8月だというのに、比較的涼しいロンドン。気温は20度前後なので、皮肉にも過ごしやすい季節です。夏はもう終わったのか、、、との深いため息もちらほら。

そんなクールなロンドンの夏。オープンから数ヶ月経った今もなお熱いエクシビションがこれ、ピンク・フロイド展。

現在全米ツアー中のロジャー・ウォーターズ（ベース）はトランプ大統領を批判するステージアートを繰り広げ、USから批判されるも何のその。一方デヴィッド・ギルモア（ギター）は、日本でのポンペイ世界遺産コンサートの追加公演が決定。デビュー50周年のアニバーサリーは未だ活動全開です。

この展覧会では、サイケデリックバンドとして発展した初期のエピソードや映像をはじめ、プライベートな側面やスペクタキュラーなアート・ステージングに至るまでの過程を完全網羅。ファンはもちろん、ファンでなくとも脱帽の展覧会。英国人だったら、ブリティッシュであることを100％誇りに思わせてくれるアーテイスト。英国人でなくとも、このバンドを知って良かったと100％感動させてくれるアート展です。

サウスケンジントン駅最寄りのV&Aでのピンク・フロイド展は、10月1日まで開催中。オープン当初は予約難でしたが、今は比較的フレックスに予約可能なようです。チケットは大人22ポンド。お値段もギグ並みですが、秘話＆秘蔵フィルム含め、バンドの歴史を一挙に体感できる数時間は、絶対に価値あり。お墨付きです！