掲示板の書き込みを紹介

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山口「はい、授業を始めますから席についてください。マンガを読んでいる生徒はマンガをしまいなさい。Twitterを開いている生徒は、Twitterを一度閉じなさい。授業が始まりますよ。」



★情熱大陸
見ました。バイノーラルって何?という疑問の気持ちを持ったままイヤホンをテレビに挿して見ましたが正直鳥肌立ちました!何だこの音の聴こえ方は!という衝撃。自分の周りを誰かが歩きまわってささやいているかのような臨場感がスゴかったです!録画していたのであと何回かは繰り返して見ます!
緑のサカナP
男/16/長崎県




山口「先日、『情熱大陸』がオンエアされまして、その感想がたくさん届いているのですが、緑のサカナPも見てくれたということで。なんかね、意見として、テレビにイヤホンを挿せるって知らなかったっていう人が結構いたんですよ。僕らの世代は、親に隠れてテレビを見るっていうときにイヤホンをチャッと挿して見るっていう習慣があったので……当時はブラウン管のテレビだったんですけどね。イヤホンを挿すところを知らないっていうのはびっくりしましたけど。」

「バイノーラルっていうのは、イヤホンやヘッドホンじゃないと体験できないものなんですが、それをテレビで放送するっていうことはすごく冒険だったんですね。それを『情熱大陸』のスタッフの方たちが尽力してくださって実現したと。これは画期的だったんじゃないかと思います。あとね、期間限定だったんですけど、インターネットで動画が見られるように特別処置をとってくださったので、たくさんの人が見られたんじゃないかと思います。バイノーラルを先生が発明した!みたいな感じに放送されていましたけど(笑)、 多くの人がイヤホンやヘッドホンを持つようになって見直されているっていうだけで。」

「先生はAOKI takamasa先生(先週もAkufen先生の通訳として出てくださいました。)とパリコレでの音楽を担当して、その模様が『情熱大陸』でも流れたんですけど、ふたりで新しいユニットをやってみようかなって話をしているんですよ。バイノーラルとダンスミュージックを織り交ぜた新しいサウンドを作ってみるっていうのを。先生、いろんな可能性を感じているので、このサカナLOCKS!でも状況を報告していけたらと思っています。でも、みんなバイノーラルに対してビックリしたみたいで嬉しいね。「振り返っちゃいました!」みたいな(笑)。そして、このサカナLOCKS!を普段放送している教室もチラっと映っていましたね。質素と言ったら失礼ですけど(笑)、ザ・スタジオ!みたいなところで放送をしていたのも映っていました。今日授業しているところは、結構広いところなんだぞ。なので、耳をすますとひょっとしたら、音の反響でスタジオの広さも感じられるかもしれない。音っていうのはすごいんだぞ。体感してもらえたらと思うんですけど。」

「あとね、「『情熱大陸』見ました!」って街で声をかけられる確立が高くなって……先生、この前下北沢でクレープを買っていたぞ(笑)。その時に、サカナクション先生ですよね?って気づかれるのは恥ずかしいな。ちょっと、その辺は……察してくれ(笑)。先生、クレープ大好きだぞ。でも、先生がクレープが大好きなのは、クレープを食べたいなって思って一口目だけだな(笑)。一口クレープみたいなのがあれば繁盛するんじゃないかなと思って。」

「話は変わるんだが、この間ゲスの極みLOCKS!の(川谷)絵音先生とごはんに行く約束をしたんですよ。でも当日に先生、熱出ちゃって(笑)。絵音先生とのごはん、ドタキャンしちゃいまして……。この場を借りてね(笑)。絵音先生、熱を出してしまって、ご飯の約束を守れず、すみませんでした。後日リスケするんで、許してください。また連絡します。ふふふ(笑)。」

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山口「今回の授業は、[ サカナLOCKS! 掲示板 ] に届いた書き込みを紹介していきます。久々だからね。いろんな意見があるので、たくさん紹介していきたいと思います。」



