増田順一先生、大森滋先生が来校!
今夜は2時間丸ごと「ポケモン」の授業!

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『 ポケモン 』

今週は、SCHOOL OF LOCK!"ポケモン"WEEK

今夜は2時間丸ごと、"ポケモン"の授業を行います!

あしざわ教頭「最近は掲示板や生放送教室でもポケモンの話題がよく出ていましたが、今日は"ポケモン"から講師をお呼びして、ポケモンの授業をしていただくことになりました! 先週からこの学校のWEB校舎にも、ポケモンがたくさん現れております!」

ゲスト講師は、株式会社ゲームフリークより、
プロデューサーの増田順一先生、そして、ディレクターの大森滋先生
ポケモンを作っている方々です!

とーやま校長「ポケモンはもちろんのこと、将来ゲームを作る仕事をやってみたいっていう生徒もたくさんいると思う」

あしざわ教頭「ゲームクリエイターなんて"夢の職業"ですからね!」

とーやま校長「ポケモンの魅力、そして、ゲームをつくる仕事に関する話、今日は何でもいいでしょう! 増田先生と大森先生に、聞きたいことを直接ぶつけてみよう!」

そして、今週11月18日(金)発売のニンテンドー3DSソフト、
「ポケットモンスター サン・ムーン」についての授業もあるぞ!

さらに今夜は、電話に出てくれた生徒に、
「ポケットモンスター サン」もしくは「ポケットモンスター ムーン」、
このどちらかをプレゼントするぞ!

お二人への質問は学校掲示板メールで待っているぞ!
今日は、ポケモンのことをあまり知らない生徒のために、
詳しい生徒は学校掲示板で、ポケモンの魅力を教えてあげてほしい!

さらに、今週は、夜11時ジャストにお届けしている、
SCHOOL 4ORCEも、「ポケットモンスター サン・ムーン」とコラボレーション!
毎日、ポケモンに関する問題を必ず一つ、出題していくぞ!
そして、正解数に限らず、参加してくれたチームには、
「ポケットモンスター サン」そして「ポケットモンスター ムーン」を2つずつプレゼント!

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♪ Origin / KANA-BOON


とーやま校長「我が校の走る体育の講師! 生徒のみんなには優しいけれども、校長と教頭には何だか厳しい。口が悪い、態度が悪いでおなじみの、KANA-BOON先生! Twitterで見たら、先週末にZepp札幌で、憧れのASIAN KUNG-FU GENERATION先生と一緒にツーマンやってて、更に曲もコラボとかしてるらしく、夢の出来事があったみたいだよ!」

あしざわ教頭「それは観たかったなぁ」

とーやま校長「近々、また生意気な口が聞きたいから、やってきたらいいんじゃないかと思っているよ!」


さあ、今夜は2時間まるごと、"ポケモン"の授業!

増田先生「アローラ! ゲームフリーク取締役・開発本部長をしております、ポケモンの開発・プロデュース、そして作曲もしている、増田順一です!」

とーやま校長「そして…」

大森先生「アローラ! ゲームフリーク、"ポケットモンスター サン・ムーン"でディレクターをやっております。ゲームの企画を考えて、開発のスタッフと一緒にゲームを作っています。大森滋です!」

とーやま校長・あしざわ教頭「よろしくお願いします!」

増田先生・大森先生「よろしくお願いします!」

とーやま校長「てっきり、もっとお堅いお二人が来られると思っていました(笑) まず、今日は2時間、お越しいただきありがとうございます!」

あしざわ教頭「ありがとうございます!」

とーやま校長「すごくフランクなお二方なんですね。年齢も言ってしまって大丈夫ですか?」

増田先生「大丈夫です。48です」

とーやま校長「大森先生は?」

大森先生「36です」

とーやま校長「(大森先生は)俺と教頭と同い年ってことが発覚したんですよね!」

あしざわ教頭「そうなんですよね」

とーやま校長「だから、大森先生…今日はよろしくな!」

大森先生「(笑)」

あしざわ教頭「自分だけやりやすくなるようにするのはやめなさいよ(笑)」


とーやま校長「改めて、お二方にはポケモンの講師としてお越しいただいているんですけれども、このポケモンを知らない生徒はいないと思います。お二人は、この"ポケモン"というものにどのように関わられているんですか?」

