"今年のクリスマスを一緒に過ごしたい人"の話を聞かせてほしい!!

2016.12.19

生放送教室

『今週末は』

とーやま校長「いよいよ、今週末は……もしもし！」

シャギ　静岡県　17歳　男性　高校2年生

シャギ「もしもし！」

とーやま校長「シャギ、今週末って一体、何!?」

あしざわ教頭「質問が変ですけどね(笑)」

シャギ「(笑)　…クリスマスです！」

とーやま校長「そうだね、正解！　今日シャギは3ポイント獲得！」

あしざわ教頭「どういうこと(笑)」

今週末は、土曜日が24日でイブ、日曜日が25日でクリスマス。

とーやま校長「シャギは、クリスマスにどうするか、もう決まってるの？」

シャギ「彼女とイルミネーションを見に行きます！」

あしざわ教頭「すごくいいじゃん！」

とーやま校長「あーーー……ああ!?」

あしざわ教頭「ただ"あー"って声を出してるだけ！　中身ゼロ！(笑)」

とーやま校長「シャギ！　ずるいわー！」

あしざわ教頭「中身来た(笑)　せめて感情を出してください！」

RN シャギは、高校1年生の時に告白されて、彼女と付き合うことになったのだそう。
付き合い始めてから、もう1年3ヶ月経っているとのこと。

とーやま校長「彼女のどういうところが好き？」

シャギ「笑っているところです(笑)」

とーやま校長「"笑っているところが好き"って言いながら、なに笑ってるんだよ！　ああ!?(笑)」

シャギ「(笑)」

とーやま校長「いいなぁ！」

24日に遊びに行く約束をしているのだが、普段は忙しく、また学校も違うのでほとんど会えないそう。
前回会ったのは夏休みの終わりだった、と話すRN シャギ。

あしざわ教頭「そんなに会えてないんだ。連絡は取り合ってるの？」

シャギ「LINEとかはしてます」

あしざわ教頭「なるほどねー」

とーやま校長「うわー！　でも、それは会いたくてしょうがないね！」

シャギ「はい」

とーやま校長「だけど、24日にデートをするんだよね？　去年のクリスマスは？」

シャギ「去年は（デートを）してないです」

とーやま校長「（クリスマスにデートするのは、今年が）初めてか！」

シャギ「はい」

とーやま校長「今はどういう気持ちなの？」

シャギ「本当にドキドキしています」

とーやま校長「いや～、いいね～！」

あしざわ教頭「夏から想いが溜まりに溜まってますからね！」

とーやま校長「そうだね！　どこに行くかは決まってるの？」

シャギ「イルミネーションの方に行きたいと思っています」

とーやま校長「それはふたりで話し合って決めたの？」

シャギ「はい」

RN シャギは、電車で1～2時間ぐらいのところでやっているイルミネーションを見に行く予定だそう。

とーやま校長「電車の中からずっとキャッキャできるよね！　積もる話もたくさんあるだろうし！」

あしざわ教頭「そうか。逆に、距離があればあるほどいいかもしれないね」

とーやま校長「今までのデートでは、手とか、つないだの？」

シャギ「いえ、つなげてないです」

とーやま校長「これだ！」

あしざわ教頭「あらま！」

とーやま校長「俺は静岡のシャギから感じるものがあるよ！　もう伝わってくる。お前はもう、決めようとしてるな？」

あしざわ教頭・シャギ「(笑)」

とーやま校長「正直に言ってみな？　決めようとしてるだろ？」

シャギ「…してます(笑)」

とーやま校長「はーーーー!!」

あしざわ教頭「今日は薄い！(笑)　"はー"じゃないですよ(笑)」

とーやま校長「手はつなごうと思ってるわけね？」

シャギ「はい」

とーやま校長「でも緊張するだろ」

シャギ「そうですね」

花火を見に行った時に手をつなぐチャンスがあったのだが、緊張してしまって言えなかったのだそう。
だから今回のクリスマスでは…。

シャギ「イルミネーションを見ている時に一緒に手をつないで、タイミングが良かったらキスまでしたいなと思っています」

とーやま校長「あれれ～」

あしざわ教頭「"タイミング良かったら"って何だろうな(笑)」

とーやま校長「まずは、"手をつなぐ"か。これはいけそうなの？」

シャギ「がんばれば、いけます」

とーやま校長「マジか。この日に初めて手をつないでから、そっからキスってどうなの？　おい、どうなんだ、キコンシャ！」

あしざわ教頭「(笑)　これって、初めて手をつないで、その時にその流れでキスをするってこと？」

シャギ「手をつないでイルミネーションを見ながら歩いて…（その後にキス）って感じです」

あしざわ教頭「その段取りはあるんだね。それだったらいいんじゃない？　いきなり、"手"！　"キス"！　みたいな流れで行くと、空手の型みたいになっちゃって、向こうも"え!?　いきなり!?"ってなると思うから(笑)」

