* 放 送 後 記 *

SCHOOL OF LOCK!


生徒からのエピソードを元にユニゾン先生が楽曲を書き下ろす、
[スクールソング プロジェクト]
先日もお伝えしました、沢山の胸熱中メッセージが届いています。
締め切りから約10日経った今も 3 人 のドクターは…。

斎藤「う〜ん。」

鈴木「これが良いのかな…?」

田淵「いやぁでもなぁ…。」

SCHOOL OF LOCK!


「SCHOOL OF LOCK!の生徒のみなさん、こんばんは。
UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介です。
特殊な力を使って直接、みんなの頭の中に語りかけています。
今、聞いてもらっているのは僕たちが悩んでいる声です。
スクールソングプロジェクト supported by カルピスウォーター
こちらの当選者を決めたいのですが、良いメッセージがたくさんあるため全然決めることが出来ません。
ただ、このままだと僕たちの悩んでいる声だけが放送に乗ってしまい、何のこっちゃよく分からないので、こうして特殊な力を使って説明しています。
ちなみに、なぜ僕がこんな事が出来るようになったのか?
これに関しては、またいつか時間を設けてお話ししたいと思います。」


SCHOOL OF LOCK!


鈴木「ダメだ!決まんないね!」

斎藤「難しい!」

田淵あの子もこの子もやめよう!

斎藤”この子にしよう!”じゃなくて?(笑)」

田淵あの子もこの子もやめよう!

斎藤「まあ、そろそろ時間だから一旦中断して、診察しようかね?」

鈴木「う〜ん…。」

斎藤「そろそろやらないと、僕らが何のために毎週白衣を着ているかって話ですよ!」

田淵「そうだよ!全然真っ白じゃねえかよ!」

鈴木「応募してくれたみんなには本当に申し訳ないんですが…もう少しだけ待っていてください。」


斎藤「ということで…始めます!」


M 天国と地獄 / UNISON SQUARE GARDEN


SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!


斎藤「さあ、僕らは現在ツアーの真っ只中です。『fun time holiday6』。」

鈴木「ちょうど今日もライブを終えたばかりでございます。会場は福岡・DRUM LOGOS。ゲストは9mm Parabellum Bulletでした!来てくれたみなさん、ありがとうございました!」

斎藤「明後日12日(金)は大阪・なんばHatchでTHE BACK HORN。
13日(土)は静岡・窓枠でa flood of circle。
そして来週17日(水)は石川・EIGHT HALLでSHISHAMOとツーマンです!
本当、良いメンツだね!毎回打ち上げまで楽しいですからね(笑)」

鈴木「うん!」

斎藤「足を運んでくれるみなさん、引き続きよろしくお願いします!
さあ、先月からSCHOOL OF LOCK!の鍵のスクールドクターに就任した僕たちですが、正直、最近はスクールソング プロジェクトに掛かりっきりでみんなの診察が出来ていなかったので、今日は時間の限りやっていきたいと思います!ただ、僕らが休診していた間に数が溜まってきているので、【 ユニゾン掲示板 】の書き込みを紹介しながら、勝手に”曲”の処方箋を出させてもらいます。

鈴木「ほう…?」

斎藤「つまりですね、僕らが悩みを読んで、その生徒に聴いてほしい音楽を勝手に選曲して届けていきたいと思います…!」

SCHOOL OF LOCK!




■大親友を失いたくない!!
最近、幼稚園から一緒の親友にきつくものを言ってしまいます。高校に入るまではこんなことは無かったのですが、少しのことでもすこし強く言ってしまいます。小さいことでイライラして、いつの間にか強く言ってしまって、あっちも強く言ってきて、軽く言い合いになってしまいます。
しんどい時も、楽しい時も一緒にいてくれる本当に大切な大親友です。私はとても人見知りで友達付き合いが上手くないので、私が心を許している数少ないひとりなんです。
絶対にその親友を失いたくないです。
どうすればいいのでしょうか。ユニゾン先生、処方箋をお願いします。
あゆみ店長
女性/16/兵庫県




鈴木「これは人付き合いの”あるある”だよね?」

斎藤「そうだね。」

鈴木「何でも言い合える仲の弊害感もあるし、そもそも人同士ってそうなってしまうよね…。」

斎藤「特に、普段ちょっと距離のある人だったら”あっ言わなくていいや…我慢しよう!”って済む事をついつい口にしてしまうとか…。」

SCHOOL OF LOCK!


