水曜日のカンパネラLOCKS!

今週は、水曜日のカンパネラ コムアイ先生が期間限定で授業を担当!
今日は一体、どんな風に教室に入ってくるのでしょうか…。


(チャイム)

(ドアを開ける音)


コムアイ「はーい、今日も授業を始めま…ガタン!(床が開く音)」

コムアイ「す〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(穴に落ちていくコムアイ先生…)」


(ドアを開ける音)


SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「はい、どーもー!…ん?何かありました?何もないですよね??じゃ、始めましょうね〜。今日もみんな元気ですか?今日もね、授業をしていきたいと思うんですけど、最初に言っておかきゃいけないことがあります。

SCHOOL OF LOCK!


武道館!私、【水曜日のカンパネラ】と言うユニットで、日本武道館公演があるんですよ!『八角宇宙』と言うタイトルで、日本武道館の形を意識したこのタイトル!3月8日(水)開催ですので、今日来てる生徒の皆、ぜひ来てくださいね。全員来たらどうにか埋まりますんで、よろしくお願いします。一万人入るんでね…。お待ちしてまーす!
カンパネラLOCKS!授業は、今日を入れて残り2日。1週間早いですね〜。日数が少なくなってきて、結構、責任感感じるんですけど…今夜も生徒から届いた悩みを、SUPERMANの力を使って解決していこうと思います!今日のお悩みは…ちょっと…難しいですよ…。」

SCHOOL OF LOCK!




コムアイ先生!
自分に自信を持つ方法を教えてください!
私は、根が真面目というか、ちゃんとしてないと落ち着かなくて、友達といても無言になって大人しくなってしまったり、本当は楽しみたいのに、教室とかでもわいわいできないんです。自分の言いたいこととかも上手く言えなかったり…。それで、面白くない人って友達に思われているような気がします…。
だから自分に自信がありません。
コムアイ先生、どうしたらいいですか〜?
よしりす
女性/16/広島県




コムアイ「なるほど〜。もしも〜し!よしりすさんこんばんは。」

よしりす「こんばんは!」

コムアイ「高1で色々な悩みがありそうなんですけど…ひとまず、人間関係ですよね。」

よしりす「そうですね。本当は楽しみたいんですよ。皆と話している時に一緒に盛り上がりたいんですけど、『こういう事言ったら、場がしらけないかなぁ』とかいっぱい考えてしまって、なかなか自分が思うことを言えない感じですね…。」

SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「あ。もしかして、皆が話すスピードって早くないですか?」

よしりす「早いなって感じる時もありますね。」

コムアイ「私、凄いそれを思ってたんだよね。自分が話すのゆっくりだから、間に合わないと言うか…。でも、安心して!人生の中で人が一番喋る時期が高校生だから(笑)」

よしりす「(笑)」

コムアイ「だんだん、みんな普通の速さに戻っていくし、社会に出た時や大学に入った瞬間に、みんな意外にバラバラで色々なところから来てて、それじゃやっていけなくなって、なんていうのかな…平均に合わせるというか、その場その場で皆合わせるようになるから。多分、今が一番きついだけな気がするな。だから、合わせる事を頑張るんじゃなくて、『自分が本当に楽しいと思う人達ってどんな人なのかなぁ』とか、『どんなコミュニケーションなのかなぁ』とか、自分の方を大事にして考えた方が、私はいいと思います。」

よしりす「はい、分かりました!」

コムアイ「全く間違ってないし、よしりすちゃんは賢そうだから!」

よしりす「そんなことないです(笑)」

コムアイ「高校の繋がりが大事な人もいるかもしれないけど、自分の話で言うと…学生からの大事な友だちが、本当に誰もいないんだよね。で、今凄い仲良かったり信頼してる人って、みんな大人になってから出会った人なんだよね。どんどん友達を見つけるのが上手くなっていくから、どんどん自分に合う人が見つかっていく。その時に逆に困るのが、自分の趣味が分からない人。そういう人は、友達を見つけるのが大変だと思う。趣味とか好みとか、『こういう人と会いたいんだ!』っていうのが、今会えてなくても、いそうな時にピンと来るから!そっちのアンテナを張っておくというのが、重要な気がします。」

よしりす「なるほど…!」

SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「あと、他にもなんか聞きたい事あったら、聞いて欲しいんですけど、何かありますか?」

