SCHOOL OF LOCK!×ASIAN KUNG-FU GENERATION
『Wonder Future』特別インタビュー!Vol.3
Drums 伊地知潔 先生Ver.

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伊地知先生「ASIAN KUNG-FU GENERATIONドラムの伊地知潔です」
 
とーやま校長「潔先生、グルメ本の調子はいかがですか?」
 
伊地知先生「ボチボチですね」
 
とーやま校長「(笑)。ボチボチ…。でもタワーレコードとか、本屋さん行ったら割りとその平積みっていうんでしたっけ…?」
 
伊地知先生「そうですね」
 
とーやま校長「パーンって目に入るところに置いてあって」
 
伊地知先生「そうなんですけど、その街中にある普通の本屋さんには、そんなに置いてないですね」
 
とーやま校長「あっ!じゃあ音楽関係といいますか」
 
伊地知先生「そうなんですよ」
 
とーやま校長「そういうとこに重点的に置かれてる?」
 
伊地知先生「そう、なぜか料理本なんですけど音楽コーナーに置かれてるというね…」
 
とーやま校長「(笑)。普通のね、本屋さんに置いといても、それこそ料理コーナーにね」
 
伊地知先生「いや、置いてもらいたいんですけどね、やっぱそちらはプロの方がメインで置かれてますね」
 
とーやま校長「でもだってプロじゃない、潔先生が作ることができるってことですから、手軽と言いますか…」
 
伊地知先生「まぁそうですよ」
 
とーやま校長「手軽に出来るものが多いって事ですよね?」
 
伊地知先生「そうなんですよ!」
 
とーやま校長「ちょっと言っといたほうがいいんじゃないですか? 今、出版社の方も聴かれてるかもしれませんし」
 
伊地知先生「いやー出版社の皆さん、皆さんっておかしいですかね?(笑)」
 
とーやま校長「(笑)」
 
伊地知先生「(笑)。本屋さんの皆様、僕の料理本を料理コーナーに置いてください。よろしくお願いします!」
 
とーやま校長「(笑)」
 
伊地知先生「タイトルは『SESSION IN THE KITCHEN』です」
 
とーやま校長「かっこいい名前ですね!」
 
伊地知先生「はい!」
 
とーやま校長「その辺は改善、改善で。上手いこと置いていくようにしましょう!」
 
伊地知先生「ほんとお願いします」
 
とーやま校長「(笑)」
 
伊地知先生「(笑)」
 

とーやま校長「潔先生、このアルバム『Wonder Future』本当に最高です」
 
伊地知先生「ありがとうございます」
 
とーやま校長「めちゃめちゃ聞かせてもらってます」
 
伊地知先生「嬉しいです」
 
とーやま校長「今回どうですか?11曲『Wonder Future』っていうアルバムが完成して。どういうお気持ちですか?」
 
伊地知先生「毎回、出し尽くした感があるんですけど、今回はそれがあんまりなくて。でもなんか新しいものが出来たなっていう、とても不思議な感覚ですね。いつも、このプロモーション期間になると雰囲気悪いんですよ。バンドの」
 
とーやま校長「えっ? 何でですか?」

伊地知先生「何かもうピリピリしちゃって」
 
とーやま校長「えっ!?」
 
伊地知先生「でも、今回もうみんなゲラゲラ笑いながらラジオ出たりとか、なんか色々コメント送ったり、紙の取材受けたり、楽しいんですよね。プロモーションも楽しいっていうのは初めてなんじゃないですかね」
 
とーやま校長「それはやっぱり、作品が4人が4人とも良いものできたっていう感覚あるからってことですか?」
 
伊地知先生「そうですね、何かちょっと不思議な感覚で。あんまり煮詰まらずに出来たっていうのもあるし。毎回、新しいものを作っていこうっていう考え方は変わってないんですけど、新しいもの作る時って、僕達は引き出しに無いものを、まず引き出しに入れて、それから作ろうとするんで、無いものを作る感じなんですよ。だからすごく毎回空っぽになってボロボロになってしまうんですけど、なんか今回はすごく健康的で。あの、ロス(ロサンゼルス)のレコーディング中もゴッチの部屋で部屋飲みしたりとか」
 