とーやま校長「(笑)　ゴリゴリの白帯だからね」

あしざわ教頭「結び方もわかってない状態でね(笑)」

とーやま校長「そうか。じゃあ、雰囲気を見つつだけど、ドキドキして、ちゃんと彼女の顔をいっぱい見て、いっぱい話をして、楽しいクリスマスにしておいで！　人生で最大のクリスマスになるのは確実だからね」

シャギ「はい！」

あしざわ教頭「きっと向こうも待ってるから」

シャギ「はい！」

とーやま校長「じゃあ、シャギ、もう一回言っておこうか！　"俺は今年のクリスマスイブに手をつないでキスをします"！　はい、どうぞ！」

あしざわ教頭「言わせ方が…(笑)」

シャギ「"俺はクリスマスイブに、イルミネーションを見ながら手をつないで、キスをします！"」

とーやま校長「ああ!!」

シャギ「(笑)」

あしざわ教頭「だから、"ああ"じゃないんだよ(笑)　他に言葉があるでしょう!?　言わせといてなんだよ(笑)　…いや、でもめでたい！　がんばって行ってほしいね！」

とーやま校長「(笑)　そうだね！　たくさん、好きな気持ちを増幅させて、愛を伝えて来い！」

シャギ「はい！」

あしざわ教頭「では、本日もSCHOOL OF LOCK!開校します！　起立！」

とーやま校長「はい、立って！　シャギも、今叫んでおこう。ドキドキとか緊張とか吹き飛ばして、土曜日に挑もう！」

シャギ「はい！」

あしざわ教頭「…礼！」

校長・教頭・シャギ「叫べーーーーー!!!!」

♪ SNOW SOUND　／　[Alexandros]

とーやま校長「俺は、シャギが今週の土曜日に更に幸せになって、ちゃんと自分と相手の気持ちを交換することができて、この先からそれをもっと大きくできることを、本当に願っている！
…ただ、俺と同じ座禅組のみんな！　とりあえずラジオは切るな！(笑)」

あしざわ教頭「ステイ・チューンで頼む(笑)」

校長も君たち座禅組と気持ちは一緒。
ちゃんとみんなの横にもいる！
見捨てたりはしないから、安心してほしい！
ただ、RN シャギの幸せも、みんなで祈ろう！

＜どこからともなく聞こえるお経の声＞

とーやま校長「週末は憎きクリスマスがやってくるわけだけど、シャギみたく"もう予定が決まってる"とか、"キスをすると決まってる"とか、そういう生徒もいる。でも、正直、"まだ何にも予定がないです"という生徒がほとんどなんじゃないですか？」

あしざわ教頭「座禅組の音（お経）が流れてますからね(笑)」

"座禅組"とは、座禅を組んで精神を"無"にし、このクリスマスをやり過ごそうとしている生徒のこと。
そして、その"座禅組"が心の中でお経を唱えている声が聞こえているのだ。

とーやま校長「全員、もちろん、彼氏・彼女、おりません!!」

あしざわ教頭「あんまり強く言わないで(笑)」

＜大きくなるお経の声＞

あしざわ教頭「強いな、みんな(笑)　このお経はどこから聞こえてるんですか？」

とーやま校長「座禅組のみんなの家からだ」

あしざわ教頭「え!?　家なの!?　放送局側が受信してるってこと？」

とーやま校長「そうだ！」

あしざわ教頭「ラジオが発信するんじゃなくて、向こうからもらうこともできてるんだ!?」

とーやま校長「そう！　ちょっと前ぐらいからこれができるようになった」

あしざわ教頭「怖いよ！　この前、2045年に科学的にスゴいことが起きるって授業をやりましたけど、全国の10代が心の中で唱えてるお経の声がラジオから流れるって、2016年、だいぶすごいですよ！」

