今夜の授業を職員のいとかんが振り返り!
今週のSCHOOL OF LOCK!は様々な事でしんどい思いをしている生徒の声を聞いていく授業『しんどー相談室』を4日間お届け。
最終日の今夜のしんどー相談室のテーマは『差別』。性別のことで差別を受けている、ハーフだからという理由で差別を受けている。そんな生徒の声を聞いていきました。
電話を繋いだのは…体が女性で心が男性という【宮城県 17歳 ラジオネーム 雨宮和樹】
アンケートの男と女、どちらかに〇を付けないといけない時がとてもしんどいとのこと。
通っていた英会話教室の仲良しな子から「男の子っぽいよね」と言われ、勇気を振り絞って「実は心と体が違うんだ」と伝えたところ、「気持ち悪い」とひどい言葉を言われ心に深く傷を負ってしまったRN:雨宮和樹。
そんなRN:雨宮和樹が仲良しの友だちに心と体の不一致について相談した際、「男とか女なんて関係ない。自分らしくしたらいいんじゃない?」と言われて、すごく楽になったとのこと。
これから先、よくない言葉を言われても、素敵な友だちから貰った宝物のような言葉があるから!とエールを送りました。
そして、韓国と日本のハーフと言う理由で差別を受けているという【島根県 16歳 ラジオネーム ごりとりら】
高校1年生の今、入学してすぐにハーフと知った友だちが「日本ですけど、日本語分かりますか?」と心無い言葉を言ってきたという。
RN:ごりとりらは、かなりショックを受けたがなんとか取り繕ってその場をやり過ごした。「韓国人」といじられたときに、何か言い返したいけど事実だから言い返せず、段々しんどくなってきているとのこと。
クラス替えはなく、差別的な発言をしてくる女の子グループから距離を置きたいが、距離を置くと陰口の嵐で、離れたくても離れなくなって余計に辛い思いをしていると、勇気を持って伝えてくれました。そんなRN:ごりとりらに対して同じ境遇にいた教頭から、「自分を大切にしてほしい」と優しい言葉が贈られました。
そんな今夜の授業はradikoのタイムフリーで聴きなおすことができます。ぜひ再出席してみて聞いてみてください
聴取期限 2021年9月9日(木)PM 10:00 まで
しんどー相談室最終日。差別で悩む生徒の話を聞いていきました
『 #レイさん 』
校長、教頭、職員のみなさんこんばんは。
文化祭のステージ発表がなくなったと言われてから約5日。
突然目標を失った悲しさでいっぱいです。
誰も悪いことをしてないのに。
みんな頑張ったのに。
なんで出来ないんだろう。
一応ビデオ映像としてみてもらうことはできるけど、やっぱり生でもやりたかった。
だって、頑張って頑張って、オーディションに合格して。
あんな暑い中走ってストレッチして発声して。
フラフラになりながら必死で稽古したのに。
生で伝えられなかった。
その事実だけが私の首を絞めてきて。
次に向けて頑張るってのもわかるけどなかなか切り替えられない。
次の公演は役者オーディションに落ちるかもしれない。
悔しい。
悔しすぎてたまらない。
でも前向きな気持ちもどこかにあって。
あんなに号泣したのに、あれが青春なんだって思ったりもして。
自分がよくわかんない。
どうしたらいいんだろう。
女性/13歳/宮城県
2021-08-31 18:40
♪ 無垢 / ゲスの極み乙女。
さかた校長「#レイさん、悔しいね! 君の気持ちやここに向けての想いは話して聞いてたし、すごく笑って“頑張ります!”って言ってくれたのもしっかり聞いてて。今、自分のことがよく分かんない、自分の気持ちがよく分かんないって言ってるけど、そりゃそうだよ! 君が初めて舞台に立つ。オーディション、自分の力で勝ち取って、必死になって毎日汗かいてフラフラになって頑張って、涙流したな。その涙の隣には君が頑張った頑張った日々があって、それは紛れもない事実だから、悔しくて悔しくてたまらんだろうけど、無駄なことは1つもないからな。きっと君が軽はずみに次があるとは言えないけど、君が生きていく上で大切な大切な感情は持ってるんだよ。だから、今は簡単に切り替えられなくていいし、ずっとその気持ちを持っててもいいし、その気持ちは一生持つかもしれないけど、君の人生が輝いた絶対的な一瞬の感情だから、その今の気持ち全部、誇りに思っていいよ」
