列島タイムライン
SCHOOL OF LOCK! 〜18歳からの選挙権スペシャル 〜

SCHOOL OF LOCK!


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『 10代にとっての7月10日 』

本日、7月10日(日)は『第24回参議院議員通常選挙』の投票開票日!
今夜の24:00〜25:00は、
2016年 参議院議員選挙 特別番組
「列島タイムライン SCHOOL OF LOCK! 〜18歳からの選挙権スペシャル 〜」を開講!!

SCHOOL OF LOCK!は生徒みんなの“未来の鍵”を探す学校です。
10代の未来のきっかけをいつも探しています。
選挙権が“20歳以上”から“18歳以上”に引き下げられた事を受け、“この選挙権が未来の鍵なのか”を一緒に考えるため、全国10カ所でホームルームを行い、またゲスト講師を呼んで様々な授業を行ってきました。

そして迎えた7月10日。
10代が初めて参加したこの記念すべき日に、10代のみんなは何を考えているのか。
この7月10日は10代にとってどんな1日になったのか、あるいはなるのか。

とーやま校長「…とは言っても!僕たちは政治に関する知識が心もとない…。心もとなし、山のごとし!!」

あしざわ教頭「急に格言?が出た(笑)。」

とーやま校長「なので、ゲストの講師の方を迎えています!」

これまで一緒にホームルームを回ってきた、10代と政治をつなぐ活動をしている“ハラケン”こと、
NPO法人YouthCreate代表原田謙介先生!!

そして、18歳で実業家であり、愛媛県でのホームルームにも参加してくれた、
(株)AMF代表取締役椎木里佳先生!!

この2人と一緒に授業を行っていきました!

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まずは、7月10日24時での選挙速報の確認!
TOKYO-FM報道部の大橋キャスターに報告してもらいました。

この時点で参議院議員121席中108席が確定。残り13席。

“憲法改正の発議”をするために必要な議席数は全体の3分の2以上が必要となりますが、
自民党、公明党などの憲法改正に賛同する4つの党の獲得議席数が73。

今回は無所属の中でも改憲に前向きな4名が当選しているということで、全体の3分の2となる78席まで残り1席。

数字の上では、与党が過半数を占めていますが、今回は現役閣僚の岩城光英法務大臣、島尻安伊子沖縄北方担当大臣が落選が確実になったそうです。

とーやま校長「ハラケン先生、この結果を受けてどうですか?」

ハラケン先生「普段、参議院選挙って衆議院選挙に比べたらそんなに盛り上がりが無いんです。でも今回、国会の中で“憲法改正をやる”と言えるかどうかのライン、全体の3分の2以上が獲得できるかが注目されていて。今の報告だと、改正派が3分の2を超えそうだということで、残り1席がどうなるのか注目かなと。」

大橋キャスター「ただ、改憲派の中にもいきなりやるのはどうなのかという慎重論も出ているんですね。国民投票で過半数の支持を得ないと憲法改正はできないため、“まだ国民に是非を問うまで議論は熟していない”という意見も出ている。だから3分の2の議席を獲得したからといって、いきなり憲法改正になるかはわからないんですね。」

とーやま校長「この選挙が始まるまでに“3分の2”っていうワードがめちゃくちゃ出ていたじゃないですか。でも実際にふたを開けてみれば、そこまで切迫している感じもなくて。国民投票もあるからまだ余裕があるというか…。」

ハラケン先生「そうですね。また国民の審判を仰ぐということもありますし、大橋さんが仰ったように、各党でどういう憲法で改正を望むのかの議論があると思うので。その中で僕らも意見を届ける事ができると思います。」

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続いては、10代の声を直接聞いていきます!
この授業中に、SCHOOL OF LOCK!公式Twitterをフォローしてくれている10代の生徒を対象にアンケートを実施しました。

最初のアンケートは「今日の選挙は行った?それとも行ってない?」
この授業中に出たアンケートの結果は…!

