ドラマチックアラスカ先生&Shout it Out先生が登場!
「バンドを続けること」!!

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『 この世界の片隅に 』

とーやま校長「先月から公開されていて、ようやくこの映画を観に行くことができた!
太平洋戦争の時の、広島県呉市を舞台にしたアニメ映画なんだけど、主人公の女の子の声を、我がSCHOOL OF LOCK!の女子クラスを3年半に渡って担当してくれていた、能年玲奈、こと、のんちゃんが務めてます」

とても評判が良く、ずっと観に行きたいと思っていたのだが、映画館が満席で観に行けなかったと言う校長。
昨日、2日前から予約してやっと観ることができたのだそう。

とーやま校長「本当に素晴らしい映画。戦争中の広島が舞台で、ここで何が起きたのかみんなも知ってると思う。
その中でも笑いがあって、今振り返ると、これが本当の日常だったんだろうなってリアルさがあった」

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あしざわ教頭「イメージでは、悲しいものだけしかない歴史を見てしまいがちですもんね」

とーやま校長「そして、のんちゃん…能年玲奈ちゃんがすごくて、今思っても、この役は能年玲奈ちゃんのためにあったんじゃないかっていうぐらい、雰囲気、表現も素晴らしかった。
俺たちが今、2016年12月5日、月曜日を、生きて来られているのも、俺たちの先輩のみなさまとかが一生懸命毎日の生活と戦ってくれたからこそだと思う。
そういったことも、のんちゃんを通して感じることができた映画なので、ぜひみんなも、『この世界の片隅に』という映画を劇場で観に行ってほしいと思った昨日でした!」

あしざわ教頭「戦争ってワードが入ると急に億劫になりがちですけど、そういう話を聞くと、僕も観に行きたいと思いますね。
やっぱり生徒のみんなが観るべきだなと思うので、ぜひ興味があったら観に行ってほしいと思います」


♪ Re-Girl / The Lump of Sugar


とーやま校長「もう3週間ちょいで2016年が終わろうとしてるけど、この曲を聴くと2016年の夏に感じていたこと、思っていたこと、悩んでいたことを思い出すね」

あしざわ教頭「そうですね。LIVEが全てだって思いがちですけど、こうやってCDの音源になってくれると、CDならではのこだわりとか色んな部分が聴けるから、純粋にうれしいですよね」

とーやま校長「何度でも言うけど、今の曲を作って演奏してみんなに届けてくれてるのは、10代の3人だからね」

12月21日の水曜日リリースになる、
『未確認フェス 2016 コンピレーションCD』
応募総数3364組の中から選ばれた、たった8組の音源を
このCD用に再レコーディング!
値段は969(クロック)円だぞ!

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さあ、今夜の授業テーマは、「バンドを続けること」

とーやま校長「この学校の中にも、バンドをやっていたり、バンドじゃなくても、何かで"プロとしてデビューしたい!"と思っている生徒がいると思う。
そこまでがむしゃらに頑張って、その延長があって、俺たちの未確認フェスティバルみたいなでっかい舞台に出られて、ファイナリストになって、グランプリを獲って、ってそこがみんなのゴールだったりする。
でも実際のプロのアーティストのみんなは、そこからがスタートで、色んなことが続いていくし、そこで大きい壁にぶち当たることもあるだろう」

あしざわ教頭「たくさんあるんじゃないですかね」

とーやま校長「色んな軋轢(あつれき)があったり、自分たちだけの問題じゃなくなったり、背負うものも増えたり、やりたい曲がなかなかうまく表現できなかったり、そういうこともあると思う」

そこで今夜は、一度、未来の鍵を手にした、
みんなの先輩にあたるバンドのみんなが、
その後、どうやって活動を続けているのか、直接聞いてみたいと思う!


まず、10時台にはドラマチックアラスカ先生が登場!
<→オフィシャルサイトはこちら!
<→予習ノートはこちら!