とーやま校長「ただ、今夜は、そんな座禅組のみんなにひとつだけ聞きたいんだけども、本当は、だよ？　本当は、誰か、一緒にクリスマスを過ごしたい人はいない？」

＜小さくなるお経の声＞

あしざわ教頭「あれ？　ちょっとお経が小さくなってるよ？」

とーやま校長「"無理だから"と諦めて、クリスマスが嫌いなフリをしてるんだけど、本当は、気になる人がいるっていう生徒、いない？」

あしざわ教頭「みんなの"念"がいいムードと乱れてる！　みんな、大丈夫か？」

とーやま校長「あー、そうだよなー」

さあ、今夜は、
みんなが本当は"今年のクリスマスを一緒に過ごしたい人"の話を聞かせてほしい！

とーやま校長「まだ予定がないという生徒もいるだろうから、もし、自分の思い通りになるなら、本当はどんなクリスマスを過ごしたいか。これを教えてほしいわけ」

あしざわ教頭「クリスマス前に"好きな人に彼氏・彼女がいることがわかった"とか、"最近フラれたばっかり"って生徒もいると思うんですけども、本当はどんなクリスマスを過ごしたかったのか、教えてください！」

もちろん、本当に「好きな人も、気になる人もいない」という生徒もいるだろうから、
「家族と過ごしたい」とか、
「部活の友だちと過ごしたい」とか、
そういう話でも大丈夫。
みんなが本当にほしい理想のクリスマスの話を
学校掲示板もしくはメールで聞かせてくれ！

座禅組の生徒も、今日はいったん修行をお休みして、
クリスマスについて、平和に、安寧な気持ちで考えてみよう！

橋本奈々未ちゃんのGIRLS LOCKS!の後、
奈々未ちゃんが表紙のマガジンを盾にする校長の写真はこれ！

とーやま校長「さあ、いよいよ今週末は、クリスマス」

あしざわ教頭「今年は、ガッツリ土日にクリスマスが待ち構えている状態です」

とーやま校長「今夜は、みんなが"本当はこの人と一緒に過ごしたいんだ"っていう話を聞かせてほしいと思ってる」

あしざわ教頭「はい。好きな人、別れた恋人、家族、誰でも大丈夫。本当に会えるかどうかはいったん置いといて、君の…お前さんが、本当に思っている理想のクリスマス、あたしに教えてほしい！」

とーやま校長「ここだよな！」

あしざわ教頭「ここが大事だわ！」

とーやま校長「…もしもし！」

俺の人生、車だ！　兵庫県　17歳　男性　高校3年生

俺の人生、車だ！「もしもーし！」

最初に、車に詳しいRN 俺の人生、車だ！に、校長にオススメの車を聞いてみたぞ。

俺の人生、車だ！「校長は、たぶん、スポーツカーよりセダンが似合いそうです」

とーやま校長「セダンが俺に似合いそうなの？　俺がセダンに乗ってたらカッコいい？」

俺の人生、車だ！「まあまあ、じゃないですか？」

とーやま校長「本当？　じゃあちょっと検討させてもらうわ！　今はカーシェアリングでしか乗ってないからね」

俺の人生、車だ！「はい！」

RN 俺の人生、車だ！は、受験生だったけれど、もう合格が決まっているのだそう。
おめでとう！
けれど、クリスマスは座禅組とのこと。

とーやま校長「週末、24・25日は、予定はもうあるの？」

俺の人生、車だ！「一応25日に、中学の部活で仲が良かった後輩（男子）と3人で焼き肉を食べに行きます」

とーやま校長「結構ひんぱんに会ってるの？」

俺の人生、車だ！「今日も夕方から一緒にテニスをしに行ってました」

とーやま校長「じゃあ25日は楽しい1日になりそう？」

俺の人生、車だ！「まあ、そうですね」

あしざわ教頭「いいじゃないですか」

とーやま校長「…本当か？」

俺の人生、車だ！「(笑)」

あしざわ教頭「校長？」

とーやま校長「25日、後輩と焼き肉を食べに行って、みんなで焼いて、食べて、"お前、焼きすぎだよ"とか言って。男同士でキャッキャしてな」

俺の人生、車だ！「はい(笑)」

あしざわ教頭「楽しそう！」

とーやま校長「……それでいいのか？」

俺の人生、車だ！「(笑)　う～ん…」

とーやま校長「車だ、本当はどうなんだ？　本当は、"こういうクリスマス"ってあったりすんじゃないの？」

俺の人生、車だ！「本当は、ですね…」

とーやま校長「あるな？」

俺の人生、車だ！「はい(笑)」

あしざわ教頭「(笑)　あれ？　あるのか！」

俺の人生、車だ！「今、クラスで気になってるというか、好きな女の子がいるんですよ」

あしざわ教頭「はっきり、スっと言ったな(笑)」

俺の人生、車だ！「それで、クリスマスにどっか出かけないかと誘いたいんですけど、なかなか勇気が出なくて、あと一歩を踏み出せないんです」

とーやま校長「（その子とは）どういう関係性なの？」

俺の人生、車だ！「クラスは一緒で、結構ひんぱんにしゃべるんです。今日もしゃべったし、ほぼ毎日しゃべってる感じなんですけど、でもその子は誰に対してもフレンドリーなんですよ」

