2018年6月17日(日)

「No Tears Left To Cry」

Ariana Grande

昨年5月に自身のマンチェスター公演で起こった爆破テロ事件後、初めてリリースしたナンバー。アップテンポなリズムと、歌詞に、彼女の決意と思いが詰まっています。
『No Tears Left To Cry』というタイトルは“もう流す涙は残っていない”という意味。
“私の体の中には一滴も涙なんて残っていない　全部流して、すごくいい気分なの　だから、誰が、いつ、何をしかけてこようと構わない　私たちは　みんなで楽しむの”
世界がひっくり返るような経験をし、暗闇に突き落とされた彼女が、その辛い経験に押しつぶされることなく、今までと同じように人生を楽しむ姿を見せることで負の連鎖を断ち切ろうとする意思を感じる歌詞です。
“あなたにも私と一緒に来てほしい　私たちはそこから抜け出したんだから”
まだ20代の彼女が背負うにはあまりに辛い出来事だからこそ、今の彼女の強い願いが多くの人の心に届くことを願っています。