増田先生「自分は、20年前に一番最初に作られた、"ポケットモンスター 赤・緑"の時からプログラムや作曲をしていて、それからゲームのディレクターをやったりしています。今回はプロデューサーという形で、ずっとこの20年間、ポケモンと共に開発をしてきました」

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とーやま校長「ゲームでよく聴くあの曲も、増田先生が作られてたということですよね」

増田先生「ですね」

とーやま校長「大森先生は、どのような関わりですか?」

大森先生「自分は、"ポケットモンスター ルビー・サファイア"の時からずっと今まで企画一筋でやってきました。ひたすら、"こうやったら面白くなるんじゃないか"とか"通信でこういうことをしたらみんなが喜ぶんじゃないか"というようなことを13〜14年考え続けて、今はディレクターになってゲームを作っています」

とーやま校長「"ポケモンって一体なんだ?"ってヤツはたぶんいないと思うんだけど、もしかしたら知らない生徒もいるかもしれないので、少し簡単に説明していただいてもよろしいでしょうか」

増田先生「1996年に、まずゲームで誕生したのが、"ポケットモンスター 赤・緑"なんですけど、この時にはピカチュウが入っていて、ピカチュウはここから始まっているんですね。なので、ゲームが最初で、その後にカードゲームやアニメ、映画と広がっていきました。今でもこのゲームを中心として、ポケモンの世界は広がっていっています。簡単に言うと、"RPG"のスタイルをとっていまして、不思議な"ポケモン"という生き物を集めながら、敵を倒してポケモンを育てていくというゲームです」

とーやま校長「より強くするのが楽しみ…というのが基本ですね」

増田先生「そうですね」

とーやま校長「そこから色んなジャンルに派生して行って、今がある。海を越えて全世界の人が楽しんでいるんですね」

増田先生「そうですね。今"ポケモン ワールドチャンピオンシップス"と言って、全世界35か国のトップの人たちが集まって、世界一を決めるという大会が開催されています。これはカードゲームとビデオゲームと両方やっているんですが、言えばオリンピックのような感じで、毎年開催しています」

とーやま校長「一番新しい世界チャンピオンはどちらの方なんですか?」

増田先生「アメリカだったかな」

とーやま校長「やられたな! ちくしょう! 本家はこっちだぞ!」

増田先生「(笑)」

あしざわ教頭「確かに、日本であってほしいところはありますけどね」

増田先生「毎年変わるんですよ」

とーやま校長・あしざわ教頭「へ〜!」

増田先生「ジュニア、シニア、マスターと、(年齢によって)ランク分けされていますので」

とーやま校長「ポケモンで他のゲームにはない魅力と言うと、どういうものがありますか?」

大森先生「先ほどお話しもありましたが、世界中の人々が"ポケモン"というゲームを遊んでいます。今作で言いますと、9か国語で対応しています。本当に世界中の色んな人たちが同時にこの"ポケモン"で遊んでいるんです。なので、昔はケーブルで繋がった友達同士しか通信交換や対戦ができなかったんですけど、今はwifiとかありますので世界中の知らない国と繋がっていくというのが、このゲームならではの魅力なのかなと思っています」

とーやま校長「すごいよね! それができるんだもんね!」

増田先生「今回の"サン・ムーン"を起動して最初に選ぶのが、"何の言語ですか?"っていうところからなんです」

あしざわ教頭「そうなってくると、パソコンとかと同じですね」

増田先生「なので、日本版を買っても、英語やフランス語などの他の言語で遊ぶことが可能なんです」

大森先生「英語の勉強になるからと言って英語で遊ぶ人もいます(笑)」

あしざわ教頭「そういう遊び方もあるんですね!」

とーやま校長「英語なんかは、遊びながら覚えるのが速いって言いますしね」

大森先生「サンで日本語、ムーンで英語でやると、"あ、これってこう訳されてるんだ"って」

とーやま校長「なるほど!」

あしざわ教頭「"ゲットだぜ!"を(英語で)どう言ってるんだろうって(笑)」

とーやま校長「お二人は、どうやって今のお仕事に就かれたんですか?」

増田先生「自分はゲームフリークという会社を立ち上げた当時からいます。
普通に1年間プログラマーとしてサラリーマンをしていたんですがつまらなくて。
昔"クインティ"っていうゲームがあったんですけど、ゲームフリークのメンバーが、それをファミコンのインディーズで作っていたんです。
そのメンバーたちと集まっていて会社を立ち上げることになり、普通のサラリーマンをやめてゲームを作ることにしました。
元々ゲームは好きだったんで全く違和感はありませんでしたね。
よくわからない巨大なシステムを作るよりも、見て、右を押すと右に動く主人公という方がすごく楽しくて、そのままみんなと一緒にゲームを作るようになりました」

