまだ修行してたみたいな。そういう状況だったわけ。」

岩寺「あー、何十倍って重力のやつね。」

山口「そう(笑)。どう?久々の有観客ライブ。どうだった?」

岩寺「やっぱり、名古屋の一発目は感謝の気持ちが大きかったね。」

山口「モッチ(岩寺先生)、泣いたよね?」

岩寺「泣いた、泣いた。」

山口「モッチが泣いたの見たの人生で初めてかもしれないな。」

岩寺「泣いたのも結構久しぶりに泣いたからなー。」

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山口「あ、一回あるわ。」

岩寺「何で?」

山口「あの……あの子と別れた時(笑)。」

岩寺「(笑)」

山口「二十歳くらいの頃だったかなー。あの時、見たきりだったからね。」

岩寺「ふふふ(笑)」

山口「でも、ちょっとぐっとくるものがあったよね。」

岩寺「あったねー。」

山口「我々2年間リリースなしで、コロナ禍でInstagram Liveであったり、オンラインライブであったり、いろんな施策をやってきて、それでも尚リアルライブにもあんなにたくさんの人が足を運んでくれて。このリアルライブもほとんどSOLD OUTですよ。ただ、地元北海道だけ売り切れてないっていう(笑)。」

岩寺「北海道ってそういうところあるからなー(笑)。」

山口「あるのよ!何なんあれ?ツンデレ?(笑)」

岩寺「様子見なんじゃない?」

山口「我々が北海道出身っていうことをあんまり知られていないっていうのもあるのよ。だから、言っていかなきゃだめよ。」

岩寺「そうだね。」

山口「3月にはアルバムがリリースですから。今回のアルバムは2枚組をバラバラに出すっていうコンセプトだから。2枚目の『アプライ』という2つのプロジェクトに繋げていけたらなと思っています。」

岩寺「はい。」

山口「ここまで、愛知、大阪、福岡とやってきまして、週末は宮城県、そして北海道、東京と。」

岩寺「明日明後日が仙台だね。」

山口「武道館は4日間ですよ。武道館4DAYSなんか……信じられる?」

岩寺「いやー、すごいね。信じられないね。」

山口「やったことないよね。でも、そういうやったことないことをどんどんやっていかないといけないなと思います。」

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山口「ツアーならではの話をすると……本当にね、うちのメンバー……岩寺基晴とか江島啓一とかね、ライブ終わったらすぐいなくなるのよ!もう、すぐサウナに行くの!」

岩寺「(笑)」

山口「ごはん行こうって言ってもサウナに行くって。昔を思い出せよ、モッチ。俺たちいつもライブが終わった後反省会いっぱいやってたじゃん。あの頃のモッチはどこに行ったの?」

岩寺「ちょっと、聞いて聞いて。」

山口「いいよ。」

岩寺「今回、久しぶりの約2年ぶりのツアーだよ?その間コロナがあって、プライベートでサウナに行くっていうこともほとんどなくなっちゃったのさ。で、今回ツアーでやっと地方に行ってそういう時間が作れると。ちょっとここはサウナを優先させてほしい。」

山口「待って待って。プライオリティぐちゃぐちゃになってるから(笑)。大事なのは音楽じゃないの?サウナはモッチの中で大事かもしれないけど。」

岩寺「繋がる、繋がる。ちゃんと繋がってるから(笑)。」

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山口「だははは!(笑) だったらせめて、『一郎、サウナで反省会しようよ』とか、ひとこと言ってくれれば、ライブのことをサウナで話そうかって、感想言い合おうよってなるのに。」

岩寺「なかなかね、今サウナでもしゃべっちゃダメなんですよ。」

山口「(笑)だったら余計にこっち優先して欲しいんだけど(笑)。」

岩寺「休憩、休憩。ライブのために体を休めるっていうのも大きいからね。」

山口「……まあ、いい。メンバーがこんなもんだから、ライブが終わった後に私はイベンターの方といつもごはんに行くんですよ。そこでイベンター情報を手に入れるんですけど、このコロナ禍でのライブ事情みたいなのをいろいろ聞くと、2020年からツアーを始めている人たちがいて、2021年にツアー2周目を回ってると。今、コロナで2周目なんですよ。1周目の時はちゃんと動員があったらしいけど、2周目をやっている人たちって動員が減ってるの。ライブを観て、こういう感じならもうちょっと我慢しようっていって、ライブに来なくなった人が結構多いみたい。どのアーティストも演出も抑えるし、スピーカーとかもあんまり入れられない。で、チケットの値段も上がっているから。そういう状況でも、設定したギリギリまでお客さんが入っている状況を感謝しなきゃいけないし、今までやってきたことに自信も持たなきゃいけないよね。」

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岩寺「そうだね。」

山口「北海道だけ売り切れてないんだけどね。何度でも言う(笑)。」

岩寺「(笑)」

山口「お父さん、お母さん……」

(♪「北の国から」が流れてきて……)

山口「お父さん、お母さん……北海道でのチケットが売れてないです……サカナクションです……東京じゃ武道館4日間売り切れているのに……どうしてですか……ルールルルル……

岩寺「見えた(笑)。雪景色が見えた。」

山口「見えた?雪の中に立ってた?俺。」

岩寺「立ってた、立ってた。」

山口「でも、感謝しなきゃいけないなって。これがどれくらい続くかっていうのもあるからね。こういう状況だからこそ、いい環境で、いい音で、いい演出でライブをやっていかなきゃいけないなってことも感じておりますね。」

岩寺「はい。」

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そしてこの修行中の期間に、新曲「プラトー」の配信もはじまりました。