こもり教頭「コロナ禍になってから、数え切れないぐらいの10代のみんなが悲しい夜を過ごしてると思うんですよ。で、やっぱり今でも言葉で教えてくれたのを見ると、すごく心がしんどくなるし。自分事だけど、僕もいろいろ仕事が出来なくなったり、中止で、本当に毎日倒れそうなぐらい頑張ったけど、無くなったことが立て続けにあり過ぎて、中止とか延期とか無くなることにちょっと慣れも感じちゃってて。でも、こういう風に何かが無くなってしまう喪失感とか、ぶつけようのない気持ちは無くならなくて、初めて無くなった時の悔しさと虚無感となんだろうこの気持ちって、今でも覚えてるし。で、僕はその中で思ったのが、この1年半はみんなが何もしてこなかったわけじゃなくて、いろんな対策を考えたりとか、少しでもみんなで前に進む方法はないのかなってやってきた中で、ちょっとずつ世の中が変わり始めてると思うわけ。で、去年の今頃はSCHOOL OF LOCK!でもたくさんの生徒が“大会が無くなってしまいました。もう私、これ引退の最後の大会だったんです。何もなく引退することになりました”とか、すごくいろいろな想いを届けてもらって、今年の今は、いろんな大会が出来てるのよ。それはもちろんみんなの努力もあったし、それを運営しようとする想いもあったし」
こもり教頭「でも、去年出来なかった人たちは今を見て“だったら去年出来たじゃん! なんで俺らの時だけ”って、すごく悔しい気持ちを今年も味わってると思う。で、去年、後輩たちはそういう先輩たちを見て、#レイさんは自分も辛いけど、中学校生活最後の文化祭がこれで終わってしまう先輩を見ると思うのよ。自分も悔しいし。その人を見た時に、たぶんもっと悔しくなると思うし。でも今年の、全部の大会は見てないけど、ハイライトが出たりとかニュースを見たりした時に感じるのは、今、最前に立ってる子たちは、大好きだった人たちが涙を流して去って行った悔しい気持ちがあるから、今年自分たちが報われるように、その人たちの想いも背負って、その人たちも報われるように頑張ろうってすごく見えるのよ。でも、これって果たして前向きになれたから頑張れたんだろうか。たぶんこの1年ずっとしんどい気持ちが心の中にあったと思うんだよね。それを感じた時に、無理に切り替える必要はないなと思ったというか、しんどい思いを明るくする必要はないというか。ずっと辛い想いを胸の中に抱え込んでるけど、それがいつか活力に変わる日が来るって僕はこの1年で感じたし、去年の今頃は言えなかったけど、今だったら言える。そういう経験があるから。しんどいよ、もちろん。耐えられないな。泣きたいし。でも、まだ進んでいくよ。今後が絶対ある。今思ってる、その気持ちを大切にして欲しいな」
♪ hanabi / Q:indivi+キヨサク(MONGOL800)
さかた校長「もう1つ、#レイさんに言うなら、すごく悔しくて、そういう想いの時に、周りが君に声をかけづらい空気になっていたり、君はそういうことを気にするかもしれないけど、本当に悔しい時は君は君のことだけを考えていいし、その気持ちは君だけのものだから、一旦、周りのことは何も気にせんでいいからね。君の気持ちを第一に抱きしめて欲しいなと思う」
さかた校長「今週のSCHOOL OF LOCK!は“今しんどい!”という思いを抱えている生徒に向けて、毎日『しんどー相談室』を行っている」
こもり教頭「月曜日から毎日、授業テーマを決めてお届けしてきました。
月曜日は“ヤングケアラーでしんどい”」
さかた校長「火曜日は“学校に行くのがしんどい”」
こもり教頭「水曜日が“貧困でしんどい”」
さかた校長「そして、『しんどー相談室』最終日の今夜は差別でしんどい」
さかた校長「生まれのせいで、とか、見た目のせいで、とか。性別のせいで、とか。もしくは、家族がコロナになったせいで、とか。差別を受けてしまっていて、今しんどい思いをしている、という生徒に今夜、直接話を聞かせてもらいたいと思っている」
♪ 教室難民 / Karin.
