ねごと先生にインタビュー!
"バンド"の授業をしていきます。

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『 長野はいいよね〜! 』

とーやま校長長野はいいよね〜ぇ! 長野はいいんだよ〜ぉ!

あしざわ教頭「出た! もうすぐ小学生から上に上がりそうな人!(笑)」

校長は、週末に長野へもう中学生さんとスキーに行ったのだそう。

とーやま校長「天気も雲ひとつなくて、めちゃめちゃ良かった! 長野の野沢温泉スキー場はゴンドラで山頂まで行けるんだけど、そこが標高1600m! そこから日本海も見渡すことができるし、とにかくスキーが楽しかったの。
途中にある"ぶな"というパノラマハウスで食べたカレーがめちゃめちゃおいしかった。さらに、夜は、その"ぶな"を経営されているみなさんのお家に、もう中学生さんの誘いで遊びに行かせていただいて、湯豆腐をいただいたりとか、美味しいお酒を出していただいたりして…。"ぶな"のみなさん、ありがとうございました!」

あしざわ教頭「幸せだね〜!」

とーやま校長「泊まったところは"シャレ―野沢"さんっていう民宿で、合宿所とかとして行くようなところなんだけど、料理もおいしいし、そこのお母さんにもお世話になったよ」

しかも、こちらの民宿は、スタジオやライブホールも完備されていて、バンド合宿もできるのだそう。

とーやま校長「今年も未確認フェスティバルがあるけど、そこに出る生徒も、もしかしたら行っていたかもしれないね!」

あしざわ教頭「めっちゃいい! スキーをやりながら、そういうこともできたりするんですね」

とーやま校長「そう! あと、もう中学生さんと4人乗りのリフトで乗り合わせたお二人と話をしていたら、(もう中学生さんの話をした後で)奥に座っていた50歳の男性が『あれ? 遠山さんって、とーやま校長先生ですか?』って言われたの。『あ、そうです』って答えたら、『私ずっと家でSCHOOL OF LOCK!を聴かせてもらっているんですよ』ってなって!」

あしざわ教頭「おお、嬉しい!」

その方は、群馬県立中之条高校の先生だったそう。
ゲレンデに着いてから一緒に写真を撮っていたら、本物の教頭先生が現れて…。

とーやま校長「なんでこの人が"校長"って呼ばれているのかって、ちょっと変な感じなったりしつつも、ラジオをやらせてもらっているということを説明をしたら、『あ、知ってる。私の娘もSCHOOL OF LOCK!を聴いていましたよ』ってなったんだよ!」

あしざわ教頭「うわぁ、すごい!」

とーやま校長「だから、本当に全国でこのSCHOOL OF LOCK!を聴いてもらってるんだな、って、改めて実感できたしね。
去年は"家庭訪問"と題して全国を回らせてもらったけど、最近は中々行けてないじゃん。また機会があったら長野も、群馬も、南の方も、行ってみたいなって…思ったんだよね〜ぇ! 思ったんだよ〜ぉ!

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さあ、今夜はKEYTALK先生の新曲『Summer Venus』を初オンエア!


♪ Summer Venus / KEYTALK


とーやま校長「夏の歌を冬に聴いちゃいけないルールなんてないからね! 7月まであと5ヶ月。それだけ猶予があると考えたら、この曲のようになるために、今から色んなことをやりきって夏に向かって行ったらいいじゃん!」

あしざわ教頭「これはてんこ盛りですよ! 出だしは懐メロ感がちょっとあって、途中からロックな感じに行きつつ、最後の方では、もう祭りが始まってましたね」

とーやま校長「本当だよね!」

この曲は、来月3月15日に発売の、4枚目のアルバム「PARADISE」に収録されているぞ!



とーやま校長「さあ、今夜は"バンド"の授業を行いたいと思います」

あしざわ教頭「みんなより少し先に"未来の鍵"をつかんだ、"先輩"の話を聞いてもらいます」

その先輩は、閃光ライオットの初代ファイナリスト…
ねごと先生!!