とーやま校長「あー、他の男子にもそういう感じでしゃべってるんだね。胸が痛い」

俺の人生、車だ！「はい。それが、僕だけだったらちょっと期待してもいいかもしれないんですけど、でも、他の人にもそんな感じなんで、あんまり期待はできなくて、自信がないという感じです」

とーやま校長「自信がない要因はそこのみ？」

俺の人生、車だ！「そこと、あと…。今年の夏休みに、僕と仲がいい別の女の子を、花火に誘ったんです」

とーやま校長「"ふたりで行こう"って？」

俺の人生、車だ！「はい」

とーやま校長「いいじゃん！」

俺の人生、車だ！「自分の中では、わりと自信があった方なんですよ。でも、向こうは塾の先生と遊びに行く約束をしたらしくて、それで断られたので、そのことがトラウマになっているんです」

それ以来、RN 俺の人生、車だ！は、女の子を誘うのが怖くなってしまったと言う。

とーやま校長「でも、今、気になっている女の子は、まだ誘ったことがないんだよな？」

俺の人生、車だ！「まだないですね」

とーやま校長「だよね。（その子にも）一回断られてるんだったら誘いづらいけど、さらの気持ちで行けるっていうのはあるよね」

俺の人生、車だ！「はい」

あしざわ教頭「誘うとしたら、24日に会うってことなの？」

俺の人生、車だ！「そうですね…。でも、もし誘ってOKだったら、別に25日の後輩との焼肉は、適当にずらしても…(笑)」

あしざわ教頭「ええ!?」

とーやま校長「優先順位、2位どころか75位ぐらいだろ！」

あしざわ教頭「それ、仮予約の段階じゃん！(笑)　なんだよ！　お前、後輩の気持ち考えろ！(笑)」

俺の人生、車だ！「(笑)」

あしざわ教頭「後輩は仮予約のつもりじゃないぞ！」

とーやま校長「後輩なんていつだっておごれるんだから。26日だって、年明けたって、焼き肉は行けるんだ！」

あしざわ教頭「さっきまで、あんなに焼き肉の話してたのに(笑)　急に本性が出たな！(笑)」

俺の人生、車だ！「(笑)」

とーやま校長「じゃあ、もういっちゃったらいいんじゃない？」

俺の人生、車だ！「でも、LINEで誘おうと思ってるんですけど、機会があったら直接誘いたいんです」

2か月ぐらい前に、気になっている女の子とふたりで一緒に帰った日があったけれど、
その時はまだ特に何も想っていなかったので、普通に会話をして帰っただけだったのだそう。
もし、今でも同じ状況になれれば直接誘えるのだが、現在はなかなか機会がなくてLINEでしか誘えそうにないらしい。

俺の人生、車だ！「誘うってことは、気になってるからじゃないですか。それは向こうもたぶん気づくと思うんです。でも、もし断られたら、それ以降、しゃべるのが気まずくなるっていうのが怖いんです」

とーやま校長「そうだな。それ、すごくわかる！　それまでしゃべることができたのに、急にしゃべれなくなっちゃう毎日が来るのは嫌だね」

俺の人生、車だ！「はい」

とーやま校長「でも24・25日が迫って来ているわけで、結局、お前は、今年のクリスマスにどうしたいの？」

俺の人生、車だ！「結局は、その子とどこかに遊びに行きたいですね」

とーやま校長「どこに行きたい？」

俺の人生、車だ！「田舎なので、東京みたいにイルミネーションとかないんで、どこかのお店とかですかね。そういうところも行きたいんですけど」

とーやま校長「車だ、いいか」

俺の人生、車だ！「はい」

とーやま校長「東京にあるのは、しょせん、誰かが付けてくれてる明かりだよ」

俺の人生、車だ！「あ～、はい」

とーやま校長「確かに、きれいだよ？　でも、お前は、お前と好きな子で、光り輝くことができるわけだろ？　俺たちが見ている東京のイルミネーションなんて、しょせん飾り物よ！」

俺の人生、車だ！「はい！(笑)」

あしざわ教頭「誰に言ってるんだ(笑)」

とーやま校長「車だにだよ！　絶対に楽しいんだから、場所はどこだって関係ないんだよ。車だにとって、いいクリスマスになってほしい」

あしざわ教頭「…やめた方がいいんじゃないかな」

俺の人生、車だ！「(笑)」

とーやま校長「は？　何、急に、どういうこと？」

あしざわ教頭「今、無理して行くこともないでしょ。過去のトラウマもあって、行ける保証もないのに、言って（ダメだった時）、また傷ついたら余計に行けなくなっちゃうわけですよ」