さかた校長「今回も生徒たちがみんなのために贈る曲たち“しんどープレイリスト”を作ってくれて、今流れてるこの曲も、RN 雨のしずく。のプレイリストです。ありがとう。君の気持ちがしっかり届いて、みんなに優しさが届いてる。本当にありがとう!」
さかた校長「では、生徒に直接、話を聞いていこう」
僕は、体が女性で心が男性です。しかし、生まれてからの自覚いわゆる「性同一性障害」とは呼べません。中学あたりで自覚しました。
アンケート等で性別を選ぶ時は男に◯を付けるのですが、たまに「君の体は女の子だよね?」と言われ、ほぼ無理やり女に丸を付けさせられます。
性別どうこうがあまり重要視されなくなってきた今日ではありますが、未だ差別は続いています。
今まで「気持ち悪い」「厨二病」「どうせ嘘だろ?」「お前の思い込みだ」といった言葉を何度もかけられました。
17歳/宮城県
2021-09-02 18:34
雨宮 和樹 宮城県 17歳
さかた校長「ごめん、あまみやだな。あめみやって言っちゃった」
雨宮 和樹「大丈夫です」
さかた校長「学年は?」
雨宮 和樹「高校2年生です」
こもり教頭「お、高校2年生か。いきましょうか! 中2、高2は当たって!」
雨宮 和樹「砕けろ!」
こもり教頭「突っ走れーーー!!!」
雨宮 和樹「おー!!!」
こもり教頭「よく言った!」
さかた校長「すごく勇気を持って書き込んでくれて、本当にありがとう。ちょっと言いたくないなとか、しんどいなと思ったら、無理しなくていいからな。今日はどんなことしてたの?」
雨宮 和樹「今日は体調不良で学校を休んで、家でずっと宿題をしたりしてました」
さかた校長「もう2学期は始まってるの?」
雨宮 和樹「まだ1学期です」
さかた校長「そうなんだ。夏休みは?」
雨宮 和樹「もう終わりました」
さかた校長「もう学校は始まってるけど、今日はちょっと休んじゃったって感じなんだね」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「書き込みで、体が女性で心が男性ですって書いてくれたけど、それって大体いつぐらいからそう思ってしまったんだろう?」
雨宮 和樹「小学校の時からずっと何となく違和感はあったんですけど、中学の時にすごく仲が良い友達がいるんですけど、その子に“こうこうこういう感じでモヤモヤするんだ”って話したら、“それ性同一性障害じゃないの?”って言われて、“あ、そうなのか”って自覚しました」
さかた校長「性同一性障害って言葉も初めて知った感じだったのかな?」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「そういう言葉があるって聞いた時、どう思ったのかな?」
雨宮 和樹「友達に言われた後に、ネットでどういう感じなのか調べたんですけど、まさか自分がそうだとは思ってなくて、“あ、僕、この当事者なんだ”と思って、結構びっくりしました」
さかた校長「だって、自分は自分って当たり前に抱いていた感情だからな」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「その友達にそう話して、周りの人にも話せてるのかな?」
雨宮 和樹「周りの子には話せてなくて、その相談した子だけに打ち明けてます」
さかた校長「じゃ、1人話せる友達がいるんだね」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「書いてくれていたけど、自分では書きたくないけど、日々のアンケートだったりで選択する際に、自分の思うように書けなかったりするもんな」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「それはアンケートを取ってる人だったり、そういう仕事の方かもしれないけど、“こう(女)なんじゃないの?”って言われることがあるってことだもんね」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「その時はやっぱり自分の意思とは裏腹な選択をしないといけないのかな」
雨宮 和樹「はい。言ったら気持ち悪がられるんじゃないかと思って、でもしょうがないと思って、女の方にマルを付けたりとか」
さかた校長「それが、ふとした時に来るし、ぶっちゃけそういうアンケートって日常で多いじゃん。しんどいというか嫌だし、ムカつくよな」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「何回そんなこと思わせるんだと思っちゃうよな。家では親御さんには話せてないのか?」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「兄弟は?」
雨宮 和樹「兄が1人います」
さかた校長「お兄ちゃんにも話せてないのかな?」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「家族に話せないのは、どういう気持ちからかな?」
雨宮 和樹「僕の両親とか家族はもともと偏見というか、女の子はこうあるべきって感じの考え方で、僕が本当は心が男なんだってことを言ったら、家族じゃいられなくなるんじゃないかみたいな。気持ち悪がられて、避けられるんじゃないかって怖くて」
さかた校長「そうか。その怖さがあったら話せないし。じゃ家の中でも女の子らしさだったりを家族から求められることもあるってことだよな?」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「外のアンケートだったり以前に、ずっと家にいても抱えてしまうね」
