- 2017年11月12日(日)
- VOGUE初の黒人男性編集長が追及する新しい時代とは?
11月に入り、クリスマス・モードへ突入したロンドン。各ストリートにクリスマス・イルミネーションが灯り、夜の街がきらめく季節です。
さぁプレゼントの準備をしないと、皆そわそわし始める頃。デパートやハイストリートではクリスマス商戦が真っ盛りです。
そんな今週、注目されたのはVOGUE誌の新しい編集長のお話。エドワード・エニンフル氏、101年の歴史上初の男性編集長、且つ、初の黒人編集長なのです。各メディアで取り上げられ、ニュースの顔となりました。
新編集長曰く、人類すべての人種、色、形(体型)、歳、性別をフィーチャーした新しいヴォーグを築いていきたいとのこと。サイズゼロのモデル達がいる世界やメイフェアの超高級店といった煌びやかな局面だけではなく、もっと地に足着いた世界、普段通りの生活に根付いた親しみ深い話題も取り上げていきたい、と主張しています。
ガーナ出身の45歳は、i-D誌にて弱冠18歳でファッション・ディレクターを務めた辣腕エディター。一世紀もの間、常に時代の先端を切り取ってきたブリティッシュ・ヴォーグというキャンバスで、今後どんな軌跡を描いてくれるのか、楽しみですね。