選挙に行った…51%
選挙に行ってない…49%

わずかながら、選挙に行った生徒のほうが多いという結果になりました。

ハラケン先生「嬉しいですよ。世の中の10代と比べたら、絶対に“行った”割り合いが多いので、長い間この学校を通じて“18歳からの選挙権”をやってきた甲斐があったと思います。ありがとうございます!!」

とーやま校長「10代のみんなにね…!里佳ちゃんはどう思いますか?」

里佳先生「高いですね。なので私も嬉しいです!『10代の子は低いんじゃないの?』と言われている中での数字なので。」

とーやま校長「オレも行ったほうが少ないと思ったんですけど、選挙が告示されてからの2週間、セーラー服の子が選挙ポスターを指さして候補者を確認している姿を何回か見ているんです。今まではそういう光景を見たと覚えてなくて、今回からはたくさん見るようになったから、選挙に行かなかった子の中にもポスターを見てる子はいるのかなって。」

ハラケン先生「行かなかった49%の中にもこの授業を聴いてくれている子がいるわけですからね、その時点で嬉しいですね。」

あしざわ教頭「一概に興味が無いとは言えないですよね。」



初選挙
選挙に行ってきました!なんだか自分が選挙できるということに実感がわかなくて、自分の票がこれからの世の中に反映されるんだと思うとなんだか不思議な感じがしました。私は東京住みなんで今月末にまた選挙があるけれど、自分の票が直接結果に関わるんだと思うと選挙の重さっていうのをすごく感じます。今日もそれをすごく感じました。
くーちゅーさんぽ
女/18/東京都




とーやま校長「うん…!里佳ちゃんも今回初めてだもんね」

里佳先生「初選挙です!」

とーやま校長「どうでした?」

里佳先生「投票所が、おじいちゃん、おばあちゃんしかいないイメージだったんですけど、行ってみたら家族連れや若い人もけっこういて。意外と行きやすいなと思いました。」

とーやま校長「そんなに敷居は高くなくて」

里佳先生「はい。しかもすぐできるんです。5〜10分くらいで投票できるので。意外と簡単に行けると思いました。」

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初選挙 初投票
人生初の投票に行ってきました。
思っていたよりあっさりと投票が終わり、えっ?これで終わり?という感じでした(O_O)
何度も舐めまわすように選挙公報読んで、街頭演説に聴き入って候補者を熟考していただけに、物足りなさすら感じるほどでした。
ただ、この数週間で政治というものがより身近になった気がします。
今回の選挙だけで終わることなく、これをきっかけとして政治に目を向けていけたら良いなと思います。
ID忘れて再登ろくん
男/19/新潟県




とーやま校長「これで終わったわけじゃなくて、これで始まった事がたくさんあるじゃないですか。“自分が投票した候補者がどうなっていくのか”とか、当選したら見ていかなきゃいけないと思うし。」

あしざわ教頭「政党のホームページを初めて見たとか、色々初めて体験をしたと思いますし」

次は「選挙に行った」という10代の声を電話で直接聴いてみました。

kaikun 埼玉県 18歳 男性 高校3年生

とーやま校長「選挙行くまでにどんな事を考えた?」

kaikun「昨日までは、『適当でいいのかな。とりあえず投票に行けばいいのかな』って思っていたんですけど、今朝意識が変わりました。」

とーやま校長「なんで今朝変わったの?」

kaikun「朝、親に新聞を見せてもらって、候補者の名前とか見て、『重要な一票なんだな』って思って意識が変わりました。」

家族で投票に行ったというRN kaikun。

あしざわ教頭「家族とは『どこの党にする』とかは話した?」

kaikun「どこの党に入れるかとはあまり話さなかったんですけど、こんなふうにしたらいいよっていう話はしました。」

あしざわ教頭「今までそういう話って家族で出た?」

kaikun「最近するようになりました。」

とーやま校長「実際に投票所に行ってみてどうだった?」

kaikun「自分と同い年くらいの子はいなかったんですけど、60代くらいの方がいっぱいいて、けっこう重い雰囲気で緊張しました…!」

とーやま校長「けっこう張りつめてますよね…!」

ハラケン先生「怒られる前の職員室に似てますよね(笑)。」

とーやま校長「やだ!それを言ったら次から行かなくなりますよ!」

ハラケン先生「怒られないですから!普通にしていれば最後は笑顔をくれるんじゃないですか?」

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RN kaikunは、どんな基準で投票を決めたのかを聞いてみると…!