よしりす「聞きたいこと…。コムアイ先生って凄い個性的というか、自分の魅力を上手にアピール出来てるなぁと思うんですけど…。」

コムアイ「私ね、“工夫”が上手なんですよ!」

よしりす「工夫…?」

コムアイ「人の魅力は限られてるから、私は工夫でどうにか乗り切ってるので、そういう風に言ってもらえて凄く嬉しいんですけど…自分は個性がないと思いますか?」

よしりす「探したらあるんでしょうけど、自分ではまだ分からないですね…。」

コムアイ「私が言えるのは…、個性って『誰よりもこれだけは出来るっていうもの』とかってよく言うけど、そんなのなかなかないじゃないですか。世界で60億人も人がいる中で、自分だけっていうのは絶対ないから。だいたい見せ方の工夫とか、複合的に強みになっていくものだから。組み合わせが上手い人が強みを見せられると思うの…。例えば、私、鹿の解体をするんですけど…」

よしりす「お、おう…(笑)」

コムアイ「鹿の解体をやってる人って、日本中にいっぱいいるんですよ。猟師さんとか。で、そこから遠いところで、多分『歌を歌う』と言うステージを今もらっているので、“歌手が鹿の解体をする”ってなると、凄く遠く感じるっていう事なのかなぁ〜と思って。」

よしりす「おお〜!なるほど!!」

コムアイ「よしりすちゃん、チア部でしょ?」

よしりす「はい!」

コムアイ「チア部から遠いのってなんだろうね。」

よしりす「う〜ん…。」

コムアイ「実は、四股(しこ)が踏めるとか?」

よしりす「(笑)」

コムアイ「あんまり遠くないか(笑)政治とか?あとは…イスラム語が出来るとか?イスラム語が出来るチア部ってやばくない?」

よしりす「絶対いないですね(笑)」

コムアイ「そうそうそう。組み合わせただけで個性になるのって、いっぱいあると思うので、そういった感じでやっていって欲しいな。あと、女の子はね、メイクとか衣装で可愛く見せるっていうのも出来るからいいですよね!それも存分に使ってください!」

よしりす「はい!」

SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「ということで…、今日1曲オススメしたいんですが、私が選んだ曲はこれです。女の子の魅力を存分に活かしてもらいたいと思って…。」


(黒板を書く音)

SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「古事記に出てくる神様で、歌と踊りを司るアマノウズメって言う神様についての歌が1曲あるので、それを聴いてもらおうと思います。そんな感じで…いかがでしたでしょうか?なんとなく、少しは助けになったかしら?」

よしりす「はい!!」

コムアイ「あの、またぜひぜひ相談してください!Twitterとかでも!」

よしりす「分かりました!」

コムアイ「では、また!これからも頑張ってね!!」

よしりす「ありがとうございます!!」


M アマノウズメ / 水曜日のカンパネラ


SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「この曲、『SUPERMAN』って言うアルバムの中で一番最後に用意しているんですけど、このアマノウズメって言う神様は、古事記の中で、天照大御神という全てを照らして世界を作っている神様が天岩戸に閉じ籠もっちゃった時に、どうにかして、真っ暗な世界から照らしてもらわないといけないってことで、アマノウズメが登場して、いっぱい踊って、天照大御神をおびき出すんですよね。『外は怖くないよ〜』って(笑)で、外を見た瞬間に、八咫鏡って言うのがあって、その鏡で自分を照らす、と。そして鏡に写った自分を見て、『わ!外、明るい!』と思って出て来るって言う…凄いアホな(笑)流れなんですけど、その話で登場するアマノウズメなんですね。私がやっている仕事も、歌って踊って、人の気持をちを引き出したりすることなので、アルバムの最後に持ってこれたらな、と思ってました。」

SCHOOL OF LOCK!


コムアイ「今夜の授業は以上です!カンパネラLOCKS!明日が最後の授業です。水曜日のカンパネラでした…」


ガタン!(床が開く音)


コムアイ「ああああああああああああ〜


(穴に落ちていくコムアイ先生…)


一体コムアイ先生は、どこに落ちていったのでしょうか…。
明日はいよいよ、最終日!木曜日のカンパネラLOCKS!
コムアイ先生が、“生徒みんなに伝えたい事”をお話してくれます。

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