この写真は、先日の大雪が降った時に撮影したもので、何も変わらない普通の町の景色です。
しかし、震災直後、この川には、海から来た被災物が散乱していて、
見るに耐えなかったのを覚えています。

今では被災物も片付き、白鳥やサギが戻ってきました。

高校卒業後、私は専門学校へ進学します。
学校で勉強するだけではなく、学校外で震災や地元に関するボランティア、
企画、交流会などに積極的に参加し、震災に対する思いを共有して忘れないようにしたいと思っています。

ここ以外にまだまだ被災物が片付いてない所はあります。
形だけ作る復興は、お金があればできますが、
私たち若者の役割はお金では出来ないことを創ることだと思っています。

今出来ることを精一杯に。
あの絶望的な状況下からめげずに立ち上がれたのは奇跡だと思っています。
この写真のように前に歩き始めた人はたくさんいるのだから、たくさん奇跡の軌跡を残していきましょう。


宮城県 18歳 女の子
ラジオネーム:フォレオ