kaikun「朝、公約を見て…、自分に重要な物を示してくれている人にしました!」

とーやま校長「その人ってどう?もう当選確実だったりする?」

kaikun「はい、当選してました!」

とーやま校長「おお!kaikunにとっての重要な物って何になるの?」

kaikun「身近な教育とか、税金とか…ですね。それを考えてくれている人にしました。」

とーやま校長「やっぱり自分の毎日の生活の中で、どうのようにすれば豊な生活になるかをkaikunは考えてるんだね。」

ハラケン先生「この“自分の”が主語にくるのが良いですね。自分に関心があって、どれだろうって近づくのが良くて、ヘンに世の中全体や日本全体を考えちゃうと少し遠いし。“自分の”をスタートに選んで投票に行ってくれたのがすごく良いかなって思います。」

とーやま校長「大き過ぎるとわからなくなっちゃいますもんね。里佳ちゃんはどう?」

里佳先生「私は政治家の方にアドバイスされたのが『“もし自分が総理大臣だったら誰と働きたいか”で選んで』って言われたんですよ。だから信頼とか情熱を大事にして選びました。」

あしざわ教頭「自分の身近になったらと考えたんですね。」

里佳先生「はい。嫌な人とは働きたくないですしと考えて。」

また、テレビ番組などでの選挙速報を観た感想をRN kaikunに聞いてみると、「自分の1票が形になって反映されているんだな」と感じたそう。

ハラケン先生「行くとわかるよね。」

とーやま校長「大切な1日になったかな。行って良かった?」

kaikun「はい!」

RN kaikun話を聞かせてくれてありがとう!

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とーやま校長「ハラケン先生はSCHOOL OF LOCK!のホームルーム以外にも色んな10代と接する機会が多いと思うんですけど、他の10代はどんな事を基準にしています?」

ハラケン先生「やっぱりkaikunと同じで身近な話には興味がありますよね。今に関わっている事や、あと就職、大学での教育などのちょっとした未来に関心が高いと思いましたね。」

とーやま校長「里佳ちゃんは周りの友達とそういう話をする?」

里佳先生「しますね。最近になってするようになりました。」

とーやま校長「どういう所で投票を決めるの?」

里佳先生「やっぱり自分の事に置き換えて考えるので、奨学金を返さなくていい政策を掲げている人を選ぶ子が多いですね。」

ハラケン先生「あと10代の子、若い子は憲法改正をそんなに重視していないのかなって思いまして。国会の中で『憲法を変えるぞ』と決められて、僕らが賛成・反対を決める機会があるので。憲法は大事だけど、今回選挙の決める点とはまた違っていたのかなと。」

とーやま校長「まずは目の前の子事を改善してほしいという感じなんですね。」



投票してきました
投票所に行く直前になって迷い始める自分に戸惑いましたが(苦笑)、なんとか選挙区、比例区ともに一票を投じてきました。この決断で本当に良かったのかな?……今はそんな気持ちです。
具足虫を散歩させてみた。
女/19/千葉県




とーやま校長「自分が投票した人が当選したらいいけど、落ちてしまったり、ネット上とかですごい色々言われてるのを見ると『オレが投票したのはこの人で良かったのかな』って思うよね…!」



18歳選挙権
選挙しました。でも、まだ今の世の中とか、政治に対する自分の考え自体がまとまってないからよくわからず情けなかったです。
宇宙のひよこ
女/18/鳥取県




