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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2018年2月11日(日)
毎朝の通勤で理想の人を発見したら?
ロンドン発シンデレラ・ラブストーリー
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水曜日はバレンタイン・デー。2月半ばの一番寒い季節に、熱い愛を確かめ合う一日。ということで、先頃ロンドンで話題になった、熱々の実話ラブストーリーをご紹介!

毎朝の通勤電車で理想の男性を見かけたら、、、貴方はどうしますか?

それは2003年のこと。27歳の女性は、毎朝のようにキングスクロス行きの電車に乗り、通勤途中に超素敵な男性を発見。至上最高にハンサムで背の高い彼は、ザ・キラーズのボーカル、ブランドン・フラワーズ似。

毎朝目を合わせようとしても、電車に乗った次の瞬間には読書に耽る彼。顔を上げずに回りを一切見ないタイプ。これでは話しかけるチャンスは皆無です。

考えたあげくに、彼の前で電車の切符を落としてみせる彼女。落ちてから何と7秒後に初めて彼は気づき、「落としましたよ」と。「ありがとう」と言うのがやっとで、顔も見られず仕舞いに。

勇気を振り絞った彼女は、紙にメッセージを書いて渡すことを決心します。「いつか一杯でもいかがでしょうか」とメールアドレスを添えて。満員の通勤電車の中「すみません、これ、渡してもいいですか?」「え、Sorry?」一瞬戸惑ったものの、彼はそのメモを受け取ります。

同日夕方5時にメールが。題名は「電車の男」。心臓がはち切れそうになる彼女。「残念ながらお誘いを受けることはできません。付き合っている人がいます」と。がっくり、仕方なく。立ち直るまでに時間がかかります。

しかし、その8ヵ月後に奇跡が。彼から再度メールが到着。「もしも、一杯にまだ興味があったら、行きませんか」と。その後彼女とは別れ、半年間付き合っている人はいないとのこと。

週末にデートを約束し、その後は愛の逸話のオン・パレード。数年後には結婚し、子供2人に恵まれ、現在も家族4人で幸せに暮らしているそうです。

うそみたいな本当の話。先日、この物語「The Note」(Zoe Folbigg著)は本として出版されました。「女性からも勇気を持って告白すべし! 失うものは何もないのだから」と本人・著者のゾーイさん。人生何が起こるか、分からないものですね。ハッピー・バレンタインhttp://podcasts.tfm.co.jp/podcasts/tokyo/lu/heart.png

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