あしざわ教頭「ねごと先生は、全員女子の4人組バンドです。高校2年生の時にバンドを結成して、その1年後に、未確認フェスティバルの前身である閃光ライオットで"審査員特別賞"を受賞しました」

とーやま校長「その時の応募曲が、『ループ』。曲はいま聴いてもすごいんだけども、応募した段階では、全くプロになるつもりなんてなかったわけ。"思い出作り"のために参加したって言ってたしね」

あしざわ教頭「…なんですけれども、閃光ライオットで見た景色が忘れられなくて、4人は高校を卒業してから、プロのミュージシャンになりました」

とーやま校長「『カロン』! デビュー直後に、auのCMとして流れていたりとか、夏フェスにもたくさん出られたりとか…。あと、一時期、SCHOOL OF LOCK!のGIRLS LOCKS!も担当してくれてたんだよね

あしざわ教頭「僕がこの学校に来る前ですよね」

ねごと先生は、いつも授業の終わりの10時半ぐらいに、"ねごと"というバンド名にちなんで、4人で『せーの、おやすみなさい〜』と言って終わっていたのだそう。
それに対して、当時の教頭のやしろ教頭が、『授業はまだあと90分あるのに、なんで寝かそうとするんだ』と憤慨していたとのこと。
もちろん、生放送教室にも、ゲスト講師として何度も来てくれています。

とーやま校長そんなねごと先生は、なんと、今年でバンド結成10周年を迎えます!

あしざわ教頭「もう10年ですか!」

とーやま校長「閃光ライオットに応募してくれた時点で17歳だったから、もう27歳!?
今夜は、そんなねごとの4人が、この10年間、どんな体験をして、どんなことを考えてきたのか。じっくり聞かせてもらったインタビューを、みんなで聞いていきたいと思っている!
今回のインタビューは教頭先生がやってくれたんだよね」

あしざわ教頭「そうなんです。今回は4人を別々に呼んで、一人ずつ話を聞かせてもらったんです」

とーやま校長「どうだったの?」

あしざわ教頭「もちろんそれぞれがしゃべるので、それぞれの想いがあったりするんですけど、本当にビックリするような話が出ちゃったりとか、"そんなの話しちゃって大丈夫?"とか"これ使えるかな?"という感じの話もあったんですよ」

とーやま校長「俺もまだ聴かせてもらってないからね。
そんな10年を乗り越え、ねごとの4人は"今"、いったい、どんな音楽を鳴らしているのか。今夜はねごと先生の最新アルバム『ETERNALBEAT』、そして、"4人がバンドを始めた頃"の話も聞いていきます」

ねごと先生へのメッセージ、アルバムや今日の授業の感想を
学校掲示板もしくはメールで送ってください!

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♪ アシンメトリ / ねごと


とーやま校長「俺はねごと先生の曲が昔から大好きで、いまだにずっと聴いてるんだけど、今回の『ETERNALBEAT』は、速度…テンポ? BPMって言い方でいいのかな。それが、自分的にすごく波長が合う速度で、速すぎるわけでもなく、遅すぎるわけでもなく、気持ちのいい速度が、このアルバムの頭から最後まで流れてるなって思った。
あと、どこかのタイミングで電子音や打ち込みをやるようになって、それがすごく気持ちもいい! ここでこうしてBOOM BOOM SATELLITES先生と出会ってるのは必然だとも思うしね。
言い尽くせないです! ムリです!(笑)」

あしざわ教頭「そうですか(笑) 小出しでお願いします(笑)」


改めて、ねごとのメンバーは…!

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Gt. 沙田瑞紀先生

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Vo.&Key. 蒼山幸子先生

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Ba. 藤咲佑先生

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Dr. 澤村小夜子先生

とーやま校長「この4人がねごと先生。ねごとの4人は、閃光ライオットがきっかけで、プロのミュージシャンになることを考え始めたらしく…」

あしざわ教頭「つまり、高校3年生の夏まで、何にも考えてなかったってことですからね」

とーやま校長「ベースの佑先生と、ドラムの小夜子先生は、ずっと保母さんになるつもりだったらしいからね。保母さんから、ベーシストとドラマーよ!」

あしざわ教頭「すごいですよね(笑) たったひと夏の出来事が、人生を変えてしまったということですね」

とーやま校長「しかも、当時の閃光の職員に、ねごと先生から届いたデモ音源、正直、演奏は全然うまくなかったって、聞いてる」

あしざわ教頭「えっ!? それは本当ですか!?」

とーやま校長「ただ、応募曲の『ループ』がすごすぎると! …いうことで、どんどん審査を勝ち抜いて行ったらしいよ」

あしざわ教頭「つまり、バンドよりも曲がすごいって話だったんですね」

その話を聞いて、当時のLIVEが気になった校長と教頭。
今回のインタビューの時に、ねごと先生が4人集まった状態で、当時、高3だった時の閃光ライオット2008のLIVEを、一緒に聴いてみたのだそう。