とーやま校長「トラウマが癒えなきゃ先に進んじゃいけないの？」

あしざわ教頭「それはそうですけど、前の反省を生かすなら、関係性をもっとちゃんと築いてから言った方が、より確率が上がるわけじゃないですか。今は、クリスマスという素晴らしいイベントでもあるし、魔物でもあるわけですよ」

とーやま校長「魔物…？　クリスマスは魔物なの…？」

あしざわ教頭「"それまでに告白しなきゃならない"とか、"その日に言わなければいけない"、みたいなムードがあるじゃないですか。"卒業式までに言おう"っていうのと同じで、"イベント＝告白しなきゃならない"、っていう気持ちになっちゃうだろ？　車だ？」

俺の人生、車だ！「はい、そうですね」

あしざわ教頭「それに引っ張られて、関係性の土台ができてない段階で、バンって行って、元から崩れた時、私たちは（RN 俺の人生、車だ！に）何て言葉をかけよう？」

俺の人生、車だ！「……」

とーやま校長「………何人かで行こう？」

あしざわ教頭「(笑)　打開策みたいの出してきた！」

俺の人生、車だ！「(笑)」

とーやま校長「ふたりだったら、やっぱり"う～"ってなっちゃうかもしれないから。後輩を前倒しだ！」

あしざわ教頭「まさかの！　後輩を活用するパターンを出してきた！」

とーやま校長「後輩たち前倒しで(笑)、向こうにも後輩を連れて来させる！　6人ぐらいでキャッキャする、どうだ！」

あしざわ教頭「それは楽しそうだ！　"イルミネーションは人が付けたモノだ"って言ってたのに、あんなに真っ直ぐな目で、普通に打開策を出してくれた(笑)」

俺の人生、車だ！「(笑)」

とーやま校長「そういうこともありつつよ(笑)　車だ、最後に、もう一回、どういうクリスマスにしたいか、お前の理想のクリスマスを聞かせてくれ」

俺の人生、車だ！「好きな子と一緒にどこかへ遊びに行きたいなって思ってます」

とーやま校長「俺は祈ってるからね！」

俺の人生、車だ！「はい！」

あしざわ教頭「後輩が完全にいなくなったけどね(笑)」

とーやま校長「いいんだよ！　後輩なんて、あとからジュースでもおごっておけばね！」

あしざわ教頭「そうだね(笑)」

とーやま校長「いいクリスマスになるようにね！」

俺の人生、車だ！「はい！　校長、教頭の長年の経験から、"そういう時はこうしたらいい"、みたいなアドバイスをもらえませんか？」

とーやま校長「そもそも、ふたりで行きたいの？」

俺の人生、車だ！「やっぱりそうですね」

とーやま校長「キコンシャはどう思う？」

あしざわ教頭「"キコンシャ"って呼ぶな(笑)　"ふたりで誘う＝向こうに意図が届いちゃう"ってことだから、ほぼ、向こうに"好きだ"って伝えてしまうことだと思うのよ。それが伝わっちゃってもいいのかどうか自分に問いかけつつ、それでもいいって言うんだったら、俺は止められないけどね。
でも、そのリスクを背負いたくないんだったら、その日に空いているかどうかを聞いて、"俺も暇なんだけど、ふたりきりって言うのもアレだから、みんなと一緒に遊びに行かない？"って言い方で誘ったら、嫌な感じがしないかな」

俺の人生、車だ！「ああ、はい」

とーやま校長「俺も、最初はそこかなって思う。やっぱりまだそんなに距離も縮まってないからね。また、24日だと、男も女も意識をしちゃうものだから、一回我慢して、みんなで行くようにしてみたら？」

あしざわ教頭「LINEでクリスマスの予定を聞くぐらいはできるじゃん」

とーやま校長「そう。そこでも、1対1（ふたりきり）っていうのを出し過ぎると、向こうは、予定がなかったとしても、警戒して"いや、ごめん"ってなっちゃうかもしれないから、最初からみんなで行くっていう空気を出しておいた方が来やすいと思う」