とーやま校長「えっ!? 4人でですか?」
 
伊地知先生「4人で。まぁ1人、日本から連れてったレコーディングエンジニアさんもいましたけど、楽しくね、酒飲んだりして」
 
とーやま校長「今まではあんまり無かったんですか?」
 
伊地知先生「いや、あんまりというか、ほぼ無いですよ」
 
とーやま校長「そのロスの“Foo Fighters”のプライベートレコーディングでロス行かれたじゃないですか」
 
伊地知先生「はい」
 
とーやま校長「それが、こうさせたみたいな所もあるんですか?」
 
伊地知先生「まぁ、あるでしょうね。また、上手いんですよ、向こうのスタッフのレコーディングの雰囲気作りが」
 
とーやま校長「どんな感じなんですか?」
 
伊地知先生「なんかハッピーな感じでやらせてくれるんですよね」
 
とーやま校長「ハッピーな感じ?」
 
伊地知先生「とにかく褒めてくれるんですよ」
 
とーやま校長「プレイを?」
 
伊地知先生「“クール!”みたいな。“気持よくやれれば、良いテイクは録れるんだよ。”みたいな環境をすごく作ってくれて。全然緊張しなかったですね。その、レコーディングスタジオの1番後ろのとこに、デイヴ・グロールの肖像画みたいなのが飾ってあるんですけど。もうそれ見た時ビビっちゃって、入った時にどうしようと思ったんですけど、でもそのスタッフの雰囲気がすごく良いからもう全然気にならないし」
 
とーやま校長「アジカン先生って、メジャーデビューが10周年迎えられて?」
 
伊地知先生「そうですね」
 
とーやま校長「結成になると、どれぐらいですか?」
 
伊地知先生「来年で20周年です」
 
とーやま校長「20周年のバンドが、こういう状態になるってなかなか凄いことじゃないですか?」
 
伊地知先生「そうですね」
 
とーやま校長「もっとなんか、ビジネスビジネスしてても、よかったりとか…」
 
伊地知先生「うん、確かに」
 
とーやま校長「そうなることもあるじゃないですか、多分」
 
伊地知先生「いやでもー飽きないですよ!」
 
とーやま校長「飽きない?」
 
伊地知先生「アジカン!」
 
とーやま校長「アジカン、飽きない?」
 
伊地知先生「飽きないですね」
 
とーやま校長「めっちゃいい言葉ですね」
 
伊地知先生「一昨年ぐらいかな、うちのキューンレコードの当時社長だった人にですね、よく飽きずにやってるね。みたいなことを言われたんですよ。他の連中は色々と別でやってみたりとか…。まぁ僕達もやってますけど」
 
とーやま校長「“PHONO TONES”やられたりだとか、ゴッチ先生がソロでやられたりとか」
 
伊地知先生「“あぁ、でもそうなのかな。”って思いました。よく飽きずにね。新しいものを作るために、毎回突き詰めますからね」
 
とーやま校長「結構じゃあ奇跡に近いんじゃないですか?今回のこのアルバムは」
 
伊地知先生「そうですね、でもね色々タイミング良かったです」
 
とーやま校長「どういうことですか?」
 
伊地知先生「この時期にこういうヘビーでラウドなものを、ゴッチが作りたいって言ったこともそうですし、ロサンゼルスでレコーディング出来た事もそうですし。僕にとっては、また8ビートをガッツリ叩けたっていうのが、すごくいいタイミングで出来たなと」
 
とーやま校長「だからすごくロックバンドのアルバムだな。って言うのも聴かせてもらって感じたことだったんですよ。あの単純にギターがかっこいいとか、ベースがなんかどっしりしてブリブリいってるとか、ドラムの音がなんか迫力あるし。あと僕が思ったのが、すごく些細と言いますか、何の曲だったか忘れちゃったんですけど…。ハイハットってあるじゃないですか?」
 
伊地知先生「はい」
 
とーやま校長「左足で“チッチ♪”って踏んでる音っていうんですか?」
 
伊地知先生「うんうんうん」
 
とーやま校長「あれが入ってる曲があって」
 
伊地知先生「ありますね」
 
とーやま校長「ありますよね? なんか俺、最近、結構色んな人の曲を聴かせてもらう時にそういう音が、なんか意識的に無いのか…。聴こえないなぁとかって思ってたりするんですよ」
 
伊地知先生「あぁーそうかもしれない」
 
とーやま校長「例えばその、“ダダッダ♪”みたいなときにもずっと、“チッチ♪”って踏んでたりする音とかも、今回入ってるじゃないですか?」
 
伊地知先生「そうですね」
 
とーやま校長「それがすごく安心するというかですね。あぁ、バンドだなっていう」
 
伊地知先生「あぁ!」
 
とーやま校長「機械とかで作ってたら、多分こうにはならないかなとか思って。例えば最初の1曲目『Easter/復活祭』が終わった時もシンバルが“ジャーン♪”って鳴った後に音がちっちゃくなって消えて、次の『Little Lennon/小さなレノン』に入るみたいな。“ジャッ♪”って消えないで、ちゃんと余韻とかも感じることが出来るのが、なんかロックバンドのアルバムで。安心するなって僕は思います」
 