あしざわ教頭「しかも、4人に黙って、サプライズで、いきなり音源を聞いてもらいました」

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♪ ループ(@閃光ライオット2008) / ねごと


流れ出した音源に、戸惑う様子のねごと先生。
「キツい」「聴きたくない」など言っていたけれど、曲が流れ始めると、当時と違うところや同じところなど、色々思い出した様子。

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あしざわ教頭「あの日見た景色の、あの時の音ですが、この時のねごとに言えることがあれば、どうですか?」

蒼山先生「今聴けてよかったなって思った。あんなにへたくそだけど、自信満々でステージにいたわけだから(笑)」





とーやま校長「本人たちは嫌だろうけど、俺が聴く分には全然カッコいいしね! 本人にも言ったことあるけど、"1、2、3、4、宙ぶらりん"のところがあるのとないのとで全然違うと思っていて、あそこの部分があるからこそ、名曲なんだなって、今改めて聴かせてもらって思いました」

あしざわ教頭「このLIVEから10年。まずはこれまでの時間を、ベースの佑先生、ギターの瑞紀先生、ドラムの小夜子先生に振り返ってもらいました」

とーやま校長「各々(のインタビュー)だから、みんな何を言ったか知らないわけじゃん。今初めて聴くらしいよ。他のメンバーがしゃべったことを知らないんだって」

あしざわ教頭「え!? そうか! みんなでドキドキしながら聴きましょうか(笑) 3人目の小夜子先生から、ちょっとびっくりする話が飛び出します…!」





あしざわ教頭「そこから10年ですよ(笑) 楽しいとか辛いとか、印象があったりしますか?」

藤咲先生「もちろん、辛いことも、悩んだ時期も、たくさんありました。活動の中で言うと、5〜7年辺りの頃は悩んでいたかな」

あしざわ教頭「差支えなければ、どういう悩みだったのか(教えてください)」

藤咲先生「(笑) "自分たちがどうやって活動していくか"、"音楽のスタイルって何だろう?"って悩んでたんですよね。
色んな音楽があって、フェスに出てみると、ねごとってこういう性格だから、私生活でもワイワイしているわけじゃないんですよ。ステージ上に立ったら、音楽でもワイワイさせたいっていう想いがすごくあったんですけど、実際にできるかと言えば、ちょっとムリをしてる部分がどこかでありました。
カラ元気ではないけど、"ステージ上ではカッコよく見せたい、だけど…"、みたいな」

あしざわ教頭「普段の自分たちの性格と違う、ステージに上がった時のスイッチを入れた状態が、背伸びしてる感じだったんですね」

藤咲先生「そうですね。背伸びはしてた。自然ではなかったかなって思ってますね」

あしざわ教頭「それは、メンバーそれぞれですか」

藤咲先生「うん、それぞれです。みんなが悩んでいた時期は一緒だったんで、全員が、どうしていくべきだろうって思っていたかな」

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沙田先生「一番びっくりしたのは、佑がリーダーになったぐらいの時なんですけど、ツアーで、MCで佑がしゃべると、佑はすごく説得力があるというか、思ったことを口にするとみんなが聞くような気がしたんで、佑がMCをやってみようよってツアーでもあったんです。それがすごくイヤだった(笑)」

あしざわ教頭「ええ〜!」

沙田先生「泣き出したのがビックリしました。任務として課せられちゃったから、トライではあったけど、それがだんだん重荷になって、文章を考えるぐらいになっていたんです。背負い過ぎちゃってたし、たぶん今だったらMCも自由にしゃべれると思うんですけど、そういう意味で、ねごととしてどう見せないといけないのかっていうのを、MCでしゃべらなければいけない。やりきったけど、辛かったって話をしていました」


