* 放 送 後 記 *

SCHOOL OF LOCK!


山口「今夜は、先週に引き続き、新バンド“2”を結成した、古舘佑太郎君を迎えてお届けしていきます。ゲストはこの人です!」

古舘「古舘佑太郎です。」

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山口[先週]もゲストに来ていただいて。アルバムも、10月4日にリリースしました。The SALOVERSが活動休止になって、役者をやって……もう1回組んだこの2っていうバンドはどんなバンドですか?

古舘「このバンドは、それぞれメンバーがもう1度バンドをやっていて……

山口「え、全員?」

古舘「全員やっています。全員終わってしまって、結構タイミングが近いんですけど……そのタイミングで集まった4人ですね。だから全員が2回目のバンドです。」

山口全員が2回目のバンドで、バンド名が“2”……なるほどね。それぞれ何ていうバンドをやっていたの?」

古舘「ギターとベースは同じバンドで、ポニーテールスクライムっていうバンドをやっていて、ドラムの子は北海道で、瞑想し、帰する。っていうバンドをやっていました。」

山口「北海道の子なんだ。ドラムは女の子なんだね。」

古舘「そうです。」

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山口「どういうきっかけで出会ったの?」

古舘「まず、ポニーテールスクライムっていうバンドは、僕が10代の頃……それこそ、閃光ライオットに応募する前から同じライブハウスにずっと出ていて。僕らの1個下で、ライブハウスでの後輩みたいな感じのバンドだったんです。で、僕のバンド(The SALOVERS)が終わってソロをやるタイミングで、ポニーテールスクライムっていうバンドのギターのP助(加藤綾太)に声をかけて、ちょっと手伝ってくれないかっていう話をして、ギターで参加してくれて。その中で、彼とバンドをやりたいなって思って、その時にバンド名が決まりました。他のメンバーはどうしようかっていう時に、僕がソロをやっていた頃、いろんな同性代のミュージシャンの子と知り合いたいなと思って、結構いろんなライブに行ったり、声をかけたりしていて……その中で、ドラムのyuccoと対バンしたことがあって。ライブを観ていてめちゃくちゃドラムが良くて……そしたら、サポートメンバーだって聞いて、じゃあちょっと声をかけてみようってことで声をかけて。で、ベースが決まっていなかったんで、ポニーテールスクライムの赤坂(真之介)は、僕も元々知っていたので、彼だったら一緒にやりたいなって思って彼を呼び出して、しゃべって、誘って……決まりました。」

山口「へー。」

古舘「で、一応スタジオに入ろうってなって、4人集まって、課題曲がないので、The SALOVERSの曲とかを練習してきてって送ったりして、スタジオに入って音を鳴らした瞬間に、僕とP助の中では、これだ、って……。」

山口「へー……なんか懐かしいなその感じ……いいなー。」

古舘「はい。それは僕もやりながら今年1年は、僕も昔を思い出したというか……中学生、高校生の感じに近いものを感じました。」

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山口「では、ここで1曲聴いてみましょう。僕、すごく好きな曲があるので、それを良いですか?」

古舘「はい。」

山口「じゃあ……2で、「Family」。」


■ 2 - Family (Official Music Video)




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山口「僕ね、この曲の歌詞がすごく好きなんですよ。」

古舘「本当ですか。」

山口昔の古舘君なら絶対に書かない……

古舘「絶対に書かないですね、これは(笑)。」

山口「絶っっ対に書かない歌詞だなって思って。だから、これを聴いた時に、ふっきれたんだなーって思ったし、ある種、かっこつけ方を変えたんだなって思ったんだよね。」

古舘「あー……本当にそうですね。この曲に関しては、自分の中では新しいというか……書いている時も、自分が書いている感じがしなかったです。勝手に進んじゃう……みたいな。」

山口「でも、昔の悶々とした、鬱屈した……東京の未成年っていうかさ。そういう世界観から、良い形で大人になったんだなっていう風に思ったね。すごく良いなって思うし、僕は絶対に書けないなって思う。このアルバムを聴いて、たくさんの人にこのバンドを知ってほしいって。友達だからとか、後輩だからとかじゃなくて、本当にたくさんの人に2のことを知ってほしいって率直に思うのよ。」