SCHOOL OF LOCK!が主催する10代限定の夏フェス、閃光ライオットを見て、
高校生の時に、同じ学校のメンバーとバンドを結成!
それが2010年のことでした。
それから、ずっとバンドを続けてきたけれど、
去年の1月にギターのトバ先生が、
今年の10月にベースのマルオカ先生が脱退。
今は、新しいメンバー2人とバンドを続けています。

あしざわ教頭「これって、今、聴いてる生徒でバンドをやっているみんなからしたら、今一緒にいるメンバーと、5年、6年ぐらい一緒にやった後に別れてしまったって話ですからね」

とーやま校長「バンドをやっている生徒はちょっと想像してみるといいと思う。今日はボーカル・ギターのヒジカタ先生が来てくれるけど、一度はこの"ドラマチックアラスカ"というバンド名をも変えようと思ったっていう話もしてたね」

あしざわ教頭「それでも続けようと思ったということですが、後でじっくり話を聞かせてもらいたいと思います」


そして、11時台には、未確認フェスティバル2015、初代グランプリバンド、
Shout it Out先生が登場!
<→オフィシャルサイトはこちら!

去年の夏、3000組以上の10代のバンドの中から
グランプリを勝ち取った4人組です。
今年7月にメジャーデビューが決定したんですが、
デビュー直後の今年の9月に、
ギターの露口先生と、ベースのたいたい先生が脱退してしまって、
今はサポートメンバー2人と一緒に活動中です。

とーやま校長「この生放送教室にも報告しに来てくれたね」

あしざわ教頭「今、Shout it Outはどんな状態なのか。あれから、どんなことを考えたのか、悩んだのか、聞かせてもらいたいと思います」

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とーやま校長「今夜は、みんなの少し先輩にあたる、この2組のバンドと一緒に、"バンドを続けること"というテーマで授業をしていく!」

あしざわ教頭「辛かったこと、悩んだこと、今考えていること、そして、2組がつくった最新の曲、これを届けてもらおうと思います」

2組のバンドに聞きたいことがあれば、学校掲示板またはメールで送ってきてほしい!

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さあ、今夜の生放送教室には、
ドラマチックアラスカ、ボーカル・ギターのヒジカタ先生が登場!

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とーやま校長「久しぶりだよね。1年半まではいかないけど、SCHOOL OF LOCK!とはそれぐらいぶりだね。元気にしてますか?」

ヒジカタ先生「今日は全身黒なんですけど、この通り、元気です!(笑)」

ドラマチックアラスカ先生は、2010年の結成当時は4人のメンバーがいた。
同じ高校の先輩と後輩で、バンドをしていく上で出会って、バンドを組むことになったのだそう。

とーやま校長「そこからバンドが始まり、LIVEをやったりオリジナル曲を作ったりしたんですよね」

ヒジカタ先生「はい」

とーやま校長「それから5年経った2015年に、ギターのトバナオヤ先生が抜けられて、3人になったんですね」

ヒジカタ先生「そうですね。そこからギターは、爆弾ジョニーのロマンチック☆安田先生が務めてくれました」

とーやま校長「4人で進んで行く中で、1人が事情があって辞めることになった時は、ヒジカタ先生はどういう心境だったんですか?」

ヒジカタ先生「むしろ、それをバネにしてというか、逆にチャンスにしてやろう、という感じで勢いが増しました。"むしろここからじゃないか"っていう気持ちで3人で団結してやってましたね」

とーやま校長「もう3人とも同じ意見でまとまって、やってやろうとなったんですね。
そこから進み、次の年(今年)に、ベースのマルオカケンジ先生が脱退されましたよね。これは、3人が一丸となって"よし、やっていこう"となった中でのできごとじゃないですか。この時はどうでした?」

ヒジカタ先生「やっぱり4人のうちの2人がいなくなるっていうことになったんで、すごくバンドのアイデンティティみたいなものを考えましたね。"ドラマチックアラスカとは?"みたいなことを自分たちですごく考えたタイミングでした」