とーやま校長「今回、増田先生がプロデューサー、大森先生がディレクターをされているということですけど、大森先生がこの仕事に就いたきっかけはどこからだったんですか?」

大森先生「昔からゲームが好きだったんですけど、大学に行っている時に、このまま勉強していくよりはゲームを作りたいなと思って、大学を辞めてプログラムの専門学校へ行きました。そこからひたすらプログラマーとしてがんばって行こうと思ったんですけど、企画としてゲームフリークに入ることになりました(笑)」

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とーやま校長「大森先生も増田先生も、ゲームが好きだと言う気持ちが抑えきれなかったんですね」

増田先生「そこは大事。勝手に(ゲームを)作ってましたからね」

大森先生「そうですね」

とーやま校長「仕事でお金が発生するとかではく?」

増田先生「趣味ですね」

とーやま校長「やっぱりその気持ちがここまで引っ張って来てくれるんですね」

あしざわ教頭「人をわくわくさせたいってことですね」

増田先生・大森先生「そうですね」

とーやま校長「10代の時はどんな毎日を過ごされていましたか?」

増田先生「自分は、何も考えずに外で遊んでいた子どもでした。自転車が大好きで、サッカーをやったり空手を習ったり、もちろん、ゲーセンに行ってゲームをしたりしていました。自分の時はまだファミコンとかがなかった時代なので、ゲームセンターに行くしかないんですよ。そんな10代から、中学になって少しずつオタクになり、高校になると更にオタクになって、部活の先輩の影響で高橋留美子さん(『うる星やつら』や『めぞん一刻』の作者)のワールドに引きずり込まれて、完全に行ってましたね(笑)」

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あしざわ教頭「そこからオタク気質がスタートしてしまったんですね(笑)」

増田先生「それから声優さんにはまったりとか、どんどんアニメ・声優さんという方向に進んで行きました。でも同時にゲームはしていたんですよ。やっぱりプログラムもしていましたし、ゲーセンも行っていました」

とーやま校長「毎日楽しかったということですか?」

増田先生「そうなんですよね」

とーやま校長「その先輩を恨んだりとかしてないですよね」

増田先生「ちょっとするかな…(笑)」

とーやま校長「するのか!(笑) 大森先生はどういう10代でしたか?」

大森先生「10代、その時にはもうファミコンがあったんでゲームをやったりしていたんですけど、10代の頃は工作が好きで、段ボールで色んなものを作ったり、電子工作をしたり、ひたすら物を作るということをやっていました。それが、年齢を重ねていくごとにだんだんオタクになって行って(笑)」

あしざわ教頭「同じ進化を遂げていくんですね(笑)」

大森先生「自分たちの世代だとわかると思うんですが、14〜15歳の時にエヴァンゲリオンがありまして、それにはまってしまって、絵の勉強をして漫画家になろうと思うようになりました(笑) そこから、なぜかプログラマーに戻って行くんですが、やっぱり当時のアニメとか非常に影響を受けました」

あしざわ教頭「僕も、まさにその流れで美術大学に行ったりしましたね。エヴァンゲリオンにはまって、毎日早く帰ってエヴァンゲリオンを観るという日課ができてしまい、同じルートをたどりましたね(笑)」

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大森先生「そうですね。毎週アニメがあるたびに、次の日に思い出して"これはどうなったんだ?""これはどう思う?"って話したりとか(笑)」

とーやま校長「ひとつ"これだ!"と思ったら突き詰めるという力が、お二人とも10代の頃からすごくて、だから、今ここにいるんですね」

あしざわ教頭「そういうことなんですかね」



ポケモンサン・ムーン発売楽しみ!
サン・ムーンで追加されるたくさんのポケモンを使ってみたくて今からワクワクしています!学校でもその話題で持ち切りで、みんな楽しみにしています!発売日は平日ですが、学校が終わったらダッシュで買いに行きます!
サボ山
男性/16歳/東京都
2016-11-14 22:03