俺の人生、車だ！「なるほど！」

あしざわ教頭「それはいいと思います！」

とーやま校長「それで、みんなで楽しめるような、カラオケとか、駅前の何かとかに行く。お前が予定を立てて、頼れるアピールをしたらいいじゃん」

あしざわ教頭「いいですね！　そうやってみんなで行った時に、"本当はふたりで行きたかったけどね"って当日に言えたら最高ですけどね。ほのかに香らせる、みたいな」

俺の人生、車だ！「はい」

とーやま校長「あとは、お前はたぶん面白いヤツだから、ユニークなものを入れていって、笑わせてあげることが大事だよ」

あしざわ教頭「車ジョークを言っていこう」

とーやま校長「車だ、どうだ？」

俺の人生、車だ！「はい。それでがんばってみたいと思います！」

とーやま校長「マジでがんばってくれよ！　結果、車だの背中を押すことになったけど(笑)」

光の速さでクリスマスまで進もう！
がんばれ、RN 俺の人生、車だ！

♪ 光　／　RADWIMPS

とーやま校長「最初はこれでいいよね」

あしざわ教頭「うん！　無理をさせるよりも、こういう方がいいと思う。車だらしい気もするし」

とーやま校長「本当にいいクリスマスになってほしい！　どうなったか報告をちょうだい。みんなの恋愛にも参考になるだろうからね！」

■ そういえば
座禅組代表とキコンシャはなにする予定なんですか？

しらすのもっち
女性/12歳/東京都
2016-12-19 22:57

とーやま校長「クリスマスどうするの？」

あしざわ教頭「まあ…ご飯を食べるぐらいじゃないですか？」

とーやま校長「わ…、なんか、4ステージぐらい上からモノを言ったぞ。おい、みんな、どうする!?」

あしざわ教頭「いや、別に…(笑)」

とーやま校長「なに、そんな"気にしてません、普通の一日です"みたいな立ち位置！　なに、ご飯？」

あしざわ教頭「たぶん、お互いに好きなのは買ったりするかもしれないですけど(笑)」

とーやま校長「気持ちとかないわけ？」

あしざわ教頭「気持ちはありますけど、プレゼントは、お互いにほしいものを言って、一緒に買いに行く、みたいな」

とーやま校長「言うのかよ！　サプライズなしかよ！」

あしざわ教頭「別にいいでしょう！(笑)　…校長は？」

とーやま校長「俺は24日に、人と人が即興で歌った歌を審査する仕事があります。で、25日が、人前で変な劇をする仕事です」

あしざわ教頭「(笑)」

とーやま校長「それで、合間に、クリスマスに楽しんでいるみなさんを賑やかすっていう（予定）」

あしざわ教頭「…校長って何なんですか？(笑)」

とーやま校長「(笑)　月曜日～金曜日は校長で、それ以外でも色々…生きてくために大変なんだ！(笑)」

あしざわ教頭「そっか～、大変だ～(笑)」

とーやま校長「お前はどうなってるんだ？　もしもし！」

のろまな亀さん　静岡県　17歳　男性　高校2年生

のろまな亀さん「もしもし！」

RN のろまな亀さんは、24日も25日も、今のところ予定がないのだそう。
そして、クリスマスにはあまりいい思い出がないらしい。

とーやま校長「じゃあ、クリスマスはひとりで過ごす予定かな？」

のろまな亀さん「いえ、明日、好きな人に告白しようと思ってるんです」

とーやま校長「明日？　好きな子がいるの？」

のろまな亀さん「はい」

RN のろまな亀さんが好きな子は、友達の友達で、紹介をしてもらった同じ学校の子とのこと。

のろまな亀さん「はじめは普通にしゃべっていただけだったんですけど、2時間ぐらい電話をしてから、距離が縮まったっぽいです」

とーやま校長「わかる！　あるねー！」

あしざわ教頭「その2時間は楽しかっただろう」

とーやま校長「最初はドキドキしたよね。で、しゃべること（内容）も考えたな？」

のろまな亀さん「はい(笑)」

とーやま校長「でも気づいたら、何も考えてない自分がいるってなったな？」

のろまな亀さん「(笑)」

とーやま校長「何回か（時計を）見たな？　それで、"あ、もう1時間いってる"って見たな？　で、"あ、もう、なんかすごい楽しい"って入ったな？　お前は何にも"のろまな亀さん"じゃない。速度が速いよ！　うさぎです！」