こもり教頭「それは自分の中では、自分らしさというか、本当の自分の思いのままに表現できてる場所ってどこなんだろう?」
雨宮 和樹「その相談をした友達の前だけですね」
こもり教頭「それは2人で遊びに行く時だけとかってこと?」
雨宮 和樹「はい」
こもり教頭「学校とかだとちょっと違う自分を装っちゃう?」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「その唯一話せる友達に話した時、すごく怖かったでしょ?」
雨宮 和樹「怖かったです(笑)」
さかた校長「よく言えたね。すごいよ。その時、初めて話す時って全部話せたのかな?」
雨宮 和樹「その子にだけは全部本音を話すようにしてたんで、どうしても“こいつにだけは嘘をつきたくない”と思って全部話しました」
さかた校長「そういった性同一性障害以外のところでも、本音で話す機会がたくさんあって、信頼の積み重ねでもあるな。友達は何て言ってた?」
雨宮 和樹「その子は男の子なんですけど、“俺はお前のこと、男だ女だ関係なく、仲良くしたかったから、別にいんじゃね。お前らしく生きてればいんじゃね”って言ってくれて、すごく嬉しかったです」
さかた校長「こんな言葉を言うのもなんだけど、いいやつだな」
雨宮 和樹「はい(笑)」
さかた校長「そうやってしっかり受け止めてくれて、それでも変わらずの距離で話してくれるのは安心したろ」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「その積み重ねた2人だけの絆があった上だから、他の子にはそんな風にはいきなり話せないもんな」
雨宮 和樹「はい」
こもり教頭「ちょっとだけ嫌なことも思い出しちゃうかもしれない質問なんだけど、書き込みの中で、いろいろ心ない言葉を何度もかけられましたってあったじゃない。これはどういう人たちから言われたの?」
雨宮 和樹「僕、中学校の時に英会話に通ってたんですけど、僕含めて4人ぐらいのグループで、結構仲良くやってたんですよ。で、英会話終わった後の雑談の時間に1人の子が“そう言えば和樹って、ちょっと男の子っぽいよね。そういう系?”とかっ、ちょっとラフな感じで聞かれたんです。僕、人に言ったことはあんまりなかったんですけど、言うのもアリかなと思って、“実は僕、ちょっと性同一入ってるんだ”って話した時に“え? マジ気持ち悪い”って言われて。“厨二病なの?”って、僕が嘘をついてるみたいに言われて。その後は本当に嫌になって、その英会話教室を辞めたりとかしました」
こもり教頭「そんなん嫌だよな。今まで一緒にいたのに、そんなん急に言われても。今は仲良い子には話せたのもあるけど、そういう、その一言を言ったことによってガラッと変わってしまったのがあって、周りの子に言いづらいなって思う瞬間もあるのかな?」
雨宮 和樹「はい」
こもり教頭「そういうのあると、全部紐づいてくる時もあるんじゃない。さっきもアンケート無理矢理マルを付けるってのもあるけど、“実は心の中ではこう思ってるから、こう付けてるんです”って説明するのもアレだし、言った時に距離を取るような態度を取られるのも嫌だなぁとか紐づいてきちゃうよね」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「向こうがラフな感じだったにせよ、声をかけてきてくれたから、信頼して言った分、今、和樹の中にもずっとその言葉たちが残ってるだろ」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「その言葉たちもそうだし、これから君が受け取ろうとしなくても、不意なタイミングで投げかけられるような言葉があるだろうけど、それは持たなくていいし、受け取る必要はなくて、その瞬間だけの言葉に過ぎないから、すぐに捨てるというか自分の言葉にしてまで持たなくていいと思っちゃうし、やっぱ比較して、例えば悪い言葉が1しかなくて、良い言葉が9あったとしても、その1が引っかかっちゃうのはすごく分かるし、分かるけど和樹にはしっかり信頼して嘘つきたくない友達がいるじゃん。俺は素晴らしいことだと思うのよ。かけがえのない存在の友達がいて、そいつが和樹を人間として、“人と人だからいんじゃね”って言うのが、これは魔法のような宝物の言葉だから、それは君の心臓の本当に一番近くに置いてていい言葉だと思うし、これから先、よくない言葉をもらったとしても、“いやいや、僕にはこの宝物の言葉があるから。お前ら何言ってんの?”って、それぐらい強く思っちゃっていいかなと思う。それぐらい素敵な友達がいる。素晴らしい奇跡のようなことだよ」
雨宮 和樹「はい」
さかた校長「だから、和樹は今、まだ世界が少しずつ、みんながちょっとずつ知ろうとして知り始める動きがあるけど、やっぱり和樹が生きていく上で、日常にそういうことが潜むから、俺らは和樹が息苦しくないような世界にどうにかならないかなってずっと思うし。俺たちはみんなでもっともっと知って、話していかなくちゃいけないなと思うけど、絶対的な事実として、和樹は今、信用できる友達がいて、俺たちもいるし、掲示板には和樹がこういう風に声を上げて言ってくれたことで、同じような気持ちだった子たちがすごく勇気をもらってるのよ。すごく勇気をもらって、心が優しくなって、君にありがとうを伝えたい生徒がいっぱいいるから、俺が代表して和樹にありがとうと何度も送りたいな」
雨宮 和樹「はい」