伊地知先生「そうですね。僕達が昔好きだったバンドもそうだったんでやっぱりそういう時の聞いてた音って今でもいい音だなって感じるんですよね。最近の音って、結構トリガーっていって、ドラムは叩いてるんですけど、そこのタイミングに合わせて、音のサンプルをはったりとか。そういうことをやるのが主流になってきて、それも全然ありなんですけど、すごくパキッとして前に出るので、でもそういうのって温かみが無いというか、“生っぽさ”が無いというか…。僕達はやっぱり、その“生”で一発の録音だったりとか、その空気感を録音して、それをちゃんと音源に収めたいって思うんですよね。ゴッチもそうだけど、それが本当に良い音だっていう風に思えるので。そこは今回もロスに行く前に突き詰めたいって思ってたし。アナログ録音とかね、この前スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)と一緒にやりましたけど」
 
とーやま校長「はい」
 
伊地知先生「やっぱああいうのが好きですね」
 
とーやま校長「だから、そういうお話し合いもあって、“Foo Fighters”のプライベートスタジオに行かれて。“Foo Fighters”は、潔先生にとって、どういう存在なんですか?」
 
伊地知先生「大好きですよ。まぁ建ちゃんには、敵わないですけど。ずっとコピーもやりましたし、ずっと聞いてきましたからね」
 
とーやま校長「その人達の、普段使っているレコーディングスタジオに行って自分たちが演奏するっていうのはどういうお気持ちなんですか?」
 
伊地知先生「正直ビビってましたけどね。だってデイヴ・グロール、ドラマーですからね」
 
とーやま校長「そうか!」
 
伊地知先生「そうなんですよ」
 
とーやま校長「NIRVANAの時はバチバチ叩いてて…。今でもドラム叩いてますもんね」
 
伊地知先生「叩いてますね」
 
とーやま校長「他のバンドとかでも」
 
伊地知先生「そうですね。YouTubeで検索するとちょうどそのスタジオでドラム叩いてるのとか出てくるんですよ」
 
とーやま校長「えっ!? まさにですか?」
 
伊地知先生「まさに、その俺がドラム叩いたとこに、ドラム置いて叩いてるのとか出てきて…。いや、ビビリますよ」
 
とーやま校長「潔先生はドラマーとして、デイヴ・グロールのことをどういうふうに見られてるんですか?」
 
伊地知先生「彼は、スタイルを確立したというか」
 
とーやま校長「はい」
 
伊地知先生「ドラムって、人それぞれ色んなスタイルがあるんですけど。太鼓の数ですね、点数を少なくして」
 
とーやま校長「タムを2個あるのを1個に。とかそういうことですか?」
 
伊地知先生「あれだけドラムの点数を少なくしてあれだけ格好良くドラムを叩ける人って当時、僕は初めて見たんですよ」
 
とーやま校長「へぇぇぇ!」
 
伊地知先生「で、当時はやっぱりメタルが好きだったんで、バスドラムが2つあってタムがもう10個ぐらいあって、シンバルもめちゃめちゃあるみたいなのが、憧れっだたんですけど。デイヴ・グロールを見た時に、こっちの方が、カッケーじゃん!って」
 
とーやま校長「少ないほうが?」
 
伊地知先生「はい」
 
とーやま校長「シンプルで…」
 
伊地知先生「こう言うやり方もあるんだなっていうのもその時思ったし、自分もやっぱりそれに影響されて、すごく少なく今はタムも1個だし。……影響されてます」
 
とーやま校長「そうなんですね。じゃあまぁ緊張とか、ドキドキもされたけれども?」
 
伊地知先生「そうですね、雰囲気作りが上手かったんで、緊張はせずに気持よくレコーディング出来ましたけど、今思うとビビりますよね」
 
とーやま校長「そうですよね」
 
伊地知先生「あんなとこでやったのかっていう」
 
とーやま校長「(笑)。結果として、どういうアルバムになった感じですか?」
 
伊地知先生「結果として…。最初に、ヘビーでラウドなもの作ろうぜ!ってゴッチが言ってくれて。僕的にはちょっとメタルとかの要素を入れたかったんですよ。そう言うものを、僕に求めてるんだろうなって思ってたんですけど、なんかちょうど良い所に落ち着いたというか」
 
