Luxe of My Life

Luxe of My Life

Article -Luxe of My Life-

23 Dec.2018

Vol.12 草刈民代さん(女優)



バレリーナとして、日本のみならず世界を舞台に活躍されてきた草刈民代さん。
ここ数年、その舞台を演技の世界に移し女優として活躍する中、生活のリズムも大きく変わり、意外な瞬間に「幸せ」を感じているそうです。


草刈さんのお住まいは、リビングやダイニングの他に、映画監督である旦那様とは、それぞれの仕事部屋があり、これまでは、別々に自分の部屋で仕事をしていたそうです。今年は歌にも挑戦されている草刈さん。
最近は、リビングに電子ピアノを置き、先生にも来てもらって、レッスン場になっているのだとか!

仕事もプライベートも充実した時間を過ごされている中、
改めて、心地よく過ごせるのは「我が家」ということを実感されているそうです。

というのも、バレリーナとして活躍されていた頃は、稽古場にいたり、地方や海外の公演も多く、
自宅に戻っても「どこが自分の居場所なのか?」という不思議な感覚を持っていたそうです。
踊ることを辞めてから、最近、やっと自宅が「自分の居場所」だと実感するようになったとか。

ご自宅で過ごす中、どんな時に幸せを感じるか、、、それは「怠惰な自分でいる時」なのだとか。
バレエをやっていた頃は、踊っていなくても、常にスイッチが「オン」になっていたのだそうです。
「オフ」になると体が緩み過ぎたり、動けなくなったらどうしようと、常に不安がつきまとっていて、
心の底からリラックスすることはあまりなかったそうです。
ところが、今は、力を抜くときは徹底的に抜くことが出来るようになった。
ドラマや舞台が終わって一区切りという時には、「こんなに怠惰に過ごして良いのだろうか?」と思うほど、本当に何もしない日を作るのだとか。

「こんな自分で本当に良いのか」と、危機感を感じるまで怠惰に過ごすというのも、
実はエネルギーが充電されているのかな、と思うようになったそうです。
そうやって「オン・オフ」をはっきりさせられるようになった、そういう時間も最近では気に入っている時間なのだそうです。

Profile―プロフィール―


草刈民代さん

1965年生まれ。東京都出身。
8歳でバレエを始め、牧阿佐美バレヱ団に入団。世界各地で ゲストバレリーナとして客演。以降、牧阿佐美バレエ 団 公演 他、レニングラード・バレエシアター、 モスクワ音楽劇場、レニングラード国立バレエ、新国立劇場バレエなどにゲスト出演。
96年に 映画「Shall we ダンス?」(周防正行監督)に主演。社会的現象になるほど話題の作品となり、日本アカデミー賞主演女優賞ほか数々の賞を受賞。2009年以降、本格的に女優として活動。
日本人バレリーナの新たな可能性を示し、バレエ界引退後は女優だけでなく、公演プロデュース、写真集出版など多岐にわたる活動を続けている。
さらに2019年は歌手として活動の幅も広げ、ファーストライブが決定。日本を代表する音楽家・プロデューサーの島健を音楽監督に迎え、ジャズ、ミュージカル・ナンバー、シャンソンなど珠玉の名曲の数々をお届けする。2019年4月6日(土)、7日(日)コットン・クラブにて。
Luxe of My Life

Message―メッセージ―

番組では皆様からの感想・メッセージをお待ちしております。

MORE

Listen―シェアラジオ―

聴き逃した放送を家族や友人でシェアしよう!ラジオ番組放送後、過去1週間に限り、いつでも、後から聴取できます。

LISTEN NOW

  • Facebook
  • twitter