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空中を舞う
トビイカ ここは、はるか広大な海が広がる、インド洋。

あ〜〜〜〜〜!! あそこをみてください! 海の上!!
飛んでます! イカが、飛んでいます!!

そう、この空飛ぶイカこそが、「トビイカ」。

体長約30センチ。
見た目は、普通のイカですが、身を守るために空だって飛んじゃいます。


普段は、他のイカと同じように生みの中を泳いでいるものの、大きな魚が近づき、「喰われる〜!!」と、危険を感じた途端、まず、体内に海水をためまくる!そして、溜めた水をジェット噴射のように放つ! これで、一気に水中から飛び出し、さらに腕の間の膜を広げ、翼にし、 風の力をかりて、まるでグライダーのように、何十メートルも空を飛ぶのです。

トビイカは空を舞いながら、人間にこう言っているのかもしれません。

「その気があれば、イカだってキミだって、飛べるんだよ!」

参考HP: 『 古世界の住人 』