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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2017年4月16日(日)
プロパティ・ホットスポットNo.1はマリルボーンに決定!
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今週末はイースターで四連休中のロンドン。EU離脱によるポンド安の影響で、この週末は外国人観光客で一層賑わうとのこと。昨年のこの時期に比べ、6割増の旅行者を見込んでいるそうです。

EU離脱、Brexitも何のその、スーパーリッチ・ロンドンは10年以後も続くのではとの見通しの中、今週話題となったのは、ロンドン市内の住宅高騰人気ランキング。大手不動産業者が発表した最新レポートによると、王者メイフェア(Mayfair)を追い抜き、1位に輝いたのはマリルボーン(Marylebone)。

ボンドストリート駅付近から北へと延びるMarylebone LaneやThayer Streetに代表されるこのエリア。オックスフォードストリートの喧騒を離れ、おしゃれな裏通りに舞い込んだ感覚が素敵にさりげなく。王道ブランドとは一味違った選りすぐりのショップやレストランが密集し、この街の住人にはマドンナやカイリー・ミノーグ、エリー・ゴールディングなど、多くのセレブも含まれます。

マリルボーン人気の理由として、特筆すべきはセレブの溜り場となったレストラン、チルターン・ファイヤーハウス(Chiltern Firehouse)の存在。2013年にオープンして以来、ゴッド(神)でも予約待ちしなければならない、とまで言われた予約困難なヴェニュー。実際に食したダイナーによれば、シェフは天才との大喝采。4年たった今もトップの座をキープし、一レストランがロンドン全体の不動産事情に影響するなんて、世界のグルメトップ=ロンドンならではの現象ですね。

気になるお値段は3コース・ディナーでしたら£90、およそ12,000円(+飲み物/サービス料)前後が相場。やはりポンド安により断然お得! ちなみに付近のフラットやマンションを買うとしたら数ミリオンポンドだそうです。まずは、お食事で、十分楽しめそうですね。

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