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とーやま校長「例えば、サポートメンバー以外で2人しかいなくなった時に、"これは正直まずいな"とか、"一度バンドとしての活動は停止しようかな"とか、そういうのもあったりしたんですか?」

ヒジカタ先生「ベースは怪我で活動ができなくなってしまったんですけど、怪我が治らないことがわかったタイミングと、曲のリリースのタイミングと重なってたりして、そこでドラマチックアラスカとしてのビジュアルとか、打ち出していき方とか、どうするのかをすごく悩みました。
作品はサポートの人と作ったんだけど、(作品作りに携わっていないのに)メンバーという名義ではあるから、僕の中ではビジュアルになるっていうことに違和感がありました。
でも、メンバーだし、と、難しい問題で、その時はすごく悩みましたね」

とーやま校長「そのことは、ずっとひとりで悩まれたんですか? それとも誰かに相談したりしましたか?」

ヒジカタ先生「結構ひとりで考えてました」

とーやま校長「そういう時って、すごく後ろ向きな自分が出て来たりしませんでしたか?」

ヒジカタ先生「本当に、どんどん(後ろ向きに)なりますね。
"誰のためのバンドなんだろう?"とか考えました。
自分がやりたくて始めたけど、でもやっぱり続けていく中で、リスナーの方がいるからバンドが続いている。"メンバーが半分になったドラマチックアラスカを、ファンの方は見たいのかな?"とか。
それでも続けてほしいって言ってくれるファンの方がたくさんいるっていうことにも気づいて、やっぱり続けたいなって、考え方がちょっとずつ前向きになっていきました」

とーやま校長「だんだんそうやって前を向き始めて、"これで行くしかない!"って腹が決まった瞬間ってあったんですか?」

ヒジカタ先生腹が決まった瞬間は、みんなでご飯を食べに行って会議をして、サポートのメンバーに(正式なメンバーとして)加入をしてもらう話をした時です。
サポートをしてくれた2人は、もう音楽を辞めてしまおうとしていたんです。ギターはTHE NAMPA BOYSのサワヤナギ君で、ベースはまた別のバンドをやっていたカズキ君なんですけど、2人ともバンドを辞めて就職しようとしていたというタイミングで僕らの話が来ました。
でも2人は、"バンドをやらせてほしい"って言ってくれたんです。僕は2人の人生を変えてしまったんですよね」

とーやま校長「そうだよな。別のビジョンがあったわけだもん」

ヒジカタ先生「そうですね」

あしざわ教頭「この、加入をお願いした時って、迷いみたいなのはなかったんですか? どうなるかわからないのもあったと思うんですけど」

ヒジカタ先生「いや、でも、半年間、サポートという名義で活動する中で、ほとんど違和感なく(正規の)メンバーと同じような感触で、活動できていたんで、そんなにそういう気持ちはなかったです」

あしざわ教頭「実感で、体でわかっている部分が多かったということですか」

ヒジカタ先生「そうですね。ドラムは高校からの同級生でずっと一緒にやっているんですけど、ずっとやっているからこそ、逆にしっかりと話したことがなかったんです」

とーやま校長「なるほどね、そういうもんか!」

ヒジカタ先生「そこで、ドラムから初めて"僕は、就職活動をしないでバンドをやろうと思ってるんや"って言われて、僕はそこで、3人の人生を背負わせてもらったなと思いました。だから僕は続けないとなって、その時に覚悟を決めました

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♪ TEPPEN / ドラマチックアラスカ


今週水曜日、12月7日リリース!
ドラマチックアラスカ先生のミニアルバム『ロックンロールドリーマーズ』

とーやま校長「1曲目でこの『TEPPEN』という曲は、もうまさに決意表明ですよね」

ヒジカタ先生「そうですね」

とーやま校長「色んなことがあっての、"今のドラマチックアラスカ"ということでいいですよね」

ヒジカタ先生「もちろん、そうです。バンドメンバーの今の4人がそろって、一番最初にできた曲なんです」

とーやま校長「そうなんだ! ここを目指すっていう歌だし、この曲と、7曲の最後の『キミトフライト』という曲は、それまでの気持ちがすごく詰まってる曲だなと思っています」