増田先生「ありがとう!」

大森先生「ありがとうございます」

あしざわ教頭「すでにワクワクしている生徒がいますよ!」

とーやま校長「今週の金曜日、18日にニンテンドー3DSソフト"ポケットモンスター サン・ムーン"が発売されるということで、これはまず、どういったゲームになるんですか?」

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大森先生「"ポケモン"とは、この世界に住む不思議な生き物なんですけど、それをモンスターボールで捕まえて、共に冒険し、主人公と共に成長しながら、多くの試練を乗り越えていく、というゲームです」

とーやま校長「今回は、どういったところが舞台なんですか?」

大森先生「アローラ地方という、ハワイのようなイメージの南国をモチーフにした舞台です。アローラ地方特有のポケモンが数多くいて、"赤・緑"の時にいたポケモンと同じポケモンなんですけど、全く別の姿になっているというポケモンも登場します」

とーやま校長「今作を初めてやるという人も楽しめるし、今までのシリーズをやっている人も"こんな変化があるんだ"と、そういう楽しみ方もできるんですね」

大森先生「20周年の作品なんですけど、20年間、"赤・緑"から遊んできてくれた人には変化を楽しんでもらえますし、冒頭から丁寧な説明もたくさん入っていますので、初めてやる人も面白いと思います」

増田先生「20年間ずっと、ボールでどう捕まえるかを毎回丁寧に説明しているので(笑) やってくれている人は"もうわかったよ!"ってたぶん思ってると思うんですけどね(笑)」

あしざわ教頭「でも、そういうのって大事ですよね」

とーやま校長「今回、この"ポケットモンスター サン"そして"ポケットモンスター ムーン"の2種類が発売されるということですよね。何が違うんですか?」

増田先生「これは、"サン"が、ニンテンドー3DS本体と同じ時間で動いて、"ムーン"ではそこから12時間の時差があります」

とーやま校長「だから、お日様とお月様に別れているんですね」

増田先生「はい。なので、ヨーロッパとかだと8〜9時間ぐらいの時差なんですけど、日本にいながらにして違う国の気分を味わってみることができます。夜だと出て来るポケモンも違うので、"サン"をプレイしている友達と交換したりできます。そもそも、2本(ソフトを)出しているのは、交換してもらおうと思ったからです。それぞれ出て来るポケモンがちょっと違ったりするので、より楽しめるということになりますね」

とーやま校長「すごい!」

あしざわ教頭「実際の世界でも、夜行性の動物と昼間動く動物との違いがあったりしますもんね」

増田先生「それと同じように、夜行性のポケモンがいたりします」

とーやま校長「"サン"でしか楽しめないものもあるし、"ムーン"でしか楽しめないものもある。だからみんなで共有するということが、海を越えてできるということなんですよね」

増田先生「そうです」

あしざわ教頭「色んなものがクロスしていますね」

とーやま校長「今回の"サン・ムーン"で、これまでのポケモンシリーズと違うところはどこですか?」

大森先生「今回ですと、一番メインになる"Zワザ"というものがあります。強力な技なんですけど、どんなポケモンでもその技を使うことができて、一発逆転というか、その技を使うことでどんなポケモンでも強く戦えるというのが、今回一番の特徴かなと思います」

とーやま校長「1回しか使えないんですか?」

大森先生「そのバトルで1回しか使えません。そのぐらい強力なんです」

とーやま校長「3回ぐらい使えませんか」

増田先生・大森先生「(笑)」

あしざわ教頭「それはそれで面白くなくなっちゃうじゃないですか(笑)」

とーやま校長「色々新しい機能が搭載されているんですね。さっきも話がありましたけど、今回初めてやるという生徒でも全然楽しめるんですよね」

増田先生「全然楽しめますね。例えば、3DSの下画面に"ロトム図鑑"が表示されるんですけど、そのロトム図鑑が冒険のナビゲーションをしてくれるという機能が入っています。迷ってもどこに行けばいいのかすぐにわかるようになっているので、初めての方でも楽しめますね」

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今日最初の、ポケモンが大好きな逆電リスナーは…。

とーやま校長親衛隊 福岡県 16歳 男性 高校1年生

とーやま校長「ポケモン好きなんだろ? いつからポケモンをやってるの?」

とーやま校長親衛隊「大好きです! 小1からずっとやってます」

RN とーやま校長親衛隊は、ポケモンを育てて戦えるところが好きなのだそう。
そんなRN とーやま校長親衛隊が二人の先生に聞きたいこととは…

とーやま校長親衛隊ポケモンなどのアイデアはどうやったら生み出せるんですか?

