XSOL presents

EARTH LOVERS

EVERY SATURDAY 10:50-10:55

私たちが暮らす「地球」。かけがえのないふるさと、地球を愛し続けてきた人がいます。海を愛し、風にのり、太陽の光に包まれてきた人々。彼らは、自然の恵みから啓示を受けて、様々なものを創造(クリエイト)してきました。そんな古今東西の、EARTH LOVERS=地球を愛する人たちが作り上げてきた物語をお届けします。

Vol.52

03/26

大自然の中で演じた不屈の精神


レオナルド・ディカプリオ(俳優)

ハリウッドきっての環境・人権活動家、レオナルド・ディカプリオ。
2013年に俳優業を一時休業した彼は、環境保護活動に力を注いできた。

そんな彼が休業宣言を撤回し、鬼気迫る演技を見せた
『レヴェナント:蘇えりし者』。
アメリカ西部開拓時代、荒野で瀕死の重傷を負った凄腕のハンターが、
自分を置き去りにし、息子の命を奪った仲間への復讐に身を投じる物語だ。

過酷な大自然を舞台にリアリティを追及したことで、最高の仕事ができたこと。
そして、今年度アカデミー賞で悲願の主演男優賞を獲得したほか、
数々の映画賞で高い評価を得たことについて、ディカプリオはこう、語っている。


”大自然の中に入って、すべての経験から詩を引き出すために、
全員があらゆるプロセスに全身全霊で関わった。
こんな形で祝福されるのは、大きな意味があるんだ。”


ディカプリオが演じた、不屈の精神で何度も立ち上がる、“蘇えりし者”。
人間の営みを大自然の静けさが包みこみ、容赦ない荒々しさで眼を開かせる。
それは、この地球に住む私たちにだけ与えられた、特別な時間なのだ。


参考文献:
『レヴェナント:蘇えりし者』
公式サイト http://www.foxmovies-jp.com/revenant/
4月22日よりTOHOシネマズ日劇ほか公開予定 
『レヴェナント:蘇りし者』ニューヨークプレミアの会見より
<現地時間2016年1月6日 AMCロウズ・リンカーンスクエアにて開催>

Vol.51

03/19

フランス・ジヴェルニーの
    庭をカンヴァスにして


クロード・モネ(画家)


光と色彩を追い求めた近代風景画の父、クロード・モネ。
彼は、光や大気によってうつろう色彩と、
それをとらえた視覚に対して、忠実であろうとした。
だから、どんな季節であろうとも、アトリエを飛び出し、屋外で筆をとる。

刻々と変化する空や水面を観察し、受けた印象のまま即興的に描き出す。
自然がもつ普遍の物語と、今、この瞬間の美しさをカンヴァスにとどめる。
前衛的かつ革命的だった彼の手法は、やがて世界を魅了した。

人生の折り返し地点を迎えた43歳で、
モネはパリ郊外の小さな村・ジヴェルニーに移り住み、家と土地を購入。
四季折々の花が咲く「花の庭」や、日本庭園風の「水の庭」を造ることに情熱を注ぐ。


”色彩は終日わたしにつきまとう、喜びであり苦悩である”


今年の春も、木々が小径にもたらすグレイの影に、
チューリップの黄色やデイジーの白が光を添えている。
ジヴェルニーの庭園もまた、彼が残した壮大な印象派の作品だ。



参考文献:
『もっと知りたいモネ 生涯と作品』(高橋明也 監修 安井裕雄 著/東京美術)
『印象派という革命』(木村泰司/集英社)
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