10月8日「 PhilHarmoUniQue先生、初来校! 」

さぁ今夜は!!
SOLの演劇部部長、成海璃子ちゃんも出演している映画「イキガミ」の主題歌を歌っているPhilHarmoUniQue先生がゲスト講師として生放送教室に来てくれるぞ!

今日は特にコレっていうテーマはなくして、生徒ちゃんが今感じてる事なんかを掲示板やメールで送ってくれ!

何か背中を押して欲しいってヤツも書き込み待ってるぞ!

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世間では、日本人のノーベル賞授賞の話題で持ちきりですな!
でもすごい事だよね〜
オレたちもノーベル賞とるか!

教頭「え、何のですか?」

ノーベルラジオ賞!!!

教頭「え!?」

教頭先生がポカン顔だ w

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教頭「PhilHarmoUniQue先生は初の対面なんで、どんな人なんでしょうね〜」

教頭先生の横には、映画「イキガミ」の主題歌『みちしるべ』のCDが! この後じっくりみんなで聴こう!

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生放送教室には番組冒頭でも紹介しました、SCHOOL OF LOCK! 初登校の先生がいらっしゃっております!

五郎川先生「PhilHarmoUniQue ボーカル・ギターの五郎川陸快です」

初めまして! よろしくお願いします!

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バンドは4人組ですが、今夜は五郎川さんのみ来てくれました。どうもどうも! まずは何先生と呼びましょうかね?

教頭「校長教頭よりは役職は下ですぞ」

校長「いいよそんなことは(笑) 五郎川先生って呼びましょう!」

さっそくですが、PhilHarmoUniQue先生が歌う『みちしるべ』という曲。この曲は3年前に出来た曲だとか・・・

五郎川先生「元々違う曲名だったんですけど、映画との出会いもあって みちしるべ という曲名にしました。ライブでは3年前からずっと歌ってきた曲です」

教頭「3年間も歌い続けてきたってことは、相当いろんな想いが乗っかってることでしょうね」

五郎川先生「当時はバンドも不安定で、僕の精神もギリギリの状態で・・・何か武器になる曲が欲しいと思ってて。ずっと歌ってきて、辛い時期に出来た曲が今、こんな形で使ってもらえて嬉しいです」

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『みちしるべ』は、聴いている人の状況によって、聴こえ方もまったく変わってくる曲。

五郎川先生「生きてる気持ちというか想いをCDにしたいと思って、『みちしるべ』を聴いて、いいなって思ってくれた人が2曲目、3曲目を聴いて気持ちを揺さぶられるものをパッケージにした感じですね」

前向きなメッセージをキャッチしてくれれば、聴いてる人にとってもすごくいい曲になる、ということですね。『生きるとはなんだろうか』という、単純で正解のない答えのヒントになるような曲です。

五郎川先生「生きることは答え無きものなんですけど、その場で決めれる答えはあると思うので、それは随時決めていくもの・・・っていうか、無いなら作ればいいと思っています」

校長「意外と簡単に答えが出てきたりすることもありますしね」

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いくつもの分岐点を越えて、いつのまにかできている『みちしるべ』。振り返った時に気づくんですね。

五郎川先生「答えを出し続けて、気に入らなくなったらまた新しい答えをみつけて・・・その繰り返しなんだと思います。自分は誰かの為に生きるって、あまり感じなくて、自分の為に生きるってタイプなので・・・(笑)本当に自分のことばかりというか」

ここで、ひとつメールを読みます。

RN あくび 大阪府 16歳
私には兄が2人います。
上の兄は私が赤ちゃんの頃によく面倒を見てくれていたらしいです(^w^)
でも私に上の兄の記憶はほとんどありません(∋_∈)
6才の誕生日が来てすぐに病気で亡くなりました。下の兄とは今でも毎日よくケンカをします(-"-;)

両親は「お兄ちゃんの分までがんばって生きてあげて」と私達によく言います。この言葉がたまにすごーーく重いです(*´Д`)
私は私なのになぁーって2人分はがんばれないよ・・・
そんな風に思ってしまうのは薄情なのかなぁーって思ったりもします・・・。

生きるってなんかむずかしいです(*´Д`)


生きる事を真剣に考える生徒が、ここにもいました。
RN あくびに電話をしてみよう。

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あくびちゃん? こんばんは。
上のお兄ちゃんとは幾つ離れてたの?