古舘「本当ですか……嬉しいです。」

山口「後で印税くれとかは言わない(笑)。」

古舘「ははは(笑)。」

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古舘「僕、こうやってバンドに戻ってこられたのも、やっぱり一郎さんと出会って、よくお会いするようになった期間って、僕にとって一番何もできていない……自分に満足できていない時期だったので、その時期に一郎さんとしょっちゅう会えていたっていうのは……一郎さんの前だからとかじゃなく、かなり自分の中で大きいと思うんです。」

山口「いやー……嬉しいけどね、そう言ってくれるの。」

古舘「だから、どこか今でも自分がバンドを組んだ以上、自分は諦めていたけど……諦めかけていたけど、やっぱりいろんな自分の曲を聴いてもらいたいし、もっともっとライブに来てほしいなって。そこをもう1回向き合った今は、どこか自分が成長できて大きくなった時に、自分も先週のテーマみたいな……後輩のことも考えられるようになりたいなって思えて。だからこそ自分も頑張ろうっていう風に思いました。」

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山口「僕は逆に、古舘君と会って……自分もスランプなのよ、正直。何年もアルバム出していないし。」

古舘「そうなんですか。」

山口「僕の場合は、タイアップっていうたくさんの人に聴いてもらうために曲を作らなきゃいけないっていう状態が続いて、そもそも自分ってどんな音楽を作っていたっけ、どういう風に自分の世界観を表現していたんだっけなって見失っていたんだよね。だけど、古舘君に会って、偉そうに先輩面して話をしていたけど……古舘君に話す形で自分に話をしていたんだなっていうのがあって。」

古舘「あー……あの時に、一郎さんが音楽のシーンごと一郎さんが考えて背負っていた時、僕は正直自分にはそういう考えが全くなくて、うわー……すごいな……って思いながらも、自分の中にリンクするところはなかったんですけど、今もう1回立ち上がって、26(歳)になってもう1回夢を追いかけようとした時に、なんか……あの時ほど他人事に思えないっていうか……自分もやっぱり役者をやっていて、例えば、地上波のテレビとかに出るのも、映画に出るのも……どこかで知ってもらいたいというか……音楽を聴かない人が、音楽を聴くきっかけになったらいいなって。自分が待っていても何も変わらないし、そこに臆病になったらだめなんだなって思えるようになりました。」

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山口「うん……僕は、古舘君は音楽をやる運命にあると思うし、世の中に出て行く……さっきの曲(「Family」)じゃないけどさ。古舘君の運命なんだと思うんだよ。で、それを拒絶していたところがあったなって思ったけど、今はそれと向き合いながら音楽も役者もやれているっているのがすごく良いなって思うし、僕も頑張ろうっていう気持ちに……このアルバムを聴いて、なれたんだよね。」

古舘「え……じゃあ、僕から一郎さんに、何か少しでも渡すことができていたんですね。」

山口「もらった、もらった。」

古舘「それはもう、自分じゃ全然……なんか、なんで俺一郎さんに自分の悩みばっかり相談しているんだろうって思っていたので……」

山口「ははは(笑)。自分が持っている悩みとかぶるところもたくさんあったし……僕ね、後輩に好かれないのよ(笑)。」

古舘「え、そうなんですか。」

山口「ミュージシャンの友達って本当にいなくて。後輩も(笑)。」

古舘「えー、意外です。」

山口「だから、自分を重ねちゃうし、このアルバムを聴いて、僕も臆さず、売れる売れないとか、人に届けることを親切にするしないっていうのは置いておいて、自分の作りたいものを作るって……今踏み出してアルバムを作っているから。フル君に聴いてもらいたいと思うし……いつか対バンしたいよね。」

古舘「うわー……対バン、したいっすね。」

山口「出順、じゃんけんで決めようぜ。」

古舘「まじっすか(笑)。じゃあじゃんけんで決められるくらい自分たちも頑張りたいですね。」

山口「いや、関係ないよ。」

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古舘「あと、ひとつあるのは……目下目標は、一郎さんに久しぶりに会った時に、「お前ちょっとそれ、ちげーよ。」って言われたいっていう……」