澤村先生「バンドで一番辛かったのは、たぶん4〜5年前かな? 一回、幸子が"辞める"って言った時だと思います」

あしざわ教頭「…え!? あったんですね。それはどういうタイミングですか?」

澤村先生「一回だけありました。あんまり覚えてないんですけど、たぶんみんな大学に通っていて、デビューして、すごく忙しくてパンパンになっていた時でした。
幸子も最初のワンマンで声が出なかったりして、それを引きずっていたのかわからないんですけど、どんどんバンドの調子が悪くなっていって、それで、急に『私、辞めたいかも』と言い出したんです。他の3人のメンバーで、それぞれどうするか(止めるか止めないか)話し合って、その後にスタッフを交えて全員で、"幸子が辞めたいと言っている"っていう話し合いをしました。
夜の8時とか9時とかから、朝の4時までずっと話し合いになったんですけど、もう、黙っている時間がすごく長いんですよ」

あしざわ教頭「それは、ひとつ言った言葉で、何かが変わってしまうこともあるかもしれないということですか」

澤村先生「もう、何も言えない。本人がどう思うかってことだから、他のメンバーは止めることはできるんですけど、辛いって言ってるのを無理矢理引き止めるのもな、って感じで。"もし本当に辞めたかったら3人でやろう"っていうところまで来ていたんです」

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♪ シグナル / ねごと


蒼山先生「その時は、LIVEをすることに関して、気持ちも"キュ"ってなっちゃってたんで(笑) 心が解放されていない感じというか、切羽詰まっていた時期だったんで、LIVEパフォーマンスで、自分が思うようにうまく歌えなかったりとか、簡単に言うと声が出なくなっちゃうっていう時もありました。
それが、体以前に、心から来ているんだろうなっていうのも自分でわかっていたんで、それを乗り越えるにはどうしたらいいかなっていうのを、すごくがむしゃらに、手あたり次第(笑)
まあ、でも、いい意味で"諦めが肝心"な時もあるなっていうのを、学んだかもしれないな」

あしざわ教頭「ほう」

蒼山先生「"諦め"と言うか、"自分はこれしかできないんだ"とか"自分の役割はここなんだ"っていうこと、自分ができることとできないこと、をはっきりさせることって大事なんだなって感覚は学んだかもしれません。
たぶんですけど、デビューしたてとかって、"きっと何でもできる"っていう気持ちがあったし、バンドを組み立てで、可能性が手のひらの中に無限にあると思っていたんです。
きっとみんなそうだと思うんですけど、どんどん壁にぶつかる中で、『あれ? 私ってこんなにできないんだ』って、自分の力の本当の部分を見せつけられることがあったりしたので、そういうところで、"自分はこれができて、これができない、でも、それが自分なんだな"みたいに、肯定することが、一個大事なのかなって思いました」


沙田先生「その時は、何を作るのが正解なのかわからなかったです。
世間体を気にし過ぎていたところがあって、何が流行っているのかとか、そういうところも加味して曲を作らないといけないのかな、っていう気分になっていたんです。でも、そこからは脱したいな、ってすごく思って。
みんながどういうものが好きなのかって、やってみないとわからなかったことだと思うんです。だけど、気にする必要はあると思うから、やってみたりとかして、だからこそ、自分のやりたいことを発見できました。
それはすごく大きな経験値になりましたね」

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蒼山先生「このバンドで続けていけば、絶対にもっと面白い音楽ができるはずだし、私がねごとを続けて来れたのって、その予感が常にあり続けていたからっていうのが、一番の理由なんですよね。
自分の中に根拠のない自信みたいなものが、4人でいると、自分の中にわきあがって来る。その部分を大事にしていたんで、ここで止まったりとかする選択肢はないなっていうことだけはわかっています。
これからどんどん作品を作ったりLIVEをしたりする中で、もっと楽しい景色とか、"あ、これだ"って思える音楽とかが、作れるんじゃないかなっていう気持ちがあるので、続けて来れましたね」





♪ PLANET / ねごと


とーやま校長「俺はねごと先生が好きで、曲を聴くと、すごく胸に響くし、届くし、残るし。その理由が、今の話の中であった気がする。そういう想いがあるからこそ、そこで辞めようっていう選択肢と戦えて、結果、やっぱりそういう素晴らしい音楽を作り続けられてるんだね。だからこそ、聴いている俺やみんなの胸にも、"やっぱりいいな"って思えるんだなって感じた。俺たちもこういうことってあるじゃん」