とーやま校長「はい」
 
伊地知先生「そのまぁ“Foo Fighters”っていうキーワードもあって、そこにに寄りすぎてしまうのかなとか。そうじゃなくて、やっぱりアジカンにしか出来ない、すっごい良いバランスでこのヘビーでラウドなものが出来たので、凄く自信作だし。新しいものだと思ってるし」
 
とーやま校長「はい」
 
伊地知先生「なんて言いましょう(笑)」
 
とーやま校長「(笑)」
 
伊地知先生「本当に自信作ですね」
 
とーやま校長「スタジオレコーディングLIVEもありがとうございました」
 
伊地知先生「ありがとうました!」
 
とーやま校長「うちの生徒、アジカン先生大好きな4人組を招待してくださって。……演奏中って、あの4人を見ることできました?」
 
伊地知先生「僕のとこから全然見えなかったんですよ、死角になってて」
 
とーやま校長「めっちゃ緊張してましたよ」
 
伊地知先生「みんな、震えてましたね(笑)」
 
とーやま校長「その後、対面させてもらって。ガチガチでしたけども…。でも本当に彼らも、アジカン先生の曲を聞いて、ギター持って、曲作ろうってなった4人で。今だにコピーとかもしてるみたいなんですけども。アジカン先生の普段レコーディングされてるところに行って、憧れのアジカン先生のLIVEを見させてもらうって凄いことっすよね」
 
伊地知先生「僕だったらね、憧れのそういうアーティストのところ行ったら全く喋れないですけどね。ちゃんと喋れて凄いなぁって思いました(笑)」
 
とーやま校長「(笑)あの時はあの時で、ちゃんと喋れてなかったですけど」
 
伊地知先生「(笑)」
 
とーやま校長「でもまぁそのアジカン先生にとっては、その“Foo Fighters”が、彼らのアジカン先生なわけで」
 
伊地知先生「そうかもしれないですね」
 
とーやま校長「なんかそういう…自然と、繋がってくもんなんですね」
 
伊地知先生「昔、僕達が90年代で、“Foo Fighters”のちょうど1stとか2ndとかを聞いてる時、あの時ってもう電車の中でウォークマンをねぇ…。イヤホン耳に入れて。ずーっと同じテープを擦り切れるまで、何回も聞いて」
 
とーやま校長「はい」
 
伊地知先生「僕、電車で通勤してるんですけど、最近はあんまりそういうの見なくて」
 
とーやま校長「そういう子達をですか?」
 
伊地知先生「みんなスマホでゲームとかやたりしてて。……でもやっぱり1回聴いてポイっは、嫌だなと。何回も聴いてもらいたいなって思うんで」
 
とーやま校長「うん」
 
伊地知先生「うん。そういうアルバム今回出来たと思うんで。そういう感覚を今の10代の子にも感じてほしいなって凄く思います」
 
とーやま校長「潔先生、今まさに黒板のようなお話頂いてしまったんですけれども」
 
伊地知先生「はい」
 
とーやま校長「改めて黒板に(笑)」
 
伊地知先生「(笑)。さっきね山ちゃんに書かれちゃったんですよね」
 
とーやま校長「8ビート(笑)」
 
伊地知先生「はい。でも僕は、本当にそれだと思ってるんですよね」
 
とーやま校長「でもまぁ、同じでも別にいいと思います。僕は」
 
伊地知先生「良いですか?」
 
とーやま校長「全然良いです!だって思ってることが一緒って事ですから」
 
黒板に文字を書く潔先生。
 
伊地知先生「いや最近ね、ナオト・インティライミさんに8ビートって格好良いですね!って言われたんですよ」
 
とーやま校長「ナオト・インティライミさんに?」
 
伊地知先生「そんな珍しいか?って。8ビートってそんな珍しいかって!? ちょっとショックをうけて。最近やってる子、あんまいないんだなって思って」
 
とーやま校長「僕も36歳ですけど、4つ打ちの方が、最近出てきたなってイメージで」
 
伊地知先生「そうですよね!? なんか今、4つ打ちが主流みたいになっちゃってますよね。だからこれからね、これを武器に…!」
 
とーやま校長「はい」
 
伊地知先生「行きたいと思います!」
 
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『 8ビートってカッコいいだろ!! 』

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ASIAN KUNG-FU GENERATION 伊地知潔先生ありがとうございました!!
 
喜多建介先生へのインタビュー【 コチラ 】
山田貴洋先生へのインタビュー【 コチラ 】
後藤正文先生へのインタビュー【 コチラ 】

“Wonder Future”STUDIO TOURレポート【 コチラ 】!!
『Wonder Future』をテーマにしたスペシャル授業の様子は【 コチラ 】!!

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