山口「え、それどういうこと?」

古舘「僕が、がむしゃらにやって、やって……やりすぎて、はみ出ちゃって、迷いじゃなく、うわーって走っている中、それが違った道に行きかけた時に、一郎さんに「お前、それはちょっとちげーよ。」って言われたいっていう……」

山口「いやー、違うよって思うところまで行っちゃってたら、多分連絡しなくなる(笑)。」

古舘「うわ、まじっすか(笑)。」

山口「ははは(笑) でも、僕は古舘君より10こ以上歳が上だから、いろんな人と会ってきているわけ。で、いろんな人を見てきているから……先輩も後輩もね。みんな出会う人とか取り巻きだったり、関わっている人によって全然変わっていっちゃうと思うんだよね。でも、フル君の周りにいるスタッフの人だったり、チームの人はすごく良い人……素晴らしい人ばかりだから、ちゃんとしたミュージシャンや役者になってくれるだろうなって思うし。」

古舘「はい。」

山口「調子に乗っても良いんだよ。女の子といっぱい遊んだりしても良いし。だけど、ちゃんと自分のスタンスっていうか……立ち位置を見失わずにやれば良いと思う。僕はね、役者をやりながらも、それを全部音楽にするっていう気持ちで役者をやってほしいと思う。」

古舘「そうですね。何かを持ち帰りたいっていうのは常にあります。」

山口「うん。役者のために音楽をやって欲しくはないし。職業はなんですか?って言われた時に、「ミュージシャンです。」って言ってほしいっていうか……先輩の願望だけど(笑)。」

古舘「はい。すごいありがたいです。」

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山口「このニューアルバム、みんなに聴いてほしいと思うし、どっちかというとNHKの朝ドラ『ひよっこ』に出ていた古舘君だって思う人の方が多いかもしれないと思うんですけど。」

古舘「そうかもしれないですね……。」

山口「彼はミュージシャンなので。皆さん、是非、2を聴いていただけたらと思います。」

古舘「よろしくお願いします。」

山口「また是非遊びに来てください。」

古舘「いつでも……本当に一郎さんに会いたいんで。」

山口「ははは(笑)」

古舘「すごい気持ち悪いこと言っちゃいましたけど(笑)。」

山口「飯行こうよ、今度。」

古舘「是非。」

山口「あと、ライブもある時、誘ってくださいよ。ライブ、観たいです。メンバーの皆さんにもお会いしたいしね。」

古舘「はい、お誘いします。」



2 Official Sitehttp://www.2band.tokyo

2-man Tour “VIRGIN”
2017.10.20(Fri) 名古屋UPSET GUEST / ミツメ
2017.10.26(Thu) 神戸VARIT GUEST / Homecomings
2017.10.27(Fri) 大阪JANUS GUEST / LAMP IN TERREN
2017.11.09(Thu) 仙台enn 2nd GUEST / The Wisely Brothers
2017.11.15(Wed) 新代田FEVER GUEST / SEVENTEEN AGAiN




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山口「でも、僕がこんな風に言うのも珍しいんですけど、ちゃんとみんなに聴いてほしいんですよ。これは年齢に関係なく、若い子も共感できるし、僕くらいの年齢の人もすごく共感できる歌詞だと思うし。」

古舘「はい。SCHOOL OF LOCK!でいうと、僕は10代の頃からお世話になっていて……今生徒で10代の子は僕らがThe SALOVERSとして出ていた頃は聴いていないと思うんですね。」

山口「そっか。」

古舘「だから、今久しぶりに帰ってきて……『ヤンキー母校に帰る。』じゃないですけど(笑)、その感覚なんですよね。」

山口「ははは!(笑) でもそれは、生放送教室に出た時じゃない?」

古舘「そっか。」

山口2LOCKS!が始まってさ……うわ、ちょっと……お前、サカナLOCKS!を乗っ取り……」

古舘「2LOCKS!……(笑)」

山口「俺が、2LOCKS!のゲストに来て、「古舘君、お久しぶりです……」って。」

古舘「じゃあ、僕、黒板なんて書けば良いですかね?」

山口「……"先輩"?(笑)」

古舘「(笑)」

■ 2 - ケプラー (Official Music Video)




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