Mommy’s CONNECTION

不妊治療について。

Mommy’s CONNECTION / 2018.03.13 update

今日はお医者さんとして、友利先生に「不妊治療について」お話をうかがいました。

東京都37歳 ラジオネーム シルキーさんからのメール
友利先生、はじめまして!私はまだママではないのですが、いつかママになりたいと思ってこのコーナーを熱心に聴いています(笑)でも、結婚してから5年、まだ子どもができません。夫も子どもが大好きなので、2人でいつかはと思いつつ、思うようにいかない日々です。そこで不妊治療をはじめようかという話もでています。でも具体的に、どんなことをすればいいのか?いわゆる「妊活」とは違うのか?知らないことばかりで不安です。
友利先生の知識を少しでもわけていただければ嬉しいです。よろしくお願いします!

「不妊の定義とは?」
不妊というのは、避妊をせずにある程度一定の期間性交渉をして、妊娠にいたらなかったことを指します。一定の期間というのはだいたい1年と言われています。2〜3ヶ月はご自身のタイミングでしてみてください。それでダメだったら一段回ステップしましょうかというというお医者さんもいます。


不妊治療をはじめるのが、30代の前半なのか後半なのか、40代になっているのかですすめるスピードも変わってきます。妊娠するタイミングは1年で12回のタイミングの期間しかありません。その間にそういったことが行なわれるかというのも難しいですし、2〜3ヶ月待って、タイミングみましょうとなっても、20代の頃は時間もありますが、30代後半から40代になったら、その2〜3回だけでもとても大事な期間になってきます。そうなると、男性も女性も生殖機能がおちてきますので、ひとりひとりのご夫婦によってどうやってステップをすすめていくかも大きく変わってきます。


(LOVEちゃんの年齢)35歳が不妊治療をするとしたら?
不妊の原因(万が一なにか疾患のようなものがあれば)それを除外しなければなりません。まずは女性の卵巣、子宮や卵管の検査をしてみて、または不妊になってしまうような甲状腺の問題などを調べること。

男性の精子の量、運動量を調べ、問題がないようであればタイミング法を実施。35歳なので、どうとらえるかは先生にもよりますが、2〜3ヶ月続けても叶わないかった場合、人工授精へ。人工授精は、男性の精子を(病院にもよりますが)選別し優秀なものを女性に戻してあげる。洗浄と呼ばれるようにきれいに洗って女性に戻してあげる。基本的にはお互いに負荷はかかりにくいです。これがファーストステップ。

人工授精で(年齢や施設によって違いはありますが)3回〜5回くらいの間で妊娠に至らなかった場合は、次のステップにすすみます。次はたいがいの場合は体外受精。卵子と精子を採取して、身体の外で受精させて、ある一定のサイズまで大きくして「成熟卵」にしてから受精卵をお腹に戻すという方法です。

体外受精は卵子をとってくるというのがありますので、卵胞を大きくするために少し注射をうったり、麻酔をかけたりと、多少は女性に負荷がかかることもありますし、受精卵を戻すと100%妊娠するのかというとそうではないんです。受精卵まではできるものの、それをお腹に戻して、子宮に着床し、そこから大きくするためにはまた高いハードルがあります。

日本は不妊に治療法はトップレベル。
でもその成績はそんなに高くないのです。それは、はじめる年齢がとてもとても遅いから。不妊治療をしている先生方から言わせると「もうちょっと早くきてくれたら確率も高かったんじゃないか」という先生もいます。

もちろん、結婚していないとかライフスタイルに子どもは・・・という方は全く問題ないのですが、ご結婚をしていて、ある程度子どもが欲しいという明確な意志があれば、年齢に関係なく早めに不妊治療してもおかしくはないと思います。子どもがいる人生も、いない人生もどちらも素晴らしいと思います。でもずっと心の中でどうしようと思っていてタイムリミットがきてしまったというのはイヤだなと思うので、「子どもが欲しい」と思った時に行動に起こすのはとっても大事なことだと思います!


不妊治療は女性主導みたいな形ですが、絶対に男性の協力がないとできないことなので、多くの男性にも知って欲しいことです!


<本日のマミコネ選曲>
▷Miguel ft.Natalia Lafourcade「 Remember Me」
→大切なのは相手を理解すること、話し合うこと。改めて家族の絆を確認できるディズニーピクサーの最新作「Remember Me」の主題歌。


「Mommy’s CONNECTION」
働くママから、プレママまで、日々がんばるママと赤ちゃんにおくる「Mommy’s CONNECTION」。皮膚科・内科の医師であり、二児のママでもあり、さらに、赤ちゃんのためのスキンケアシリーズ「メディスキンベビー」を開発、(株)「メディスキン」代表取締役としても活躍する、友利新先生と毎週火曜日お届けしていきます!
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