9月22日「蒼き賞 "蒼き作家" たち」

今日は月曜日ということはッ!!

未来の鍵を握る学校SCHOOL OF LOCK! と
未来の鍵を描く出版社幻冬舎のコラボ企画
文学史上最もロックな10代限定文学新人賞!


その名も「蒼き賞」!!

10代の文学新人賞 第一回「蒼き賞」はコチラ!

最終ノミネート6作品の、第5話がWEBサイトにアップされたぞ〜!! 読んだら、WEBサイト内にある専用掲示板に感想を書き込んじゃってね!

全10話ってことはちょうど中盤!
今日はこの最終ノミネートされた "蒼き作家" 達に電話をして、近況を聞いてみよう!

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先週土曜日はFLOW先生の武道館ライブだったよ!
FLOW先生といえば、SCHOOL OF LOCK! 開校当初からお世話になってる先生だよね。校長先生&教頭先生もライブに行ったぞ!

教頭「改めて・・・いい歌でしたよね〜」

校長「うん、つい口ずさんじゃったもんな〜」

生徒の家に行ったり、Toppaの歌を作ったり、閃光ライオットの審査をしてくれたり・・・FLOW先生には本当に・・・感謝してもし足りない!それでも伝えたいよ!!

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今日の教頭先生はメガネ! ってそれ "ダテ" じゃないんですかぁ!? 文学賞合わせて「先生風」にしてくれたのかな??

教頭「じゃぁ〜早速いっちゃいますか!」

よし! ではでは蒼き賞の作者ちゃんに電話しちゃうよ〜! 最初にお話してくれるのは・・・

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『×(かける)』 柚木椅子 東京都 18歳

『×(かける)』はコチラ!

柚木「初めまして、こんばんは!」

こんばんは!
色々聞きたいことはあるんだけど、まず連載! 半分まできてるけどどんな感じ?

柚木「書く方は結構スムーズにいってます!」

さすが先生!
周りの人とかって、椅子ちゃんが連載やってる事って知ってるの?

柚木「はい、お母さんが親戚中に言って、最近音沙汰なかった親戚から電話があったりしました」

有名人じゃん!
ウワサによると、バイト先でも反響がすごいんだって?

柚木「バイト先が本屋さんなんですけど、店長が「30万とれたらどこ行こうかな〜」って言ってます」

校長「いつでも釘刺しに行くからな?「お前じゃねーよ!」って(笑)」

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柚木によると、店長どころか社長まで話がいってる上、全社員にメールが回ってるらしいゾ! でも、本のプロがそれだけ応援してくれてるんだったら励みになるね!

柚木「プレッシャーかかっちゃってます・・・」

そっかそっか、確かにプレッシャーだね!
ところで、専用掲示板は読んでる?

柚木「毎日見てます!! すごく嬉しいです」

書き込み読んで、それが作品に影響することもある?

柚木「結構ありますね。そんなに気にしないで書いてた事を「面白い」って言ってくれた時に、じゃぁ今後も出していこうかなって思ったり・・・」

へ〜そうだったんだ!
じゃぁこれから第6話、第7話と連載を楽しみにしてる生徒達にメッセージをどうぞっ!

柚木「今第5話まで書いてきて、主人公は乗り気じゃなかったけど、これから後半にかけて主人公が前向きになるのを書こうと思ってるので、楽しみにしててください!」

教頭「よっ先生! 編集者の人との長電話には気をつけて下さいね」

これからの連載、楽しみにしてるよ!

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じゃぁ次の先生はコチラ!!

『孤独星』 ベニ 東京都 16歳

『孤独星』はコチラ!

なんと! SOLの演劇部員のベニ!
書く途中で、色々実験とかやってるんだって?

ベニ「ハイ、なんか科学的に証明されないと、リアリティーがないと思って!」

校長「『孤独星』は読んでて頭に浮かんでくるもんな〜!」

そういう配慮がされてたなんて驚きだね!
ベニは16歳で連載やれって言われて、正直どう思った?

ベニ「周りの方々が年上なので、最年少って事もあって自分に劣等感があったんです。でも母に「最年少なら最年少らしいものを書け」って言われて・・・それからは開き直りました!」

うん。ホントその通りだよ!肩肘張らないでありのままで書いて欲しいな。ちなみに今日、第5話がアップされてるけど朝ってどんな感じ??

ベニ「実は、昨日からおなかが痛いんです・・・これ毎週なんですけどね」

教頭「えぇっ! もしかして5週連続お腹痛かったの?! 大丈夫??」

ベニ「あーなんとか生きてます・・・」

そんなお腹痛い中、掲示板を見てどう思う?