ハラケン先生「僕も投票した後に迷うし、みんな迷い続けているから次の選挙があるわけですし。とりあえず1票入れた事に自信を持って、これかれも迷う事を続けていくでいいと思います!」



選挙行ってきました!
誕生日が5月だったから、ギリギリで選挙権を手にした18歳です。どうしようもないバカって言われてましたが、バカなりに色々調べて考えて投票してきました。
5分足らずだったけど、大人の階段登った感がとてつもなかった……!!!
…一つだけ不満言ってもいいでしょうか?
あまりにも投票率が低すぎる。日本の選挙は、結果がどうであれ、結果以前に投票率が今後の課題だと思います。あまりにも酷いよ…私だって行ったのに…
ふじこっち
女/18/東京都




とーやま校長「これ、さっき聞いた投票率は53%だったんですけど…。」

ハラケン先生「低いんですよ。10代の子が今回行ってくれて、僕ら世代、親世代が『オレ達も行かなきゃ』ってならなきいけないんですよ。10代の子の行動を基に大人が行動してくれると信じています。みなさんの一票がすごい力になると思います!」

里佳先生「10代が選挙に行ったのに、3年前くらいの選挙と投票率が1%ほどしか変わらなくて悔しいですね。政治家の方達に『18歳選挙権にしたのにあまり変わらなかったじゃん』って言われるとイヤですね。」

今回の選挙前に、『大人たちには任せておけない! 政治のこと 18歳社長が斬る、政治の疑問』を出版した、里佳先生。

里佳先生「最初は政治の事にまったく興味が無かったんですけど、政治家の方と対談させてもらって、意外と政治家の方も同じ人間だと思いました。マイナスイメージを持っていたけど、ちゃんと私達の事も考えてくれているし、10代の子達がバリアを張ってしまっている部分もあると思うんですよ。政治家の人達そんなに悪い人達じゃないよって思います。」

とーやま校長「この本を読んでみたら、そのバリア薄くなるし、無くなる本ですよね。すごいラフだし面白いし。」

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ここで2人目の生徒に逆電!

群青色のパンダ 千葉県 18歳 男性 大学1年生

RN 群青色のパンダも今日の選挙に行ったそう!!

群青色のパンダ「選挙権が18歳以上になるかならないかの時から見ていたんですけど、反対派の意見に『18歳はまだ未熟だ』っていうのあって。その意見を聞いた時、僕は『それは大人だって一緒だし、自分達の中にだってちゃんと考えて投票できる人間がいる』っていう姿を見せないといけないと思って投票に行きました。」

とーやま校長「どこを基準に候補を選んだ?」

群青色のパンダ「テレビや新聞を見ていると争点がいっぱい提示されるんですけど、それが争点か全然わからなかったので、どれか一つに絞るのかやめて、自分の考えとどれだけ合っているか診断するマッチングサイトを使って、総合的に自分に合ってる、あるいは自分のなってほしい国にあまり離れていない人を選びました。」

とーやま校長「自分にとってこうなってほしい国っていうのは?」

群青色のパンダ「高齢者の方が増えてきて、そっち向けの政策が多いと感じていて。その政策をするために借金が多くなって。その借金を背負うのは僕達なので…。高齢者の方を大事にするのはもちろんなんですけど、その上で自分達の事も考えてくれている人はいるかどうか基準で考えました。」

とーやま校長「群青色のパンダは、色々書き込みしてくれてるじゃん。憲法の事についてどう考えているの?」

群青色のパンダ「開票速報とか見ていて、3分の2以上獲得しそうですけど、憲法の改正は最後の判断をするのは自分達が決めれるので、今回の選挙でどうなっても最後は自分達だし、世論調査を見ていても改正反対が6割だし、あまり憲法にばかり目が行っちゃって、他の所を見えなくなっちゃうのは違うと思って基準にしました。」