ヒジカタ先生「実は、『TEPPEN』と『キミトフライト』という曲は歌っていることが同じなんです。それを、僕のダークサイドから照らしたのと、明るいポップな側面から照らしたのが、1曲目と7曲目なんです」

とーやま校長「ポップな明るい側面である『キミトフライト』は、どういう想いからの曲なんですか?」

ヒジカタ先生「バンドの半分が入れ替わるということで、離れて行ってしまった人もいます。"昔のドラマチックアラスカの方が良かった"って言う人もいたし、僕らが足踏みしている間に売れていった仲間もたくさんいて、それが悔しいっていう気持ちが出ているのが、『TEPPEN』という曲です。
逆に、そういう中でも応援してくれる人のあたたかみとかありがたさっていうのに気づけたっていうのが、『キミトフライト』なんです。
その辺りも注目して聴いていただけたら、アルバムを通して新体制の感じがわかるんじゃないかなって思います」



人生背負ったなって思った
ってほんとにかっこいい
それで覚悟決めるってかっこいい
めっちゃ感動した
卵ハンバーグ
女性/15歳/東京都
2016-12-05 22:41




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ヒジカタ先生「ありがとうございます!」



質問!
バンドを仕事にするって決めたときは怖くなかったですか?
バンドでご飯わ食べるのは憧れだけど、サラリーマンとかに比べたら不安定だったりするのかなと思います…
決心したときはどのような気持ちでしたか?
ちる!
女性/14歳/東京都
2016-12-05 22:41




ヒジカタ先生「不安もあるけど、それよりも、僕は楽しみの方が上回っていたから、やれていると思います。やっぱり音楽が好きですね」

とーやま校長「やった時の達成感とか」

ヒジカタ先生「LIVEが始まる前は、正直帰りたいぐらいに緊張するけど、終わった後は"バンドをやってて良かったな"って気持ちになるから、それもあってバンドを続けてしまうのかなと思いますね」

とーやま校長「やっぱりそこですよね。そこで、怖いし不安だからってやらないっていう生き方もあると思うけど、でもそこまでしか得るものはないじゃないですか。自分の想像できないものを欲しいと思って手に入れるのには、そこを乗り越えないことには…、っていうことですよね」

ヒジカタ先生「本当にその通りだと思います」

とーやま校長「だからこそ"ドラマチックアラスカ"というバンドもまだまだ続く。他にも、"本当に音楽があって良かったな"っていう曲が、いっぱいこの『ロックンロールドリーマーズ』という素敵なアルバムの中に入っているので、ぜひみんなも感じてほしい」

あしざわ教頭「本当に、熱とか想いとかが詰まってる!」

ヒジカタ先生「ありがたいです」


早いもので、もう黒板の時間。
今回は、黒板の代わりにヒジカタ先生が生演奏をしてくれたぞ!

ヒジカタ先生「バンドを始めた時のピュアな気持ちとか、東京に初めて出て来た時に"なにくそ!"って思った気持ちで作った曲があります。
その時のピュアの気持ちを忘れないために、今日は1曲歌わせていただきたいなと思います。聴いてください」


♪ 東京ワンダー(Studio Live) / ヒジカタナオト(from ドラマチックアラスカ)

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とーやま校長「このタイミングで、この『東京ワンダー』という曲を聴かせてもらって思うのは、例えば、今バンドをやっていて、この数か月うまくいっていないと思っているヤツにも、ちゃんと戻るべき場所は誰にでもあるはず、ということ。
最初に目標を定めた時だったりとか、それが今なのかもしれませんけど、そこがちゃんとあるんだよっていうのを、今のヒジカタ先生の曲を通して教えてもらった気がしました。だからこそ、ドラマチックアラスカもまだ進むんだということを伝えてもらったように思いました。ありがとうございます!」