ベニ「本ッ当に励みになります!! レスは全部つけてるし、皆さんの声で書いてるって感じです!!」

ちなみに文中に出てくる「空白のメール」は、掲示板の反響を見て、裏づけを考えたらしいぞ! じゃぁ、最後に続きを楽しみにしてる生徒達へメッセージを!

ベニ「6作品の中で1番文章が多いので、読み応えがあると思います。これから起承転結の転が4つくらいあるので、それを密かに待っていてください!」

残り半分、頑張ってね!

ベニ「ありがとうございました」

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『アフターグロウ』 くり 富山県 18歳

『アフターグロウ』はコチラ!

くり「初めまして!!」

おっ元気な声だね♪
作品は順調に書けてる?

くり「順調といえば順調ですね!」

でも学校もあるわけじゃん?うまく時間使えてる?

くり「原稿書く時間を書く時間を確保したいから、学校で出来る事・・・例えば勉強とかは学校でやるようにしてます。時間の使い方がうまくなったと思います!」

連載を書くようになって、変わった事ってある?

くり「人と話してる時とかに、その人の背景を考えるようになりました!こういうことがあったから、こんな考え方なのかな?とか・・・」

教頭「へ〜! 普通に生活してて、そうは思わないもんな〜」

それが、物語の伏線や、登場人物の設定に繋がってるって事だね!

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ちなみに毎日掲示板を見ているというくりちゃん!

くり「掲示板見てると先を読まれてたりするから、その辺を考えてお話に反映したりします。」

くりちゃん編集さんに相談したりする?

くり「相談しますね、「ここが面白いからもうちょっと突っ込んで表現してみて」とかそういう感じで・・・」

教頭「っへ〜〜! ここはとれるだけとっとこうみたいな?」

じゃぁ最後に、『アフターグロウ』の続きを待ってる生徒ちゃんにメッセージを!

くり「いつも掲示板に書き込みありがとうございます! お返事したいのに、言葉に慎重になって時間がかかっちゃうから・・・返事できなくてごめんなさい! あと5回、頑張ります!!」

折り返し、頑張って書いてね!

どうもありがとう〜!!

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どの先生に聞いても、掲示板を見を励みにしてるんだね! さぁ、どんどん電話しちゃおう!

『満月の扉』 辻村アズサ 鹿児島県 18歳

『満月の扉』はコチラ!

もしもし、アズサちゃん?
いよいよ半分になっちゃったけど、ここまであっという間だった?

アズサ「そうですね、最初ご連絡頂いたときには、2ヶ月の連載って長丁場になりそうって思ったけど・・・ここまでくると、あっという間でした!」

今は通信制の学校に行きながらバイトをしているというアズサちゃん。
でも、これからの進路の事を考えてバイトは来月で辞めてしまうんだとか!

校長「ねぇアズサの中で、連載を書き出してから何か変わった?」

アズサ「書きながら、主人公と一緒に成長してるんじゃないかなって思います。」

そっかそっか〜!
文章も自分の中から生み出されてるって事は、主人公の心境に動きがあった時は、アズサちゃん自身にも動きがあるって事だ!

アズサ「はい、あまり意識はしないけど・・・」

ちなみに専用掲示板って見てくれてる?

アズサ「はい! なんていうか、今までこんなにご意見とかご感想を頂いた事がなかったので、とっても幸せです!実際参考になることもあって・・・」

アズサちゃんは掲示板の意見を聞いて、5話の題名を変えたらしいぞ! じゃぁ、楽しみにしてくれてるみんなへメッセージよろしく!

アズサ「今折り返し地点で、後半からは核心に突き進んでいきます。ここまでこれたのは、みなさんのご意見・ご感想のおかげだと思っていますので、これからもよろしくお願いします!」

教頭「よっ先生!!」

いや〜立派なメッセージをどうもありがとう!!

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『アシタのアタシ』 きつね 長野県 17歳

『アシタのアタシ』はコチラ!

きつね「こんばんは〜〜〜」

こんばんは! きつねは、実は蒼き賞の中で唯一の男の子なんだよね。

きつね「はい男子です、こんな声ではありますが〜(若干キー高め)」

教頭「初めて聞いたヤツはビックリしてると思うぞ!」

確かにちょっと声高めだよね!
でも、主人公は女の子なワケじゃん。文章中も女の子しかわかんないような表現とかたくさんあるけど??

きつね「調べたり聞いたりしました!」

なるほど〜! やっぱりそういう情報が裏にあるわけだ!
で、今日第5話がアップされたワケだけど、ここまで順調にきてる?

きつね「はい、もう7話まで書いてます」

えぇぇぇぇぇ!! すごい! 先生仕事速いな〜。

きつね「あざーす! これからも簡単にパパッと書ければいいなと思ってます♪」

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そんなゆとりのあるきつね君も、2話3話の執筆の時には大変だったんだって。どんなところが大変だった?

