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LETTER from UK ロンドンの街の“今”をお届け。

2018年4月15日(日)
ロンドン・マラソンにみられる普段着のチャリティ精神とは?
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4月半ばだというのに、春爛漫にもう一歩届かないロンドン。今週後半、ようやく20度を超えそうなので、公園でのピクニックやパークライフが待ちきれない日々です。

そして週末22日(日)に開催されるのがロンドン・マラソン。グリニッジ公園からスタート、タワー・ブリッジでテムズ河を超え、フィニッシュラインはバッキンガム宮殿近く(写真)。今年はどんなドラマを展開してくれるのでしょうか。

マラソンというと、日本では自分自身や家族のために全力で走るイメージがありますが、ロンドンでは、例えばコスプレや着ぐるみをまとって走ったりと、皆で笑って楽しもうという雰囲気もあります。本当にこれで走るの?というコスチュームを物色するのも愉しみの一つ。

また各ランナーの主要目的のうち圧倒多数なのは、チャリティ。「今年は、自閉症の子供たちが通う学校のチャリティのために走ります」とか、「自分は若くしてガンになりましたが、幸運にも完治。当時お世話になったガン克服サークルのために走ります」等々。チャリティで完走目指すので、この別リンクから是非私に寄付を!という仕組みです。

個人レベルのチャリティが普通にさかんなロンドン。それは特別でなく、毎日の日常生活で感じられること。隣人を助け合うキリスト教精神の表れなのでしょう。あっぱれ、ロンドン!

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