のろまな亀さん「(笑)」

あしざわ教頭「校長が速い！　すごいな(笑)」

のろまな亀さん「友達から、"その子が（RN のろまな亀さん）に好意を持ってるらしいよ"みたいなことを聞いて…」

とーやま校長「ええ!?　じゃあ、お前のいないところで（RN のろまな亀さんの）話とかしてるんじゃない？」

のろまな亀さん「たぶん、してますね」

とーやま校長・あしざわ教頭「あ!!」

あしざわ教頭「今、完全にニヤニヤ顔だったじゃん！」

のろまな亀さん「(笑)」

とーやま校長「全然いいじゃん！」

それからも、その子と3回ほど長電話をしていると語るRN のろまな亀さん。

とーやま校長「これ、めっちゃあるんじゃない？　なんで明日（告白する）って決めてるの？」

のろまな亀さん「クリスマスも近いし、学校ももう少しで終わっちゃうから、言えるのが明日ぐらいしかないんです」

とーやま校長「会えなくなる前に、直接会って、想いを告げたい？」

のろまな亀さん「はい」

とーやま校長「いい！　これはいいよ！　だって、好材料しかないもん。しかも、こっちだけじゃなくて、第三者も言ってるんだから」

あしざわ教頭「うん、確かな情報が入ってきている」

明日に向けて緊張しているRN のろまな亀さんに、今不安に思っていることを聞いてみたぞ。

のろまな亀さん「僕は本当に恥ずかしがりなんで、まずしゃべりかけられるかも不安です」

とーやま校長「そうか。電話だったらスラスラしゃべることができるのにな」

のろまな亀さん「はい」

あしざわ教頭「直接、リアルで話したことはないの？」

のろまな亀さん「ちょっとだけあります」

その時はあまり会話も弾んだわけではなく、挨拶程度で終わってしまったのだそう。

とーやま校長「それは、亀さんも緊張してるし、向こうもそうだったんじゃない？」

のろまな亀さん「そうですね」

とーやま校長「明日はどうする？　考えてるの？」

のろまな亀さん「いえ、考えてないです」

とーやま校長「どうしようね、ちょっと考えるか」

あしざわ教頭「ここで考えましょうよ。なんか…」

＜プッ…ツー…ツー…＞

なんと、ここで、電話が切れてしまった！

とーやま校長「亀さん？」

あしざわ教頭「亀さん？(笑)　そっか～…」

とーやま校長「教頭からのアドバイスは聞きたくない(笑)」

あしざわ教頭「前もそういうことあったね。何なの？(笑)」

♪ 惑星基地ベオウルフ　／　銀杏BOYZ

とーやま校長「その子から電話がきたんじゃない？　だからそっちに出たんだろ」

あしざわ教頭「あ！　それはあるかも！」

とーやま校長「それだとしたら、そっちを優先しないと！」

あしざわ教頭「そうでなかったら辛いから、そうであってほしい(笑)」

とーやま校長「(笑)　いい！　こっちのことは構わなくて全然いいからね！」

あしざわ教頭「そうだ！」

とーやま校長「俺は、電話で言ってもいいんじゃないかと思ったんだけどね」

あしざわ教頭「電話で"後でこっそり会いましょう"って言って、会うことはできますからね」

とーやま校長「言いやすい環境で、電話で話してるのもすごく楽しかったこととか、ちゃんと全部、下手くそでもいいから伝えてらっしゃいよ！」

あしざわ教頭「そうだ！　行って来い！」

さあ、続いての逆電生徒は…

とーやま校長「もしもし！」

おとくちゃん　奈良県　17歳　女性　高校2年生

おとくちゃん「もしもし！」

とーやま校長「おとくちゃんは、クリスマスにどんなイメージを持ってるの？」

おとくちゃん「今までは"すごく楽しみだな！"っていう、キラキラした感じだったんですけど、今年はちょっと複雑です」

とーやま校長「今年は何があったの？」

おとくちゃん「今年は、24日で付き合って1年になる彼氏がいたんですけど、1週間ほど前にフラれてしまいました」

とーやま校長「なんでこんな時期なんだよ、なぁ…」

RN おとくちゃんは、彼氏から"恋人としてのドキドキ感がなくなって、好きかどうかわからなくなった"と言われたのだそう。
今月に入ってからずっとモヤモヤしていた様子だったので、一度話す機会を設けてみたら、第一声にそう言われたとのこと。