★NF最高!!!!!
『NF #02』 、とてもとても素敵な体験をありがとうございました!
もちろん皆さんかっこよかったのですが、特にAkufenさんがたまりませんでした!音の組み立てかた、全体の流れ、タイミング…『すごい』の一言でした。
他にもトークを聴いたり、レーザー体験したり、あっという間に5時間が過ぎていきました。
熊本県民としては、地方での『NF』開催も心待ちにしていますが、やはりリキッドルームは格別だと思います。ぜひまた行きたいです!
熊本の こめこ
女/25/熊本県




「『NF #02 _SEN-』を先日開催しまして。先週(この授業でも)ゲストに来ていただいたAkufen先生がメインアクターで出演してくださったんですけど。すごかったねー、本当に。Akufen先生ね、本当に良い方でした。そして、『NF』を気に入ってくださいましたね。最後はニッコニコで帰っていきましたから。しかもね、DJのプレイ時間をオーバーして、長めにやってくれたんですよ。相当楽しかったみたいですよ。「フロアのみんな、すごく良い人たちだね。最高に踊ってくれていたね。」って言ってくださって。僕らにとっても最高の体験でした。そして今回の『NF』では、音楽はもちろんですけど、トークイベントとして、パリ・コレクションなどの演出を手がけている金子(繁孝)先生に来ていただいたり、サカナクションのライブの演出で使っているレーザーを体験できたりとか、釣りのキャスト……仕掛けをぴゅっと投げる体験とかも入れていたんですよ。テーマが“SEN”だったので、“線”にまつわるいろいろなことをやりましたね。あと、インスタレーションでも、NIKEの靴を鎧にしてそれを纏い、和太鼓の中で踊るっていうインスタレーションをやったりとか。これもすごい好評だったんですよね。なので、今回の『NF』は……本当にお金がかかりました!大変です。そして、ちょっと紹介したいメッセージがあるんですよ。先生のInstagramにあるメッセージっていうのかな。そこに、こんなメッセージが届きました。」



初めまして。目を通していただけるか分かりませんが、先日『NF』に参加しました。キャパオーバーしていてあまり楽しめませんでした。参加したい人がたくさんいて、ひとりでも多くの人を入れたいのは分かりますが、あのごった返し具合ならもう行きたくないと思いました。朝方近くなったら大分人も減って良かったのですが。あと、通常のライブで踊ることを推奨していますが、踊っていなくても楽しんでいるので、あまり踊れ踊れ言わないでいただけるとありがたいです。



「なるほどね。うん、分かる。この『NF』っていうのは、『NF #02』のことね。こういう意見も実はあったんですね。『NF』っていうイベントは、正直お金儲けするためにやっているイベントじゃないんですね。だけど、赤字になると開催が中止になってしまうんです。今回はAkufen先生を呼ぶということ以外にも、いろいろなワークショップやインスタレーションなど、いろいろなことを実践した結果、大変予算がかかってしまったんですね。で、先生も決断を迫られたわけです。「チケットの値段を上げる」か、「キャパを増やす」か。LIQUIDROOMって、下のホールと、上のTime Out Caf_ & Dinerと、KATAっていうスペース。あと、上全体のたまり場みたいになっているところをロフト(LIQUID LOFT)っていうんですけど、それを全部使うから、そこをみんなが行ったり来たりできるように、人数をちょっと増やしても大丈夫かなって思ったんですよ。前回下のホールの人数だけを上限にしていたら、上のスペースが結構スカスカになったと。ホールの人が上に行くとホールがスカスカになって、下に人が溜まると上がスカスカになるっていう状態だったので、これはいろいろな弊害が出るなって思ったんですね。だから全体的に賑わうように、キャパを調整して今回やってみたんですけど、移動する人が多くて、全体的になんか多く感じちゃったんですね。だからその辺を今回先生は反省して工夫しようと思うんですけど。でも、そうなると、やっぱりチケットの値段を上げなきゃいけないんですね。これがまた難しいんですけど。……だけど、先生、断言する。日本であれだけのVJと、あれだけのワークショップと、あれだけのインスタレーション。あれだけのラインナップであのチケットの値段っていうのは、日本で『NF』しかない。これは断言する。下手したらこれは1万円とか有り得るぞ。ライゾマ(Rhizomatiks)がVJして……RhizomatiksってPerfumeの演出とかをしている人たちですよ。真鍋(大度)さんが関わって、DJもして、Akufenが出て、僕もDJして、1部・2部もあって、インスタレーションが楽しめて、パリコレの演出家のトークイベントも聞けて、DJ講座みたいなのもあって、レーザーのワークショップもあって。それを1日で体験できるなんて……まるでディズニーランドじゃないか!(笑) それを、1部・2部共通で、5000円。1部はスペシャアプリでも配信されている、Time Out Caf_ & Diner で行なわれているやつね。2部のオールナイトのイベントが3800円。これは安い。2部が5000円でもいいくらいだよね。で、共通で7000円とかでも良いくらいだと思いますよ。なので、みんなの意見を聞きたい。次の『NF』は1月の末に行なわれる予定なんですけど、ラインナップもいろいろ考えているところで……ちょっとチケットの値段を上げるかもしれないぞ。その代わり、踊りやすいスペースを作るように人を減らす。みんな、どっちがいい?これ、意見を聞きたいよ。『NF』に来た事がある人も、『NF』に来たことがなくて、今の話を客観的に聞いた人も。チケットの値段を上げて、人を減らして快適にするか。それとも、チケットの値段を下げて、多少人が多くてもみんなで交流しながら楽しむか。いろいろ意見を聞いてみたいなと思っています。」