あくび「4つです」

校長「あくびが2歳の時か。そうすると記憶っていうのは難しいな」

あくび「ほとんど覚えてないです」

お父さん・お母さんから聞かせてもらう話が、あくびの中のお兄ちゃんなんだね。

あくび「あとは写真ですね」

五郎川先生「お兄ちゃんの分まで頑張ってって言われる時は辛いんですか?」

あくび「そんなに言われることはないんですけど、ケンカになった時とか、私も親も落ち込んだりする時に言われることが多いので・・・頑張るつもりではいるんですけど、やっぱり落ち込んでる時に言われると、私もそれなりに生きているのでなんか・・・なんなんやろって思うことがありますね」

教頭「逆にお兄ちゃんが亡くなった事を考えて、頑張れることもある?」

あくび「自分の記憶にはないんですけど、亡くなったお兄ちゃんの年齢を越えて生きているので、お兄ちゃんが出来なかったことも頑張らなきゃいかんって思ってるんですけど・・・たまにシンドくなる時があります」

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校長「夢とか目標とか・・・ある?」

あくび「夢ー・・・というか、なりたいと思っているのは音楽雑誌のライターです」

五郎川先生「おおっ。それはどうしてなりたいんですか?」

あくび「やっぱり音楽が好きなので・・・ライブもそんなに行けないので、雑誌をすごく読むんですね。で、ライブの記事を読んでより楽しめるというか・・・音楽を言葉で伝えて、もっとリスナーに届けられるといいなと思って」

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教頭「お父さんお母さんってさ、近すぎて"親"っていう存在でしか見えないけど、でもやっぱり親も人間じゃない?

僕は "お兄ちゃんの分も頑張れ" って言葉を言いたくて言ってるわけじゃないと思ってて、お兄ちゃんのことを "忘れないで" ねって気持ちと、あくびに対して"頑張れ"って気持ちが重なって1つの言葉になってる気がするの。
一番忘れられないのは親だものね」

あくび「・・・そんな風に考えたことってなかったです。そうかもしれないですね・・・」

校長「純粋に良い人生を歩んでほしいっていう気持ちだよね」

そろそろ黒板の時間がやってまいりました。
いつもは校長先生が黒板を書いているけど、今日は五郎川先生にお願いしたいと思います。

五郎川先生は、黒板の代わりに歌っていただける・・・ということなんですが、RN あくびも、俺たちと一緒に聴こうか。

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生放送教室にゆっくりと、ギターの音が響き出した・・・


生きる気持ちを込めて。

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高鳴る鼓動と、ギターの音にのせて声を張り上げる五郎川先生。

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「生きるとはなんだろうか?」

このフレーズが、歌声が聞こえますか?

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五郎川先生、ありがとうございました!
あくび、聴いてた?

あくび「・・・すごかった・・・感動しました・・・!」

RN あくびがどんなに辛い時でも、"お兄ちゃんの分まで頑張って生きろ" って言われて、その言葉で落ちてしまったりしても・・・その時は"わかった"って毎回言おう。

だってね、この先悪意とか矛盾とか本当にいろいろある中で、お父さんお母さんの言葉は、悪意が全くない言葉だよ。

辛くなったら友達とか恋人に頼ればいい。
親は、RN あくびと下のお兄ちゃんが救いなのね。

校長「親はあくびに幸せになってほしいんだ」

教頭「嫌かもしれないけど、"わかった" って言ってあげよう」

RN あくび、ありがとう。
五郎川先生、素晴らしい歌を歌ってくれてありがとうございました。

五郎川先生の声、すごかったな・・・。

五郎川先生「ものすごい今日は悔しくて・・・もっと答えっていうか教えてあげたかったっていうか」

校長「歌にものすごいメッセージが込もってたから。。。それでも思ってくれてたら、また来て下さい!」

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今日は "今" を振り返らせてもらったような、
そんな歌を本当にありがとうございました!

これからもぜひ生放送教室に来てくださいね。
待ってます。

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五郎川先生からもらったメッセージを心の中にしまって、1日1日を大切にしよう。

今日はどうもありがとうございました!

今夜のFAXイラスト!
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RN SHUTTLE 北海道

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RN 養豚場の羊 鳥取県

本日の逆電リスナー
RN あくび 大阪府 16歳

ON AIR LIST
22:03 LAST TRAIN -新しい朝- / knotlamp
22:12 17歳 / 銀杏BOYZ
22:28 YOU GO YOUR WAY / 加藤ミリヤ
22:41 みちしるべ / PhilHarmoUniQue
22:52 つづき / PhilHarmoUniQue
23:03 初花凜々 / SINGER SONGER
23:08 転がる岩、君に朝が降る / ASIAN KUNG-FU GENERATION
23:16 YOU GOT ME ROCKING / THE ROLLING STONES
23:18 PARIS / FRIENDLY FIRES
23:21 IT'S AMAZING / JEM
23:24 母乳 / lostage
23:27 藤沢ルーザー / ASIAN KUNG-FU GENERATION
23:46 みちしるべ / PhilHarmoUniQue
23:53 no blues / PhilHarmoUniQue

ミチシルス

やましげ
校長

教頭
涙が出そうだ。

やしろ

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