♪ 酔生夢死 / クレナズム
こもり教頭「雨宮 和樹の話を聞いて、それこそ不意に傷ついてしまう言葉が来たりとかアンケートを書く時だとか、自分が意図しない時に心がズキンとなったりとかしんどいなってことが溜まってしまう状況はきっとまだこれから先あるのかなと考えたんだけど、今、雨宮 和樹が話してくれた時に、ずっと1つ思ってたのが、今、自分がこうなんだよと本当に話せた友達に今すぐ会いたいんだろうなって。今日はちょっと体調崩して学校に行けなかったって言ってたけど、今のこの話をして、曲が流れてる間に一番感じたのは、今その子の元に行って、雨宮 和樹が自分の本当の笑顔で笑って欲しいなってすごく思って。もし、その今すぐ会いたいって気持ちが芽生えてて、その友達の前で笑いたいって気持ちがあるんだったら、僕は今すぐにでも明日になって欲しいと思ったし、体調を崩して休んでるから無理する必要はないけど、また元気になって、その日が明日、もう10分後にでも来て欲しいと思った。だから、しんどいこともいっぱいあるけど、それだけじゃない今日の夜があって欲しいなと思いました」
性同一性障害って言うけど、みんなにもあるように、障害ではなくて一つの個性だと思います。自分たちが生きている地球っていう物体も不思議で未知なものなのに、その上でそういう個性の子が存在しても不思議なことではないと思います。
女性/19歳/広島県
2021-09-02 22:43
さかた校長「そうなんだよな。その人その人の色であって、個性であって、同じ人間同士だし。まずなんで俺たち生きてるのって不思議でならないけど、そんな不思議なところはキリがないから。でも、こうして出会って、一緒に笑えたり、優しい言葉をかけてくれる友達が周りにいるってことは紛れもない現実であるから」
こもり教頭「その個性があるからってことだけで、思いやりのない言葉を投げていい理由には全くならないですからね。遠ざけていい理由にも全くならないですから。今、校長が言ったみたいに、この地球の上にみんなで生きてるわけですから」
性別問題とか周りが言ってきても、重く捉えないで欲しい。自分はそういった事には全く偏見は無いし、性別じゃなくて「その人」っていう認識で見てる。
それに、雨宮和樹はその痛みが分かるなら、他の人に絶対そんなことはしないと思う。
それに、今は性別については進んでるし、去年は無性愛者を貫きてきた役者さんが仮面ライダーになったんだし、周りは進んできてる。
どうか雨宮和樹がそんな人達と出会えますように、祈っています
男性/18歳/愛知県
2021-09-02 22:36
さかた校長「しがらみとかがなくて、気楽にそういう話が出来て笑い合えたら、本当にそれに越したことはないというか、そういう世界が最高だからね」
♪ 僕は君じゃないから / ハナレグミ
さて、ここからは…『農業部 supported by JA全農』!!!
さかた校長「生徒のみんなに農業の魅力を知ってもらうための部活動、SCHOOL OF LOCK!農業部! 顧問のさかたです!」
こもり教頭「教頭のこもりです! さかた顧問! 畑に白い布がかぶせてあることってあるじゃないですか? あれって“寒冷紗(かんれいしゃ)”って名前なの知ってました? 畑の温度を上げて農作物が育つのを促進させるんですって びっくりですよね!・・・どうでしょう?」
さかた校長「豆知識じゃなくて、途端に難しくて、スカすとかじゃないレベルの知識になってきてて(笑)」
こもり教頭「逆に、ちょっとスカしてみてくださいよ(笑)」
さかた校長「…ということで!」
こもり教頭「(笑)」
さかた校長「さて、今週の活動内容は…
農業クイズ Yes or 農!」
さかた校長「電話に出てくれた生徒に農業にまつわるクイズを出題! 出題形式はYes or 農(ノー)の2択クイズ!!」
こもり教頭「ちなみに…“農”って書かれてますが、回答するときは英語の“No”と同じ意味となります」
さかた校長「そう。そして、クイズに正解した生徒には…JAタウンで使えるギフトカード9000円分をプレゼント!!」
こもり教頭「生徒のみんなはクイズを聴きながら、農業についての知識を深めていきましょう」
さかた校長「さっそくエントリーしてくれた生徒に農業クイズを出題していく!!」
オカッパ 長野県 16歳 女性
さかた校長「まずはエントリーした理由を聞かせてくれ」
オカッパ「おばあちゃんと一緒に家庭菜園を今やっていて、結構頑張ってるんで、知識が活かせたらいいなと思って、応募してみました」
さかた校長「ちなみに、何を作ってるの?」
オカッパ「今だと、トマトとナスとゴーヤとオクラなんかが結構採れます」
さかた校長「家庭菜園なのに結構作ってるね。それをおばあちゃんと2人で作ってるの?」
オカッパ「そうですね。おばあちゃんが始めてて、結構歳を取ってきたんで。あと自分も興味が湧いて手伝うようになって」
さかた校長「手入れとかも2人だからガンガン手伝ってるってこと?」
オカッパ「あ、普通にやりますね」
さかた校長「これは凄いぞ」
こもり教頭「JAタウンのサイト見た? ギフトカードをゲットしたら、何に使いたい?」
オカッパ「佐賀牛の肩ロース500グラムがいいです」
こもり教頭「肩ロース!」
さかた校長「佐賀牛はめちゃくちゃに美味い! 九州でも超有名なブランド牛やから。しかも、これ木箱入りのやつでしょ」
オカッパ「そうですね」
さかた校長「これは最高に美味しいから、ぜひゲットして欲しいね!」
オカッパ「欲しいです」
さかた校長「じゃさっそくいくぞ! 農業クイズ Yes or 農!
