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毎日新聞 presents NEWS CONNECTION

ON AIR BLOG / 2017.11.08 update


スイスのシンクタンク、世界経済フォーラムが毎年発表している「世界の男女平等度ランキング」。 日本は女性の政治参加率の低下が響き、144カ国中114位(前年111位)に順位を下げました。このニュースについて、毎日新聞、論説委員 中村秀明さんに「男女平等度、日本は114位に後退」をテーマに解説していただきました。

Q:この順位はどのようにだされたものなんですか?
A:政治や経済、健康、教育の4分野で男女の格差や女性参加率などを比較するものです。日本は健康面が世界一となり、女性の高学歴化で教育面の格差も改善しました。一方で、国会議員や閣僚に占める女性比率の低さが響き、政治分野は123位とおくれています。経済は賃金格差が大きく、企業幹部の女性割合も低くて114位です。
 
Q:ちなみに首位は?
A:首位は9年連続でアイスランド、2位がノルウェー、3位がフィンランド。日本と同じくらいのランクで、よく知られた国は中国100位、インド108位、韓国118位、サウジアラビア138位です。

Q:ランキングには変化があまりないのでしょうか?
A:この話題、実は2年前にもとりあげました。その時、日本は101位でした。「女性が輝く社会」を掲げるのに、一向に前に進んでいないどころか順位が落ちている。日本がなんか悪いことやったというのではなく、他の国が進んだのに、日本はそのまんまということでしょうか。その国の制度や習慣、男女の役割についての意識を反映しているので根深い問題で、見えない厚い壁です。要するに、日本は女性の力を生かし切っていない社会ということですが、裏返せば、男性を必要以上に酷使している社会とも言える。この話題になると、男性の半分くらいは沈黙しつつ、「そう言ってもさあ・・・」と思って現状維持の立場。

しかし「男女の格差縮小は男を救う」と言いたい。たとえば会社での残業や長い会議、反論が言えない空気。過労死するまで働く職場やパワハラには男性の多くもうんざりしている。女性がもっと進出してくれば「世の中は変わる」と言いたい。

*女性の社会進出って実はそういう角度からの見方もあるんですね。女性の社会進出は男性を救うかも。。。

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