■ サカナクション、新曲「プラトー」


山口「「プラトー」は、どうだった?作ってみて。」

岩寺「結構紆余曲折はあったけど、いい形でまとまったかなとは思ってる。」

山口「かなりあったね(笑)。シングルとしてリリースせずに配信のみにして、3月30日にアルバム『アダプト』が出ますけど、ハーフアルバムみたいな感覚じゃないですか。全部で何曲くらい入れたい?」

岩寺「えー……そうだな……理想を言えば8曲くらいはいきたいけどね。」

山口「うん。今のところライブでやっていない曲も収録されるんでね。この間モッチと2人で年末にやっていましたけど。僕は8曲がいいかなと思っています。そこめがけてやって、『アプライ』も8曲くらいで、2枚で合計16曲くらい。その『アプライ』は来年かな。来年の3月とかめがけて出せたらいいなって思っています。サカナクションは5年も6年もアルバムを出さないわけだから、分割してね(笑)。」

岩寺「小出しにね(笑)。」

山口「小出し分割アルバム(笑)。しかもその分コロナ禍でお金が厳しい時にシングルも出さずにアルバムもハーフにして値段を落として、その代わりそのお金でライブに来てもらったりとか、そういうような考えを持ってやっているのでね。つまり、"アダプト(適応) "ですよ。」

岩寺「そうだね。これもひとつの。」

山口「なので、是非楽しみにしていただけたらと思います。ライブも是非来ていただけたらと思っています。」

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山口「ここで、毎年恒例の書初めっていうのがあるんです。今日はせっかくなのでモッチも。ちなみに、去年の目標何って書いたと思う?」

岩寺「えー……リリース的なことなんじゃないの?」

山口「あのね、2021年の目標は"NEWアルバム"って書いたんです([2021年1月1日の授業])。……未達成です(笑)。」

岩寺「(笑)」

山口「だけど、かすったよね?」

岩寺「そうだね。一応発表はしてるからね。」

山口「発表しているし、そもそも11月に出す予定だったんだよね。ギリギリまで11月の予定だったんだけど、山上さん(レコード会社ビクターのサカナクション担当)と僕が相談して、アルバムを3月にして順番を従来の流れの真逆にしようと。だから、ギリギリまで11月だったけど、3月になったから。でも一応曲はやってるからね。新曲を。だから、これはかすった!アウトに近いセーフ(笑)。」

岩寺「曲は放してるから。」

山口「そう。あと、ニューアルバムをどうするとは書いてないから!(笑)」

岩寺「(笑)」

山口「発表まではいったからね。その辺は許してもらいたいと思います。今年はだから、具体的な目標はやめておこうかなと思う(笑)。」

岩寺「ふふふ(笑)。目標、なんだろうなー……」

山口「書くよ。」

岩寺「はーい。」

(二人、それぞれ書いていく)

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山口「……ほら。いい目標ができましたよ。じゃあ、モッチから発表してもらおうかな。」

岩寺「はい。僕が書いた目標はこちらです。」

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山口「おー。」

岩寺「"制作"。兎にも角にも、何かを作らないと何もできないっていうところで、継続してこの流れをもって今年1年は制作を中心に、コンスタントにしっかり作っていけたらいいなというのが目標ですね。」

山口「年末、その話2人でしたもんね。今年はデモというか、プリプロのレベルを上げていこうよと。それをモッチと僕と、動ける人間で地道にやっていこうよって話をね。」

岩寺「そうですね。」

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山口「じゃあ、私の目標はこうなっております。こちら……」

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岩寺「ほー。」

山口「"藪漕ぎ" って分かる?」

岩寺「藪の中に入っていくみたいなイメージだけど……」

山口「そう。藪をこいでいくのよ。つまり、道なきところに道を作る。それを2021年やってきたんだけど、この2022年は、さらに深く藪を漕いで新しい道を作っていこうと。ダメだったら戻ればいい、国道に(笑)。」

岩寺「行ってみるっていうのが大事だよね。」

山口「だから、行ってみるよ。積極的にやっていこうかなと思っています。」

岩寺「チャレンジね。」

山口「うん。チームとしても新しい取り組みをやろうかなと思っているんですよ。今年我々は15周年ですからね。15周年を機にいろいろ発表したいことも出てくると思うのでね。そういう意味も込めて、"藪漕ぎ"にしたいと思っております。」

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今回の授業も終了の時間になりました。

山口「今回は2ヶ月ぶりの修行期間を経て、久しぶりのサカナLOCKS!ということで、この2ヶ月の近況を岩寺基晴さんとお話しさせていただきましたけど、久々のラジオどう?」

岩寺「楽しかったよ。」

山口「これ、別に毎回来てもらってもいいんだよ?」

岩寺「来れる時があればいつでも。」

山口「"来れる時"っていうとまた話が違ってくるんだよ。スケジュールの組み方が。」

岩寺「確かにね。」

山口「たまにだから楽しいんじゃない?……まあ、また……来れる時に(笑)。」

岩寺「ははは(笑)。来れたら来る的な(笑)。」

山口「あなた楽でいいねー(笑)。また遊びにきてもらえたらと思います。」

岩寺「はい。」

山口「そして、修行の前に生徒のみんなに出していた宿題があったんです。先生忘れていませんよ。宿題提出者に私のおすすめの本を10冊プレゼントするという企画をやっていたんです。こちらは、来週の授業で宿題を紹介したいと思いますので、来週も是非聴いていただけたらと思います。」

岩寺「いいね。」

山口「サカナクション、新曲「プラトー」が絶賛ストリーミング配信中なので聴いていただきたいのと、近くに行った際にはライブも来てもらえたらと思います。ということで、今回の授業はここまで。」



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