ヒジカタ先生「すごくうれしいです。お互いにバンドを続けて、いつか一緒にやれたりしたらうれしいなと思います」

とーやま校長「改めて、12月7日に出る『ロックンロールドリーマーズ』というミニアルバムは素敵なタイトルですね!」

ヒジカタ先生「めちゃめちゃ気に入ってます!」

とーやま校長「『ロックンロールドリーマーズ』という曲も入っているし」

あしざわ教頭「その後の『ロックンロールジャンキーズ』も俺はすごく好きです」

ヒジカタ先生「あのインスト!」

あしざわ教頭「インストだけなんですけど、本当にバンドの気持ちが乗っかってるような気がして、聴きながらすごく鳥肌が立ちました」

ヒジカタ先生「ありがとうございます!」



さいこう
将来未確認にでたいと思っています。
実は、まだ中学生だし、バンドメンバーもいないし、何もないけど小学生からの夢で音楽で行きたいと思っていました。

ドラマチックアラスカ先生みたいになりたいです!

生歌とか最高ですね。
[NAKASHI]
女性/14歳/岡山県
2016-12-05 22:46




ヒジカタ先生「そのメッセージに、僕も鳥肌が立ちましたよ。すごいうれしい!」

とーやま校長「これからLIVEと、来年にはツアーもあるんですよね」

ツアーなど、詳しくは、ドラマチックアラスカ先生のサイトに載っているからチェックしよう!

とーやま校長「うちの生徒が遊びに行ったら、ぜひよろしくお願いします」

ヒジカタ先生「もう、もう、大歓迎します!」

とーやま校長「ありがとうございます!!」


♪ ロックンロールドリーマーズ / ドラマチックアラスカ


ヒジカタ先生、今日は本当にどうもありがとうございました!

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続いてのゲスト講師は、未確認フェスティバルの初代グランプリバンド、
Shout it Out先生!

Shout it Out先生「よろしくおねがいします!」

Vo&Gt / 山内彰馬
Dr / 細川千弘


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とーやま校長「SCHOOL OF LOCK!的にShout it Outと言ったら、未確認フェスティバルの初代グランプリバンド、そして、俺たちもたくさんお世話になっています」

山内先生「こちらこそ本当にお世話になっています!」

とーやま校長「未確認フェスティバルは今年も無事に終わりました。この間、Bentham先生と、未確認アーティストで今年のグランプリバンドのYAJICO GIRLと準グランプリのThe Lump of Sugarが、3組で行った"Benthamと未確認"で、お花くれてたでしょ?」

細川先生「実は」

山内先生「そうなんです」

とーやま校長「なんて粋なことしてくれるんですか!」

山内先生「今年の未確認フェスティバルのオープニングアクトで出させていただいたじゃないですか。その時に今年の出場バンドの熱量みたいなものにもすごく度肝を抜かれたんで、今後一緒にやっていきたいなっていう気持ちも込めて、お花を贈らせていただきました」

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とーやま校長「細川先生もわざわざありがとうね」

細川先生「いえいえ、とんでもないです!」

とーやま校長「今日はボーカルの山内先生と、ドラムの細川先生の2人に、今年の9月ぶりに来てもらったんだけど、前回の生放送教室では"他の2人が脱退しました"っていう報告をしてくれたよね。
そもそも、Shout it Outの始まりを聞きたいんだけど、どういうところから始まったの?」

山内先生「僕はずっとバンドをしたかったのでわざわざ軽音楽部がある高校を調べて、入学して、それで軽音楽部に入部しました。なのに全く友達ができず…。やっと新入生歓迎会がありまして、カラオケに行ったんですけど、そこで全然知らないヤツにマイクを渡されまして、曲も勝手に入れられ歌わされたら…」

