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ON AIR BLOG / 2017.04.19 update


今日のトピックは、5月9日に行われる韓国大統領選のお話。 毎日新聞、堀山明子さんに解説していただきました。

Q: もともとソウル特派員出身でしたから、北朝鮮や韓国の報道を担当されるのですか?
A:そうなんです。最初の仕事が、3月31日の朴槿恵前大統領の逮捕でした。 大統領権限を乱用してスポーツ振興の財団の金集めをしたことが 収賄罪にあたるということで、今週初め17日に起訴されました。 大統領選挙は5年に1度、12 月に行われるのですが、 今回は大統領が罷免されたことに伴う前倒しの選挙となりました。

Q:今のところはどんな候補が有力なのですか?
A:候補者は15人いるのですが、主要政党の5人が世論調査の対象になっています。 一番人気は文在寅さんという、最大野党「共に民主党」の 文在寅(ムン・ジェイン)さん、この人はと、第2野党「国民の党」で中道の 安哲秀(アン・チョルス)氏による事実上の一騎打ちという構図になっています。 従来は保革対決だったのですが、今回は朴前大統領の罷免、 逮捕、起訴を受け、与党の支持率が7%まで落ちているので,野党同士の対決になりました。

Q:北朝鮮がこれだけ核実験とかミサイルとか言っていて、 韓国大統領選への影響はどうなんですか。
A:大統領選挙とか総選挙とか、大きな選挙の前に北朝鮮が緊張を巻き起こすことを 韓国では「北風」というのですが、一般的にはこれは保守にとって有利だと 言われてきました。でも、今回で言えば、中道保守の安さんは行政経験がないので 危機管理能力が不安だという世論調査が出ていて、 北風で負けるとのかと思われていた革新系の文さんのほうが、 盧武鉉政権の時の秘書室長だった経験から信頼度が高いのです。

Q:日韓関係が今悪いですが、次期大統領になれば良くなるんでしょうか。
A:文さん、安さん、どちらになっても、日本にとってはまだ難しい外交が続くと思います。 ソウル、釜山の大使館前に建てられた慰安婦像問題で、
昨年12月に慰安婦基金への 10 億円の支援の見返りに、 慰安婦像撤去で努力するという合意がなされました。 今のところ、文、安さんともに日韓慰安婦合意は見直すと言っていますので、 関係改善はすぐには難しいでしょう。いずれにせよ、新政権発足後どうしたら信頼関係をもう一度築けるのか考える必要があります。

北朝鮮も中国もそして韓国も お隣の国なのになぜこううまく行かないのか?国の外交って歴史問題も含めて複雑な要素が重なり合って 本当に難しい。。。
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