とーやま校長「そうしたら、向こうは覚悟を決めて来たんだな」

おとくちゃん「はい。だいぶ考えて来はったみたいです」

とーやま校長「その前から、ちょっとギクシャクしていて、今までの楽しかった感じとは違う空気を、向こうから出されてたのか？」

おとくちゃん「はい、出されてました」

とーやま校長「それで、おとくちゃんはどうしたの？」

おとくちゃん「とりあえず何を言ったらいいかわからないんで、もう泣くしかなかったです」

とーやま校長「そうだよなぁ。友達にはこのことを話したの？」

おとくちゃん「知っている子には話しました。"ひとりで抱えるなよ"って言われて…」

とーやま校長「ずっと考えちゃうもんな」

おとくちゃん「はい」

そんなRN おとくちゃんが、どういうクリスマスにしたいかと言うと…。

おとくちゃん「できるなら、彼と一緒にイルミネーションを見に行きたいです」

とーやま校長「（彼のことが）好きだな？　全然変わらない？」

おとくちゃん「はい」

とーやま校長「この何日間で、あえて嫌いになろうとか思った？」

おとくちゃん「はい。いっそ嫌いになって忘れた方がいいかなって思いました」

とーやま校長「そうだよな、思うよな？　でも、無理だったよな？」

おとくちゃん「無理です(笑)」

2時間ぐらい話し合ったのだが相手の考えは変わらず、決定的な言葉はなかったものの、RN おとくちゃんが諦めることになったのだそう。

とーやま校長「あー、ちくしょう！」

おとくちゃん「(笑)」

あしざわ教頭「そこから、変わらず？」

おとくちゃん「24日に会う約束をしていたんで、クリスマスプレゼントをお互いに買ってあるんです。で、（違う学校なので）終業式の日が一緒だったら放課後に渡そうかな、と思って、"終業式はいつ？"ってLINEをしたんですけど、"ちょっと待ってほしい。時間がほしい"と言われました」

とーやま校長「その言葉だけを聞くと、少しは態度が柔らかくなっているっておとくちゃんも思ってる？」

おとくちゃん「私の話を聞いて、話し合った日よりもちょっと気持ちが変わりつつあるのかな、みたいな」

とーやま校長「今までの1年間のことを思ったんだろうし、このクリスマスという大切な時期におとくちゃんに寂しい思いをさせてしまっているっていうのを、どこかで思ってるんだろうな」

おとくちゃん「"悪いと思ってる"みたいなことは言っていました」

とーやま校長「俺がパって思ったこと、言うね。今週末にクリスマスはやって来るんだけど、俺だったら、これは一旦、忍耐！　辛抱！
残酷かも知れないけど、今までより（彼の気持ちがRN おとくちゃんに）向いてくれてないのは明らかなわけだ。前の楽しかった時ほどおとくちゃんに対して優しくできないという状況で、また行ってしまう（元に戻る）と、せっかく柔らかくなったものがまた固まってしまったりするのかな、って思うのね」

おとくちゃん「んー…。そう思います」

とーやま校長「だから、つらいけど、一回、24・25日っていうのは、友達とかに遊んでもらったり、愚痴をいっぱい聞いてもらったりとかする時間にあてたらどうかな。なんか、聞く限り、ふたりは終わってないような感じがするしね」

おとくちゃん「はい」

とーやま校長「だから、そこ（クリスマス）っていうよりも、まだふたりには2017年があるから、辛いけど、今は耐え忍ぶ…って、俺は思う！」

おとくちゃん「辛いです(笑)」

とーやま校長「ずっと考えちゃうし、携帯も何度も見返しちゃうよな」

おとくちゃん「あー、あります(笑)」

とーやま校長「何回も何百回も見るよな(笑)」

おとくちゃん「はい(笑)」

とーやま校長「どうかな？」

おとくちゃん「んー、どうしよう…。LINEも、"待ってほしい"って言われてから、既読すらつかないんです」

とーやま校長「送っても？」

おとくちゃん「送ったら嫌われるかなと思って、何も言ってないんですよ」

とーやま校長「俺もわりと近いことがあったりして…(笑)」

あしざわ教頭「近い(笑)」

おとくちゃん「(笑)」

とーやま校長「俺も、"一回我慢しよう"ってしてたりするから、その方がいいかなって思うんだよね」

あしざわ教頭「たぶん、そのうち向こうから（連絡が）来ると思うんだよな。向こうはクリスマスが来る前に言いたかったんだと思う。それを伝えた上で"もう少し時間がほしい"って言ったってことは、真剣に考えてくれてるってことだと思うから、向こうで結論を出してちゃんと言葉をくれるんじゃないかな。辛いけど、それまで我慢する」

とーやま校長「その言葉があるからね。1年間向き合ってきたふたりだから、そこはがんばって信じてみる？」

おとくちゃん「はい、信じます！」

とーやま校長「がんばろうな。まだ終わってないよ！」

おとくちゃん「はい、がんばります！」

とーやま校長「今の気持ちを大切にして、おとくちゃんが幸せになれることを祈ってるよ」

おとくちゃん「はい、ありがとうございます！」

ありがとう、RN おとくちゃん！
辛いだろうけど、がんばれ!!

♪ なんでもないや (movie ver.)　／　上白石萌音

辛いけれど、お互いがお互いのことをすごく考えている時間。
もしかしたらこの時間がすごく大切なことになるのかもしれない。
話していない時間も、ふたりの気持ちが届いていればいいね。

【FAXイラスト】