とーやま校長「何を歌わされたの?」

山内先生「その時はRADWIMPSの『ふたりごと』でしたね」

とーやま校長「おお〜!」

山内先生「そうしたら、元ベースのたいたいから、"Shout it Outをやろうよ"って声をかけられました」

とーやま校長「何か感じるものがあったのかな? 歌がうまいことを知ってたの?」

山内先生「いや、僕はそれまで、学校で歌ったことが全くなかったので、その時が初だと思います」

とーやま校長「それが2012年? 4年ぐらい前だ。それでそこからShout it Outが始まり、2013、2014年の閃光ライオットに応募してくれて、2015年の未確認フェスティバルの初代グランプリになった、と」

山内先生「はい!」

とーやま校長「その後、細川先生がドラマーとして入ったんだよね」

細川先生「はい。その後、去年の12月にメンバーとして加入いたしまして、今年の7月にメジャーデビューが決定しました。そして、前回出させていただいた時に発表したんですが、9月3日のLIVEをもちまして、ギターの露口先生と、ベースのたいたい先生が脱退です」

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とーやま校長「あの時、それぞれ手紙を書いてくれたね。その手紙から感じたのは、ケンカとかそんなんじゃなくて、本当に山内先生と細川先生のことを信頼している、と。2人もそうでしょ?」

山内先生「もちろん、そうですね」

細川先生「はい」

とーやま校長「お互いの道があるから、"じゃあ、お互いの道をがんばって行こうよ"っていうのがつい最近の話なんだよね。それで、今は、Shout it Outとしては、山内先生と細川先生の2人で、それとサポートメンバーの2人で、LIVE等をやっている」

山内先生「そうですね。今まで通りやっています」

とーやま校長「この2人体制になって3ヶ月ぐらいだけれど、どうなの?」

山内先生「3ヶ月経ってようやく、しっかり落ち着いてきたなという感じです。
メンバーが脱退した後も、変わらず、スピード感を落とさずに活動を続けてきたので、本当に走りながら、話し合って色んなところを調整していったり、という作業をたくさん繰り返して、3ヶ月経って、やっと落ち着いてやれるようになったなって感じなんです。
この3ヶ月は長かったですね」

とーやま校長「じゃあ結構しんどいこととか辛いこともあった?」

山内先生「そうですね。ずっとバンドをやってきたし、高校の同級生から始まっているので、すごく長い友達という感じでした。
だから、お互いがお互いの心を支え合っていて、僕自身も支えられていたので、その心の支えが彼ひとりになったのが僕には結構大きかったです。
あとは、そこにサポートメンバーが2人入って来てくれて、今までは"言わなくても伝わるだろう"みたいな空気感があったんですけど、彼らにはバンドの方向性とか、"俺たちはこういう気持ちで音楽をやっている"だとか、本当に一から言葉にして伝えなければならなくて、大変に気力とか体力を使う作業でした。
そこは最初に色々悩んだりしたんですけど、そういう、今まで言葉にしてこなかったところを言葉にすることによって、自分たちでも見落としていたことだったり、今の残った2人の間でもずれていた価値観や方向性の違いだったりを発見できる機会にもなりました。
だから、余計に結束力を強めることができたかな、という感じです」

細川先生「そうだね」

あしざわ教頭「2人で、"こうやっていこう"と話し合われたことはあったんですか?」

山内先生「メンバーが脱退することが決まってから一番最初に話し始めた話が、実は、僕ら2人の間ではポジティブな話でした。
例えば、活動休止とかの選択肢もなくはないとは思うんですけど、僕たちは全くその道を選ばずに、それを口にすることもなく、これからの活動をどうしようかっていうところに視野を置いてすごく前向きな気持ちでバンドを始められました。
だから、今はすごくポジティブに活動しているんですけど、やっぱり発表をした当初は、"(元の)4人のShout it Outじゃないと、もう観れない!"というファンの声も正直たくさんありました。
でも、僕たちは絶対にここで折れることはないと思っていて、必ず続けることを選ぶし、続けることでこれから出会える人もたくさんいると思うので、その人たちにも歌いたいし、またその歌っている中で離れて行ってしまった人たちが帰って来てくれたらいいなと思います」

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♪ これからのこと / Shout it Out


Shout it Out、セカンド・メジャーシングル『これからと夢』
今週水曜日、12月7日リリース!