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「あとね、ライブで踊れ踊れ言わないで欲しいっていうのは……ごめん、言う!先生が言っているのは、「自由に踊れ」っていうこと。自由に踊れっていうことは、踊らなくてもいいの。踊らない踊りもあるわけだから。言葉にならない言葉とかもあるわけでしょ。だから、踊りたいけど踊れない人たちの背中を押すっていうのが、ステージの上にいる先生の仕事だと思う。多少ウザくても、踊れって言われていても、君だけに言っているわけじゃないと思って欲しいね。踊りたくない人は踊らなくていいから。踊らないことが悪いことじゃない。それも、今度から先生はMCで言うね。『NF』でもこんな風に、踊れて楽しかったですっていう人もいるわけですからね。いろいろ感じたことを先生に意見くれるっていうのは嬉しいです。あと、グッズがダサいっていう意見もきたけど、逆にグッズが良いって意見もあるの。だから、みんないろんな意見があるわけですよ。だけど、先生はネガティブだから、100のうち1つでもネガティブな意見があると、そっちに引っぱられる。そういうのをちゃんと先生は乗り越えていくから。みんな、いろいろ意見ください。……ちょっと長くなっちゃったな。」

♪パッポー、パッポー、パッポー、パッポー (授業終了の合図)

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「……あら。え?NFの話で終わり?掲示板の書き込み、一人しか紹介できていないんですけど。大丈夫かな?……またこれ、先生、得意のね。親父ゆずりの話が長くなるパターンをやってしまったので(笑)、メッセージの紹介、続きはまた来週やっていきたいと思います。ただ、『NF』は、地方開催も来年企画しています。『NF』ジャパンツアーを開催することを、『NF』プロデューサーのひぐま君と相談しているのでね。中途半端なことはやらないよ!リキッド級のことを全国でやるつもりなので、楽しみにしていてください。」

『NF』Official Siteは[⇒コチラ]

ということで、今回の授業も終了です。

「サカナLOCKS!で、『NF』っていう、サカナクションが企画しているクラブイベントの話をいつもしているんだけど、生徒諸君の中では、クラブって何?とか、『NF』ってよく分かんないって人もたくさんいると思うんだけど、先生は、音楽の楽しみ方を増やしたいだけなんですね。ライブに行って楽しんでいる人たちが、次にどんな音楽の楽しみ方をするのかっていうのを先生と一緒に考えていけたらいいなと思うし、ここで一生懸命伝えていこうと思っているので。何か感じてもらえたらなと思っています。」

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