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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2017年4月30日(日)
行列のできるスイーツ、バブルラップ・ワッフルの正体は!?
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先月のオープン以来、行列が後を絶たない、チャイナタウンのスイーツ店。その名は「バブルラップ・ワッフル」。名前通り、まさにバブルラップ(プチプチ)なワッフルなのです。

ロンドン中華街、四六時中賑わうウォードー通り(Wardour Street)。そんな中でも主に若い人たちが列を成し、一際目立つこのスポット。仕事終わりの平日19時頃、「40分も並んだわ、でもゲットできてハッピー!」と言う女性3人組をパチリ!

元々は週末限定のマーケットで出店していたワッフル屋さん。あまりの人気のため、常設デビューを果たすことに。このワッフル誕生の由来は、1950年代後半の香港まで遡ります。卵が貴重だった時代、破損が生じて売り物にできない中身をどうにか生かせないか、との発想が始まりだったとか。60年ものちに、ロンドンのチャイナタウンで大人気を博すなんて、当時の人々は想像だにしなかったでしょうね。

夕食後の時間、だめもとで戻ってみたところ、ウェブでは20時半に終わるとの情報だったのですが、何とまだやってました! 列も19時台に比べて遥かに短く、待つこと10分。中に入ると3人の熱いワッフルソムリエがクリエイトしています。たこ焼き機に似たワッフル機。休む間もなく、焼いては冷まし、クリームやアイス、各種トッピングで仕上げていきます。

定番人気メニューは、苺&クリーム+チョコレートソース(写真)。ほかお薦めは、抹茶クリーム&ジェラート&あんこ、キャラメル&バナナ、アボカド&卵、オレオのトッピング、などなど。組み合わせは無限大で、お値段は£6-7(860円〜1000円)ほど。

実際に食してみると、ワッフルと言えども非常に軽い触感。バブル気泡が最大限に生かされていて、ふわふわなパンケーキ気分。お腹いっぱいでもいけそうな、ポップでバブリーなストリートデザート。一見、一食の価値ありです。www.bubblewrapwaffle.com

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