田淵「結婚しちゃえばいいんじゃないの?」

鈴木「ほう!?」

斎藤「(相手は)異性なんですか…?」

田淵「一緒に住んだほうがいいんじゃない?」

斎藤「大親友…?」

田淵「まあ時代がもう色々認められてきていますから!」

斎藤「うん…!ぶっ飛び過ぎてて現実味が無いね…。」

田淵「あとは、人間のフェーズが上がっていくと付き合う人も変わっていきますから、それは成り行きですよ。」

斎藤「ただ、幼稚園からここまでずっと来ているから…大事な人なんですよ。この人じゃないといけないんですよ。」

田淵「そうですか…。」

SCHOOL OF LOCK!


斎藤「ピッタリな曲ありますよ…!」

田淵「何ですか?」

斎藤Kiroro『Best Friend』。」

田淵「ああ!またベタな所来たね!」

鈴木「良い曲だね〜。」


M Best Friend / Kiroro


鈴木「まあでも、この子、RNあゆみ店長が成長するチャンスでもありますよね、店長なんだからさ!」

田淵「(笑)」

斎藤「店長なんだ!?」

田淵「他人を上手くコントロールするのも店長のスキルですから。」

鈴木「他人をコントロールするために自分もコントロールしなきゃいけないでしょ。自分の怒りを。」

田淵「そうだね!店長とはいえ、毎日働き詰めだと体壊しちゃいますからね。」

鈴木「自分の気持ちに流されない力っていうのを培っていく時期なんじゃないですか?」

斎藤「あと、Kiroroさんの歌声のように素直な気持ちで他人と接したら良いんじゃないですかね?

SCHOOL OF LOCK!


田淵「Kiroro さん 『Best friend』をどうすればいいの?友達の前で歌えばいいの?」

斎藤「ずっと聴いていればいいんじゃないですかね?優しくなれるから。」

田淵「あゆみ店長が聴くんだ?」

鈴木「バックヤードでね!」

斎藤&田淵「バックヤード!?」

鈴木「店長的な意味でね(笑)」

田淵「あ〜店の前じゃなくてね(笑)」

鈴木「商品のストックが入った段ボールが積まれていて、領収書を整理しながら聴いて…。」

斎藤「(Best friendをシミジミ聴きながら)しかし良い歌じゃないですか。」

田淵「歌は良いけど…(笑)こんな感じで良いんだね?次行きましょうか…。」

SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!




■いちいち気にしてばかり...
私は、何か事あるごとに、それを気にして引きずってしまいます。例えば相手からのLINEの返信がちょっと冷たかったり、大概は私と誰かの間で起きた事です。相手は全然気にしていないのかもしれませんが、私は人見知りでなかなか皆に話しかけられず、会話を繋げるのも大変で、先程のLINEの件に関しても、「ああ、自分が悪かったんだ」と、会話を通しての相手からの好感度や印象をいつまでも気にしてしまいます。そういったこともあり、本当の自分を出せているのか分からなくて、これから高校生活を楽しくすごせるか不安です。ユニゾン先生には、物事をポジティブに捉えるために何か意識していることはありますか?
炊きたてごはんと杓文字と鮎
女性/15/東京都




田淵「これは治そうったって治んねえんだよなー。」

鈴木「これって田淵がずっとこういう気持ちを抱いているから?」

田淵「いや!そんな事無いっす!僕はもうウルトラ・ポジティブ人間ですから!」

斎藤「いやいやよく言うよ(笑)」

田淵「悩みなんか1ミリも無え!」

鈴木「目の下に黒いクマを蓄えて(笑)」

斎藤「昨日も寝れなかったんだろうよ(笑)」

田淵「そんな事は無い…(笑)でもこれは治らないです。諦めたほうが良いです!ネガティブな性格が治らないとして、じゃあどこでポジティブになれば良いのか?安心できるのか?っていうと、”この人は信用できるな”って所だったり、”この人はちゃんと自分を嫌わないでいてくれる”という自信っていうのは、他人と付き合っていく中で、色んな人が増えていく中で、何人か出てくると思うんですね。その人にだけ信頼がおけていれば、あとは”それ以外はジャングル”だと思って。なので自分の好きな友達が1人いれば良いかなと思います。……ということで選ぶとしたらこれでしょうかね? Kiroro『Best Friend』。」