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こらからもずっと…
こんばんは。
先日、Shout it Out が出演されたライブにいかせていただきました。
9月に2人もメンバーが脱退してしまい、とても驚きと悲しさでいっぱいでした。
ライブで新曲の『これからと夢』を聴きました。
歌詞のひとつひとつに重みがあり、脱退したメンバーに
向けた歌でもあるのかななど思いながら聴いていたら
目頭とてもあくなりました。
私はこのライブでこれからもずっとShout it Out の
音楽を聴いていきたいと強く思いました。
これからもたくさんのご活躍を期待しております。
さくら父兄
女性/15歳/埼玉県
2016-12-05 23:02




山内先生「ありがとうございます!」

とーやま校長「やっぱりこれを聴いたらそう思うよね」

山内先生「この曲は、もともと、本当にそこに対して作った歌なんです。
僕はラジオで発表させていただいたり、TwitterだとかHPだとかにそれぞれの心境をつづった文章を載せたりしたんですけど、せっかく音楽という表現するツールがあるのに、言葉だけで完結させてしまうのはいかがなものかと思いまして。
"僕らはやっぱり音楽を選んだんだから、音楽でけじめをつけてちゃんと完結をさせよう"と思って、このシングルの発売が決まっていて、カップリング曲をどうするかという話し合いを全くしていない状態で、ただ本当に書きたいだけで書いたら生まれた曲なんです。
僕の当時の気持ちを、日記みたいにつらつらと書いたらできあがった曲ですね」

とーやま校長「へ〜。(脱退した)2人は知ってるの?」

山内先生「ちょっとまだ照れくさくて何も言えてないんですけど(笑)」

とーやま校長「まぁそうだよね(笑)」

あしざわ教頭「これってメンバーが抜けなかったらできなかった曲じゃないですか。だから俺は聴いた時にちょっと切ない気持ちにもなったんですよ。いないからこそできたし、だけど、曲になったことによって、2人がいたんだっていうこともわかる。
僕はもちろん最終的には、後者の方で"あ、あるから良かったんだな"とも思えましたけど、やっぱりバンドを続けるってそういうことなんだというか、力強く前に一歩進むには、こう行くしかないよなってことをすごく感じました」

Shout it Out先生「ありがとうございます!」

とーやま校長「レコーディングはどうでした?」

山内先生「この曲は、2人になったからこそ、2人でできる最大限を詰め込もうと思いまして、今まではリードギターが1人いたのでギターソロは彼に任せきりだったんですけど、今回は初めてギターソロを僕が弾いてみたりだとか。
あとは、歌の後ろのコーラスはいつもなら僕が自分でやっているんですけど、今回はあえて千弘に任せてみたりだとか」

とーやま校長「へ〜!」

山内先生「せっかく2人になったので、2人のそれぞれの力を高めて行く機会にしたくて、今は2人で奔走というか、疾走している最中です」

とーやま校長「細川先生も、やっぱり普通と違うレコーディングでしたか?」

細川先生「そうですね。これまでいたメンバーじゃなくて、サポートでメンバー入ってくれている中で、改めて感謝というか、すごくサポートメンバーに支えられながらバンドをやっているな、ということを感じつつのレコーディングでしたね」

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とーやま校長「この3ヶ月の間は、気づけたことがすごくたくさんあったっていうことだったのかな」