きつね「他のと並べてみた時に、稚拙な感じがしてどうなのかなって・・・。でも、掲示板で励ましてもらったりしたので頑張んなきゃ!って思いました!!」

きつね君は執筆のための時間を確保するために、バイトも長期休暇をとったんだって!
それと、大きく変わったのがサボりがちだった学校に通いだした事だとか・・・

きつね「瑠璃の心情に近い方がいいかなって・・・あと、大学に行きたいと思ったんです!」

校長「リアルだね! 自分の環境も影響してるって事だよな〜。ちなみに、掲示板のリアクションはどう?」

きつね「予想外の反応が多いですね。だから人によって、良くも悪くも感じ方って違うんだなって思いました!」

そっか、確かにそうだよね。
じゃぁ最後に楽しみにしてくれてるみんなにメッセージをもらえるかな?

きつね「いつも実のある感想をありがとうございます!読んでくれるだけでも力になるけど、掲示板に書き込みしてくれるともっと力になります。作品には、伏線をたくさんはってるので、内容のあるお話になってるから楽しみにしてて下さい!」

校長「ありがとう! 楽しみにしてるぞ〜!!」

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『陽のあたるところ』 海央 東京都 18歳

『陽のあたるところ』はコチラ!

教頭「ちょっと海央、お前愚痴メール送ってきたな?」

海央「あぁっ! ご・・・ごめんなさ〜い!」

書いてる途中に1回しんどくなったんだね。
メールの内容もブワ〜と発散して・・・「でも書きます!」みたいなね(笑)しかも夜中の3時くらいだったかな?

校長「ってことは・・・順調じゃなかったってことだな?」

海央「そうですね・・・つまっちゃう事が多くて」

全然書けない時期もあったみたいだけど、それでも頑張って書いたんだね!

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校長「俺、正直海央の書いてるの好きなのよ。他の話は展開もドッカーンって変わるけど、海央のは一歩一歩細かく刻んでいってる。俺、全部書けたらもう1回最初から読み直したいって思ってるよ」

物語の参考に、盲学校に見学をしに行ったという海央ちゃん。今までにない経験をした彼女は、学校を出た時には涙が止まらなかったんだって。

校長「それ、絶対小説に生かしてね」

みんなも続きを待ってるから、きっと後半にまたしんどくなるかもしれないけど頑張ってね!
最後にメッセージをどうぞ!!

海央「いつも読んでくれてる人、感想くれる人に支えてもらってて、作品の中でお礼をしていけたらと思っています。最後までよろしくお願いします!」

よしッ!! 残り半分がんばれ〜〜〜!!

残り半分、頑張って!

海央「ありがとうございます!!」

本日のまとめ by やましげ校長
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今日話してみて思ったんだけど、
6作品の先生が一文字、一文字、
魂を込めて、息を吹き込んでるじゃない?

その先生たちも、みんなが書き込んでくれた
掲示板の一文字、一文字を読んで・・・
それが活かされてたりする。

だから、掲示板の存在って
本当に大切な場なんだと思う。

一人一人の文字に人となりが表れてて
一文字、一文字を疎かになんてとても出来ない。

だから、これからも僕らはその文字を見て、読んで、
今のキミ、これからのキミを知っていきたいと思います!


本日の逆電リスナー
RN 柚木椅子 東京都 18歳 (×(かける)の作者)
RN ベニ 東京都 16歳 (孤独星の作者)
RN くり 富山県 18歳 (アフターグロウの作者)
RN 辻村アズサ 鹿児島県 18歳 (満月の扉の作者)
RN きつね 長野県 17歳 (アシタのアタシの作者)
RN 海央 東京都 18歳 (陽のあたるところの作者)

ON AIR LIST
22:04 ありがとう / FLOW
22:27 HANABI / Mr.Children
22:45 くも / HY
22:51 ボクノート / スキマスイッチ
23:09 HOTTER THAN JULY / RIP SLYME
23:23 DIBBY DJ / THE COUNT OF MONTE CRISTAL
23:38 世界が終わる夜に / チャットモンチー
23:49 そらいろ / FREENOTE

毎週こんんだけ楽しみがあるってすごいね
6作品それぞれに命が吹き込まれていて
大きくなっていく様を皆で見てる
やっと半分
もう半分
ともかく残り半分
皆で一緒に目撃しよう

やましげ
校長

教頭
作品を生むとは大変だな〜
その苦しみをこえて作品が形をあらわにして、
作り手の中身も形を変えていく。それを見た人の心を動かし、その音がまた作者の色をかえる。
なんだかとっても良いことだと思うのです。

やしろ

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