あしざわ教頭「たくさんある!」

とーやま校長「この話を聞いて、色んなことを教えられてる気がしたね」


♪ cross motion / ねごと



ねごと先生
ねごと先生の音楽はどうしてこんなにひきつけられるのかなぁと思っていたけど、いろんなことがあって、すてきな音楽やすばらしいLIVEが出来上がっているということがわかりました。やっぱり、音楽をつくったり、人に何かを伝えるということは簡単なことじゃないなと思ったし、自分自身とたたかうこともたくさんあるんだなと思いました。とても興味深いインタビューで、ずっときいていたいなと思いました!11時台もたのしみです!
おこめB
女性/17歳/富山県
2017-02-06 23:06




とーやま校長「ちょうど4〜5年前に、そうやって悩んでいた時期なんて、全然知らなかった!」



ねごと
高3の時に閃光2008のステージで出会ってからずっと大好きなバンドやのに知らない事が(当たり前やけど…)たくさんあるなって思いました。
いろいろな思いを乗り越えた上で生まれる楽曲だからこそ、こうも惹きつけられるんでしょうね

とーやま校長が挙げた「ふわりのこと」自分も好きやから嬉しい(笑)
フィット-R
男性/25歳/神奈川県
2017-02-06 23:04




とーやま校長「俺も嬉しい! 『ex Negoto』っていうアルバムだから、この『ETERNALBEAT』には入ってないんだけど、ちょうど悩んでた時期だったのかな。知らないヤツもいると思うけど、今までのアルバムも本当に素晴らしいアルバムばっかりだからね」


さあ、引き続き、ねごと先生のインタビューを届けていきます!

とーやま校長「11時台は、ニューアルバム『ETERNALBEAT』、そして、"4人がバンドを始めた頃"の話を聞かせてもらおうと思っています」

あしざわ教頭「というのも、今回のアルバムは、4人が10代の時に聞いていたアーティストが、プロデュースに参加されております」

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とーやま校長「BOOM BOOM SATELLITESの中野先生!
もともと、ねごとの4人はめちゃめちゃ音楽オタクだし、今もね。もう、めちゃくちゃマニアックな音楽とかもたくさん聞いてて… 」

あしざわ教頭「そうですね。最初は好きなバンドのコピーをずっとやってたんですけれども、そんな4人が10年後、自分たちがずっと聞いていたアーティストと一緒に音楽をつくることになったわけですよ!」

とーやま校長「ねごとの4人が10代の時って、どんな感じだったんだろうね?」





あしざわ教頭「バンドを始めた頃のことは覚えていますか?」

蒼山先生「はい、覚えてます。私、最初はバンド組んだ時、実はドラムで…。ねごとの前、軽音部に入って最初はドラムだったんですよ」

あしざわ教頭「ドラムだったんですか?」

蒼山先生「はい。当時、ふたつバンドを組んでいて、ひとつは自分がドラム、もうひとつは自分がボーカルのバンドを組んでいて、両方ともに瑞紀がいました。で、自分がボーカルをしていたバンドのドラムが、小夜子でした」

あしざわ教頭「混ざっていたんですね」

蒼山先生「途中で統合した、みたいな(笑)、感じだったんですけど」

あしざわ教頭「統合されて、そこに藤咲先生が入ってきたんですね」

蒼山先生「今、高校時代を振り返ると、すごく青春だったなって思います(笑)」

あしざわ教頭「何が一番青春だったなって思えますか?」

蒼山先生「それこそ、当時、軽音部の部室が6畳ぐらいしかなくて、プレハブで、学校の中でも軽音部の位置ってすごく低かったんです(笑) エアコンとかもないけど、夏は、音を出している時は窓を開けちゃいけないので、窓を閉めて扇風機ひとつで練習するんです。もう制服がびっしょりになるぐらい汗を掻きながら(笑) NUMBER GIRLとかコピーをしてました」

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♪ 透明少女 / NUMBER GIRL


藤咲先生「私たちはコピーバンドだったんで、まあ、主に瑞紀だったんですけど、それぞれが好きな曲とかを"これやろうよ!"って言って合わせた瞬間が、一番楽しかったかな。一番最初に鳴らした音を聴けるのって、自分たちでしかないから、"ああ、あの曲って自分たちで演奏するとこうなるんだ"って思いました」