あしざわ教頭「ポケモンのゲームのアイデアってこと? そのもののアイデア?」

とーやま校長「ゲームの中で、色々あるシステムのアイデアとか」

とーやま校長親衛隊「はい。そうです」

増田先生「大体、自分は風呂に入ってる時に思い浮かぶことが多いんですけど(笑)
でも、ずっとそのことを考えてるんですよ。
例えば、下画面をどうしようと考えている時に、ロトムっていうポケモンがいるので、図鑑で表示してナビゲーションってどうなんだろう、とか。
みんなで考えることももちろんあるんだけど、一個一個そのアイデアをずっと考えてると、急に"来た!"ってひらめくんです。
これは、ストーリーとかもそう。
ポケモンの場合は、それぞれのポケモンというものも大事にしているんだけど、"みんなが平和に暮らせますように"という大きな意味があって、神話を考えてみようかな、とか、時間と空間が無限ってことだよな、とか、ひとつひとつ調べてアイデアを一個ずつ積み上げていったり考えたりしています。
だから、いきなりドーンってアイデアを考えているわけじゃないです」

とーやま校長親衛隊「はい」

とーやま校長「ずっとアンテナを張り続けていて、それがスタンダードな状態でいつでも受信できるように、っていうことなんですね」

増田先生「そうなんですよね。ずっと考えています」

とーやま校長「大森先生はいかがですか」

大森先生「自分も常に考えてアイデアを出しているんですけど、例えば、子供がどういう反応をするんだろう、とか、常に見ているんです。
"いないいないばあ"をしたらどうして喜ぶんだろう、とか、どうしてずっと走り回っているんだろう、とか。
ずっと見ていて、顔をパーンって出したら驚くんだと気づいたら、じゃあ、草むらからポケモンの顔がパーンって出てきたら、みんなびっくりするんじゃないかな、って。
そういうアイデアが日常にはあって、それをどういう風にゲームに切り取るかというところがアイデアなのかなと思っていますね」

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とーやま校長「とーやま校長親衛隊、すごいね!」

とーやま校長親衛隊「もうヤバいです(笑)」

あしざわ教頭・増田先生・大森先生「(笑)」

とーやま校長「大好きなゲームの生まれる話が聞けて、今どんなことを思ってる?」

とーやま校長親衛隊「もう、尊敬しかないです!」

増田先生・大森先生「(笑)」

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とーやま校長「"サン・ムーン"も買うだろ?」

とーやま校長親衛隊「……お、お金が…」

とーやま校長「お金がないの? でもやりたいだろ?」

とーやま校長親衛隊「やりたいです!」

とーやま校長「じゃああげちゃおうか」

とーやま校長親衛隊「本当ですか!」

とーやま校長「増田先生、いいですよね?」

増田先生「はい」

とーやま校長「とーやま校長親衛隊、ちゃんと遊んでほしいし、これからも俺の親衛隊を続けて欲しいから(笑)、ニンテンドー3DSソフト"ポケットモンスター サン"もしくは"ポケットモンスター ムーン"のどちらかをプレゼント!!」

とーやま校長親衛隊「ありがとうございます!!」

あしざわ教頭「おめでとう!! どちらかは、届いてからのお楽しみです!」

増田先生「あ、そうなんだ(笑)」

友達と遊んでね!
ありがとう、RN とーやま校長親衛隊!



ポケモン発売まであと4日!
大森さん!増田さん!こんばんは!
わたしはずっとポケモンをやってます!ムーンも予約しました!
いつもたくさんの笑顔をありがとうございます!
今作は新しいことだらけでもうワクワクです!
小学校のころからずっとポケモンに携わる仕事をするのを夢としています!今、工業系の学校に通ってゲームを作ったりするような勉強もいつかしたいと思っています!
どうしたら、みんなに笑顔を与えられるようなゲームを作ることができますかね??
ポケモンを作る上で一番大切なことなども聞けると嬉しいです!
しゅんパフパフのしゅんちゃん
女性/15歳/青森県
2016-11-14 22:10