里佳先生「うん…!」

とーやま校長「実際に投票してみて、自分の1票で変えられる実感ってあった?」

群青色のパンダ「う〜ん、今回僕が比例代表で入れた党が速報では議席数を伸ばしていたので、そういうのを見ると自分と同じように考えている人がけっこうな数いるし、考え方も前回から変わっていって、そのうちの1人が自分なので。その考えを持っていけばいずれ数字という結果に出るんだなって思いました。」

とーやま校長「これ次も選挙あったら行くよな?」

群青色のパンダ「はい、行きます!」

ハラケン先生「よっし!!」

とーやま校長「このまま考えを広く深くしていく事が大事なのかな。話を聞かせてくれてありがとう。」

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ここでTOKYO-FM報道部の大橋キャスターに選挙速報を改めて報告してもらいました。

7月10日24時40分時点では、
参議院議員121席中113席が確定。残り8席。
憲法改正に賛同する4党の獲得数は73でなく、72に変更。
非改正派を含めた全体の3分の2まで、この改正派4党だけ憲法改正を発議する場合は残り6席必要。

とーやま校長「今日は教頭も初めて選挙に行ったんだよね!」

あしざわ教頭「はい、恥ずかしながら初めて行きました…!!!」

里佳先生「教頭〜!」

とーやま校長「何歳だっけ?」

あしざわ教頭「37歳になります…(汗)。」

里佳先生「ウッソ〜!!なんで今まで行かなかったんですか!?」

あしざわ教頭「正直に言うとホントに興味が無かったんです。全国を回ってみて、18歳の子と同じで『行かなきゃ』って思いました。」

ハラケン先生「嬉しいです。だって17年間行かなかった人を行かせる事ができましたから。」

あしざわ教頭「実際いると思うんです。今まで行ってなかった人は。だからあえて言います!僕は今日初めて行きました!!」

とーやま校長「そうやって行くことで、速報聞いたら『おおっ!!』ってなるよね」

あしざわ教頭「すごくなりますね。」

とーやま校長「これもまさに参加したからだよね!」

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一方で、次に3人目の逆電で繋いだのは「今回、選挙に行かない」という決断をした生徒。

ちびのラスカル 福井県 18歳 女性 社会人1年目

とーやま校長「ラスカルはどうして今回の選挙に行かなかったの?」

ちびのラスカル「あまり自分の知識が無かったのもダメだったんですけど、ふわっとした知識で行っても無責任な投票になってしまうと思ったので行きませんでした。」

とーやま校長「そうか。わからない自分が入れた票で当選した人がいたら、本来当選すべき人が落ちてしまうとか考えたんだね。」

ちびのラスカル「はい。」

あしざわ教頭「次の選挙があったらどうする?」

ちびのラスカル「次はなるべく自分でも知識を入れれるようにしたいです。」

とーやま校長「じゃあ前向きに『行きたい』と思ってるんだ?」

ちびのラスカル「そうですね…、今の大学生の子は大学で学べると思うんですけど、自分はゼロからのスタートなので、次も行けるか不安なんですけど…。」

ハラケン先生「そうだね。学校に行ったら学べるけど、ラスカルみたいに社会人で『習っていないから不安』っていうはすごく分かる。でもみんなけっこう不安で、おそらく選挙や政治の詳しい仕組みを知らなくてもラスカルだから感じることや、社会人の10代だからこそ気になっている部分があると思うので、そこをぜひ、次は躊躇せずにぶつけてほしいと思います。」

ちびのラスカル「はい!」

里佳先生「大人でもわからなくて行く人はいると思うからあまり考えすぎなくてもいいと思いますね。」

とーやま校長「オレも候補者全員の話を直接聞いたわけじゃないし、ネット上で済ませたり、動画配信を見て決めたりしたから、オレも把握しないで行ってるから、そこは自分で窮屈にしないでいいと思う。」