9月から12月にかけて旬を迎え、蓮田(はすだ)という泥の中で育つレンコン。穴が開いている理由は、泥を浄化してきれいな水にするためである。Yes or 農!」
こもり教頭「シンキングタイムは10秒! それではスタート!」
<シャクッ、シャクッ、シャクッ>
さかた校長「セロリかかじる音がカウントダウンになっております」
こもり教頭「難しいなぁ」
さかた校長「Yesか農で答えてくれ!」
オカッパ「Yes!」
さかた校長「正解は…農! 残念!」
さかた校長「穴が空いている理由は“呼吸をするための通気口”。レンコンは泥の中だから、呼吸をするための酸素が少なく、酸素を取り入れるために水上の葉と繋がっており、その穴を通して酸素を取り込んでいる。これはちょっと難しかったなぁ」
こもり教頭「問題がそれっぽ過ぎるよ」
さかた校長「ちょっと難しかった?」
オカッパ「難しかったです」
こもり教頭「ちょっと不機嫌になっていいレベルの問題だったなぁ」
さかた校長「最初の教頭の豆知識もそうだけど、ちょっとレベルが上がり過ぎてるから。これは残念だったけど、いつかまた機会があったら、挑戦して欲しいし、家庭菜園でおばあちゃんと作ってる野菜は絶対に美味いから、引き続き、大変だろうけど、おばあちゃん手伝って、美味い野菜作って、引き続き農業部の部員として活動、よろしく頼む!」
こもり教頭「でも絶対食べて欲しいから、誕生日とか何か記念の時に一緒に食べてみるのもいいかと思う」
オカッパ「はい」
さかた校長「ありがとう」
こもり教頭「ありがとね」
オカッパ「ありがとうございました」
さかた校長「というわけで、SCHOOL OF LOCK!農業部、今週の部活動は以上! 来週の農業部は、虹のコンキスタドールから的場華鈴先輩と大和明桜先輩が登場! 農業体験レポート行ってくれるぞ!」
さかた校長「さぁ、そして今週のSCHOOL OF LOCK!は…“今しんどい”と思っている生徒の話を聞いていく『しんどー相談室』。最終日の今夜は差別でしんどい」
自分は、韓国と日本のハーフです。
顔は、特に周りと違和感はありませんが、ハーフと知った時、一人が「ここは、日本ですけど、日本語わかりますか?」って言ってきました。
自分の中でかなりショックでしたが、おもしろキャラで通してるので「日本語わからんなぁ」って笑ってごまかしました。
今も、いじりは受けます。
面白半分で「韓国人は人権ないぞ?」とか言われ、周りは爆笑します。学校行きたくないとかまではいかないんですが、話はしたくなくなってきました。でも、少し外れただけで陰口の嵐なので、離れられないです。どうしたら、伝えられますか?
女性/16歳/島根県
2021-09-02 18:39
ごりとりら 島根県 16歳 女性
さかた校長「学年は?」
ごりとりら「高校1年生です」
さかた校長「今日は何やってたの? 学校は始まってるのかな?」
ごりとりら「始まってるんですけど、ちょっと体調不良で休んだんです」
さかた校長「今は大丈夫?」
ごりとりら「大丈夫です」
さかた校長「書き込みもありがとうね。ちょっといろいろと話、聞かせてもらっていいか?」
ごりとりら「はい」
さかた校長「韓国と日本のハーフで。周りから言われるのはいつ頃から?」
ごりとりら「中学生からの友達が高校にいなくて、中学生からの人はほとんど知ってるんですけど、高校生になってからの女子グループで、自己紹介みたいな感じで軽く喋ったんですよ。そしたら、それをすぐに取られてしまって。で、韓国は今、流行ってるんで、最初は“いいな〜”みたいな感じで言われてたんですけど、最近は“韓国人は〜”みたいな言い方が増えてて。自分が韓国人なのは本当だし、言われた時に“自分がなりたくてなったわけじゃない”とかは出来ないので、言い返せないのが辛いです」
こもり教頭「“なりたくてなったわけじゃない”って言葉を使っちゃったら、自分を否定してしまうことになるからね」
ごりとりら「はい」
さかた校長「本来、そんなことも言わなくていいことだし。中学までは地元の友達、みんな知ってるから、そういうこともなかったと思うけど。自己紹介からってことは4月ぐらいからそういうことがあったのかな?」
こもり教頭「じゃ、学校始まってすぐぐらいから、ずっと続いてるってことか」
ごりとりら「はい」
さかた校長「そのグループは何人ぐらいいるんだろ?」
ごりとりら「8人です。クラスの女子が8人しかいないので」
こもり教頭「そうなんだ。じゃクラスの女子全員で集まってると」
さかた校長「ちなみに、そのクラスは女子8人で、全部で何人? 40人ぐらいなのかな?」
ごりとりら「いや、25人ぐらいで、クラス替えとかないんですよ」
こもり教頭「1クラスで25人」
ごりとりら「いや、工業なんで学科ごとで」
さかた校長「だから、ごりとりらのいる学科が25人。てことは全ての女子の友達ってことだもんね」
ごりとりら「はい」
さかた校長「向こうはそういう風な“韓国人は〜”という時に、どういった感じで話しかけてくるのかな?」
ごりとりら「軽い感じで、ふざけながら“それは違くない?”とか話をするんですよ。で、自分が視界に入ると“いや、韓国人、人権ないから”みたいな。軽く言われて。“なんで?”みたいな」