あしざわ教頭「自分がやっている仕事を目指している生徒がいるというのはいかがですか?」

増田先生「それはすごくうれしいよね」

大森先生「うれしいですね。そんな憧れられるような存在なのかっていうと(笑)」

とーやま校長「もしかしたら何年後かに、"あの時書き込みを読まれた者なんですけども"みたいなことがあるかもしれませんよ」

増田先生「それで本当にゲームクリエイターを目指してくれて、将来いいゲームを作ってくれたらすごくうれしいです」

あしざわ教頭「一緒に仕事をしてたりするかもしれませんしね」

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続いてのポケモン好きな逆電リスナーは…

とんでもない野球ばか改 東京都 19歳 男性 浪人生

「男と女の掲示板逆電」以来、5年ぶりだと言うRN とんでもない野球ばか改。
小学校5年生ぐらいから、ポケモンのことは大好きなのだそう。

とーやま校長「ポケモンのどういうところが好きなの?」

とんでもない野球ばか改「自分で1から育てて、相手を倒したりするところもそうなんですけど、ポケモンの音楽が好きなんです」

増田先生「うれしいですね!」

とーやま校長「増田先生が作曲をしているんですよね。ちょっと顔が変わりましたね(笑)」

増田先生「(笑) 急に笑顔になりました(笑)」

とーやま校長「音楽のどういうところが好きなの?」

とんでもない野球ばか改「"ダイヤモンド・パール"が今までとちょっと違って、不気味なところがちょっとあったりするんです。例えば"森の洋館"っていう場所があって、そこの音楽とかが不気味な感じなんですけど、音楽を消すと何でもないただの移動になってしまうんですよね。そういうところで、音楽との相乗効果じゃないですけど、やっぱりすごいなって感じますね」

増田先生「うれしいですね」

とーやま校長「ゲームと音楽ってすごく大きいですよね」

増田先生「でも、結構音を消してプレイする人もいますから。ありがたいですね」

とーやま校長「それこそ、ラジオを聴きながらやったりとか(笑)」

増田先生「自分のTwitterに、"今厳選しながらラジオを聴いています"みたいな(笑) 完全に音を消してます」

とーやま校長「増田先生から、音を消してゲームをしているみんなに対して、ちょっと言っておきますか?」

増田先生「ちゃんとゲームの音量を上げて、ラジオも聴きながら、音楽も聴きながら、楽しんでもらえるとうれしいです(笑)」

とーやま校長「ラジオのことも考えてくれてありがとうございます(笑)」

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そして、RN とんでもない野球ばか改が先生に聞きたいこととは…

とんでもない野球ばか改「音楽のことなんですけど、ポケモンの街とか通路を歩いている時に音楽が流れてくると思いますが、どうやってそういう音楽を作っているのかな、と」

増田先生「そうですね。まず大きく分けてるんだけど、道はポケモンが出て来るのでちょっと緊張感があるようにしていて、街はポケモンが出て来ない場所なので、安心感があるような曲にしています。
道も、前半は、隣町に行くぐらいの軽い気持ちで、スキップで行けるような曲にして、でも、後半になると、"冒険しているぞ!"という感じになるように作っています。
これはどういうことかと言うと、プレイしている人が気持ちをどうやって高めていくかということを考えながら作曲してるんですよ。
なので、バトルに入ったら少しテンポが速くなって、ドキドキするように曲を作ったりとか。
そうやってプレイヤーがどういう気持ちになるかなっていうのが一番大事ですかね」

とーやま校長「たくさん色んなことが考えられて、こういう音楽ができてるんだね」

とんでもない野球ばか改「そうですね。今聞いていて、すごく鳥肌が立ちました(笑)」

増田先生「(笑)」

とーやま校長「ゲームしながら何となく聴いている曲でも、そういった増田先生の思惑がそこにはあって、しかも、簡単にできるわけじゃないじゃないですか。時間もたぶんかかるでしょうし」

増田先生「うちのサウンドチームも含めて、ものすごい時間をかけて曲を作っていますからね。だから、音を聴かないともったいないですよ!(笑)」

あしざわ教頭「確かに、音と一個になって、ようやく世界観ができているってことですもんね。音楽を聴いてなかったら損をしているってことですね」

増田先生「そうです」

とんでもない野球ばか改「すごいですね」

とーやま校長「大森先生にも聞きたいことはある?」

とんでもない野球ばか改「はい、あります。大森先生がポケモンを手がけてきた中で、一番思い入れのあるポケモンは何ですか?