あしざわ教頭「『行こう』と決めてから勉強し出したりもするから、その気持ちだけでも良いと思う。」

とーやま校長「……(笑)。」

あしざわ教頭「ホントね!!僕みたいのがね!すいません!!これだけでもわずかな成長したんだ!!!!みんな石を投げくてくれ!」

とーやま校長「そこは石は投げさせない!オレが守る!!でも勇気がいる話を聞かせてくれてありがとう!ラスカル!!」

ちびのラスカル「はい、ありがとうございました!」

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ここで、SCHOOL OF LOCK!公式Twitter上で2回目のアンケートを実施!
「今回の選挙で、政治に興味を持った?」

このアンケートの結果は…!

政治に興味を持った…55%
興味が無い…45%

ハラケン先生「僕はちょっと悔しいですね。投票に行っていない人でも興味を持つ人が増えてほしいですね。選挙の時だけじゃなくても、政治の情報を入れて伝えていってほしいですね。」

里佳先生「これだけ選挙の事を報道しているので、悔しいというか…。でも次があるので、次は興味を持ってほしいですね。」

とーやま校長「また明日には色々新聞大きく情報が出るから、そこで45%が減っていくと思います。」

ハラケン先生「あとは国の選挙は難しいですから、ちょっと遠いですから。近く、みんなの街での選挙もあると思うのでそっちのほうが興味を持ちやすいのかなって思います。」

それでは最後に本日の授業のまとめとして、ハラケン先生、里佳先生、そしてとーやま校長に黒板を書いてもらいました!!

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まずは里佳先生の黒板!

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『 大人たちには任せておけない! 』

対談本を出す時に、「18歳からの選挙権、たかだか240万人じゃ何も変わらないんじゃないか」と言われました。
私達、10代が未来をつくっていくのに、こんな事を言われて悔しかったです。
だから、もっともっと選挙に行って、10代が政治に参加できるような社会を作りたいです。

SCHOOL OF LOCK!


続いて、ハラケン先生の黒板!

SCHOOL OF LOCK!


『 次につなげよ!! 』

今回の選挙は“18歳からの選挙”という大きな変化がありました。
でも、これはスタートでしかない。
引き続き、政治に興味を持っていってほしいし、今回投票に行かなかった生徒は次行ってほしい。
16歳、17歳の子も続いていくので、今回興味を持った生徒はこれで終わりにせず、次につなげてほしい。
若い人達でどんどん盛り上げていってほしいです。



最後にとーやま校長の黒板!

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『 責任が生まれる 』

選挙に1票を投じる事は、この国に対して意見を言っていいという事。
意見を言うという事は、自分の発言に責任が生まれるという事。
それはオレ達の存在意義でもあり、「ここにいていい」という証でもある。
みんなを、みんなの1票を必要としているから、権利が生まれたら行使してほしい。
「何も変わらない」と言ってたら何も変わらないけど、行使することで変わるものがたくさんある。
だから責任感を持って、次に選挙がある時は胸を張って投票に行ってほしいと思う。

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里佳先生「私達10代がこの中では一番長生きするじゃないですか。だから私達10代が世界をつくっていかなきゃいけないと思うんです。だから「ウチらが頑張ろうぜ!大人を驚かせていこうぜ」って言いたいですね。」

とーやま校長「20代、30代のケツを叩いてもらって、オレら30代はグリグリいかなきゃいけないし。」

ハラケン先生「そうですね!ケツを叩いてもらっていいし、その助けになるなら学校にも行くし、Twitterでレスをくれてもいいし。一緒につくっていきましょう!」

原田謙介先生、椎木里佳先生、本日はありがとうございました!!!

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【逆電リスナー】
kaikun 埼玉県 18歳 男性
群青色のパンダ 千葉県 18歳 男性
ちびのラスカル 福井県 18歳 女性

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【オンエアリスト】
00:13 一から / Shout it Out
00:25 木と森 / 戸渡陽太
00:56 僕は暗闇で迸る命、若さを叫ぶ / モーモールルギャバン
 
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