さかた校長「そんなの関係ないもんな」
こもり教頭「全く関係ないからね」
ごりとりら「はい」
さかた校長「それに関して、ごりとりらはどういった反応取ってるんだろ?」
ごりとりら「“ハハ”みたいな。濁す感じです」
こもり教頭「でも、それを言われたら嫌じゃん。自分が会話に入った時にそんなので突っぱねられたら、“はぁ?”ってなっちゃうけど、その気持ちをダイレクトに伝えちゃうと、クラスの中で1人になっちゃう怖さがあるのかな?」
ごりとりら「はい」
さかた校長「みんなが1グループでいるからなぁ」
こもり教頭「書き込みにも、ずっとそんなこと言われたら外れたくなるけど、そのグループから離れると陰口の嵐ってあったけど、その女子だけがそう言ってるの?」
ごりとりら「1回、遠足の時にちょっとグループが分かれたんですよ。その時に“あいつらはウチらと一緒にいる気ない”ってすごい悪口を言ってて。“コレ離れちゃいけんやつかな”って」
さかた校長「離れた時に実際にもっと酷い言葉だったりを言われるんだろな。それだと、今の状況の方がまだマシかって思ってしまうか?」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「だから、ちょっと明るいキャラを演じるしかなくなっちゃうってことだよね。怒ることなく、その言ってきた子たちが不機嫌にならないように。でも、自分がグッと我慢するしかないなぁってしんどさが溜まってきてるってことでしょ?」
ごりとりら「はい」
さかた校長「8人の中には特別、仲良く話す子とかはいるかもしれないけど、俺は許せんし、全然面白くない」
こもり教頭「そうですね」
さかた校長「俺も言い方悪いけど、すげーつまんねーこと言ってるし。でも、ごりとりらは本当に心は苦しいけど、笑ってごかますとかしないと、もっと酷いこと言われるかもってのがあるもんな」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「ちょっと離れただけで何か言われるのってしんどいしなぁ。いないところで言われる。コレってまたちょっと難しい考えだけど、そういう風にいじられてる、で、自分が聞こえてるところの方が…ってちょっと心が麻痺しちゃうんだよね。言うのは、どっちも絶対ダメだし」
さかた校長「絶対に言われる必要はないし」
こもり教頭「教頭先生も韓国と日本のハーフなのよ。で、俺の場合はお母さんが日本人で、お父さんが韓国人なのね。で、うちはもう物心付いた時から母子家庭だったから、もちろん韓国語も喋れないし、自分がハーフだって気付いたのが小学校の時だったの。6年生の時にそれを母親から言われて、すごく戸惑いもあって、それを信じられない部分もあるし、ちょっと知識もないし、“自分って何者なんだろう?”って不安があって。周りの子に言うのが怖かった時期があって」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「でも、それを打ち明けた時があったんだよ、6年生の時に。その時にも俺もすごく言われたの。“日本語分かります?”みたいな。“お前に話しても日本語分からんからなぁ”みたいな。“あっち行け”みたいなのもあったし。で、俺の性格的に根っから明るいところがあったから、引きずることはなかったんだけど、でも正直辛くて、母親に言ったことがあるのよ。“なんでハーフなの?”って。だから、さっき言った“なりたくてなったわけじゃない”って気持ちがすごく分かるというか。“そんな酷いこと言われるために生きてるわけじゃないのに、なんでハーフなんだよ!”って。で、お母さんはすごくちゃんと話してくれたんだけど、で、小学校卒業して、中学で上京してきてて。新しい環境になった時、俺怖くて言えなかったの。だから、中学生活の時は3年になるぐらい前ハーフって言ってなかったかな」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「で、ある日“隠しても、もうしょうがねーや”と思って言った時に、俺はすごく他の周りの人が、友達もそうだし、“ま、別にそんなんさ〜”って言ってくれたのがすごく楽だったわけ。でも、それっ学校の中だけじゃなくて。俺はダンスもやってたから、ダンススクールの子もそう言ってくれたし、自分の世界ってそこだけじゃないんだなって気付けた瞬間があったのね。たぶん今、ごりとりらは、クラスの女性全員が集まってる場所にいて、そうやっていじられるのってすごく辛いと思うし、あっけらかんとした態度を取っちゃうのも、すごく分かるの。しかもその方がちょっと楽なんだよね。“このやろー、なんでそういうこと言うんだよ”よりは“ハハ、なんでそういうこと言うの。ウケる”の方がみんなも笑うし。分かるんだけど、めっちゃそれしんどくない?」
ごりとりら「しんどいです」