大森先生「そうですね。シリーズごとにいます。 自分だと企画的な発想も好きなんで、例えば、 "X・Y"だと、マーイーカが進化する時に3DSを逆さまにしないと進化しないっていうのが、キャラクターと仕組みが合っていてすごい発明だなと思います。進化するとカラマネロになるんですけど、それを使ってる人はみんな3DSを逆さまにしたのか、っていうのをイメージすると面白い」

とーやま校長「ワクワクするってことですか?」

大森先生「ワクワク。"みんな3DSを逆さまにしたんだ!"っていうのをイメージするのが面白い(笑)」

増田先生「イカなんですけど、逆さまにしないと進化しないんですよ。そのアイデアを考えたのが大森なんです」

大森先生「そうです」

しかし、残念ながらRN とんでもない野球バカ改は"X・Y"はプレイしたことがないのだそう。

とーやま校長「みなさんゲームを作られる方は、先の先まで考えてらっしゃっていて、想像力がすごいんですね」

あしざわ教頭「ゲームが現実につながっているってことですね」

増田先生「そうですね。"みんながどうやってこれを遊んでいるんだろう"とか、"公園でやってるのかな"とか、"ベッドの上なのかな"とか、"机できっちりやってるのかな"とか、っていうのを、色々想像しながら作っていますね。今もこうやってしゃべってる時も、生徒たちはどうやって聴いてるんだろうってすごく思います」

大森先生「ただゲームの中だけじゃなくて、ゲームの外をイメージして、どういうコミュニケーションが取れるのかなどを常に考えながらアイデアを出しています」

とーやま校長「とんでもない野球ばか改、とんでもない話が聞けたんじゃない?」

とんでもない野球ばか改「こんないい質問をして、自分で自分を褒めたいです(笑)」

校長・教頭・増田先生・大森先生「(笑)」

とーやま校長「名インタビュアーとしてな(笑) これはもうご褒美あげちゃおうかな!」

とんでもない野球ばか改「ありがとうございます!」

RN とんでもない野球ばか改には、金曜日発売の「ポケットモンスター サン」か「ポケットモンスター ムーン」のどちらかをプレゼント!
ぜひ、友達と一緒に遊んでほしい!
勉強もがんばれ!


♪ トイパトリオット / 米津玄師



3DS
逆さにしたわ〜笑
スーパーハーフ
男性/19歳/兵庫県
2016-11-14 23:41




とーやま校長「やってるんだね(笑)」

あしざわ教頭「やってますね(笑)」

とーやま校長「その先に大森先生がいるわけだからね!」


さあ、本日最後のポケモンが大好きな逆電リスナーは…

moon&star 北海道 14歳 女性 中学2年生

RN moon&starは、小学校の時に"ブラック"を友達に借りてからはまってしまって、"ホワイト"も買ったのだそう。
そんなRN moon&starの聞きたいこととは…

moon&star将来、ゲームに関わる仕事がしたいと思っているんですが、どんな想いで作品を作っているのか聞きたいです

とーやま校長「moon&starはどういう仕事に就きたいの?」

moon&star「ポケモンをやっていて、最近まではプレイする側だったんですけど、将来、ポケモンを作って世界を楽しませたいなと思いました。それで、どんなふうに想って作ったんだろうとまず考えたんです」

とーやま校長「ゲーム、ポケモンに対する想いはいかがですか?」

増田先生「テレビゲームというだけあって"ゲーム"なので、"遊び"なんです。だから、いかに楽しむかっていうこと。moon&starちゃんはドッヂボールをやったことはある?」

moon&star「あります」

増田先生「ドッヂボールっていっぱいルールがあるよね。当たると外に出ないといけない、とか。ああいうルールを一個一個決めていくような作業が、ゲームを作ることなんですよ」

とーやま校長「自分で縛りを付けていくということですか」

増田先生「そう。大体スポーツがそうなっていて、スポーツも"こうすると点が高い"とか、サッカーにしてもバスケットボールにしても絶対にルールがあるのと同じように、ルールを決めていくのがゲームを作るっていうこと。それを、実際にボールで遊びながら作っていくとすごく簡単だと思うから、自分でどうすればゲームを作れるか、ルールを考えてみると面白いかもしれない」

とーやま校長「へぇ〜」

増田先生「自分たちはそのゲームのルールとは別に、世界観っていうゲーム自体の想いや願いを、神話などを使って作品に入れてみたりとか、ゲームのルールのアイデアの上に、世界観を作っていく、というようなことをしていますね」