沙田先生「佑は幼馴染で仲が良くて、よく、自分の好きな音楽を佑に布教するっていう癖があります(笑)」

あしざわ教頭「恐ろしい癖ですね(笑)」

沙田先生「とりあえず、行き帰りの電車とか歩いている道で、片耳イヤホンみたいのをして"これ、良くない?"と言っていました」


♪ SHUT UP AND EXPLODE / BOOM BOOM SATELLITES


沙田先生「このこういうところがすごく良くて…って話を佑にすると、佑はすごい素直だから『これはすごい!』って(笑)」

あしざわ教頭「すごくその絵が浮かびますね(笑)」

沙田先生「『わかる気がする』って言ってくれるから、毎日それを続けてたら、音楽に興味を持ってくれました」

あしざわ教頭「せっかくですので、今回、アルバムの中でBOOM BOOM SATELLITESさんとか入ってらっしゃったりしていますが、やっぱり聴いてましたか?」

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沙田先生「聴いてました。私としては、楽曲を作る時にBOOM BOOM SATELLITESさんの曲を聴いて、インスピレーションが浮かぶこともすごくよくあったので、その話とかも実際に中野さんとさせてもらいました。どういうスピリットで音楽を作っているのか、っていうのを、生で聞くことができたので、すごく貴重でした。それで、自分が作る楽曲もめちゃくちゃ変わりましたね」

あしざわ教頭「音に関してとか、向き合い方とかですか。ちなみに、それは何が一番変わりましたか?」

沙田先生「バンドとして、一番そうだなって思ったのが、例えば、『大きい会場で鳴らすイメージを持たないと、そこには行けないよ』っておっしゃっていて、私たちって、あんまり"ここでやりたい"っていう大きいステージの欲がなかったんですけど、それってすごく大事なことだなって思いました。たまに、おっしゃる方はたくさんいたけど、身をもって実感している中野さんに言われて、そうだなって痛感しました」

あしざわ教頭「音を届ける場所というか、"大きなあの場所で、この音が鳴っているのをイメージしてみなさいよ"、と」

沙田先生「そうですね。それをイメージするだけで、実際にたぶん変わるんですよ。中野さんが提案してくれたものがちょっと豪華に感じた瞬間があって、それを聞いたら、『でもこれは、そういう大きなところではすごく映えると思うよ』とか、そういう、大きいところで鳴らしたくなる楽曲を作る。会場をはみ出したくなるぐらいの規模感とか、スケールの大きさみたいなものを、持ちたいなって思いました

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♪ アシンメトリ / ねごと


澤村先生「今までは、例えば、"すごく元気な曲があるけど、暗い曲は少ないよね"とかそういうので、新しい曲を作ったりしたけど、今回は本当に、『ETERNALBEAT』って踊れる曲を入れようってなって作り始めたから、目標をひとつに絞って作りました。今までと全然感覚が違いますね」

あしざわ教頭「聴いていて、本当に、今やりたいことをやっている感じというか、みんなが同一(の方向を向いている)という感じがしたんですよ」

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藤咲先生「自信はすごくあります。聴いている人たちに、一番、ねごとが変わったって感じてもらいたいなっていうのがあって、あとは、やっぱり自分たちが今一番鳴らしたい音を、このアルバムに詰め込めたなって思っています。
悩んでいた時期もあったんですけど、それを経て、自分たちがどういう音楽を鳴らしたいか、自分たちがどういうモードでどういう鳴らし方をしているのが一番楽しいと感じられるのか、というのが、わかったんです
それが、今のこのアルバムに詰め込むことができて、本当に"私たちの今のリアル"って感じです」

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蒼山先生「やっと、本当に"新生ねごと"って言えると思います。
今までも、出したアルバムは生まれ変わったような気持ちで作ってきたんですけどね。結構、今までねごとを聴いていてくれた人からしたら、『え!?』って思うぐらい、サウンド像みたいのが変わってはいると思うんです。
でも今回、"踊れるアルバム"を作ろうっていうテーマがひとつあって、踊れる曲って、一般的にアッパーなイメージが先行すると思うんですけど、私たちのアルバムはそうじゃないなって思っていました。
もっと日常の背景にあるというか、もっと心に沁み込んでくるというか、そういう感覚がねごとだと思うし、本当にこの曲をたくさん、生徒のみんなにも、人生の背景の曲として鳴ってくれてたらいいなってすごく思いますね」

