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世界各国ベタな犬の名前は?
「ベタな犬の名前」と言われて思い浮かぶ「ポチ」「シロ」「タロウ」……。では、外国ではどんな名前が人気なのでしょう? 世界各国の「ベタな名前」を調べてみました。

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英語圏メスは「Bella」
 まず英語圏。イギリスのペット保険会社「Animal Friends」が調べた2016年の人気の名前ランキングがあります。
 それによると、アメリカ、イギリス、オーストラリアの3カ国で、メスの1位が「Bella(ベラ)」に集中しました。
 ちなみに、フランスでも、メスでは「Belle(Bella)」がトップでした。
 オスに関しては国ごとで違いが出ました。
 同じ調査では、アメリカでオスの1番は「Max(マックス)」。その他、「Bailey(ベイリー)」も人気の名前として上がっています。
 イギリスのオスの1番人気は「Alfie(アルフィー)」。ロンドンにある老舗ペットショップ「Bow Wow London」の店員に聞いたところ、「最近は『Poppy(ポピー)』も増えていますが、『Alfie』のほうがより『ベタな名前』ですね」と話していました。
 ちなみに、オーストラリアのオスの1位は「Charlie(チャーリー)」でした。

動物販売の規制が厳しいドイツ
 ドイツ語はどうでしょう。
 動物販売への法規制が厳しいドイツでは、保護された犬を引き取って飼うのが一般的です。
 動物福祉団体「TASSO」の調査によると、2016年の一番人気は、メスが「Luna(ルナ)」、オスが「Balu(Balou=バロウ)」でした。

フランスでは「スヌーピー」
 メスの名前で「Belle/Bella」が一番多かったフランス。犬の愛好家のコミュニティ「chien」の調査によると、オスの名前でトップは「Caramel(キャラメル)」でした。
 一方、オスとメスの両方を合わせた総合ランキングでは「Snoopy(スヌーピー)」がトップに。
 ロシア人留学生によると、ロシアでは「Bim(ビム)」「Jack(ジャック)」などの名前が人気です。そして、王様や神様の意味を持つ「Czar(ツァー)」「Rex(レックス)」「Mars( マルス)」も「ベタな名前」になっているそうです。ちなみに、プーチン大統領の愛犬の名前は「Koni(コニー)」です。

中国は「色」を重視
 お隣、中国では、毛の色や性格で名前を決めることが多いです。
 その中でも多いのは「阿黄(ア・フアン)」「大黒(ダ・ヘイ)」「小白(シャオ・パイ)」。最近は外来語風の名前も好評で、「Coco(ココ)」「Lucy(ルーシー)」などの名前も増えています。さらに「息子」「娘」とストレートな名前を持つワンちゃんもいるそうです。

日本は「ポチ」ではなく……
 では、日本だと何が人気なのでしょう?
 実は「ポチ」「シロ」「タロウ」は、そんなに人気ではないようです。
 ペットの保険会社、アニコム損保の2016年の調査によると、オスとメスを合わせた総合ランキングでは「ココ」が6連覇を達成しています。  メスの1位は「モモ」、オスは「レオ」がトップでした。

※2017年7月31日
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