とーやま校長「大森先生は、どのような想いで作品を作っていますか」

大森先生「自分が子供の頃引っ越しが多くて、友達を作る時にすごくゲームに助けられたって部分がちょっとあるんですね。ゲームをやると、人と人がつながって友達になったりするじゃないですか。自分はゲームに救われた気持ちがすごく強いので、これよりももっといいものを作ったら、もっと多くの人が友達を作るきっかけになったりとか、世界中の色んな人とつながるきっかけが作れるようなゲームにもなっていくんじゃないかな。作品を通じて人と人が出会って、人生が豊かになっていくっていうゲームが作れたらいいなと想って、自分はゲーム作りをしていますね」

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とーやま校長「moon&star、お前がやって来たポケモンには、こんな素敵な想いが詰まってるんだね」

moon&star「すごいです! こんなふうに考えるとは全く思っていませんでした」

とーやま校長「でも、moon&starのこれからにとってすごく役立つんじゃない?」

moon&star「はい」

あしざわ教頭「実際、そのゲームで友達と会話が弾んだりとかあったの?」

moon&star「学校でポケモンの話をしたりしました」

あしざわ教頭「やっぱりつながってるんですね」

とーやま校長「これからのmoon&starの夢に向かって、将来そういう職業に就くんだったらそこに向けて今から練習しとかないといけないから、お前には、ニンテンドー3DSソフト"ポケットモンスター サン"か"ポケットモンスター ムーン"、どっちかあげちゃうっしょ!」

あしざわ教頭「どちらになるのかは届いてからのお楽しみということで」

moon&star「ありがとうございます!」

ぜひ友達と仲良く遊んでね!
ありがとう!



ポケモンの魅力
1匹1匹が、魅力的。
全てのポケモンにファンがいて、それをバトルで活躍させるのが本当に快感。
ポケモンは、本当に最高のゲームだぞ!!校長!!!教頭!!!!
ツボツボ
男性/16歳/秋田県
2016-11-14 22:03




とーやま校長「(笑)」

あしざわ教頭「最後に"お前らもやれよ!"みたいな圧が来ています(笑)」

増田先生「ぜひぜひプレイしてほしいですね」



今日の黒板は、増田先生と大森先生に1枚ずつ書いてもらったぞ。

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『 自ら機会を作り夢をつかめ! 』

増田先生「自分もいくつも夢があって、ビデオゲームで世界大会をするとか、自分の中では叶ったなというものがありますが、その時に、自分から、"これをやりたい"、"やりたいからこうしていこう"、と動かないと、なかなか夢に届かないことが多いなと思っています。自分で機会を作って夢に向かって飛び込んでいくと、叶うことが多いんじゃないかな。ぜひみんなにもそうしてもらえたら、夢に近づけるんじゃないかなと思います」


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『 自分の感覚を信じてとことんこだわれ! 』

大森先生「自分たちはゲームを作っていますが、自分の考えをすごく大事にしてほしいなと思います。社会に出ると色んな意見がわーってきて、自分が何をしていいかわからなくなってきちゃったりすると思うんですけど、自分が、"これは面白いんだ"と、"これは大事なんだ"と思ったことはすごく大切にしてほしいし、表現してほしい。"自分が正しいと思って、色んな人を巻き込みながら実現していく"っていうことが一番大事だと思うので、自分のその感覚を常に忘れないで大人になってほしいなと思います」


♪ 白昼の夢 / SEKAI NO OWARI


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2時間かけての二人の先生のお話と、ポケモンに対する想いが溢れんばかりに伝わって来ました。
今日はどうもありがとうございました!

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【FAXイラスト】


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RN ラスカルハッピー


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RN ちかちゃん。



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【逆電リスナー】
とーやま校長親衛隊 福岡県 16歳 男性
とんでもない野球ばか改 東京都 19歳 男性
moon&star 北海道 14歳 女性

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【オンエアリスト】
22:03 Origin / KANA-BOON
22:26 Loves / Acid Black Cherry
23:18 Party Maker / Perfume
23:42 トイパトリオット / 米津玄師
23:52 白昼の夢 / SEKAI NO OWARI

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世界のポケモンってやっぱすごいんだな。
増田先生、大森先生、ありがとうございました。

校長のとーやま

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ポケモンを通じて色んな思いが詰まっていたんだな…。
増田先生、大森先生!
ありがとうございました!

教頭のあしざわ

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LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

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    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

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