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♪ 凛夜 / ねごと





とーやま校長「俺はもう『ETERNALBEAT』っていうアルバムは聴かせてもらってる。
そうだね。音量じゃなくて、幅とか、深さとか、スタジアムで鳴らすとか、そういう音は、より大きくなって行って、でも言葉は、よりひとりに向かって行ってる。
さっき幸子ちゃんが言ってたけど、『ひとりひとりの人生の背景で鳴ってもらえたらいい』っていう、相反することだけど、ちゃんとやってのけている、やろうとしている、っていうのが、この『ETERNALBEAT』には詰まってるって改めて思った。
大衆っていうのがあるじゃない。テレビで流れてていいなって思う人もたくさんいる。でも よく聴いたら、音楽好きの人も、このバンドめっちゃカッコいいじゃん、ってなるのはねごとだと思っている。
今の話を聞いていて、なおさらそれが確信になった。これを聞いていたら、『ETERNALBEAT』というねごと先生のこのアルバムを聴きたくなるでしょ?」

あしざわ教頭「本当に、ずっと聴けるアルバム!」

とーやま校長「"ああ、そういうことか"ってわかるはずだから、手に取って、まだ聴いてないヤツはみんな聴いてほしい!」

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早いもので、もう黒板の時間。
今回はもちろん、ねごと先生に黒板を書いてもらいました。

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『 飛ぶ!! 』

蒼山先生「今回のアルバムでも"飛びたい"って言っているのもあるんですけど(笑) バンドとして、もっともっと上に行きたいなって。それは表面的な意味ではなくて、バンドとして、もっと音楽を突き詰めてカッコいいものを作っていきたいな、っていう意味で、『飛びたい』『飛ぶ』、です!」


♪ ETERNALBEAT / ねごと


あしざわ教頭「インタビューをさせてもらって、改めて、バンドって生き物だなって思いました。自分たちが辛かったものとかも全て音に変えて、これまでやってきたんですね。
更に、黒板に『飛ぶ』って書いてましたけど、今後も辛いことがあると思うけど、ねごと先生は、それを飛ぶ力に変えて色んなものを届けてくれると思います」

とーやま校長「飛んで、飛び立ちまくって、たまにはこのSCHOOL OF LOCK!に寄って羽でも休めてもらって、また新たなところに飛んでいくのを俺たちが見守らせてもらいたいと思うので、ぜひまた遊びに来てね!」

ねごと先生、話を聞かせてくださり、今日はどうもありがとうございました!


♪ mellow / ねごと


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【FAXイラスト】


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RN ふてふてりんご


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RN ハチトマト


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RN ハチトマト


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RN ハチトマト


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RN いく


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RN ハチトマト




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【オンエアリスト】
22:06 Summer Venus / KEYTALK
22:14 アシンメトリ / ねごと
22:24 575 / Perfume
22:35 ループ(@閃光ライオット2008) / ねごと
22:44 シグナル / ねごと
22:48 PLANET / ねごと
22:52 cross motion / ねごと
23:19 TOKYO GIRL / Perfume
23:34 透明少女 / NUMBER GIRL
23:36 SHUT UP AND EXPLODE / BOOM BOOM SATELLITES
23:39 アシンメトリ / ねごと
23:43 凛夜 / ねごと
23:49 ETERNALBEAT / ねごと
23:53 mellow / ねごと

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ねごと、やっぱり大好きです!

校長のとーやま

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改めて、『ETERNALBEAT』
本当に人生のBGMになるアルバム!!
ねごと先生の音楽を今後も聴いていきたい!

教頭のあしざわ

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LOCKS!SCHOOL OF LOCK!の講師陣

  • ミセスLOCKS!

    Mrs. GREEN APPLE

  • Saucy LOCKS!

    Saucy Dog

  • 宮世琉弥

    宮世琉弥

  • 乃木坂 LOCKS!(賀喜遥香)

    乃木坂46(賀喜遥香)

  • 乃木坂 LOCKS!(井上和)

    乃木坂46(井上和)

  • SEVENTEEN LOCKS!

    SEVENTEEN

  • INI LOCKS!

    INI

  • 景井LOCKS!

    景井ひな

  • ビーバーLOCKS!

    SUPER BEAVER

  • 新しい学校のリーダーズLOCKS!

    新しい学校のリーダーズ

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