こもり教頭「だって、自分だけ溜まっていくじゃん」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「コレは同じ想いを感じたことがあるから、“そんなん気にするな”と言いたい反面、“気にするよな!”って気持ちもあるから。めっちゃ正直なことを言うと、ごりとりらに特効薬みたいな言葉は今はないと思うわけ。“気にすんなよ”って適当なことも言いたくないのよ。だって、俺も気にしてきてるし(笑) でも、気にしないで欲しいと思ってる俺もいるの。矛盾してるんだけどね。しんどいし」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「だから、そこだけにならないような環境を作って欲しいなと思うんだよ。だって女の子だけのグループから飛び出すって超怖いじゃん。だってクラスの女子全員が集まって、もし誰も相手をしてくれなくなったら、1人ぼっちになっちゃうってめっちゃ怖いと思うのよ。俺だったら嫌だし、絶対1人ぼっちになりなくないし。でも、しんどいのを我慢するだけの世界しかないことはないと思ってるの。現に俺が中学の時、学校の友達に言った時、“そんなん全然気にすることない”と思ってて、違う世界があるって俺は信じたいし。それがごりとりらの周りにあるって願いたいからこそ、難しいけど、男の子とか違うグループとコミュニケーションの幅を広げるのは、自分を大切にする意味でもありかなって思うんだよね」
ごりとりら「はい」
こもり教頭「俺はとにかく、自分を大切にして欲しいのよ。しんどいだけでい続けるのは、俺は嫌だと思うから」
ごりとりら「はい」
さかた校長「今、率直にどう思ってる?」
ごりとりら「考え方を変えてみようかなと思ってます。自分がその女子のグループから離れて、たぶん陰口は言われると思うんですけど、もしかしたらグループだから、言えてないけど、本当は言わなくてもいいなって同じこと思ってる人がいるかもしれないし、男子にはグループの女子が何人か喋ってて、その人たちからは韓国ネタで陰口を言われてるのを知ってるので、今のところ男子に話すのはきついんですけど。でも、すごく仲良くしてる子がいるので、その子には言おうかと思います」
こもり教頭「うん。少しでも自分が今抱えてる想いを言葉にして、口から言って欲しいなって思う。それが100あるうちの1でもいいと思うんだけど。何かあったら、いつでも掲示板に来て欲しい」
ごりとりら「はい」
さかた校長「でも、せっかく話せるかもって思う友達がいるのなら、カケラでもいいから、ちょっとだけ身を委ねてみて。話して、楽になって欲しいな」
こもり教頭「本当に願ってる」
ごりとりら「はい。ありがとうございます」
さかた校長「ちょっとだけ勇気を出して、伝えてみてくれ。出来ると思うよ。ありがとな」
こもり教頭「ありがとね」
ごりとりら「ありがとうございました」
♪ ありあまる富 / 椎名林檎
ハーフの子も打ち明けることも勇気いるんだなって改めて感じた。友達も自分がハーフって打ち明けてくれた時たくさんの勇気を振り絞って言ってくれたんだなって思うことが出来た。
女性/19歳/石川県
2021-09-02 23:42
さかた校長「そうだな。言葉をもらった側の想いも確かにあるしね。それを共有して欲しいなと思うんだよ」
今日の黒板
『 届ける前の想像力 』
自分が相手の立場になったらどんな気持ちになるか? その言葉に相手への優しい思いはあるか?
ほんの少しでも、ほんの少しでもいいから想像してほしい。そしたら相手に届く言葉は、少しでも柔らかくなって優しくなる。
もしそれが届けるべきじゃない言葉だと思ったら、その言葉は届けずにしまうなり捨てるなりしてくれ。キミの、キミの少しの想像力が相手を思う優しさが言葉になった時、届いたらきっと相手の世界が優しくなるんだ」
♪ 夜に唄えば / 田我流
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!、そろそろ下校の時間です! 生徒のみんな、いつでも掲示板に書き込んでくれて、想いを伝えてくれて、本当にありがとう。今思う本当の気持ちを、しんどいなと思ったら、いつでも、いつでもいいよ。『学校掲示板』に書き込んで欲しいなと思う!」
さかた校長「SCHOOL OF LOCK!は明日夜10時に再び開校!」
こもり教頭「起立! 礼!」
さかた校長・こもり教頭「また明日〜〜〜〜〜!!!!」
さかた校長の放送後記
君がいつも当たり前に笑えるように。
こもり教頭の放送後記
言葉の伝わり方は、皆違う
聴取期限 2021年9月9日(木)PM 10:00 まで
Music 2021.9.2 PLAYLIST
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「僕は体が女性で心が男性です」10代の告白とかけられた言葉
ラジオの中の学校、TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」。8月30日からの4日間は、『しんどー相談室』と題し、しんどい、つらい思いを抱えている10代のリスナーの声を取り上げています。最終日となる9月2日のテーマは『差別でしんどい』です。パーソナリティのさかた校長とこもり教頭が、番組の学校掲示板に「体が女性で心が男性です」という書き込みを寄せた高2のリスナーと電話をつなぎ、直接話を聞きました。