山内先生「本当に、気づくことだらけでしたね。今まで、4人だった時代から、僕らが目を逸らし続けてきたというか、ちゃんと直面してこなかった問題が、2人になった瞬間に浮き彫りになったという苦しみだとか、あとは色んなことを4分割してやっていたものが、単純計算で2倍になってそれぞれが担わなきゃいけなかったりだとか、そういう苦しいことは死ぬほどありました。
でも、こんな状況の中でも、支えてくれる人や応援してくれる人の声があったからがんばれたし、また1から築けた部分がすごくあったので、皮肉なものですけど、改めて、周りの人に感謝、という感じですね」

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早いけれどそろそろ黒板の時間。
今日はShout it Out先生にお願いしました。

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『 終わらない夢をいつまでも見よう。 』

山内先生「僕らはメンバーが脱退した時に、最初は、活動休止だとか解散だとかそういう考えは全くなく、2人でこれから進んで行こうという選択をしました。
でも、活動を続けていく中で、今まで普通にできていたことができなかったりとか、すごく支えてもらってたのに気づけなかった部分に、いなくなってから気づいたりすることがたくさんあって、"これからやっていけるかな"とか、"バンドは大丈夫でも俺がダメになってしまうかもしれない"とかの不安がどんどん大きくなっていったんです。
そんな中で支えてくれる、今回のレコーディングで参加してくれたサポートメンバーだったり、あとはLIVEでサポートしてくれるメンバーだったり、周りのスタッフさんだったり、いつも応援してくれる方だったり、やっとそういうものに気づけたのが、メンバー脱退後に時間が経ってからでした。
その時に、今まで自分は音楽をずっと続けて来たからこそ、こういう人たちに出会えて、今こんな状況になっても僕らの背中を押してくれるんだと思いました。
だから、そういう人たちと一緒にこれからも夢を追い続けていくという決意を込めまして、この言葉を書きました


♪ DAYS / Shout it Out


進んでいる時に誰かが抜けるということはネガティブになりがちだけど、
ちゃんと顔を上に上げてさえいれば、光が差し込んでくるし、
そっちに向かって行けば間違いはない!


あしざわ教頭「ここでみんなにお知らせがあります! Shout it Out先生が今月26日に東京で行うLIVEに…、この学校の生徒2名5組(計10名)を招待してくれることになりました!!

とーやま校長「ありがたい!」

『Shout it Out EPリリース記念ワンマンライブ〜これから〜』

行きたい生徒は、SCHOOL OF LOCK!のWEBサイトから、
メール名前・住所・電話番号・メールアドレスを書いて送ってきてください!

締め切りは、今晩中! 明日の朝までにお願いします!
LIVEの詳細は、Shout it Outのオフィシャルサイトから見てください!

とーやま校長「いつも本当にどうもありがとうね! これからもよろしくね!」

Shout it Out先生「こちらこそありがとうございます!」

とーやま校長「曲もどんどん出して、見えなくなるぐらい遠くまで行ってくれ!」

Shout it Out先生「はい!!」

SCHOOL OF LOCK!は、明日も夜10時に再び開校!

あしざわ教頭「起立! …礼!」

校長・教頭・Shout it Out先生「また明日ーーーー!!!!」

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【FAXイラスト】


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RN さくらどうふ


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RN いく


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RN 感月勇




★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【オンエアリスト】
22:05 Re-Girl / The Lump of Sugar
22:25 ロマンスの神様 / 広瀬香美
22:38 TEPPEN / ドラマチックアラスカ
22:46 東京ワンダー(Studio Live) / ヒジカタナオト(from ドラマチックアラスカ)
22:52 ロックンロールドリーマーズ / ドラマチックアラスカ
23:19 love the world / Perfume
23:38 これからのこと / Shout it Out
23:49 DAYS / Shout it Out

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

歩みが止まりそうな時こそ真価が問われる時!
ドラマチックアラスカ先生、Shout it Out先生、ありがとう!!

校長のとーやま

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ドラマチックアラスカ先生、Shout it Out先生
どちらも進む事を選んでここにいてくれて本当にうれしい!
またお待ちしています!

教頭のあしざわ

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

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