M Best Friend / Kiroro


鈴木「素敵な歌だし、この子もまだ成長過程ですからね。明日からいきなり変わる事は出来ないと思うし、僕らも未だに毎日人付き合いで苦労したりもしながら、ちょっとずつ成長していくんだと思います。」

斎藤「やっぱりKiroroさんの歌声のように素直な気持ちで他人と接していけば、おのずと自分に返ってくるんじゃないかなと思います。

鈴木「あれ?このコメント、さっき聴いたな…。」

SCHOOL OF LOCK!




■傘ぁぁぁぁ!!!
ユニゾン先生!!!
質問というか相談です!!
傘を2、3回使うたびに壊してしまいます
原因が全く不明です
どうしたらいいですか!!
ちなみに壊れ方は、
・傘の骨が最低二本折れる
・持ち手のトコの棒が折れる
・破れる
です!!!
助けてください!
こんぱ
女性/15/三重県




鈴木「RNこんぱからの切実な…今までの質問とも引けを取らない、切実なお悩みですね。」

斎藤「僕、ちょっと思ったんだけど。この書き込みもさ、”!”の数がすごいじゃん!勢いがすごいんだよ、タイトルも”傘ぁぁぁぁ!!!”だしさ。多分、その勢いが傘の差し方にも出ちゃってるんだよ。」

鈴木「出てるんだろうね〜(笑)」

斎藤「差すときもスッと差せばいいのに、バーンッと差しちゃってるからすぐ壊れちゃう。」

鈴木「だとしたら…アドバイスとして、ありますよ。」

斎藤「おぉ!」

SCHOOL OF LOCK!


鈴木「日本には良い信仰として付喪神を信仰する考え方があって。全ての物に魂があって、命がある。海外だとアミニズムと言われてるんだけど、”全ての物に魂があるからちゃんと大事にしましょう”って。そうやってまるで仲の良い人の様に接していると、傘に対してもさ、そんな仲の良い友達に出会い頭にさ”オメエ、雨降ってるから開けよ!”ってバーンッてやんないでしょ?」

斎藤「そうだね。」

鈴木”広がって頂けませんか?””私を雨から守ってくれませんか?”って友達のように優しく傘を広げて差すから、ちゃんと傘が自分の気持ちに応えてくれるという事で…。」

田淵「良いじゃないですか!」

鈴木「そんなあなたに贈る曲…Kiroroで『Best Friend』。」


M Best Friend / Kiroro


田淵「Best Friendが傘だと思って聴くと…すごい染みるね?」

鈴木「染みたね!」

田淵”♪あなたの笑顔に 何度助けられただろう”って歌詞もさ、傘って開くとちょっと丸くなるから笑顔っぽく見えるしさ。」

斎藤「そうだね!」

田淵「この曲が本当に世界を救う可能性が見えた!”全てがBest Friend”って気持ちでいれば色んな事がポジティブになっていく気がするね。」

斎藤「ありがとうございました。来週はちゃんとね、お電話で診察できたらなと思います!」

鈴木「はい!」

斎藤「久しぶりの診察いかがだったでしょうか?」

田淵「Kiroroのイメージしか残ってないけど(笑)」

斎藤「今夜の診察は以上です。」

SCHOOL OF LOCK!


久しぶりに行われたユニゾン先生による診察!
がしかし!またも最後に漏れきた斎藤先生 ココロ 声...

「SCHOOL OF LOCK!の生徒のみなさん、そしてKiroroのお二人方、こんばんは。
UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介です。
特殊な力を使って直接、みんなの頭の中に話しかけています。
今日は…Kiroroの『Best Friend』。
本当に僕らは大好きで、みんなに聴いてもらいたいと思って掛けた次第でございます。
今日はご静聴頂き…ありがとう、ありがとう…Best Friend。」



M Best Friend / Kiroro


SCHOOL OF LOCK!


SCHOOL OF LOCK!

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