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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2017年5月14日(日)
スーパー・リッチ層に大人気のジュエリー店が新オープン!
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今週も暑くなったり、寒くなったりのロンドン。サンセットは夜8時半以降なので、大分過ごしやすく、緑や花々がますます彩る季節です。

来月の総選挙にむけて、国の行方が問われる中、今週話題となったのは、世界一高価と言っても過言ではない、ロンドン・ナイツブリッジに新オープンしたダイヤモンド・ブティック。

固定客はナオミ・キャンベルからエルトン・ジョンまで。超一流セレブに愛されてやまないブランドとは、Samer Halimeh(サーマー・ハリメ)。日本には進出していないので、初耳の方も多いかもしれません。

ベイルート出身のファウンダーが繰り広げる眩く輝かしいコレクション。例えば、65カラットのエメラルドをあしらったダイアモンドの指輪「Vivo Pe Lei」は、想定価格が2千万ポンド、日本円にして29億5千万円以上! 65カラットとは可能なのかと思わせますが、お値段も想像を絶する桁ですね。

本社はニューヨーク五番街に構えるハリメ氏。それでも最大規模のショップは、NYでなく敢えてロンドンにおきたかったとのこと。その心とは、ロンドンはNYにも勝る世界的スーパーリッチ軍団が密集する都市であり、同時にヨーロッパ、ロシア、中東、インドからの一流顧客にとってアクセス良好で素晴らしいデスティネーションだから、だそうです。

EU離脱、ポンド下落、ブレグジット。これら負の要素を一蹴し、全て吹き飛ばす勢いのスーパーリッチ層に人気なロンドン。この街の底力を証明するかのようです。

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