おもてなせ!ENGLISH

おもてなせ!ENGLISH 2017.1.12 木曜日

第162話「親子conversation」
 
海龍王寺グループの社長、海龍王寺大和は、会長であり父親の隼人が倒れた、という知らせを受け、病院へ。そこで余命1年と、聞かされる。
 
 
隼人:大和、これから話すことを良く聞いてくれ。エリザベス、二人にしてくれないか。
 
エリザベス:YES……Have a heart to heart conversation with him.
 
大和:(「heart to heart」は、「本音で」。「conversation」は「会話」。「本音で彼と話してね」ってことか。何だろう。)
 
 
大和が海龍王寺グループの社長に就任してから、経営は、うまくいかなかった。さらに、大和のスキャンダル。
グループにとって、完全に足手まとい。大和は、自分のことをそう思っていた。
 
 
隼人:大和、お前が社長になってから、グループの売り上げは散々だ。
 
大和:分かってるよ、パパ…。
 
 
この会社を一代で築いた、会長の隼人がいないと、会社はつぶれる。そんな声が多かったのも大和は知っていた。
だから、大和は社長の座から降りることを考えたこともある。
 
 
隼人:大和。お前なら、この会社をつぶしてもらっても構わないと思っている。
 
大和:……え??
 
隼人:好きにやれ。お前はお前のやり方でやれ。それでいいんだ。
 
大和:パパ……
 
隼人:母さんよ。天国からずっと見ててくれてるんだろ?
大和も、ずいぶんと立派になったもんだなぁ。俺たちの、かけがえのない、自慢の息子だ。
- Prev || 1 || Next -
<   2017年1月   >
MonTueWedThuFriSatSun
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

RSS

QRコード 画像
MOBILE SITE